AI Overviewに表示されない4つの原因・対策|ゼロクリック時代のアクセス改善方法

「AI概要に、自社サイトがなぜか表示されない…」
「そもそも表示されているのかどうかよくわからない…」
「アクセスが右肩下がりで売上まで落ちてしまう…」

AI検索が広がるなか、このようなお悩みを抱えていませんか?

AI Overviewに表示されない原因は、コンテンツの専門性不足と、構造化データの未整備に集約されます。

裏を返せば、生成AIに読まれるテキスト構造へ整え、上位表示で露出を増やすだけで、AI Overviewへの引用は自然と増えていきます。まずは表示されない原因を一つずつ潰していくことが、アクセスと売上を守る第一歩です。

この記事では、AI Overviewに表示されない原因から、今すぐできる具体的な対策まで、網羅的に解説します。自社サイトへのアクセスを維持して売上に繋げていく生き残り戦略がわかるので、参考にしてください。

この記事の監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社
代表取締役社長

SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。

目次

AI Overviewの影響は?流入減少とゼロクリック検索の実態

AI検索の台頭により、PV数だけに依存しない新たなSEO戦略への転換が求められています。具体的な項目は次の3つです。

それぞれ詳しく解説します。

AI Overview表示でアクセスが下がっている

AI Overviewが表示されることで、Webサイトへの流入、とくにクリック率が減少し、結果としてアクセスが下がってしまうリスクがあります

そもそもAI Overviewとは?

検索意図の回答を要約し、表示する機能のこと。

AIOのイメージ

検索結果の上部にAIによる回答が表示されると、ユーザーがその場で満足し、従来の検索結果をクリックしないケースが増えるためです。

海外の調査では、AI Overviewが表示されるクエリでオーガニック検索の流入がなんと58.5%も減少した事例が報告されています(参考:Google AI Overview Study – SEO & PPC CTR impact

福田卓馬

ただし、AIの回答だけでは満足しないユーザーも多く、過度に悲観する必要はありません。

一定の流入減少は想定しつつも、早めにAI検索への対策を講じましょう。

検索の6割以上はサイト訪問なし

AI Overviewの影響を理解するうえでかかせないのが、その土台にある「ゼロクリック検索」の広がりです。現在、Google検索の6割がWebサイトへのクリックを伴わずに終了しているという調査結果が報告されています。

ゼロクリック検索とは

ユーザーが検索結果画面に表示された情報だけで満足し、どのWebサイトもクリックせずに検索を終える現象のこと。AI Overview・強調スニペット・ナレッジパネルの3機能が主な発生要因。

フィッシュキン氏は、米国におけるモバイルとデスクトップからのブラウザ検索を調べたところ、検索の 50.33% ではまったくクリックされず、42% で「オーガニック クリック」が発生し、4.42% で広告のクリックが発生したことを発見しました。

参考:ZDNET

Google検索は、単なるWebサイトへの案内役から、自ら答えを完結させる回答型の検索エンジンへと進化を遂げています。検索上位を取っても、ユーザーがAI概要で満足して離脱するようなキーワードでは、アクセスを稼ぎにくくなっています。

福田卓馬

Webサイトへの訪問を前提としたこれまでのSEOから、以下に検索結果で存在感を示すかとゲームチェンジしています。

ゼロクリック検索増加で評価指標が変化している

ゼロクリック検索の増加に伴い、アクセスやサイトからのコンバージョンを追いかけるような従来の評価指標は見直しが不可欠です。

AI Overviewにサイト名や情報が引用されるだけでも、ユーザーへの認知度は向上します。たとえWebサイトへのアクセスにつながらなくても、ブランド名を覚えられ、後から指名検索につながる可能性があるためです。

今後はアクセスだけでなくて「ブランド認知度」「指名検索数」といった間接的な貢献度も評価指標に組み込みましょう。

福田卓馬

AI Overviewへの表示は、脅威というより新たな集客手段として捉えるべきです。

AIの回答をきっかけにサイトを訪れるユーザーは、漠然と情報を探している層よりも、課題解決の意欲が高い傾向があります。課題が明確なため、商品購入やお問い合わせにつながりやすいのです。

「AI検索は難しそう」「自社は何から始めればいいのか迷ってしまう」という方は、お役立ち資料を無料ダウンロードしてご活用ください。AI検索の全体像が3分でつかめるうえ、スタッフに共有すれば社内全体のレベルを一気に引き上げられます。

