【2026年版】SEO内部対策の教科書|検索上位を狙うチェックリストと施策25選
「良質な記事を書いているはずなのに、なぜか検索順位が上がらない…」という悩みを抱えていませんか?
SEOにおいて、高品質でユーザーファーストなコンテンツ作りはもちろん大事ですが、前提としてGoogleに正しく評価してもらうための土台が必要です。
内部対策は、まさしくメディアの土台を作る作業だといえるでしょう。
とはいえ、メディアの課題によって必要となる内部対策は異なります。そこで、当記事ではチェックリストを設けながら、以下の内容についてまとめました。
- 内部SEOの概要
- Googleにクロールしてもらうための対策
- 記事をランキングに掲載してもらうための対策
- ユーザーが記事を読みやすくする施策
最後まで読めば、あなたのメディアで実施すべき内部対策や具体的なやり方、エンジニアに依頼する方法まで丸わかり。
内部対策はなんだか難しそうだと感じて一歩踏み出せない方や、イマイチ重要性がわからず取り組めていない方は必見の内容です。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO対策を支援。BtoB・スクール・EC等、幅広い業界の検索順位改善・オウンドメディア構築を手掛ける。KADOKAWA出版『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』著者。
EXTAGE株式会社では、内部対策を含めたSEO対策向けのチェックリストを用意していますので、併せて参考にしてください。
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2026年のSEO内部対策で変わったこと
SEOのルールは毎年アップデートされています。
今のサイトに最適な内部対策を施していくためには、トレンドと変化を押さえておく必要があります。
2026年現在、押さえておくべきポイントは以下のとおりです。
- AI Overview時代のクロール最適化
- Core Web Vitals 2026年基準
- 生成AIコンテンツへのGoogleの対応
AI Overview時代のクロール最適化
2024年から試験的に導入されてきたAI Overviewですが、2026年1月時点ではすでに多くのクエリで表示されています。内部対策で意識すべきポイントも変わってきたといえるでしょう。
- 構造化データの重要性が増加
- 見出し構造の明確化
- 簡潔な回答文の配置
これまでの検索結果で1位を取るだけでなく、「AIに引用されるわかりやすいコンテンツを作る」という新しい目標が加わりました。
とはいえ、AIOに引用されることはサイトを上位表示させることに等しいです。
福田卓馬引き続き、検索結果での見え方は意識していく必要があるでしょう。
コアウェブバイタルの刷新
Googleのページ体験指標「コアウェブバイタル」も、どんどん基準が更新されています。そこまで最近ではないですが、2023年5月10日にはコアウェブバイタルの指標が「FID」から「INP」に差し替えられました。
当初は、入力の遅延のみ計測されていましたが、INPでは「入力遅延時間+処理遅延時間+表示遅延時間」とより幅広い範囲の表示スピードが評価されます。



コアウェブバイタルは直接的なランキング要因ではありませんが、ユーザー体験に影響するため、間接的にSEO効果に関わってきます。
生成AIコンテンツへのGoogleの対応
AIが登場した当初は「AIによって作られたコンテンツは評価されないのではないか」という憶測が飛び交いました。
しかし、現在ではChatGPTなどの生成AIを使ったコンテンツ制作が一般化し、AI生成されたコンテンツでもユーザーの役に立つなら評価されるという一般認識が築かれています。
Googleでも、次のようにAIの使用自体は問題ないと明記されています。
AI や自動化は、適切に使用している限りは Google のガイドラインの違反になりません。検索ランキングの操作を主な目的としてコンテンツ生成に使用すると、スパムに関するポリシーへの違反とみなされます。
だからこそ「そのコンテンツは誰が書いたのか」「その情報の裏どりができているか」がより重視されるようになっています、
SEO内部対策とは?
結論として、良いコンテンツを作っているのに検索順位が伸び悩むのであれば、原因はサイトの土台にあります。
SEOには以下の3つの対策があり、どれか一つでも欠けると成果は出ません。
- 内部対策(サイトの土台)
- 外部対策(他者からの信頼)
- コンテンツSEO(内装・中身)
どんなに豪華なコンテンツを揃えても、土台がグラグラだと良いサイトとはいえません。まずは内部対策の全体像をしっかり把握して、あなたのサイトに何が足りないのかを見極めていきましょう。
内部対策と外部対策の違い
SEOにおける内部対策は「サイトの中身」を、外部対策では「サイトの評判」を改善する点が異なります。
| SEO対策の種類 | 大まかな内容 |
|---|---|
| 内部対策 | タグの最適化、サイト構造などによってサイト自体の評価を高める |
| 外部対策 | 被リンクや周囲からの言及などを通じて、外部からの評価を高める |
内部対策と外部対策の最大の違いは「自分でコントロールできるかどうか」です。
内部対策は、HTMLタグの最適化やサイト構造の改善など、自社サイト内で完結しますが、外部対策は他のサイトから被リンクなどを獲得する施策が中心です。
他のサイトから自社サイトに遷移させるリンクのこと。バックリンクとも呼ばれる。
第三者からの評価に依存するため、自社の努力だけでは思い通りにいかないことも多いのが現実です。



コンテンツの効果を最大化するには、外からの評判よりも、まずは内部対策でマイナス部分をゼロにするのが先決です。
もし当記事を読んで、内部対策がバッチリだと感じたら「SEOの外部対策について」の記事もあわせてみてください。


質を高めても順位が上がらない土台の問題
内部対策が重要なわけは、サイトの根幹に関わってくるためです。
前提として、どんなに素晴らしいコンテンツを作っても、Googleのクローラーに見つけてもらえなければ、検索結果には表示されません。
サイトを巡回して、評価するかどうかを決めるロボットのこと。
Googleでは、以下の順番でページを見つけて登録し、ランキングに表示しています。


Googleにサイト構造が伝わっていない、またはページがサイト内で孤立しているなどの問題があると、評価される土俵にすら立てないののです。
SEOに対する知識がないと、知らず知らずのうちに、Googleに評価されづらい内部構造になってしまっている可能性は高いでしょう。



手塩にかけて作った記事が埋もれてしまうのはもったいないので、内部対策ができているか必ず一度はチェックしておきましょう。
逆に言えば、内部的な問題を解決するだけで、これまで評価されなかったコンテンツが一気に上位表示し始めるケースも少なくありません。
コンテンツSEOと内部対策の連携・優先順位について詳しく知りたい方は「コンテンツSEOの手順」をご覧ください。


SEOの内部対策のチェックリスト
一言で「内部対策」と言っても、施策は多種多様です。
メディアの運営状況によって必要な内部対策は変わってきます。まずは以下のチェックリストに基づいて、何から優先的に対策すべきかを明確化しましょう。



