「校正までAIでサクッと終わらせたい」
「結局どのAIツール・プロンプトがおすすめ?」
「校閲手順をいいかんじにまとめたい」
ChatGPTなどの生成AIの文章校正ツールは無料で使えて便利ですが、チェックが甘かったりトンマナが反映されなかったりして、結局自分で見直す羽目になるケースも多いです。
プロンプトとツールを少し変えるだけで、その手間を大幅削減できます。
福田卓馬EXTAGEではAI校正と人間のダブルチェック体制を整え、校正時間を120分→40分に短縮し、CV率1.5倍を実現しました。
本記事では、おすすめのAI校正ツールと、コピペで使えるパターン別校正プロンプトを紹介します。
本記事では文章校正にフォーカスしていますが、構成・執筆・装飾までAIで一気通貫に進めたい方は、EXTAGEが現場で使っている実践プロンプトをまとめた無料マニュアルもあわせてご活用ください。
校正で浮いた時間を、そのままコンテンツの質と本数アップに回せます。
生成AIの文章校正でできること
誤字脱字の検出だけにとどまらず、人間が時間をかけていた装飾やルール統一までAIに任せられるのが、従来の校正ツールとの最大の違いです。
それぞれ詳しく解説します。
表記ゆれや誤字脱字の修正
AI校正がもっとも得意なのは、表記ゆれと誤字脱字を一気にあぶり出す作業です。
同じ意味の語を異なる表記で書いてしまう不一致のこと。
たとえば、記事のなかに「下さい」と「ください」という表記が混ざると、読み手のリズムが崩れ、メディアとしての信頼も落ちます。
AIに本文を貼り付けてチェックしてもらえば、次のような表記ゆれを瞬時に見つけられます。
- ひらがな/漢字(下さい/ください)
- 漢字/カタカナ(子供/子ども)
- 全角/半角(20%/20%)
- 送り仮名(行う/行なう)
- 単位・記号(ヶ月/カ月)
生成AIに「表記ゆれと誤字脱字を修正して」と指示するだけでも、1〜2分で間違いを直せます。スクロールして目で探していた時間が、体感で10分の1以下に短縮されるでしょう。
ただし、AI校正だけで誤字脱字を100%ふせげるわけではなく「保障」と「保証」など、文脈に依存する誤字脱字は見落としてしまうこともあります。
福田卓馬最終確認は人間がやる前提で運用しましょう。
レギュレーションに沿った調整
自社メディアのレギュレーションを生成AIに渡すだけで、ルールに沿って校正してくれます。
メディア・記事ごとに統一しておきたい表記やトンマナのルール集のこと。
レギュレーションを設定しないまま、漠然と「文章を校正して」と指示しても、出力の精度はそこまで高くなりません。
次のように最低限のルールをエクセル・Googleドキュメントなどにまとめておくだけでも、文章のクオリティがグッと上がります。
- 漢字の開閉ルール(全て→すべてなど)
- 敬語・語尾の統一(です・ます調で統一など)
- 数字・記号(数字は半角に統一するなど)
- 専門用語の言い換え(コンバージョン→CVなど)
EXTAGE株式会社では、スプレッドシートにまとめたチェックリストを校正の際に毎回読み込ませるようにして、文章のクオリティ基準を高めています。

福田卓馬シートは1枚にまとめておくと、AIへの読み込みも引き継ぎもラクになります。
WordPressの装飾
記事の校正作業のなかで、生成AIに任せるともっとも時短につながるのがWordPressの装飾作業です。
記事制作の際、入稿作業に時間を取られて、リソースを圧迫される担当者は少なくありません。
本文を書き終えて、太字やマーカー、テーブル(表)などの装飾を手動で入れようと思うと、5,000文字程度の記事で30分以上はかかります。
AIに装飾ルールを渡せば、記事装飾にかかる時間を大幅短縮できるのでおすすめです。
- 太字・マーカー
- 吹き出し
- テーブル
- STEPブロック
- キャプションボックス
- 箇条書きの cap-block 化
生成AIによる装飾の標準化は、コンテンツの読みやすさ、ひいてはユーザー行動にもつながってくるため、費用対効果は高いです。
校正だけでなく構成・執筆まで含めたAIライティングのやり方を体系的に学びたい方は「AIライティングのやり方4ステップ|成果を出すプロンプトと編集術を徹底解説」の記事をご覧ください。