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AI Overviewに自社サイトが表示されない理由

本題であるWebサイトがAI Overviewに表示されない原因としては、コンテンツの信頼性から内部対策の不足まで、多岐にわたります。

一番大切なのは、やみくもに対策を打つだけではなく、以下のような原因をひとつずつ押さえて原因を明らかにしていくことです。

それぞれ順番にチェックしていきましょう。

技術的なインデックスやレンダリングの問題

コンテンツの品質以前に、技術的な問題でGoogleにページが正しく認識されていない可能性も考えられます。

サイトがGoogleに正しくインデックスされていなければ、そもそも検索結果に表示されません。

インデックスとは

Googleが対象ページの情報を検索データベースに登録すること。

サイトのデザインをよく見せるための「JavaScript」が多用されていると、Googleがページ内容を正しくレンダリングできず、AIがコンテンツを評価できないケースもあります。

Googleサーチコンソールを活用し、対象ページに技術的なエラーがないか確認しましょう。

サーチコンソールで技術的なエラーがないかを見る
福田卓馬

まずはGoogleサーチコンソールで技術的な問題を排除してから、コンテンツ改善に着手するのが効率的です。

AIが回答を抽出しにくい記事構造になっている

生成AIが読み取りづらいテキストになっていると、引用されづらくなります。生成AIは、HTMLのタグを手掛かりに、どのようなテーマのコンテンツなのかを判断するためです。

具体的には、次のようなテキスト構造になっていると、引用されづらくなります。

AIに引用されづらい記事構造
  • 見出しタグが適切に使われていない
  • 結論が最初に書かれていない
  • 箇条書きがリストタグではなく単なる「・」などになっている
  • 重要な比較データが画像にしか示されていない
  • 文章の途中に過度な広告や関連記事が差し込まれている

見出しと本文の内容を一致させて、結論から書くだけでも、AI Overviewへの表出を高められます。

記事の信頼性が競合他社より低い

AI Overviewに引用されない最たる原因が、記事コンテンツの信頼性が低いことです。

Googleは「E-E-A-T」という信頼性を図る指標をもちいており、信頼性の高いサイトほど検索順位やAI Overviewでの表示率が上がりやすいしくみになっています。

E-E-A-Tとは

経験・専門性・権威性・信頼性の4要素からなるGoogleの品質評価基準のこと。

EEAT

AIは信頼性の低い情報の提供を避けるため、公的機関や専門家の書いたコンテンツを優先的に引用する傾向があります。

福田卓馬

誰が書いたか不明な記事や、根拠の薄い情報ではAIに選ばれません。

検索意図に対する回答の網羅性が不足している

AIに選ばれるためには、単なる回答だけでなく、ユーザーが次に抱く疑問まで先回りして網羅したコンテンツを作成しましょう。

AI Overviewは、複数の信頼できる情報源を統合して「包括的な要約」を生成するためです。記事がトピックの一部しか解説していない場合、AIから「単なる情報の断片」と判断され、競合サイトに引用の座を奪われてしまいます。

福田卓馬

「網羅性」を客観的に担保するために、以下のステップで調査と改善を実行しましょう。

STEP
上位サイトの分析

競合サイトが共通して触れている見出しトピックは、当該対策キーワードにおける必須トピックなので、必ず見出しに組み込む。

STEP
サブトピックの網羅

Google検索結果に表示されるQ&Aブロックを確認し、ユーザーがセットで調べているサブトピックを必要に応じて見出しに組み込む。

関連する質問欄を調べる
STEP
AIOの回答を見る

実際にAI Overviewを見ながら、文章構成を参考に、どのような情報を組み込むのかを考える。

AIOの文章構成を見る

「まず何から手をつければいいかわからない」「自分で書いてみても、網羅性を高められている自信がない」と感じた方は、信頼できるプロに依頼すれば今すぐ何をやるべきかを判断でき、質の高い記事をすぐに用意できます。パートナーの選び方は「記事制作代行おすすめ16選」の記事を参考にしてください。

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AI Overviewに自社サイトを表示させる方法

AI Overviewに自社サイトを表示させるには、コンテンツと技術面の両方からアプローチすることがかかせません。具体的な項目は次の6つです。

それぞれ詳しく解説します。

結論ファーストな文章を心がける

AIに引用されるには、記事の冒頭でユーザーの疑問に対する簡潔な回答を提示するのが効果的です。

本文を次のように構成すると、AIが情報を構造化しやすくなります。

項目内容
Point(結論)ユーザーの疑問に対する直接的な回答を1〜2文で述べる
Reason(理由)なぜその結論になるのか、根拠や背景を簡潔に説明する
Example(具体例)数値データ、具体的な事例、比較などを提示し、回答に厚みを持たせる
Point(まとめ)再度結論を述べ、ユーザーの次のアクションを促す