ブログメディアから大規模なデータベース型サイトにまで適用できるチェックリストをまとめています。
内部対策のチェックリストを見る
| 対策 (タップで詳細を見る) | 特に注意すべきサイトタイプ | 内容 |
|---|---|---|
| 1. XMLサイトマップを登録する | すべてのサイト | GoogleサーチコンソールにXMLマップを送信できているか |
| 2. インデックス登録をリクエストする | すべてのサイト | ランキングに表示したいページがインデックスされているか |
| 3. robots.txtで不要ページのクロールを防ぐ | すべてのサイト | 不要なページがクロールされていないか |
| 4. htaccessでスパム対策する | すべてのサイト | 明らかにスパム攻撃を受けていないか |
| 5. サイトの更新頻度の向上 | すべてのサイト | サイトを毎月数回程度は更新できているか |
| 6. リダイレクトを設定する | すべてのサイト | 不要な記事が上位表示されていないか/似た記事が重複していないか |
| 7. パンくずリストでサイト階層を明確化する | データベース型サイト | パンくずリストがきちんと設置されているか/パンくずリストの内容は最適化されているか |
| 8. 内部リンクを最適化する | ブログサイト | 内部リンクが必要なタイミングで設置されているか |
| 9 .適切なアンカーテキストを設定する | ブログサイト | リンクのアンカーテキストは対策キーワードを意識できているか |
| 10. 404エラーページを適切に設定する | すべてのサイト | 404エラーページを用意できているか |
| 11. ディレクトリ・サブドメインを使い分ける | すべてのサイト | サブディレクトリ・サブドメインの関係が適切になっているか |
| 12. noindexとnofollowタグを使い分ける | すべてのサイト | noindexとnofollowタグを適切に使えているか |
| 13. タイトルタグにキーワードを配置する | すべてのサイト | タイトルに対策キーワードが含まれていないページはないか |
| 14. メタディスクリプションで記事内容を概説する | すべてのサイト | メタディスクリプションが設定されていない記事はないか |
| 15. hタグ(見出しタグ)を正しく配置する | ブログサイト | 見出しタグがわかりづらいページはないか |
| 16. 画像にはALTタグを付与する | すべてのサイト | 主要ページの画像にaltタグが設定されているか |
| 17. カノニカルタグ(canonical)でURLを正規化する | データベース型サイト | 重複しているページにcanonicalタグを設定できているか |
| 18. 重複コンテンツを解消する | すべてのサイト | 重複コンテンツがないか/重複コンテンツに適切に対処できているか |
| 19. 構造化データマークアップを実装する | すべてのサイト | 主要なページに構造化マークアップが実装されているか |
| 20. 内容が伝わりやすいパーマリンク設定 | すべてのサイト | 各ページのパーマリンクが適切に設定されているか |
| 21. ページネーションを設定する | データベース型サイト | 一覧ページにはページネーションが設定されているか |
| 22. モバイル対応とレスポンシブデザイン | すべてのサイト | 主要ページをスマホで見たときに見づらい部分はないか |
| 23. ページ表示速度の改善 | データベース型サイト | PageSpeed Insightsのスコアが著しく低くないか |
| 24. セキュリティ対策の常時SSL化 | すべてのサイト | サイトが常時SSL化しているか |
| 25. グローバルナビゲーションの設置 | すべてのサイト | グローバルナビゲーションを設定できているか |
すべてのページですべての項目をチェックするのはリソースの関係上難しいため、まずはトップページ、およびアクセスを集めている10〜30ページを対象に調査してみてください。



調査には時間がかかりますが、取り組む価値があります。
なお、チェックリストをコピーして書き込みながら使用したい、または社内で共有したい場合は、こちらのダウンロードリンクからコピーしてください。
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支援実績から見る効果が出やすい施策TOP5
実施すべき内部対策はケースバイケースとはいえ、それでは具体的な優先順位がわからず「結局どこから手をつければいいの?」で終わってしまいます。
そこで、EXTAGEがこれまで支援してきたサイトのデータを集計し、実際に効果が出やすかった施策のランキングを作成しました。
| 施策 | 平均的な効果 | 実施サイト数 |
|---|---|---|
| 1位:内部リンク最適化 | 平均順位+8.2位 | 30社 |
| 2位:リダイレクトによる評価集積 | 平均順位+7.5位 | 15社 |
| 3位:canonicalタグによる正規化 | 平均順位+6.7位 | 10社 |
| 4位:ページ速度改善 | 直帰率-15% | 10社 |
| 5位:XMLサイトマップ最適化 | インデックスページ数+34% | 8社 |
特に、サイトの全体設計を見直し、内部リンクを貼り直す作業は自社でも実施しやすいうえに、アクセス数・コンバージョンの両方に作用します。



上記のデータを参考にして優先順位をつけていきましょう。
SEOの内部対策①:クロールの最適化
SEOの内部対策には「Googleクローラーの巡回を促進する」ための対策があります。
クローラーがサイトを巡回してくれないと、検索エンジンにサイトが載りません。まずは、サイトがクローラーに見てもらえる状態になっているかを確認していきましょう。
- XMLサイトマップを登録する
- インデックス登録をリクエストする
- robots.txtで不要ページのクロールを防ぐ
- htaccessでスパム対策する
- サイトの更新頻度の向上
- リダイレクトを設定する
- パンくずリストでサイト階層を明確化する
- 内部リンクを最適化する
- 適切なアンカーテキストを設定する
- 404エラーページを適切に設定する
- ディレクトリ・サブドメインを使い分ける
- noindexとnofollowタグを使い分ける
1. XMLサイトマップを登録する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 約15分 |
| 必要スキル | GSCの基本操作 |
| 効果実感 | 3〜7日後 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
XMLサイトマップを登録することで、クローラーがあなたのサイトを見つけやすくなります。
検索エンジン向けの「サイトの案内図」のこと。サイトのURLや構造などが載っており、Googleサーチコンソールというツールにて送付することで、クローラーにサイト構造を伝える役割がある。
WordPressでXMLサイトマップを簡単に生成するなら「Google XML Sitemaps」という専用プラグインを利用するのをおすすめします。
「Google XML Sitemaps」を利用したサイトマップの登録手順は、以下のとおりです。
まずはWordPressの管理画面にアクセスして、左メニューの「プラグイン」を開きます。
次の画面で「新規プラグインを追加」をタップします。


画面の中央あたりにある検索窓に「Google XML Sitemaps」と入力すると、プラグインが表示されます。
似たようなプラグインがいくつかありますが、黄緑色のアイコンのものを選んで「今すぐインストール>有効化」の順番でクリックします。


プラグインをインストールしていると、左メニューの「設定」の中にXLM-Sitemapの項目が表示されます。


クリックしてプラグインにアクセスしたのち、画面の中央あたりにある「サイトマップインデックスファイルのURL:」の後に表示されているURLをコピーします。


Googleサーチコンソールを開き、左メニューの「サイトマップ」をクリックします。


「新しいサイトマップの追加」の部分に、先ほどコピーしたサイトマップのURLの一部を貼り付けて、送信をクリックします。


制作した記事をクローラーが読み込むためにもサイトマップは必要なので、忘れずに登録を済ませておいてください。
2. インデックス登録をリクエストする
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 1ページあたり約2分 |
| 必要スキル | GSCの基本操作 |
| 効果実感 | 数時間〜数日後 |
| 優先度 | ★★★★★(新規・更新ページは必須) |
Googleサーチコンソールで、評価してほしいページのインデックスをリクエストしましょう。
Google公式が提供しているツール。ページが検索結果に表示されているかどうかがわかる。



クローラーに「新しいページができたので見に来てください」と伝えることで、いち早く評価してもらうことが可能になります。
リクエストのやり方を詳しくまとめました。


あらかじめインデックス登録してほしいページのURLをコピーしておいて、画面上部の入力欄に貼り付けましょう。
ページがまだインデックス登録されていない、つまりランキングに表示される状態になっていないと「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。
画像のように表示された場合は「インデックス登録をリクエスト」をタップして、リクエストしましょう。


クローラーは世界中のサイトを自動で巡回しているため、自社サイトで新しいページをアップロードしたからとすぐに見に来てくれるわけではありません。
時間短縮を図るためにも、インデックス登録のリクエストでクローラーの巡回を促してください。
3. robots.txtで不要ページのクロールを防ぐ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 約20分 |
| 必要スキル | FTPまたはサーバー管理画面の操作 |
| 効果実感 | 1〜2週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(大規模サイトは優先) |
Googleサーチコンソールにインデックス未登録のページが大量に載っている場合、robots.txtによって検索結果に表示する必要のないページへのクロールを拒否しましょう。
クローラーに「このページは巡回しなくていいですよ」と伝えるための設定ファイル。
不要なページへのクロールを避ければ、その分重要なページにクローラーのリソースを集中させられます。つまり、重要なページが評価されやすくなるのです。