文章校正のおすすめAIツール5選【比較表付き】
文章校正のAIツールを選ぶときは、無料か有料かよりも「自社の校正ボリューム」と「情報ソースの統合先」で選ぶようにしましょう。
おすすめのAI校正ツールは、以下の5種類です。
| ツール | 料金 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 無料/有料20ドル〜 | 日常校正を1人で回すマーケ担当 |
| Claude | 無料/有料20ドル〜 | 長文記事のトンマナ統一にこだわる編集者 |
| Gemini | 無料中心 | 無料で校正まで完結させたい人 |
| Microsoft Copilot | 無料/Microsoft 365 Copilot 月額4,497円〜 | Office文書中心のビジネスユーザー |
| Notion AI | 10ドル〜/席 | チームでナレッジ運用したい組織 |
校正から装飾まで、ワンストップで任せられるツールになっているので、それぞれの特徴をわかりやすく解説していきます。
ChatGPT|汎用性・コスパで選ぶならこれ一択

ChatGPTは、ちょっとした日常的な文章校正を実施したいだけのケースに向いています。
他社のAIツールと比較して、機能性が高く汎用性に優れているのが特徴です。画像生成やレギュレーションファイルの読み取りなどにも対応しています。
「GPTs」や「Projects」などのカスタマイズ要素も多く、システムを組めない方でも、自社なりの校正システムを構築しやすいでしょう。
福田卓馬コストもそこまでかかりません。
毎月20ドルの「Plusプラン」なら、1万文字の長文校正や、WordPressの装飾までストレスなくこなせます。
Claude|長文・トンマナ統一に強い

5,000文字をゆうに超えるような長文記事の校正なら、Claudeがもっともおすすめです。
ほかのAIツールと比べて、長文の文脈保持力で頭ひとつ抜けています。1万文字を超えるSEO記事でも、冒頭で指定したルールを覚えていて、文末表現や表記ゆれをしっかり拾ってくれるのが強みです。
ハルシネーションが起きにくいため、数字や固有名詞が勝手に書き換えられるリスクも抑えられます。
生成AIが生み出すそれっぽい誤情報のこと。
ただし、無料プランの使用制限が厳しめです。毎月10〜20本以上のコンテンツを制作するなら、月額20ドルの「Proプラン」の契約を検討しましょう。
福田卓馬長文の最終仕上げをAIに任せたいなら、Claudeを試してみてください。
Claudeで校正・執筆まで一貫して進めたい方は「Claude記事作成の完全ガイド|文章校正から本文執筆まで成果を出す5ステップ」の記事をご覧ください。

Gemini|無料で校正まで完結させたい人向け

Geminiは、導入コストゼロでAI校正を始めたい人の最有力候補です。
ChatGPTやClaudeと比べると、無料プランで使える機能が広いため、毎月数本くらいの文章校正なら無料のままで問題ありません。
Googleドキュメントと完全連携できるため、ドキュメント上で右クリックするだけで、校正案を提示してくれます。
福田卓馬AIチャットを開いて、文章校正を指示する手間すらかかりません。
ただし、長文チェックの精度はClaudeに劣ります。
長文の文章校正が多い、または精度にこだわりたいといったケースには向きませんが、無料で使いやすいのでお試しにもおすすめです。
無料で使えるGeminiで校正から執筆まで進めたい方は「Geminiで記事作成する方法|文章校正から執筆まで効率化するプロンプトと実践フロー」の記事をご覧ください。

Microsoft Copilot|Word/Outlookの校正に強い

WordやOutlookを使用しており、ビジネス文章を校正してほしいなら、Copilot(コパイロット)が便利です。
差別化ポイントとして「Microsoft 365」と完全統合されています。Word・Outlook・PowerPointで、提案書やメールをファイルを開いたまま校正できるのが便利です。
ビジネス文書の文体に最適化されており、テナント内データを安心してあつかえるエンタープライズセキュリティも強みです。
ただし、SEO記事の校正には向きません。
WordPressの装飾を直したり、自社レギュレーションを読み込ませたりといった作業は、ほかのAIツールに任せましょう。
福田卓馬Microsoft 365を契約している企業なら追加コストなしで使えるのも魅力です。
Notion AI|社内ドキュメント・ナレッジ運用と一体化したい人向け