参考までに、AI Overviewに引用されやすい文章と、そうでない文章の違いを見ていきましょう。

悪い例

JavaScriptを独学しようと思っている方は多いですよね。私も昔は苦労しました。最近はプログラミングスクールも増えていますが、独学でも不可能ではありません。期間については人それぞれですが、だいたい数ヵ月は見ておいたほうがいいでしょう。まずは環境構築から始めて…

上記の文章は、結論がどこにあるか不明瞭で、AIが「回答」として抽出するポイントが見当たりません。

良い例

JavaScriptを独学で習得するのに必要な期間の目安は、基礎習得に150〜200時間、実務レベルまで含めると300時間以上です。
Webサイトに動きをつける基本文法の理解に加え、DOM操作や非同期通信といった「ブラウザを制御する仕組み」の習得に時間を要するためです。

・1日2時間の学習で:約3ヵ月〜半年
・1日5時間の集中学習で:約2ヵ月

まずは最初の200時間を目標に、基礎的なアウトプットを中心に学習を進めるのが効率的です。

AIは質問に対する直接的な答えを効率的に見つけ出そうとします。記事の冒頭に結論を明確に記述しておけば、引用元として採用される可能性が高まります。

構造化データを用いたコンテンツの意味付け

AI Overviewに正確な情報を抽出させるためには、構造化データを実装し、コンテンツの意味を機械が理解できる形式で宣言しましょう。

構造化データとは

ページの情報を検索エンジンが理解しやすいよう、特定の形式でタグ付けする手法のこと。

構造化データがあれば、推論ではなく、確定情報としてデータを処理できるからです。

ターゲットとするコンテンツの種類に合わせて、以下のタイプを適切に使い分けましょう。

スキーマ名対象となるコンテンツ
Article / BlogPosting一般的なニュースやブログ記事
FAQPageよくある質問とその回答
HowTo「〇〇のやり方」などの手順解説
Review / AggregateRating商品やサービスの評価・レビュー
Product商品情報(価格、在庫状況など)
BreadcrumbListサイト内の階層構造(パンくず)

構造化データを実装するには、HTMLの<head>内、または<body>内の任意の場所にJSON-LD形式のスクリプトを記述します。

STEP
コードの生成

構造化データマークアップ支援ツールにアクセスし、実装したい構造化データ、および自社サイトのURLを入力します。

構造化データマークアップ支援ツール

次のページで、マークアップを実装したい箇所をドラッグで選択して、コードを作成してください。

STEP
HTMLへ埋め込む

たとえば、FAQページの場合は以下のようなコードを挿入します。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [{
    "@type": "Question",
    "name": "JavaScriptの習得期間は?",
    "acceptedAnswer": {
      "@type": "Answer",
      "text": "基礎習得に150〜200時間、実務レベルには300時間以上が目安です。"
    }
  }]
}
</script>
STEP
実装できているかを確認

実装後は必ずリッチリザルトテストで、エラーがないか確認してください。

リッチリザルトテストで構造化マークアップの実装可否を見る

一次情報と独自見解を追加して信頼性を高める

AIに選ばれるためには、単なるネットサイトのまとめではなく、そのページにしか書かれていない「一次情報」が必要不可欠です。

Googleの評価基準である「E-E-A-T」において、とくに経験が重視されているためです。生成AIが作り出せない「未知のデータ」を提供できるサイトこそが、AIにとって価値の高い引用元となります。

どのような記事に、どのような情報を、どうやって追加すべきか、具体例を以下の表にまとめました。

一次情報の例具体的な追加方法(How-to)
実際に試して分かった失敗例や落とし穴編集部で「実際にやってみた結果」として、手順やスクリーンショットを掲載
既存ユーザーの活用方法自社の商品・サービスの意外な使い方を知っている顧客にヒアリングし、インタビューとして掲載
アンケート・統計データ取引先や顧客などに調査をおこない、オリジナルのグラフにして掲載
設計思想開発担当者等へのインタビューを行い、背景にあるこだわりを掲載する。
福田卓馬

一次情報の追加は、単に文章を増やすことではなく、現場にしかないファクトを配置することです。

トピッククラスターによるサイト全体の専門性強化

個別の記事を強化するだけでなく、サイト全体で特定のテーマに関する専門性を示すことも有効です。その手法が「トピッククラスター」です。

トピッククラスターとは

中心的なテーマの記事(ピラーページ)と、関連する詳細記事を内部リンクで結びつけるSEO戦略のこと。

トピッククラスターモデル

記事単体で戦う時代はとうの昔に終わっています。

関連記事を内部リンクで結びつけ、サイト全体の専門性を高めることが、AIに引用されるための近道です。

福田卓馬

まずは自社の主力テーマを中心に、関連記事を内部リンクで結びつけるところから始めてみてください。

タイトル・メタディスクリプションを最適化してCTRを上げる

AI Overviewに自社サイトが表示されるのは大事ですが、一番良いのは直接クリックされることです。

AI Overviewが表示された場合、検索結果からのクリックを取り戻すには、タイトルとメタディスクリプションの最適化がかかせません。

どんなに検索順位が高くても、タイトルに魅力がなければユーザーはAIの要約だけで満足し、他のページを選んでしまうためです。ユーザーが「この記事にしか書かれていない答えがある」と直感的に感じられる、具体的で説得力のある言葉を選びましょう。