このリソースのことを「クロールバジェット」と呼び、大規模サイトでは特に意識すべきポイントとなります。
たとえば「/admin/」「/test/」「/wp-admin/」がついたページへのクロールを拒否したいときの記述例を見てみましょう。
| User-agent: * Disallow: /admin/ Disallow: /test/ Disallow: /wp-admin/ Allow: /wp-admin/admin-ajax.php Sitemap: https://example.com/sitemap.xml |
ただし、robots.txtでクロールを拒否しても、他サイトからリンクされている場合はインデックスされる可能性があります。
完全にインデックスさせたくない場合、後述するnoindexタグと併用しましょう。
4. htaccessでスパム対策する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 約30分〜1時間 |
| 必要スキル | .htaccess編集、正規表現の基礎 |
| 効果実感 | 即日(不正アクセス軽減) |
| 優先度 | ★★★☆☆(スパム被害がある場合は優先) |
Googleサーチコンソールで不自然なインデックス未登録のページが大量生成されている場合、スパムが発生している可能性があるので、状況を見ながら.htaccessで対策しましょう。
Webサーバーの動作を制御する設定ファイルです。
参考までに、弊社では海外からの悪質なボットによって「代替ページ(適切な canonical タグあり)」のページが大量生成されていました。


特定の国やIPアドレスからのアクセスを遮断する記述例は以下の通りです。
| <RequireAll> Require all granted Require not ip 123.456.789.0/24 </RequireAll> |
また、悪質なボットのUser-Agentを指定してブロックする方法もあります。
| RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (悪質なボット名) [NC] RewriteRule .* – [F,L] |
ただし、.htaccessの編集はサーバー動作に直接影響するため、慎重に実施しましょう。
ファイルを変更するときは、必ずバックアップを取っておき、変更後にサイトが動かなくなってしまったらすぐ元に戻して、記述を見直してください。



記述方法やファイルのいじり方がわからない場合、プロに依頼するのが無難です。
5. サイトの更新頻度の向上
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 実装時間 | – |
| 必要スキル | コンテンツ企画・ライティング |
| 効果実感 | 1〜3ヶ月後 |
| 優先度 | ★★★★☆(重要) |
定期的にコンテンツを追加したり、既存のページをブラッシュアップしたりすることで、サイトの更新性をクローラーにアピールしましょう。
クローラーは、より頻繁に新しい情報が追加されるサイトを優先的に巡回する傾向があります。
なお、サイト別の更新頻度の目安は以下のとおりです。
- オウンドメディア:1~2週間に1回
- コーポレートサイト:毎月~年ごと
- ECサイト:季節の変わり目やイベントごと
更新頻度を保つことで、クローラーが自社サイトに訪問してくれる回数を増やせます。
ただし、日付を更新するだけ、内容のない記事をとりあえずアップするだけといった、簡易的な情報追加ではあまり意味を持ちません。
新しいデータを追加する、トレンドに合わせて内容を見直す、読者からの質問を反映するなど、実質的な価値向上を伴う更新を心がけましょう。



継続的な更新は、クロール頻度の向上だけでなく、サイト全体の評価を高めることにもつながります。
6. リダイレクトを設定する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 1件あたり約5分 |
| 必要スキル | .htaccess編集、301/302の理解 |
| 効果実感 | 即日(転送)、評価引継ぎは2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★★(URL変更時は必須) |
リダイレクトとは、特定のURLにアクセスしたユーザーや検索エンジンを、自動的に別のURLへ転送する仕組みのことを指します。
サイトを運営していると、似通ったコンテンツを統合したり、サイト自体を新しいドメインに移転したりすることがあるかもしれません。
その際にリダイレクトを設定しておかないと、古いURLにアクセスしたユーザーは「404 Not Found(ページが見つかりません)」というエラーページに到達することになります。
ほかにも、リダイレクトは評価されたくないページが上位表示されているとき、流入を集めたいページに遷移させる目的でも利用可能です。



弊社の事例では、リダイレクトの設定で購買につながる商品一覧ページに遷移させるようにした結果、売上アップはもちろん検索順位が13位から3位に上昇しました。
サイト構造によるリンクジュースの受け渡しとSEO効果について知りたい方は「リンクジュースの受け渡しとSEO効果」を参考にしてください。


7. パンくずリストでサイト階層を明確化する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 約30分〜1時間 |
| 必要スキル | WordPressプラグインまたはHTML/CSS |
| 効果実感 | 1〜2週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(重要) |
ページの上部、または下部には必ずパンくずリストを設置しましょう。
「ホーム > カテゴリ > 記事タイトル」のように、現在のページがサイト内のどこに位置しているかを示すナビゲーションのこと。
パンくずリストには、主に2つの重要な役割があります。
- ユーザー向け:現在地がわかり、上位階層へ簡単に戻れる
- クローラー向け:サイトの階層構造を正しく理解できる



読者とクローラーのどちらにもわかりやすいサイトになるため、必ず設置しておきましょう。
なおWordPressのテーマによっては、SEOのパンくずリストが最初から組み込まれているものもあります。
もし見当たらなければ、プラグインを使って以下の手順で設定しましょう。
- プラグインで「Breadcrumb NavXT」を検索する
- 今すぐインストールをクリックして有効化
- 固定ページにブロックを挿入
- 「ページ属性」で親ページが選択されているか確認
- プレビューで確認
パンくずリストの設定はすぐに終わる作業なので、今すぐ終わらせてしまいましょう。
より設置方法について詳しく知りたい方は「SEOに効果的なパンくずリストの設置位置」を参考にしてください。


8. 内部リンクを最適化する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 1記事あたり約30分 |
| 必要スキル | CMS管理画面の操作 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
関連性のあるページ同士を内部リンクで繋げることで、ユーザーやクローラーがサイト内を回遊しやすくなり、サイト全体の評価が高まります。
自サイト内のページ同士をつなぐリンクのこと。
内部リンクを最適化するポイントは、以下のとおりです。
- ページ同士の関連性を重視する
- 重要なページへリンクを集める
- 構造を分かりやすくする
SEOでは、関連性の高い記事同士でメッシュ構造のようにリンクを張り巡らせる「トピッククラスターモデル」が基本です。


特に、まとめページや商品が売れやすいページのような、重要なページに対しては内部リンクを多めに設置しましょう。
また、サイト内の構造は複雑化しないように、ツークリックですべての記事にアクセスできるように整理します。
サイト内のカテゴリーが増えて階層が多くなると、クローラーが記事を見つけられないため、Googleへの登録が遅くなります。
リンク切れを設定する
サイト内にあるリンク切れは、ページを削除したりURLを変更したりした際に発生します。また、外部サイトのメディア運営停止などで、リンク切れとなることもあります。
ユーザーが目的のページにたどり着けないだけでなく、サイトの信頼性低下やSEOにも悪影響を与えるため、定期的な確認が重要です。
1ページずつ確認する際は、リンクチェッカーやDead Link Checkerなどで、調査したいページのURLを入力するだけで該当箇所が探せる無料ツールを利用するといいでしょう。