Notion AIは校正単体というより、ナレッジ運用とセットで価値を出すタイプです。
ユニークなのは、校正をナレッジ管理と一体化できるところです。レギュレーションをNotionで管理し、AIにそのまま参照させられます。
ChatGPTのように別途プロンプトに貼り直す手間がなく、表記ゆれシートやフィードバックの履歴をNotionに蓄積できるのも強みです。
ただし、もともとNotionを導入していなければ、あまり利用価値はありません。校正の精度自体はClaudeなどに劣るからです。
福田卓馬すでにNotionで記事ストックを管理しているチームなら相性は抜群です。
校正だけでなくSEO記事制作全体で使えるAIツールを比較検討したい方は「AIライティングツールの比較5選|無料・有料の選び方とSEO対策AIツール活用法」の記事をご覧ください。

生成AIの文章校正に使えるプロンプト例5選【コピペOK】
EXTAGEが日常運用している校正プロンプト例を、コピペで動く完成形のまま公開します。そのままChatGPTやClaudeに貼り付けて使ってください。
それぞれ詳しく解説します。
シンプル校正プロンプト
誤字脱字・文法エラーをまとめてチェックできる万能プロンプトです。迷ったらこのプロンプトを活用してください。
意味やトンマナを変えずに、修正箇所だけを太字+テーブルで返してくれる構造になっています。ChatGPTでもClaudeでもそのまま動作する設計です。
◼︎シンプル校正プロンプト
# 前提条件
・役割:あなたはプロの編集者であり、言語学に精通した文章校正のスペシャリストです。
・目的:提供されたブログ記事の「意味」や「トーン&マナー」を一切損なわずに、誤字脱字や文法エラーのみを完璧に修正し、クリアな文章にすること。
# 制約条件
・誤字脱字、衍字(不要な文字)、脱文、明らかな文法の誤りのみを修正対象としてください。
・筆者の意図、独自の言い回し、文末表現(です・ます等の連続)は勝手に書き換えないでください。
・修正箇所がユーザーに一目で分かるよう、修正後の文章では該当箇所を**太字**で強調してください。
・文章が途中で途切れないよう、省略せずに必ず【対象テキスト】の全文を出力してください。
・最終出力の前に深呼吸をし、修正前後で文章の意味が変わっていないかセルフチェックを行ってください。
# 情報
記事のタイトル(テーマ)="
【ここに記事タイトルを入力】
"
対象テキスト="
【ここに校正したい文章を貼り付け】
"
# 出力形式
以下の【参考フォーマット】に厳密に従って出力してください。
参考フォーマット="
■修正後の文章
(ここに修正箇所を太字にした全文を出力)
■修正箇所リスト
| 番号 | 修正前 | 修正後 | 修正理由 |
|------|--------|--------|----------|
"使い方の流れは以下のとおりです。
プロンプトを貼り付けて、記事タイトルと校正したい本文を指定箇所に貼り付けます。