参考までに、それぞれの修正事例をまとめました。

タイトルの修正事例

SEO対策とは?基本を解説

【初心者向け】図解でわかるSEO対策5つの基本|検索順位を上げる方法

上記の事例では、ターゲットを明確化しつつ、数字を入れることで魅力的に見せています。また「検索順位を上げる」という読者のベネフィットを入れることで読まれやすくなります。

メタディスクリプションの修正事例

SEO対策について解説します。SEOとは何か、基本的な考え方や具体的な手法を紹介。検索順位を上げたい方はぜひ読んでみてください。

SEO対策の基本を、専門用語を使わずに図解でわかりやすく解説します。「検索順位が上がらない」とお悩みの方へ、今すぐできる5つの具体的な施策を紹介。初心者でも実践的なノウハウが身につきます。クリックして自社の集客アップにつなげましょう!

単に対策KWを入れるだけでなく、誰のどんな悩みをどうやって解決する記事なのかを伝えることで、AIの要約を超えるクリック意欲を引き出せます。

サイトリンク・画像表示でSERP占有面積を広げる

検索結果にサイトリンクや画像を表示させると、AI Overviewが表示されてもクリック率を維持できます。タイトルテキストだけよりも、視覚的にユーザーの注意を引けるためです。

サイトリンクとは

サイト内の主要ページへのショートカットのこと。

サイトリンクの表示事例
サイトリンクの表示事例

サイトリンクは、わかりやすいサイト構造を構築することで表示されやすくなります。

画像を表示させるには、ページ内容と関連性のある画像を設置し、その画像が何であるかを説明する「alt属性」を適切に設定してください。

福田卓馬

AI Overview時代では、SERP占有面積を広げる施策が欠かせません。

ここまでで、AI Overviewへ表示される方法を確認しました。さらに歩を進めて「AI Overviewへだけでなく、AI検索全般へ対応していきたい」と考えている方は「AI時代のSEO施策10選」の記事も参考にしてください。

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AI Overview掲載を目指す90日対策ロードマップ

AI Overviewへの掲載は、やみくもに対策しても成果はでません。現状分析から施策の優先順位付け、効果測定までを90日間で計画的に進めましょう。

まずはリソース配分の参考にできるよう、各施策の優先度と難易度を整理しました。

施策内容優先度難易度
タイトル・メタディスクリプション改善
アンサーパッセージ化リライト
構造化データ実装(FAQなど)
指名検索数のKPI設定
サイトリンク表示の最適化