しかし、まとめてチェックしたいなら、有料にはなりますがAhrefsといった専門ツールの使用も有効です。
リンク切れを発見したら、正しいページへ修正するかリンクを削除するかの対策をしましょう。
9. 適切なアンカーテキストを設定する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 1リンクあたり約2分 |
| 必要スキル | SEOライティング基礎 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(重要) |
アンカーテキストは、リンク先のページ内容をGoogleに伝える重要なシグナルです。
リンクが設定されているクリック可能な文字列のこと。
「こちら」や「詳しくはこちら」ではなく、ページ先の内容や対策キーワードがユーザーやクローラーに伝わるようなテキストを設定しましょう。
参考までに、良いアンカーテキストと悪いアンカーテキストを比較してみました。
| 評価 | 例 | 理由 |
|---|---|---|
| 悪い | 詳しくはこちら | リンク先の内容が伝わらない |
| 悪い | https://example.com/seo-internal/ | URLだけでは意味が分からない |
| 良い | SEO内部対策の基本を解説した記事 | リンク先の内容が明確に伝わる |
| 大変良い | 内部対策の具体的な実施手順 | キーワードを含みつつ自然な表現 |
適切なアンカーテキストは、ユーザーの利便性向上とSEO効果の両方に貢献します。
10. 404エラーページを適切に設定する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 約30分〜1時間 |
| 必要スキル | HTML/CSS、CMS設定 |
| 効果実感 | 即日 |
| 優先度 | ★★★☆☆(推奨) |
404ページとは、削除されたページなどにアクセスした際に表示される「ページが見つかりません」といったエラーページのことです。
エラーが表示されたとき「Not Found」だけしか表示されないと、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
オリジナルページを用意し、トップページへのリンクやサイト内検索窓、人気記事一覧などを設置して、離脱を防ぎましょう。



サイト内の他のページへ案内することで、ユーザビリティの低下を防ぎます。
なお、サイトの他ページとデザインを統一しつつ、エラーであることが明確にわかるようにしておくこともポイントです。
11. ディレクトリ・サブドメインを使い分ける
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★★☆(上級者向け) |
| 実装時間 | 設計段階で数時間〜数日 |
| 必要スキル | サイト設計、サーバー設定 |
| 効果実感 | 1〜3ヶ月後 |
| 優先度 | ★★★☆☆(新規サイト・大規模改修時に検討) |
サイト内で、新しいコンテンツを立ち上げる際、「サブディレクトリ」と「サブドメイン」のどちらを使うべきか慎重に検討しましょう。
| 種類 | URL例 | 特徴 |
|---|---|---|
| サブディレクトリ | example.com/blog/ | 本ドメインの評価を引き継ぐ |
| サブドメイン | blog.example.com | 別サイトとして扱われる傾向がある |
サブディレクトリは、本体サイトと関連性の高いブログ・オウンドメディアを新しく追加するときに使用します。これまで運用してきたサイトの評価を受け継げるのが特徴です。
反対に、サブドメインは本体サイトとあまり関係のないテーマのサイトを立ち上げたいときに使います。



たとえば、金融サイトがクレジットカードを扱うサブブログを立ち上げるなら、サブディレクトリで問題ありません。
本体サイトと新しく立ち上げるサイトの関連性が高いなら、ドメインの評価を受け継げるサブディレクトリを選ぶのがおすすめです。
12. noindexとnofollowタグを使い分ける
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 1ページあたり約5分 |
| 必要スキル | HTML基礎、meta robotsの理解 |
| 効果実感 | 1〜2週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(重複・低品質ページがある場合は優先) |
問い合わせページや問い合わせ完了ページをはじめ、検索結果に表示する必要がないページには「noindexタグ」を付与しましょう。
特定のページを検索エンジンから除外するために使用するタグのこと。
noindexを付与したい記事の例は、以下のとおりです。
- サイト設計に合わない記事
- 他記事と重複しているコンテンツ
- サイトマップ
- サンクスページ(会員登録してくれた際に到達するページ) など



検索結果に表示させる必要のないコンテンツに対して設定することで、サイト全体のSEO評価を下げるリスクを低減させられます。
一方の「nofollowタグ」は、リンクした先にSEOの評価を渡したくないときに使用します。
たとえば、アフィリエイトのリンクを貼る際などは、nofollowタグを付与するのが一般的です。
なお、noindexを設定したページを別のページで内部リンクとしてつなぐ際には、クローラーに「リンク先は評価対象ではない」と伝えるためnofollowにするのを忘れないようにしてください。
各タグの使い分けについては「no index no followのタグの正しい使い分けと注意点はこちら」をご覧ください。


ページがうまくクロールされない際は、EXTAGEの『SEO大全』も併せてご覧ください。内部対策を含め、サイトが評価されるためのノウハウが網羅されているので、売上につながるオウンドメディア構築に役立ってくれること間違いなしです。
SEOの内部対策②:インデックスの最適化
SEOの内部では、ページを正しくインデックスしてもらうことも大切です。具体的な内容は、以下の7つです。
- canonicalタグを使用し重複コンテンツを防ぐ
- noindexタグを設定する
- 構造化マークアップを行う
- 1記事1キーワードで書く
- 見出しタグを適切に使う
- 画像のaltタグを設定する
- 記事に合ったパーマリンクを設定する



知っていればすぐに対応できるので、参考にしてみてください。
13. タイトルタグにキーワードを配置する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 1ページあたり約10分 |
| 必要スキル | CMS管理画面の操作 |
| 効果実感 | 1〜2週間後 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
記事1キーワードで執筆すると、狙ったキーワードがわかりやすく、Googleから認識されやすいです。
一方、複数のキーワードを狙って執筆すると、読者とGoogleのどちらにも内容が伝わりません。
たとえば、キーワードが「筋トレ やり方」の場合は「筋トレ 食事」「筋トレ ダイエット」など、別の要素を組み込まないようにしましょう。
対策キーワードをクローラーに伝えられて、なおかつユーザーにクリックされやすいタイトルの特徴は、以下のとおりです。
- 対策キーワードを左側に配置する
- 文字数は30文字前後にする
- ユーザーの検索意図に応える内容にする
- サイト内で重複しないようにする
タイトルのクリック率は、Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」から調べられます。



タイトルのクリック率が悪い場合、タイトルを調整してみましょう。
14. メタディスクリプションで記事内容を概説する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 1ページあたり約10分 |
| 必要スキル | CMS管理画面の操作 |
| 効果実感 | 1〜2週間後(CTR向上) |
| 優先度 | ★★★★☆(重要) |
メタディスクリプションは順位に影響しませんが、検索結果でのクリック率に影響するため、間接的にアクセスに寄与します。
検索結果でタイトルの下に表示される説明文のこと。
効果的なメタディスクリプションを書くポイントは以下の通りです。
- 文字数は120文字前後
- 狙いたいキーワードを自然に含める
- 記事の内容を端的に要約する
- 行動を促す言葉を入れる
メタディスクリプションを設定していないと、Googleがページ内容を自動的に抜粋してしまうため、あまりクリックされない内容になってしまうことも。



すべての重要なページに、手動でメタディスクリプションを設定することをおすすめします。
より効果的なメタディスクリプションについて知りたい方は「クリックされるメタディスクリプションの文字数とテンプレートはこちら」を参考にしてください。


15. hタグ(見出しタグ)を正しく配置する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 1ページあたり約15分 |
| 必要スキル | HTML基礎知識 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
見出しタグを正しい階層・順序で配置して、Googleに記事の構成を正確に伝えるようにしましょう。
hタグ(h1〜h6)は、文章の構造を示すためのもの。
見出しタグの基本ルールは以下のとおりです。
| タグ | 役割 | 使用ルール |
|---|---|---|
| h1 | ページの大見出し(タイトル) | 1ページに1つだけ使用 |
| h2 | 章の見出し | 大きなトピックの区切りに使用 |
| h3 | 節の見出し | h2の中の小トピックに使用 |
| h4〜h6 | さらに細かい見出し | 必要に応じて使用 |
見出しには対策キーワード、および関連キーワードを含めるのが基本です。特に、h2タグにはメインで対策したいキーワードをしっかり含めましょう。
また、見出し構造のルールを守るのも大切です。
h2の次にいきなりh4を使ったり、h3の中にh2を入れたりするのは正しい構造とはいえません。ほかにも、並列するh3〜h4を使用するときは、必ず同じ粒度の見出しで揃えましょう。
たとえば「おすすめのくだもの」というh2に対して、キャベツという粒度の合っていないh3を設定するのは間違った使い方です。
h2:おすすめのくだもの
┗h3:りんご
┗h3:みかん
┗h3:キャベツ