長文の場合、3,000〜5,000字ごとに区切って投げると精度が安定します。
チャットの右下の実行ボタンをクリックします。

生成AIには「モデル」が複数あり、選ぶモデルによって校正の精度が変わります。AIごとの推奨モデルは以下のとおりです。
| AI | 推奨モデル |
|---|---|
| ChatGPT | ・GPT-5(Plus) ・無料はGPT-5 mini |
| Claude | ・Sonnet 4.5以降(Pro) ・長文はOpus |
| Gemini | ・Gemini 2.5 Pro (無料で十分) |
| Microsoft Copilot | ・標準 (GPT系ベース) |
| Notion AI | モデル選択は不可 |
迷ったら「ChatGPTのGPT-5」もしくは「Claude Sonnet」を選んでおけば、校正の精度で困ることはありません。
修正前後の意味のズレがないかをサッと確認しましょう。
「敬語統一も追加で」「冗長な箇所も指摘して」など追加指示を出すと、自社向けに精度が育っていきます。
aiっぽい文章を直すプロンプト
AI文章にありがちな「機械っぽさ」「大げさな表現」をなくして、人間が書いたような自然な日本語に整えるプロンプトです。
「AIっぽい文章」とは、以下のような違和感のある表現が多く混ざった文章を指します。
- 「魔法の杖」「健康診断」などの大げさな比喩・常套句
- 「〜という現象」など抽象名詞でぼかす表現
- 「〜と言えるでしょう」など冗長な断定回避
- 文中にやたらと使われる「」や()
- 「〜される傾向にあります」など体言止めや受動態の多用
AI生成記事をそのまま公開すると検索順位が伸びにくいときは、このプロンプトでワンクッション挟んでから出すと安心です。
◼︎aiっぽい文章を直すプロンプト例
# 役割
あなたはWebメディアの編集者で、AI生成文の自然化を専門としています。
# 目的
以下の対象テキストはAIで生成したものです。意味は保ったまま「AIっぽさ」「テンプレート感」を抑え、自然な日本語のトーンに調整してください。
# 調整方針
・「〜と言えるでしょう」「〜することが重要です」等の汎用フレーズを削減
・接続詞「また」「さらに」「そして」の多用を抑制し、文の繋ぎを自然に
・主語の重複・体言止めの過剰使用を是正
・句読点のリズムを意識し、1文の平均文字数を40字前後に調整
・個別の体験・具体的な数字・固有名詞があれば活かして血の通った文章にする
# 制約条件
・筆者の主張・専門用語・固有名詞・数字は変えないでください。
・修正は最終出力の全文反映と、テーブル形式の修正リストの両方で示してください。
# 情報
対象テキスト="
【ここに自然化したいAI生成文を貼り付け】
"
# 出力形式
■修正後の全文
(ここに自然化を反映した全文を出力)
■修正リスト
| 番号 | 修正前 | 修正後 | 修正したポイント |
|------|--------|--------|------------------|使い方の流れは以下の2STEPです。
プロンプトの「対象テキスト」の部分に、校正してほしい文章を貼り付けて、実行してください。
自然化したいAI生成文を「対象テキスト」に貼り付けて実行します。長文の場合は2,000〜3,000字ごとに区切ると精度が安定します。
テーブルでどの箇所が「AIっぽさ」と判定されたかを確認します。
違和感のある表現がまだ残っているときは「もっと口語に寄せて」「体言止めはこのままで」など追加指示でチューニングしましょう。
表記ゆれ・敬語統一用プロンプト
表記ゆれと敬語のばらつきだけをピンポイントで潰したいときに使うプロンプトです。
「下さい/ください」「ヶ月/カ月」のような揺れと、丁寧語の混在をテーブルで一覧化してくれます。シンプル校正と組み合わせると盤石です。
◼︎表記ゆれ・敬語統一プロンプト
# 役割
あなたは日本語の表記ゆれ・敬語統一を専門とする校正者です。
# 指示内容
以下の対象テキストについて、表記ゆれと敬語の不統一を検出し、自社レギュレーションに沿って修正してください。
# 制約条件
・誤字脱字や文意の修正は行わず、表記ゆれと敬語統一のみに集中してください。
・「ですます調/である調」が混在していたら、ですます調に統一してください。
・自社レギュレーション(漢字をひらく16語シート)に該当する語があれば優先的に開いてください。
・修正は最終出力の全文反映と、テーブル形式の修正リストの両方で示してください。
# 自社レギュレーション(漢字をひらく16語シート)
例えば→たとえば/下さい→ください/分かる→わかる/良い→よい/全く→まったく/全て→すべて/既に→すでに/特に→とくに/簡単→かんたん/出る→でる/欠かせ→かかせ/繋がる→つながる/防ぐ→ふせぐ/抱え→かかえ/騙さ→だまさ/ヶ月・カ月→ヵ月
# 情報
対象テキスト="
【ここに校正したい文章を貼り付け】
"
# 出力形式
■修正後の全文
(ここに修正反映後の全文を出力)
■修正リスト
| 番号 | 修正前 | 修正後 | 種別(表記ゆれ/敬語統一/レギュ適用) |
|------|--------|--------|----------------------------------------|冗長表現・読みやすさ改善用プロンプト例
読みづらい一文・冗長表現を一気に圧縮するためのプロンプトです。
1文の長さや重複表現を検出し、意味を保ったまま短く整える指示を組み込んでいます。読了率改善・直帰率低減と相性のいいプロンプトです。
◼︎冗長表現・読みやすさ改善プロンプト
# 役割
あなたはWebメディア編集者で、読了率改善を専門とするライティングコーチです。
# 目的
対象テキストの意味を保ったまま、冗長表現と読みづらさを解消し、スマホで読みやすい一文に整えてください。
# 制約条件
・1文は40〜60字を目安に短く整えてください(最長80字以内)。
・「〜することができる」→「〜できる」のような冗長表現を圧縮してください。
・同じ意味の重複(「まず最初に」「〜することにより〜できるようになる」等)は削除してください。
・主語や指示語のあいまいさが残らないよう、必要に応じて補ってください。
・筆者の主張・トーン・専門用語は変えないでください。
# 情報
対象テキスト="
【ここに改善したい文章を貼り付け】
"
# 出力形式
■改善後の全文
(ここに改善反映後の全文を出力)
■改善リスト
| 番号 | 改善前 | 改善後 | 改善理由 |
|------|--------|--------|----------|AI校正で文章を整えて読了率を伸ばしたい方は「読了率を上げる方法とは?生成AI文章の校正で品質を高めるポイント」の記事をご覧ください。