本ロードマップでは、この表の「優先度・高」から順に実行していきますが、自社のリソースに合わせて計画的に施策を進めていきましょう。

1-30日目:現状分析と優先順位付け

まずは自社サイトと競合サイトのAI Overviewへの引用状況を調査し、差分を明確にしましょう。

AI Overviewの引用元は、必ずしも検索順位と一致しません。独自の比較をやらなければ、間違った競合サイトをベンチマークとして捉えてしまうリスクがあります。

参考までに、ahrefsのブランドレーダーを活用し、AI Overviewを比較する方法をまとめました。

STEP
Rank Trackerにターゲットキーワード群を登録

Rank Trackerにターゲットとなるキーワードを登録して、AI Overviewフィルタを適用します。

ランクトラッカーにキーワードを追加する

フィルタから「SERP機能」を選択し、次の選択肢で「AIによる概要」をクリックする。

ランクトラッカーのSERP機能フィルタでAIによる概要を選択する
STEP
キーワードを見る

フィルタリング結果を見て、いくつのキーワードでAI Overviewに表示されているのかをチェックします。

STEP
競合サイトのAI Overview引用を見る

競合サイトのURLも同じように調査します。

競合サイトでは、どのようなキーワードが表示されているのかに加え、自社も引用されていないかをチェックしましょう。

AIがどの情報を価値があると見なしているかを競合比較で浮き彫りにすることで、自社が取るべきアクションが明確になります。

31-60日目:構造化データ実装とコンテンツ最適化

現状分析で洗い出した記事から、ビジネスインパクトが大きく、なおかつ対策効果がでやすい記事を優先的にリライトしましょう。

リライトとは

公開済みの記事を加筆・修正し、検索順位やSEO評価の向上を目指す施策のこと。

優先順位を決める基準は、主に次の2点です。

リライト優先度の判断基準
  • CVに近いなど、ビジネスインパクトが大きい記事
  • 検索順位がすでに高く、AIに引用される可能性が高い記事

選定した記事に対して、次の4つの改修を組み合わせて実行します。

施策内容
結論ファーストにする見出しの直後に結論を150文字以内で記述する(アンサーパッセージ化)
リストタグの使用手順や比較はリストタグやテーブルタグを使用してまとめる
構造化データの実装FAQ・HowTo・Articleなど該当するスキーマを追加する
タイトル・メタディスクリプションを改修AIの要約に勝てる魅力的なタイトルやディスクリプションを設定する
福田卓馬

正解はジャンルや対策KWによって異なるため、リライト後は定期的に効果をトラッキングしましょう。

61-90日目:KPI設計と効果測定

最後の30日間は、リライトによってどれだけAI対策が進んだのかを数値で可視化し、次の打ち手につなげるフェーズです。

ゼロクリック検索時代では、クリック数だけでなく次の3指標をセットで追います。

指標内容
表示回数Googleサーチコンソールで、表示回数を前月と比較する
指名検索ボリューム自社サービス・ブランド・商品名の検索数を比較する
AI経由のリードの成約率GA4の探索レポートで「Direct」「Organic Search(参照元なし)」の流入とCVRを調査する

指名検索ボリュームについては、Uber suggestGoogleキーワードプランナーといった無料ツールでかんたんに調べられます。

期待した効果がでていない場合は、原因を分析し、コンテンツの再修正や新たな施策を計画しましょう。

流入減は本当にゼロクリック検索が原因?特定する3つの方法

サイトへの流入減少がゼロクリック検索(AI Overview)によるものか、それとも別の要因かを正確に把握することが対策の第一歩です。特別なツールを使わなくても、無料ツールで原因を特定できます。具体的な分析手順を3つのステップに分けて解説します。

それぞれ詳しく解説します。

クリック率が低いキーワードをGoogleサーチコンソールで特定する

ゼロクリック検索の影響を調べるには、まずGoogleサーチコンソールを使い、表示回数は多いのにクリック率が低いキーワードを特定します。

Googleサーチコンソールとは

検索結果の掲載順位や検索クエリなどを分析できる無料のSEOツールのこと。

まだ登録していない方は、Googleサーチコンソールの公式ホームページで登録を済ませておきましょう。

まずはGoogleサーチコンソールを開き「検索パフォーマンス」レポートの「クエリ」タブで、キーワードを表示回数の多い順に並べ替えてください。

GSCでCTRの低いキーワードを確認する

掲載順位が高いにもかかわらず、クリック率(CTR)が極端に低いキーワードがあれば、それがAI Overviewやゼロクリック検索の影響を受けている可能性が高い候補です。

参考までに、弊社クライアント様における、検索順位とクリック率のデータを表にまとめました。

順位平均CTR
1位23.54%
2位16.80%
3位9.01%
4位7.39%
5位3.32%
6位3.79%
7位5.32%
8位2.98%
9位2.71%
10位1.51%
福田卓馬

実際のクリック率は狙っている対策KWや指名検索の有無などによって異なるため、あくまで参考程度にしてください。

上記の分析により、データに基づいた対策の優先順位付けが可能になります。

AI Overviewの表示有無を確認する

クリック率が低いキーワードを特定したら、次に実際の検索結果画面を目で見て確認します。パーソナライズされていない検索結果を見るため、必ずブラウザのシークレットモードを使用してください。

シークレットモードとは

過去の検索履歴やログイン情報に影響されずにブラウジングできるモードのこと。

シークレットモードで対象のキーワードを検索し、結果画面の上部に強調スニペットやAI Overviewが表示されているかを確認します。

表示されていれば、AI Overviewがクリック率を低下させている直接的な原因と判断できます。

福田卓馬

AI Overviewが表示されていないのに、クリック率が異常に低い場合は、タイトルやメタディスクリプションに問題がある可能性が考えられます。

ゼロクリック検索の影響度を数値化する

ゼロクリック検索の影響度を客観的に評価するには、想定減少クリック数を仮定で良いので算出してみましょう。計算式は以下の通りです。

計算式

表示回数 × (想定クリック率 - 実際のクリック率) = 逸失クリック数

たとえば、表示回数1万回で想定CTR10%に対し実際が2%なら、800クリックを逸失している計算です。

AI時代のSEO評価指標

AI Overviewやゼロクリック検索が主流となる時代では、従来のPV数やセッション数だけを追いかける評価方法では施策の価値を見誤ってしまうリスクがあります。流入数に代わる新しい指標を設定し、上司・経営層へも納得感を持って報告できる体制を整えましょう。