このように関連性のないものが入っていると、Googleからの評価がマイナスになる可能性があるので注意しましょう。
タグについてより知りたい方は「抑えておくべき重要なHTMLタグ一覧はこちら」をご覧ください。


16. 画像にはALTタグを付与する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★☆☆☆☆(簡単) |
| 実装時間 | 1画像あたり約1分 |
| 必要スキル | CMS管理画面の操作 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★☆☆(推奨) |
ページ内に入っている画像には必ず「ALTタグ」を付与して、何の画像なのかをわかるようにしましょう。
画像を説明するテキストのことで「代替テキスト」とも呼ばれている。画像が表示されない場合や、視覚障害のあるユーザーがスクリーンリーダーを使用する際に読み上げられる。
Googleはaltタグで画像が何を示しているのか確認しています。


altタグの設定は、HTMLで<img src=”image.jpg” alt=”画像の内容” />というコードを入力します。たとえば、画像が筋トレをしている男性だった場合は以下のとおりです。
<img src=”men-in-muscle-training” alt=”筋トレ中の男性” />
WordPressであれば、メディアライブラリーで「代替テキスト」を入力することで設定可能です。



画像の内容は、単語ではなく文章で説明するとよいでしょう。
画像検索についてより詳しく知りたい方は「画像検索からの流入も狙う!SEO効果を高める代替テキストの設定法はこちら」をご覧ください。


17. カノニカルタグ(canonical)でURLを正規化する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 約30分〜1時間 |
| 必要スキル | HTML、重複ページの理解 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(優先) |
canonicalタグとは、重複するコンテンツが存在する際に、検索エンジンに正しいURLを明示するために使うタグのことです。
ECサイトの商品ページや同じ内容のページが複数あると、クローラーはどのページをインデックスするか判断に迷い、評価が分散されてしまいます。
「なぜ同じ内容のページが複数存在するの?」と思うかもしれませんが、意外とよくあるケースです。
| 発生するケース | 事例 |
|---|---|
| wwwの有無 | example.comと www.example.com |
| パラメータ付きURL | example.com/pageと example.com/page?ref=twitter |
| PC版とスマホ版 | example.com/pageと m.example.com/page |
| 末尾のスラッシュの有無 | example.com/page example.com/page/ |
上記のようなページが放置されていると、Googleは「どれが本物のページなのか」を判断できず、評価が分散してしまいます。
canonicalタグを設置するときは、評価してほしくないページのheadタグ内に以下のように記載します。
<link rel=”canonical” href=”〇〇(評価してほしいページのURL)/” />



弊社ではcanonicalタグの設定が功を奏し、検索ボリューム3,000超えのキーワードで検索結果16位だったのが3位までランクアップした事例があります。
重複ページのURL正規化を正しく行いたい方は『canonicalタグとは?書き方から確認方法まで徹底解説』の記事をご覧ください。


canonicalの設置方法についてより詳しく知りたい方は「カニバリの発見と解消方法はこちら」をご覧ください。


18. 重複コンテンツを解消する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 1ページあたり約30分 |
| 必要スキル | canonical、301リダイレクト、noindex |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(優先) |
サイト内に内容が似通ったコンテンツがいくつも存在している場合、今すぐに解消しましょう。
自社サイト内で似たようなページができてしまう主なパターンは、以下のとおりです。
- 似たようなテーマの記事を複数作成してしまった
- 商品ページで色違い・サイズ違いごとに別ページがある
- 一覧ページとタグページで同じ記事が表示される
- 過去に書いた記事の内容を新記事で焼き直した
重複コンテンツの対策方法はケースバイケースなので、それぞれ対策しましょう。
| 対策の種類 | 適用したいシーン |
|---|---|
| 記事の統合(リダイレクト) | 似たテーマの記事が複数ある場合 |
| カノニカルタグの設定 | 技術的に複数URLが発生する場合 |
| リライトによる差別化 | 内容が似ているが両方残したい場合 |
| noindexの設定 | 片方を検索結果から除外したい場合 |
定期的にサイト内のコンテンツを棚卸しし、重複がないかチェックする習慣をつけましょう。
心当たりがある方は「ペナルティのリスクを回避する重複コンテンツ対策はこちら」をご覧ください。


19. 構造化データマークアップを実装する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 1ページあたり約1時間 |
| 必要スキル | JSON-LD、Schema.org |
| 効果実感 | 2〜8週間後(リッチリザルト表示) |
| 優先度 | ★★★★★(優先) |
ページ内に構造化マークアップを実装することで、検索での見え方が良くなり、サイトへのアクセスが増えるケースがあります。
サイトのコンテンツが何かを検索エンジンに正確に伝えるためのコード。「Schema.org」という共通の語彙を使って記述する。
人間は文脈で物事を理解できますが、検索エンジンはテキストとしてしか認識できません。したがって、構造化マークアップを追加し、そのコンテンツがもたらす意味を伝えることが必要です。
構造化データを実装することで、検索結果に以下のような「リッチリザルト」と呼ばれる表示が出る可能性があります。
| 構造化データの種類 | リッチリザルトの例 |
|---|---|
| FAQ | 検索結果に質問と回答が展開表示される |
| レビュー | 星評価が表示される |
| レシピ | 調理時間やカロリーが表示される |
| イベント | 日時や場所が表示される |
| パンくずリスト | 階層構造が表示される |
例えば、ダイソンの公式サイトは構造化マークアップが実装されているため、価格やレビューの星評価などが表示されていますね。これが「リッチリザルト」です。





検索結果にリッチリザルトが表示されれば、読者が知りたい情報がパッと目に入り、自然とクリックを促してくれます。
詳しくは「クリック率向上に効く構造化データの種類と実装方法はこちら」をご覧ください。


20. 内容が伝わりやすいパーマリンク設定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 初期設定:約15分、既存変更時はリダイレクト込みで数時間 |
| 必要スキル | CMS設定、URL設計の基礎 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★☆☆☆(推奨) |
SEOにおけるパーマリンクはデフォルトではなく、記事に合ったURLを自分で設定しましょう。
各ページに割り当てられる固定URL(Permanent Link)のこと。
何について書いた記事なのかをURLの末尾で示しておくことで、読者にもGoogleにもページのテーマが理解しやすくなります。
たとえば、本メディアであるEXTAGE WORKSであれば「ブログの始め方」という記事には、以下のようなパーマリンクを設定しています。
https://www.extage-marketing.co.jp/web-school/blog-start/
赤文字のところがパーマリンクで設定した部分です。
デフォルトのパーマリンクは文字の羅列だったり、同じ単語の末尾の数字が違ったりするだけで、パッと見ても何が書いてあるのかわかりません。
一方、自分で作ったパーマリンクは、見ただけでどんな記事かがわかります。



日本語のパーマリンクは、他の媒体に貼り付けるとかなり長い英語で表示されてしまうので、使わないようにしましょう。
21. ページネーションを設定する
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 約1〜2時間 |
| 必要スキル | HTML、CMS設定 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★☆☆☆(推奨) |
ページネーションとは、大量のコンテンツを複数ページに分割することで、ユーザーの利便性や表示速度を改善する手法です。
たとえば、オウンドメディアでは、以下のようなページネーションが機能しています。