WordPress装飾用プロンプト例|HTMLブロックの装飾までAIに任せたいときに
WordPressのHTMLブロック装飾までAIに任せて、本文校正と同じ流れで仕上げるためのプロンプトです。
太字・マーカー・吹き出し・STEP・FAQといった装飾を、自社の装飾HTMLルールに沿って自動で挿入します。SWELLなどブロックテーマを使うメディアと相性が抜群です。
◼︎WordPress装飾用プロンプト例
# 役割
あなたはWordPress(SWELL)の装飾HTMLに精通したWebメディア編集者です。
# 目的
対象テキストを、自社の装飾HTMLルールに沿った形でブロック装飾し、貼り付けるだけで公開できる状態に整えてください。
# 制約条件
・本文の意味・トンマナ・誤字脱字には手を入れず、装飾の挿入と整形のみを行ってください。
・HTMLブロックコメント(<!-- wp:xxx -->)を壊さないでください。
・装飾は読みやすさを優先し、1段落につき太字+マーカーは最大1箇所に抑えてください。
・修正は最終出力の全文反映と、テーブル形式の装飾リストの両方で示してください。
# 自社の装飾HTMLルール
・太字は<b>、マーカー+太字は<strong><span class="swl-marker mark_yellow">…</span></strong>
・吹き出しは<!-- wp:loos/balloon -->+<p>形式、1文60字以内
・リストはwp:loos/cap-blockのis-style-onborder_ttlで包む
・テーブルはwp:tableのみで包む(cap-blockで包まない)
・STEPはwp:loos/step外側ラッパ必須
・FAQはwp:loos/faqでoutputJsonLd:true
# 情報
対象テキスト="
【ここに装飾したい本文を貼り付け】
"
# 出力形式
■装飾後の全文
(ここに装飾を反映した全文を出力)
■装飾リスト
| 番号 | 装飾箇所 | 適用した装飾 | 適用理由 |
|------|----------|--------------|----------|使い方の流れは以下の2STEPです。
装飾したい本文をプロンプトの「対象テキスト」に貼り付けて実行します。装飾HTMLルールはそのままで問題ありません。

装飾リストで太字・マーカー・吹き出し・STEP・FAQの挿入箇所をチェックし、問題なければWordPressに貼り付けて公開します。
装飾の過不足はフィードバックとして渡せば、自社向けの「育ったプロンプト」に進化します。
校正だけでなく構成・タイトル・本文執筆までAIで仕組み化したい方は「AIライティング用のプロンプト5選|構成案から校閲まで使えるテンプレート集」の記事をご覧ください。