それぞれ詳しく解説します。

表示回数 × ブランド露出を成果と判断する

ゼロクリック検索時代における第一の成果指標は、クリック数ではなく表示回数の増加です。

検索結果に自社の専門的な回答やブランド名が表示されることは、業界内でのブランディングとして、認知効果をもたらすためです。Googleサーチコンソールを利用し、ブランド露出を計測する方法を知っておきましょう。

STEP
検索パフォーマンスを開く

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」を開きます。

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスを開く
STEP
非指名キーワードに絞り込む

フィルタから「検索キーワード」を選択し、自社の社名やサービス名を含まない、非指名キーワードに絞り込みます。

サーチコンソールで指名検索キーワードを除外する
STEP
合計表示回数を見る

指名検索以外のキーワードの表示回数が、前月よりも伸びているかどうかを判断します。

たとえクリック率が低下しても、表示回数が前月より10〜20%増加していれば、認知獲得に成功しているといえるでしょう。

指名検索数・ブランドリフトの計測方法

ブランド認知度の向上を測る具体的な指標として、指名検索数の推移を追跡するのが有効です。

指名検索とは

企業名やサービス名で直接検索されること。

計測はGoogleサーチコンソールやGoogleトレンドといった無料ツールで可能です。

STEP
検索パフォーマンスを開く

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」を開きます。

STEP
指名キーワードに絞り込む

フィルタから「検索キーワード」を選択し、次を含むクエリから、自社の社名やサービス名を指定します。

サーチコンソールで指名検索キーワードを指定する
STEP
表示回数とクリック数を見る

自社ブランドやサービスでの検索が増えているかどうかをチェックします。

3ヵ月で5〜10%ほど増加していれば、質の高い見込み客が増えている証拠だといえるでしょう。

AI経由リードの成約率を追跡するGA4設計

AIの回答を経由してサイトを訪問したユーザーは、たとえ数が少なくても、課題が明確で成約率の高い見込み客である可能性が高いです。

AI経由のリードがどれだけ成約につながっているかを個別に追跡する評価軸がかかせません。具体的には、次のような対策を立てておきましょう。

AI経由リード計測の打ち手
  • 問い合わせ欄に「AI検索(ChatGPT・AI Overview等)」の選択肢を追加する
  • GA4で「Direct」「Organic Search(参照元なし)」を計測する

お問い合わせフォームのアンケート項目で「当社を知ったきっかけ」欄を作り、AI検索という選択肢を追加しましょう。また、GA4ではDirectやOrganic Search(参照元なし)のユーザー数をページごとに計測するとAI経由の流入仮説を立てやすくなります。

STEP
探索レポートを開く

GA4の左側メニューから「探索」をクリックして、「空白(新しいデータ探索)」から新規レポートを立ち上げます。

GA4で新しい空白の探索レポートを作る
STEP
分析軸と指標を設定する

ディメンションを「ランディング ページ+クエリ文字列」と「セッションの参照元 / メディア」に設定します。加えて、指標を「セッション」「平均エンゲージメント時間」「セッションのコンバージョン率」に設定しましょう。

探索レポートを編集する
STEP
レポートを配置する

インポートした項目を行と値にそれぞれ振り分けます。

探索レポートで行と値を設定する

右下にあるフィルタで「セッションの参照元/メディア」を選択し、「Direct」 または 「Organic Search」 を指定して適用します。特定の記事において、ダイレクト経由のユーザーが増加している場合、AI検索からアクセスが来ている可能性が高いです。

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アクセスだけで施策の良し悪しを判断するのではなく、AI経由の訪問者がもたらす事業への貢献度を正しく評価しましょう。

上司・経営層に伝わる月次レポートのテンプレート

AI Overview対策の成果を社内で共有し、施策継続の合意を得るためには、新しい評価指標を盛り込んだ月次レポートを用意しましょう。

たとえば、以下のように施策のフェーズごとに追うべき指標を整理すると、報告がわかりやすくなります。

施策フェーズ主要KPI目的
初期(1〜30日)表示回数
AI Overviewへの引用数
ブランド露出最大化
中期(31〜60日)CTR
サイトリンク表示数
検索からのアクセス増加
後期(61〜90日)指名検索数
AI経由リードの成約率
売上への貢献