ユーザーが目的の情報を探しやすくするために必要な対策です。
なお、現在地が何ページ目かを明確に示し、最初のページや最後のページへ簡単に移動できるリンクを設置すると、ユーザーがサイト内で迷わなくなります。
操作のしやすさも意識して設定しましょう。
ここまでインデックス対策について解説しましたが、Googleに評価されつつ、コンバージョンにもつながるページを作るには、サイトの全体設計が必要不可欠。EXTAGEの『SEO大全』では、サイトの設計から細かな対策まで体系的に学べるため、この機会にぜひダウンロードしてください。
SEOの内部対策③:ユーザビリティ改善
ユーザビリティとは、ユーザー満足度のことです。
サイトに訪れた読者の利便性を高めるのもSEOの内部対策といえます。ここでは以下の10の対策を紹介します。
- モバイル対応とレスポンシブデザイン
- ページ表示速度の改善
- セキュリティ対策の常時SSL化
- グローバルナビゲーションの設置
22. モバイル対応とレスポンシブデザイン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★☆☆(中級者向け) |
| 実装時間 | 数時間〜数日(テーマ変更の場合は長期) |
| 必要スキル | レスポンシブデザイン、CSS |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
Googleでは「モバイルファーストインデックス」を掲げており、パソコンではなくスマホでの見やすさが評価基準になっています。
スマホで見たときに問題があるサイトは、たとえPC版が立派でも評価が下がる可能性があるのです。
モバイル対応で確認すべきポイントは以下の通りです。
| チェック項目 | 解説 |
|---|---|
| レスポンシブデザインになっているか | 画面サイズに応じてレイアウトが自動調整される |
| 画像や表が見切れていないか | 必要に応じて横スクロールされる |
| ポップアップが邪魔していないか | コンテンツを覆い隠すような広告はNG |
モバイル対応状況は、Googleサーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」で、問題があるページがないかどうか確かめられます。


不良URL、または改善が必要なURLがあった場合は「レポートを開く」をチェックして、どのページにどのような問題があるのかを確認しましょう。



実際にスマホでサイトを操作してみて、ストレスなく使えるかどうかを体感することも大切です。
文字サイズを整える
文字のサイズを整えることも、ユーザビリティの向上につながります。読者は文字サイズが大きすぎても、小さすぎても読みにくさを感じるからです。
一般的には、16ピクセルが推奨サイズであり、最低でも12ピクセル以上に設定しましょう。



文字サイズを調整するだけで読者の離脱率を下げられるので、試してみてください!
23. ページ表示速度の改善
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★★★☆(上級者向け) |
| 実装時間 | サイト全体で数日〜数週間 |
| 必要スキル | 画像最適化、JS/CSS圧縮、キャッシュ設定 |
| 効果実感 | 1〜2ヶ月後 |
| 優先度 | ★★★★☆(優先) |
ページの表示速度が遅いと、ユーザーは待ちきれずに離脱してしまいます。
Googleの調査によると、表示に3秒以上かかると、ユーザーの53%が離脱するというデータもあります。
Google の調査によれば、モバイルサイトではページの読み込み時間が 3 秒を超えると、53% の訪問が離脱につながると見込まれます
表示速度はSEOのランキング要因にもなっており、特に「Core Web Vitals」と呼ばれる3つの指標が重視されています。
| 指標 | 意味 | 目標値 |
|---|---|---|
| LCP | 最大コンテンツの表示時間 | 2.5秒以内 |
| INP | インタラクションの応答性 | 200ミリ秒以内 |
| CLS | レイアウトのずれ | 0.1以下 |
こういった難しい専門用語を覚える必要はありません。
実際には、ページのURLを「PageSpeed Insights」に入力すれば、それだけでスコアが一目瞭然です。


レポートを見ながら、詳しい改善方法をチェックしていきましょう。
画像サイズを軽くする
記事に挿入する画像のデータはなるべく軽くしましょう。
画像を軽くするだけでもサイトの表示スピードが上がり、記事が読みやすくなります。表示速度はGoogleもサイト評価項目のひとつであると公表してるので必ず対策しましょう。
画像のデータ拡張子をPNGやJPEGからWebPに変更するだけでもかなり軽くなります。記事に画像を挿入する際には意識してみてください。
さらに、画像容量を圧縮してくれるサイトで容量を軽くしましょう。TinyPNGというサイトがおすすめです。



意外と画像に対策を入れている人は少ないので、見直してみてくださいね!
画像を使ったSEO対策について詳しく知りたい方は「画像の軽量化や次世代フォーマット活用による速度改善テクニックはこちら」をご覧ください。


24. セキュリティ対策の常時SSL化
| 目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 約1〜2時間 |
| 必要スキル | サーバー管理画面、リダイレクト設定 |
| 効果実感 | 即日 |
| 優先度 | ★★★★★(最優先) |
サイトは必ず常時SSL化に対応させておきましょう。
Webサイト全体をHTTPS(暗号化通信)に対応させること。
具体的には、URLが「https://」で始まり、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示される状態を指します。
SSL化は、もはやSEOの「加点要素」ではなく「最低条件」となっており、対応されていないと次のようなデメリットがあります。
- 「保護されていない通信」と警告が表示される
- ユーザーが不安を感じて離脱する可能性が高まる
- Googleの検索順位でマイナス評価を受ける
- フォームの入力事項が暗号化されずセキュリティが脆弱
SSL証明書は、多くのレンタルサーバーで無料で取得・設定できるようになっています。
まだSSL化していない場合は、サーバーの管理画面から設定方法を確認するか、サーバー会社のサポートに問い合わせてみてください。
25. グローバルナビゲーションの設置
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | ★★☆☆☆(初心者向け) |
| 実装時間 | 約1〜2時間 |
| 必要スキル | CMS設定、HTML/CSS基礎 |
| 効果実感 | 2〜4週間後 |
| 優先度 | ★★★★☆(重要) |
ナビゲーションメニューを設置することで、読者が回遊しやすいサイトとなります。
サイト上部に並んでいる「各ページ」や「カテゴリー別ページ」に飛べるリンクのこと
たとえば、検索結果から訪問してきたユーザーが「このサイトのほかの記事も読んでみたいな」と思った際などに利用されるメニューです。
なお、ナビゲーションメニューは、読者だけでなくクローラーにとってもサイトを理解するのに役立ちます。



内部対策には有効な手段なので、必ず設定しましょう!
ユーザビリティ改善はどうしても感覚になりがちですが、それでは成果は出ません。ヒートマップやGA4などのデータを見て、根拠を持って改善しましょう。EXTAGEの『SEO大全』は根拠を持った改善の一助となるため、以下のボタンからダウンロードして役立ててください。
SEOの内部対策にNG!やってはいけない4つの行為
どんなに完ぺきに内部対策をしていても、以下のような行為をするとGoogleからペナルティを受ける可能性があります。
- 隠しテキストや隠しリンクを忍ばせる
- 検索エンジンだけに最適化したページを見せる
- 無関係なページへ内部リンクでつなぐ
- ポップアップを多用する
後から取り返しのつかない事態にならないよう、1つずつ確認しておきましょう。
1.隠しテキストや隠しリンクを忍ばせる
背景色と同じ色の文字でキーワードを詰め込んだり、見えないほど小さな文字でリンクを設置したりする行為は避けましょう。



かつて検索エンジンを欺くために使われた古いスパムで、現在のGoogleには通用しません。
Googleのガイドラインに違反しているため、発覚した場合にはペナルティとして、検索順位の下落やインデックスの削除などが実施されるリスクがあります。
ユーザーにとって価値のない隠しリンクや隠しテキストは、SEO対策においては避けてください。
2.検索エンジンだけに最適化したページを見せる
「クローキング」と呼ばれる不正行為で、ユーザーがアクセスしたときと、検索エンジンのクローラーが訪れたときとで意図的に異なるコンテンツを表示させる手法を指します。
たとえば、クローラーにはキーワードを詰め込んだテキストページを、ユーザーには画像だけのページを見せるようなケースです。
訪れたユーザーが期待する内容とは異なり、検索エンジンを欺く行為のため、当然ながらページの評価は上がりません。