プロンプトの精度を上げる3つの調整ポイント
ご自身でAIの文章校正プロンプトを組むなら、情報を構造化して渡すことを意識しましょう。長文で指示するよりも、役割・指示・情報といった構造を明確化したほうが精度が上がります。
EXTAGEで日常的に効いている調整ポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
役割を与える(ロールプロンプティング)
プロンプトの冒頭で「あなたは〇〇です」と役割を渡すだけで、出力の精度が一段上がります。
生成AIは、与えられた役割に沿って語彙・観点・厳しさを切り替えるためです。本記事のプロンプト例にも「あなたはプロの編集者であり…」のような前置きを入れているのはこのためです。
- SEO記事の校正:あなたはSEOに精通したWebメディア編集者です
- ビジネス文書の校正:あなたは社内文書を扱う校閲担当者です
- 論文・レポートの校正:あなたは学術論文の校閲を手がけるアカデミック編集者です
福田卓馬役割を変えるだけで、同じプロンプトでも観点とトーンが大きく変わります。
指示と情報を分離する
対象テキストはダブルクオート(””)で囲うと、区切りが明確になります。
指示文と校正対象テキストを混在させると、AIがどこまでが指示でどこからが本文か判断できなくなってしまうためです。
本記事のプロンプト例で「# 指示」「# 制約条件」「# 情報」のように見出しで区切っているのは、この精度低下をふせぐためです。
- 「以下の文章を校正してください。SEO記事の文章校正は便利な反面〜(本文)」
- # 指示
以下の対象テキストを校正してください。
# 対象テキスト
“SEO記事の文章校正は便利な反面〜”
出力形式を指定する
文章の出力形式を指定しておけば、コピペでそのまま使える状態で返ってくるので便利です。
- テーブル形式:修正前/修正後/修正理由を列で並べたい場合
- 修正後の全文:そのままWordPressに貼り付けたい場合
- JSON形式:別ツールに渡してパースしたい場合
出力形式を指定しないと、AIは「承知しました」のような挨拶文や前置きを勝手に挿入してきます。
本記事のプロンプト例で「■修正後の全文」「■修正リスト」などと指定しているのは、出力形式がぶれないようにするためです。
ChatGPTで校正以外にSEO記事の企画から執筆まで仕組み化したい方は「ChatGPTを使ったSEO対策|活用シーン10選とプロンプト集」の記事をご覧ください。

AIで文章校正する流れ
プロンプトを単発で実行するだけでは、出力品質は安定しません。最初にやるべき仕込みから、運用に乗せて自社向けに育てるところまでを、EXTAGEが実践している流れで紹介します。
それぞれ詳しく解説します。
STEP1:自社の校正レギュレーションを設ける
最初にやるべきは、自社の表記ルールを最低限のシートに言語化することです。
EXTAGEでは「漢字をひらく16語シート」をベースにしています。読みやすさが上がるうえに、AIに渡せばそのまま運用できる形式なので、ハードルが低いのもメリット。
| 修正前 | 修正後 | 修正前 | 修正後 |
|---|---|---|---|
| 例えば | たとえば | 下さい | ください |
| 分かる | わかる | 良い | よい |
| 全く | まったく | 全て | すべて |
| 既に | すでに | 特に | とくに |
| 簡単 | かんたん | 出る | でる |
| 欠かせ | かかせ | 繋がる | つながる |
| 防ぐ | ふせぐ | 抱え | かかえ |
| 騙さ | だまさ | ヶ月・カ月 | ヵ月 |
16語のシートはGoogleスプレッドシートやエクセルでも、メモ帳でも問題ありません。チームで共有して、追加があれば随時更新する運用がおすすめです。
福田卓馬ルールがゼロのままAIに任せると、品質が担当者の好みでブレる原因になります。
STEP2:レギュレーションを生成AIに読み込ませる
作ったレギュレーションは、最初の指示文でAIに渡しておくのが鉄則です。
ChatGPTのカスタム指示や、ClaudeのProjects機能にセットしておけば、毎回のプロンプトで貼り直す必要がなくなります。
共有メンバー全員が同じ条件で校正できるため、品質のブレも消えます。
◼︎レギュレーション読み込み用プロンプト
これから添付するシートは、自社メディアの校正レギュレーションです。
以降の校正タスクでは、必ず以下のルールに従って文章を整えてください。
# 自社レギュレーション
・漢字をひらく16語シート(添付)に従う
・ですます調で統一する
・1文40〜60字を目安に短く整える
・主張の根拠と数字をあいまいにしない
# 適用範囲
今後この会話のなかで投げる校正対象テキストすべてに対し、上記レギュレーションを適用してください。
レギュレーションに反する箇所は、必ず修正リストに「レギュ違反」と記載してください。実際にプロンプトを貼り付けて実行すると、以下のようにレギュレーションが反映された出力が返ってきます。