従来のアクセス数だけでなく、ブランド認知やリードの質を示す指標を組み合わせることで、施策の多面的な価値を可視化できます。

福田卓馬

追うべき指標の見直しは、社内の理解と協力を得るためにもかかせないステップです。

AI検索 × ゼロクリック対策の成功事例と失敗事例

AI検索への対策がどのような成果や課題につながるのか、国内外の事例をまとめました。自社のAI対策の参考例として活用してください。

それぞれ詳しく解説します。

AI参照トラフィック43%増・CVRは通常検索の25倍だった事例

項目詳細
課題AI回答に自社コンテンツが表示されない
施策AI向けに事実の密度を高めるGEO施策
ビフォーアフターAI流入43%増
CV数83%増
CVRは通常検索の25倍
参考:https://gofishdigital.com/blog/generative-engine-optimization-geo-case-study-driving-leads/

Go Fish Digitalでは、検索上位にもかかわらず、AI引用に表示されず機会損失しているという課題をかかえていました。

この会社が成果を出せたポイントは、以下の3つだと考えられます。

成功要因
  • 根拠不足を解消
  • AIが理解しやすい専門用語と文脈の網羅
  • AI引用による信頼獲得

AI Overviewに表示されないのは、信頼できる情報源になれていないことが原因だと考えられます。同社では、客観的なデータや専門的なファクトを意図的に追加することで、引用数を大きく伸ばしました。

AIに引用されやすくするため、具体的な数値データや一次情報を意図的に配置し、AIが確実に文脈を拾い上げて引用できる独自のコンテンツ構造を採用。

結果として、AIからの流入が43%も増加しています。

福田卓馬

単に人間が読みやすいだけでなく、AIが抽出・引用しやすい「ファクトと構造」を持ったコンテンツを設計しておくことが重要だとわかります。

AI引用数450%増・月間14億ユーザーが流入した事例

項目詳細
課題AI回答に自社情報が表示されない
施策実体験に基づく対話型コンテンツの拡充
ビフォーアフターAI引用率が3ヵ月で450%急増
※月間トラフィック14億回を達成
参考:https://thedigitalbloom.com/learn/google-ai-overviews-top-cited-domains-2025/

Redditでは、情報が均質化する検索市場において「いかにしてAIに自社コンテンツを優先的に引用させるか」という課題をかかえていました。

この会社が成果を出せたポイントは、以下の3つだと考えられます。

成功要因
  • 一次情報の徹底
  • 独自の実体験で引用枠を獲得
  • 疑問に直接答える実践的・対話的な回答

AIに引用されない場合、単に情報量やドメインパワーの不足ではなく、AIが求める「人間ならではのリアルな経験」がコンテンツに欠如していると考えられます。

同社では、教科書的な解説ではなく、ユーザーの生の声や専門家の実体験といった生きた回答を意図的にコンテンツへ組み込みました。

外注記事にありがちな、他サイトの情報をツギハギしただけで独自性がなく、AIにスルーされる無個性なまとめ記事になるのを防いでいます。

福田卓馬

読者のリアルな声や現場の実体験を一次情報として設計しておくことが重要です。

セッション微減でも収益11%増を実現したECサイトの事例

項目詳細
課題AI検索普及に伴う、ECサイトへの流入減少リスク
施策専門家監修によるE-E-A-T強化と、会話型クエリ向けFAQの拡充
ビフォーアフターセッションは3%減少するも、収益は11%増加、取引数は14%増加
参考:The Zero Click Era: How to Grow Revenue Without Growing Sessions

Horsewareは、AI検索の台頭でECサイトへの流入が減少し、結果として売上まで低下するのではないかという不安をかかえていました。

この会社が成果を出せたポイントは、以下の3つだと考えられます。

成功要因
  • 流入の「量」から購買意欲の高い「質」の獲得へシフト
  • 会話型クエリに対応しFAQを再構築
  • 有資格者の起用でE-E-A-Tを直接的に強化

AI Overviewや強調スニペットを通じて自社の専門性をアピールし、クリックされる前にユーザーの信頼を獲得することで、セッション数が減少しても収益が向上するという理想的なサイクルを実現しています。

専門家の起用により、一次情報で裏付けられた信頼に足るコンテンツを展開したことで、生成AIからもユーザーからも評価されるコンテンツ基盤を整えられたと考えられます。

福田卓馬

単なる流入数アップではなく、検索結果上でのブランド認知と質の高い訪問者のCV獲得を設計しておくことが重要です。

【失敗事例】対策なしで流入55%減少した大手ニュースメディアの事例

項目詳細
課題AI Overviewに自社記事が表示されない機会損失
施策AI最適化を怠り従来の量産型SEOを継続
ビフォーアフターオーガニック流入が55%も激減
※AIに代替され検索経由の読者が消失
※参考:Google AI Overviews 2025: Top Cited Domains & Traffic Shifts

Business Insiderは、反対にAI Overviewの普及に伴ってコンテンツの価値が下がり、深刻なトラフィック減少に陥った失敗事例です。

同社では単なるまとめ情報を掲載していたため、AI要約によってサイトに訪れる必要性がなくなり、半分以上のユーザーを失っています。

ほかにも、ForbesとHuffPostといったページビュー依存の広告収入に依存しているメディアは、軒並みトラフィック減少で大打撃を受けているとわかりました。

とくに、ForbesはAI引用が盛んなのにもかかわらず、トラフィックは変わらず減少しています。AI Overviewに引用されずとも、キーワード次第ではビジネス成果につながらないことは十分あり得るのです。

よくある質問

AIによる概要がでるときとでないときの違いは何ですか?