Googleのガイドラインでも禁止されている行為なので、避けておきましょう。
3.無関係なページへ内部リンクでつなぐ
コンテンツ内に貼り付ける内部リンクは、関連性の高いページ同士をつなぐようにしてください。たとえば、読者の理解を深めるために詳細を記載したページを案内するなどが適切です。



しかし、特定のページの評価を高めることを目的として、文脈を無視して内部リンクを貼りつけているケースがあります。
無関係なページへ無理に遷移させようとすれば、ユーザーは混乱するので避けるべきです。ユーザー体験の悪影響がサイトの評価を低下させる要因にもつながるため、内部リンクをつなぐかは必ず精査するようにしましょう。
4.ポップアップを多用する
ページを開いた直後にコンテンツ全体を覆う広告や、簡単に閉じられないポップアップを見たことがある方は多いのではないでしょうか。これは本文を読むのを妨げているため避けたい行為です。
このような煩わしい広告を表示するページは、Googleから評価が下げられる可能性があります。



広告を配置する場合には、どうすればユーザー体験を阻害しないかを最優先に考えましょう。
内部対策で逆効果になった失敗事例3選
SEO内部対策は、やり方を間違えると逆効果になることも。
ここでは、私たちが実際に見てきた「内部対策で失敗したケース」を3つご紹介します。同じ失敗を繰り返さないよう、ぜひ参考にしてください。
- 内部リンクを貼りすぎる
- noindexを誤設定する
- ページ速度改善で画像を削除しすぎる
内部リンクを貼りすぎる
あるメディアサイトでは、「内部リンクは多いほど良い」と考え、1記事あたり30本以上の内部リンクを機械的に設置していました。
関連記事だけでなく、カテゴリページ、タグページ、人気記事など、あらゆるページにリンクを張り巡らせていたのです。
結果としてページの評価が分散し、どのページも上位表示できない状態に。特に、狙っていたキーワードの記事は3ページ目以降に沈んでしまいました。



内部リンクは「量より質」です。1記事あたり5〜15本を目安に、本当に関連性の高いページだけに絞りましょう。
noindexを誤設定する
ECサイトにおいて、重複コンテンツ対策のためnoindexを設定することになりました。しかし、担当者が対象ページを間違え、商品詳細ページや問い合わせページにnoindexを設定してしまいました。
結果として、コンバージョンにつながる主要ページがインデックスから消失し、全体の売上が30%減少するという深刻な事態に発展しました。
気づいたのは設定から2週間後で、復旧してから再度インデックス登録されて検索結果に戻るまでには1ヶ月以上かかっています。



noindexを実装する際は、必ずGoogleサーチコンソールの「URL検査」でテストをおこない、インデックス状況を確認しましょう。
ページ速度改善で画像を削除しすぎる
あるサイトでは、Core Web Vitalsのスコアを上げるため、画像を大幅に削減しました。商品画像を1枚に減らし、説明用の図解もすべて削除したので、ページの表示速度は大きく改善しました。
しかし、ページ速度という定量的な評価ばかりを気にして、ユーザー体験が悪化しました。ユーザーに商品の魅力が十分に伝わりきらず、該当商品のコンバージョンは20%減少したのです。



画像を減らすよりも、画像圧縮ツールでの軽量化、およびWebP形式の変換など、リスクのない方法で対応するのがセオリーです。
ほかにも、不要なJava ScriptやCSSを削除する際は、パソコン・モバイルの両方で動作に問題がないかチェックしましょう。
失敗事例も知ったうえで、EXTAGE株式会社の『SEO大全』もお読みいただければ、内部対策はバッチリです。今すぐ実践したいという方は、以下のボタンからダウンロードしてください。
SEOの内部対策のチェックツールと診断方法
自社サイトでどのくらい内部対策できているのか確認するには、専用のツールが必要です。
この章では、SEO内部対策の診断に欠かせない3つの無料ツールを紹介します。
- Googleサーチコンソール
- PageSpeed Insights
- リッチリザルトテスト
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、SEO対策に取り組むなら絶対に導入すべき無料ツールです。
自社サイトがGoogleにどのように認識されているかを確認できます。
内部対策の診断で特に確認すべきレポートは、以下の通りです。
- インデックス状況
- ページの表示回数やクリック率
- モバイルへの対応状況
特にページのインデックス状況は1ヶ月おきなど定期的にチェックして、エラーが発生していないか確認する習慣をつけましょう。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが提供するページ速度の計測ツールです。
URLを入力するだけで、そのページの表示速度とコアウェブバイタルのスコアを確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パフォーマンススコア | 0〜100の総合スコア |
| コアウェブバイタル | LCP、INP、CLSの各スコア |
| 診断結果 | 技術的な問題点の詳細 |
PageSpeed Insightsでは、スコアがわかるだけでなく、なぜ表示速度が遅くなっているのかをアドバイスしてくれます。
たとえば、画像サイズが重い、使用していないCSSやJavaScriptがあるといった問題点が一発でわかるため、モバイル版・パソコン版の両方を確認していきましょう。
リッチリザルトテスト
リッチリザルトテストは、URLを入力するだけで、ページに実装した構造化データが正しく認識されているかを確認できるツールです。
構造化データにエラーがあると、せっかく実装してもリッチリザルトが表示されません。
テスト結果では、次のような情報がわかります。
- 検出された構造化データの種類
- 各構造化データの有効/無効
- エラーや警告の詳細
エラーがある場合は、エラーメッセージに従って構造化データを修正しましょう。



新しい構造化データを実装した際は、必ずこのツールでテストしてから公開するようにしましょう。
SEOの内部対策をエンジニアに依頼するポイント
内部対策の多くは、HTMLやサーバーの設定など技術的な作業を伴います。
マーケティング担当者が一人で全てを実施するのは難しいケースも多いため、エンジニアへの依頼をスムーズに進めるためのコツを解説します。
- 的確な指示書を作成する
- 効果が出るまでの期間を明確にする
- 運用マニュアルを作成する
的確な指示書を作成する
エンジニアに修正を依頼する際に「このタグを直してください」といった曖昧な指示では、何をすればいいのか伝わりません。
次のように的確な指示書を作成しましょう。
<title>株式会社〇〇</title>
↓
<title>SEO内部対策の方法|株式会社〇〇</title>
加えて、なぜその修正が必要かという根拠を示せば、エンジニアも納得して作業に取り組めます。特に、Googleの公式ガイドラインを添付しておくと完璧です。



作成した指示書はテンプレートにしておくと、依頼がスムーズになります。
効果が出るまでの期間を明確にする
内部対策の種類にもよりますが、修正してもすぐ検索結果やスコアに反映されるとは限りません。
一般的には、以下のような期間がかかると言われています。
| 施策内容 | 効果が現れるまでの期間 |
|---|---|
| インデックス登録リクエスト | 数日〜1週間 |
| タイトルタグの変更 | 1〜4週間 |
| サイト構造の大幅な変更 | 1〜3ヶ月 |
| 表示速度の改善 | 1〜2ヶ月 |
修正までにかかる期間をエンジニアに共有しておくと、「先週対策したのに順位が上がらない」と焦り、効果が出る前に別の施策を打ってしまう可能性があります。