シートをそのまま貼り付けるだけでも動作しますが、CSV化して添付すると安定度が上がる印象です。
STEP3:プロンプトを使って文章を校正する
プロンプトを使ってAIで文章を校正するときは、フィードバックを蓄積させることを意識しましょう。
出力で気になったところをフィードバックで返していくと、自社に最適化されたプロンプトへと育っていきます。
フィードバックの内容を残しておいてもらえるように、あらかじめ以下のように指示しておけば、次回からはそのプロンプトをそのまま使えます。
これから実施するフィードバックの内容をすべて保存して、プロンプトへ反映していってください。
福田卓馬フィードバックを蓄積するほど、プロンプトは自社専用の校正担当者に育ってくれます。
表記ゆれ・トンマナ以外もSEO観点で文章品質を底上げしたい方は「SEOライティングで成果を出す書き方|上位表示と読者満足を両立する15ルール」の記事をご覧ください。

AI校正後に人間が必ずチェックすべき3点
生成AIで校正した文章をそのまま公開するのはNGです。
AIは、数字や固有名詞などを文脈に合わせて書き換えてしまう可能性があるため、公開する前に必ず人間がチェックしましょう。
それぞれ詳しく解説します。
ファクトチェックを実施する
AIによる校正で最も危ないのが、数値・固有名詞・出典のすり替えです。
生成AIは、文脈に合わせて数字を書き換えることがよくあります。たとえば「平均30%向上した」という自社データが勝手に「50%向上」に書き換えられるケースは少なくありません。
原文と付き合わせながら、次の項目をチェックしましょう。
- 数値
- 固有名詞
- 引用元URL・出典名
- 日付・時系列
- 数量・単位
- 専門用語の定義
原文と校正後のテキストを画面上で並べて、ひとつずつ目視チェックしていくだけで、コンテンツの信頼性を担保できます。
福田卓馬数字の書き換えはハルシネーションの典型例。原文との照合が必須です。
文脈の違和感とトンマナの最終確認
単語レベルではOKでも、段落の流れが不自然になっているケースはAI校正に頻出します。
「文脈の違和感」とは、1文ずつは正しいのに、段落をまたいだ瞬間に話の流れが噛み合わなくなる状態のことです。
具体的には、前後の章で主張が矛盾する、主語と述語が対応していない、論理の順序が飛んでいるといったパターンが頻出します。
たとえば、1万字の記事を分割してAIに校正させると、章をまたぐと推奨が矛盾するパターンが起きがちです。
- 前章「無料で始めたいならGemini一択です」
- 後章「迷ったらChatGPTがいちばんハズレが少ないです」
前後で推奨ツールが噛み合わず、読者が「結局どれを選べばいいの?」と混乱します。
修正パターンとしては、章ごとの推奨をバラバラに書くのではなく、読者の段階に沿って連続性のある流れに整えましょう。
- 前章「無料で始めたいならGemini一択です」
- 後章「使い込んで本格運用したくなったら、月20ドルのChatGPT Plusへ移行が現実的です」
福田卓馬違和感は通読しないと拾えません。スマホで文章を開き、音読していきましょう。
差別的表現・不適切な言い回しの削除
AIは差別的・誤解を生む表現を完全には除去できません。
差別的表現・不適切な言い回しとは、性別・年齢・職業・人種・病気などに対する決めつけや偏見を含む文章のことを指します。
AIは学習データに含まれていた表現をそのまま出力するため、不適切だと気づかないまま使ってしまうリスクが高めです。
- 性別の決めつけ(男性は〜が苦手など)
- 年齢の決めつけ(若者は〜できないなど)
- 職業差別(主婦・契約社員でも〜)
- 病気・障害への不適切な表現(メンタル弱い人向けなど)
- 国籍・人種に関する偏見
- 医療・法律の断定(絶対治る)
SNSで偏見を含む広告コピーを出した大手食品メーカーが炎上し、不買運動から売上減少につながった事例もあります。
AI校正後にとくに引っかかりやすい言い回しと、修正パターンは以下のとおりです。
- 「主婦の方でもかんたんに使えます」
- 「男性は文章を書くのが苦手なので〜」
- 「初心者の方でもかんたんに使えます」
- 「文章を書き慣れていない方でも〜」
判断に迷う表現は、社内の複数の目で確認するか、SEOコンサルや法務の助言を仰ぐのが安全です。一度炎上すると修復に数年かかるリスクを考えると、コストをかける価値は十分にあります。
福田卓馬不適切表現は一度炎上すると修復に数年かかるリスクがあります。
AI校正後にGoogleが評価する観点で最終チェックしたい方は「Google検索品質評価ガイドラインとは?SEOで評価されるための基本ポイント」の記事をご覧ください。