検索クエリの性質とトピックのリスクによって決まります。

AIは「〇〇とは」「〇〇のやり方」といった情報収集を目的とする検索では積極的に表示されます。

一方で、特定のサイトに行きたいだけのクエリ、および医療・金融など誤情報が重大なリスクを伴う「YMYL領域」では、安全性を考慮して表示が抑制される傾向にあります。

スマホ(iPhone/Android)でもAI Overviewは表示されますか?

はい、iPhone・Androidを問わず、スマートフォンのブラウザやGoogleアプリでも表示されます。

Googleはデバイスを問わず一貫した検索体験を提供しています。

ただし、スマートフォンの画面サイズに合わせて表示形式やテキスト量が最適化されます。

したがって、モバイル環境でもAIが情報を抽出しやすい「構造化されたシンプルなコンテンツ設計」は引き続き重要だといえるでしょう。

AI Overviewへの表示を拒否することはできますか?

AI Overviewへの引用のみを完全に拒否する公式機能はありません

引用を防ぎたい場合は、ページ全体を検索結果から除外する「noindex」タグを設定するか、スニペットの文字数を制限する「nosnippet」「max-snippet」タグを活用して間接的に制御するしかありません。

基本的には、インデックスを許可する=AIに引用される可能性があると捉えておきましょう。

AI OverviewのSEO対策で最も重要な要素は何ですか?

最も重要なのは、一次情報(独自のファクト)の提供です。

AIは複数のサイトから情報を合成するため、他サイトと同じまとめ情報は引用元として選ばれにくくなります。

自社独自の調査データ、顧客の生の声、専門家の実体験など「そのページにしかない情報利得」を提示することが、AI時代のSEOにおいて最大の競争力となります。

AI Overview対策の効果がでるまでの期間はどのくらいですか?

一般的には3〜6ヵ月が目安です。

これはサイトの現状や競合状況によっても異なります。

コンテンツのリライトや構造化データの実装を行っても、Googleがページに来て、AIの回答ソースとして採用するまでには一定のタイムラグが生じます。

AI Overview対策とゼロクリック検索対策は同じですか?

AI Overview対策は、ゼロクリック検索対策の中核と位置づけられます。

ゼロクリック検索は、強調スニペットやナレッジパネルなどを含む、より広い概念です。

AI Overviewの登場により、ゼロクリック検索の傾向がさらに加速したため、AIに情報を引用されるための対策(GEO)が中核を占めるようになっています。ただし、タイトル改善などCTR起点の従来からの対策も引き続きかかせません。

ゼロクリック検索の影響を受けやすい業種・クエリは?

とくに影響を受けやすいのは「〇〇とは」「〇〇の首都」のような、答えが一つに定まる情報系のクエリです。

また、天気・株価・計算・翻訳など、Googleが独自機能で直接回答を提供できるクエリもサイトへの流入は見込めません。業種としては、レシピサイト・辞書サイト・かんたんな手続きを解説する士業サイトなどが影響を受けやすい傾向にあります。

自社のメインターゲットとするクエリが、検索結果画面だけで完結するものでないかを確認してください。

小規模サイトでもAI Overview対策(GEO)は有効ですか?

GEO(生成エンジン最適化)は、サイトの規模に関わらず取り組む価値があります。

むしろ、ニッチな分野で高い専門性を持つ小規模サイトの方が、特定の質問に対して最も信頼できる情報源としてAIに引用される可能性があります。サイトの大小ではなく、コンテンツの質と専門性が問われます。

クリック率の目安はどのくらいですか?

クリック率(CTR)の目安は、業界・対策KWの種類・検索順位・検索結果に表示される要素によって大きく変動します。

他社と比較するのではなく、自サイトの過去のデータと比較してください。施策を実行した後に、特定のキーワードのクリック率が改善したかどうかを定点観測し、自社なりの改善基準を持つことが大切です。

ここまでAI Overviewに表示されない原因と対策を解説してきましたが、自社のリソースだけで、これらの施策を継続的に実行しきるのは決してかんたんではありません

福田卓馬

EXTAGEは300社以上の支援実績をもとに、AI検索時代に対応した改善施策の立案〜実行まで伴走支援します。

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