Search Consoleの「検索パフォーマンス」レポートで、クリック数や表示回数の推移を長期的にウォッチしていくことが重要です。
運用マニュアルを作成する
せっかく内部対策を整えても、新しい記事を追加するたびにタグの設定が崩れていては意味がありません。
重要なのが「コーディングガイドライン」や「記事投稿マニュアル」といった運用ルールの策定です。
マニュアルに含めるべき項目の例は以下の通りです。
- タイトルタグの文字数と構成ルール
- メタディスクリプションの文字数と書き方
- 見出しタグ(h2〜h4)の使い方
- 画像のファイル名とALTタグの命名規則
- パーマリンクの命名規則
- 内部リンクの設置ルール
- カテゴリの選択基準
マニュアルを作成しておけば、担当者が変わっても一定の品質を保てますし、外部ライターに記事執筆を依頼する際にも活用できます。
SEOの内部対策の成功事例
SEOの内部対策は多岐に渡りますが、メディアによって必要な対策は異なります。ここからは、弊社が実際に支援した企業の事例を2つ紹介します。
- CV数10件以上増加!株式会社ノーガード様
- セミナー申込数+500%!株式会社SPB様
- PV2.75倍・売上197%成長!株式会社マイルーム様
- 月間14万PV・LINE登録月200件達成!株式会社LEC様
取り入れられる施策がないか、ぜひ参考にしてみてください。
1.CV数10件以上増加!株式会社ノーガード様



YouTube以外の集客源としてオウンドメディアを立ち上げたものの、SEOの知見がなく運用に課題を抱えていた事例です。
弊社では、データに基づくサイト改善を短期間で実施できるように、テクニカルSEOの改善から着手し、Googleアナリティクスやヒートマップ分析を導入しました。
さらに、ユーザーの回遊率を高めるための内部リンクの調整やとあわせて新規記事を継続的に投入する施策を展開しました。
結果的に、圏外だった記事の検索順位は大幅に上昇し、毎月10件以上LINE登録者数が増えるという成果につながっています。
関連記事「内部SEO改善でCV数10件以上増!TOP10獲得率14%→83%へ改善したSEO集客事例」では、検索上位獲得率の詳細データを公開しています。詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.セミナー申込数+500%!株式会社SPB様



既存のオウンドメディアの記事が上位表示されず、セミナー集客につながらないという課題を解決した事例です。
まずは、ターゲットキーワードを徹底的に見直し、ユーザーが求める情報を提供する構成案へと改善しました。そのうえで、関連する記事同士を内部リンクでつなぎ、サイト全体のテーマ性を強化。
この結果、特定のキーワードで検索1位を獲得するなど順位が大幅に改善し、セミナー申込数を500%以上増加させることに成功しています。
関連記事「PV数15,000→28,000PV・LINE登録者数3倍を実現。恋愛系オウンドメディアの成果が動き出した理由は?」では、クリック数の遷移グラフも公開しています。生のデータを知りたい方は、あわせて参考にしてみてください。
事例3:PV2.75倍・売上197%成長!株式会社マイルーム様



商品力には自信があるのに、新規のお客様がなかなか増えないという課題を解決した事例です。
マイルーム様では、まず検索意図に基づいて既存コンテンツを改善し、評価されるコンテンツの土台・テンプレートを作成しました。新規顧客を最大限活用するために、メルマガなどのリピート施策も実施。
結果、3ヶ月で月間PVが8万から22万に増加し、主要キーワード「二次会 景品」は15位から3位に上昇しました。売上は前年比197%成長を達成し、SEO改善がダイレクトに売上増加につながった好事例です。
関連記事「SEO・リピート施策で景品ECサイトが4ヶ月で22万PVを達成するまでの軌跡【株式会社マイルーム】」も併せて参考にしてください。
事例4:月間14万PV・LINE登録月200件達成!株式会社LEC様



コンテンツ制作のリソースがなく、外部委託も難しそうという課題を解決したケースです。
株式会社LEC様の運営する「イングリッシュおさる」では、すでにYouTubeを運営されていたので、動画の内容をベースに、SEOに最適化されたブログ記事へと転換しました。
品質を担保するため、厳しい基準をクリアしたライターチームをアサインし、クリエイターの品質基準に合わせた厳格な品質管理体制を構築。さらに、クライアントからの要望やフィードバックにも柔軟に応えました。
その結果、1年目で月間10万PV、2年目にはピークで月間14万PV超を記録しました。LINE登録は毎月200件を安定して獲得しており、新しいリーチチャネルとなるオウンドメディアを構築できました。
関連記事「月間14万PV、LINE登録毎月200名増を実現。「イングリッシュおさる」が挑んだ、YouTube×SEOのマルチメディア戦略」も併せて参考にしてください。
よくある質問
WordPressでの内部対策のポイントは何ですか?
WordPressでSEO内部対策を行う場合、SEOに強いテーマを選びましょう。
たとえば「SWELL」「SANGO」「Cocoon」といったテーマを選ぶことで、技術的な対策の多くを自動的にカバーできます。
加えて「All in One SEO」「Yoast SEO」といったプラグインを導入すれば、タイトルタグやメタディスクリプション、XMLサイトマップなどの設定がコーディングなしでおこなえます。
内部対策を代行会社に依頼するべきタイミングは?
以下の4つのケースでは、SEO会社や制作会社への外注を検討することをおすすめします。
- サイト規模が大きくて手動で管理できない
- サイトの大規模リニューアルを予定している
- 社内にエンジニアがいない
- 自社で試行錯誤したが効果が出ない
一方、小規模なサイト、またはスポットの対応であれば、この記事の内容を参考に自社で対応できるケースもあります。
まずは自社でできることから始め、限界を感じたら外注を検討するというアプローチがおすすめです。
内部対策を学べるおすすめの本はありますか?
テクニカルSEOの基礎から応用まで学べる書籍として、以下がおすすめです。
- 現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
- 10年つかえるSEOの基本
- いちばんやさしい新しいSEOの教本
書籍は体系的に学べるのが魅力ですが、実際にやってみなければSEOの知識を身につけるのは難しいです。
本を最初から読んでいくよりも、まずは「どこを改善したいか」を決めて、目次を見ながら該当箇所を探すのがおすすめです。
内部対策は一度やれば終わりですか?
残念ながら、内部対策は一度やれば終わりではありません。
Googleのアルゴリズムは常に変化しており、評価基準が変わっていきます。
加えて、競合サイトの強化、新しい競合サイトの登場などによって自社サイトの評価が相対的に下がってしまうケースも少なくありません。
次のような頻度で細かくチェックしていきましょう。
| 項目 | 推奨頻度 |
|---|---|
| Search Consoleのエラー確認 | 週1回 |
| Core Web Vitalsのチェック | 月1回 |
| サイト構造・内部リンクの見直し | 四半期に1回 |
| 全体的な内部対策の棚卸し | 年1回 |
継続的にサイトの健康状態をチェックし、問題があれば早めに対処することが、長期的なSEO成功の鍵となります。
ペナルティを受けているか確認する方法は?
Googleからペナルティを受けているかどうかは、Search Consoleで確認できます。
確認手順は以下の通りです。
- Google Search Consoleにログインする
- 左メニューから「セキュリティと手動による対策」を選択する
- 「手動による対策」をクリックする本
もしペナルティを受けている場合は「不自然なリンク」「薄いコンテンツ」といった理由が表示されます。
指摘された問題を修正し、「再審査リクエスト」を送信しましょう。
内部対策は包括的かつ、優先度を決めて実施することが必要不可欠。とはいえ、優先度を判断するのは難しいですし、何より実装には専門知識が必要で、なかなか手が出せないという悩みに陥りがち。
EXTAGE株式会社の『SEO大全』では、内部対策も含めたさまざまなSEO施策を網羅していますので、併せて参考にしてください。