AI校正プロンプトの導入で工数が70%削減された事例
EXTAGEのオウンドメディアでは、AI校正+人間ダブルチェック体制の導入により、1記事の校正時間を120分から40分まで改善しました。
具体的な運用ルールは、次のとおりです。
- レギュレーションをAIに最初に渡す
- 数値・固有名詞・出典は人間が原文と突き合わせる
- 一次情報(体験談)の部分はAI校正の対象外にする
- 導入効果は月次でレポート化し、CV率と検索順位の推移をセットで追う
とくに重要なのは、ライティングの際に必ず独自データや実績、自社ならではの見解といった「一次情報」を提供したことです。
福田卓馬AI校正は「校正作業」を効率化するためのものではなく、メディア全体の経営投資として運用すべきしくみです。
EXTAGEではSEOコンサル支援先にも、この運用フローをそのまま導入してもらい、再現性のある成果につなげています。
上記の運用フローを自社メディアでそのまま再現したい方に向けて、EXTAGE株式会社が200社以上の支援現場で磨いてきたAIライティングフローを1冊のマニュアルにまとめて無料で公開しています。ぜひご活用ください。
よくある質問
AI校正と従来の校正ツールの違いは何ですか?
AIツールは、文脈・トンマナまで踏まえた修正ができる点が最大の違いです。
従来の校正ツールは、辞書ベースで誤字脱字や表記ゆれを機械的に検出するだけに留まっていました。
AIツールなら、自社メディアならではのレギュレーションから、記事のゴールといった文脈まで考慮して整えてくれます。
AI校正ツールの導入コストを抑えるには?
無料プランから始め、必要に応じて月額20ドル前後の有料プランに切り替えていきましょう。
ChatGPTなどの無料プランでも、毎月数本くらいの文章校正なら任せられますが、メディアが大きくなって工数が増えると限界が見えてきます。
とくに、長文が増えてきたり、装飾まで任せたいという具体的な希望がでてきたりしたときは、切り替えを検討しましょう。
ChatGPTで文章を校正するにはどうすればいいですか?
本文のシンプル校正プロンプトを貼り付けるだけでも十分です。
ChatGPTなどの生成AIツールは日々進化しているため、現状はプロンプトと校正したい文章を貼り付けるだけでも精度は十分です。
反対に、企業の信頼性を損ねないために、どれだけ生成AIツールの精度が向上したとしても最終的な目視チェックは欠かさないようにしてください。
添削に強いAIはどれですか?
Claudeがもっともおすすめです。
他社のAIツールと比べて、長文の文脈理解や日本語力などが優れており、文章表現のゆれや誤情報などを拾いやすいです。
日常的な短文校正であれば、ChatGPTでも十分なので、チェックしてほしい記事のボリュームや用途によって使い分けましょう。
AI校正した文章はSEOで不利になりますか?
AI校正そのものはSEO評価に影響しません。
しかし、生成AIの校閲によって一次情報が削れてしまった場合は、検索順位に影響する可能性も考えられます。
数値・固有名詞・体験談を記事に入れるときは、生成AIに任せきりにせず、データや数値が事実に即しているか人間のチェックを入れましょう。
AI校正に機密情報や個人情報を入力しても大丈夫ですか?
機密情報や個人情報の入力は絶対にNGです。
生成AIに入力した文章は、学習データとして使用されてしまう可能性があります。
一般的に「無料プランのみ学習データとして収集される」といわれていますが、たとえ有料プランでも、リスクを考えると安易に情報を生成AIに流してはいけません。
社内文書や契約書を扱うなら、個人名・数値などの公開されたら困る情報を伏せ字に置き換えましょう。

