AIライティングを超効率化できる、優秀なプロンプトをかんたんに作れる裏ワザを知りたい…と考えている方は多いはずです。
当記事ではそんな方向けに『コピペで使えるプロンプトテンプレート』と『プロンプトの磨き方』をまとめました。当社では、このプロンプトを使った記事制作で、支援先1社の検索上位率を4ヶ月で14%→83%まで改善しています。
福田 卓馬EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴13年。上場企業を含む300社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。>>詳細プロフィール
AIライティングのプロンプトとは
プロンプトとは、AIに書いてほしい内容と条件を伝える指示文のことです。同じAIツールでも、書き方しだいで記事の品質は変わります。
プロンプトの基本的な構成要素をみていきましょう。
プロンプトの構成要素
生成AIは、プロンプトにない部分を一般的な解釈で埋めてしまいます。次の要素さえ定義しておけば、検索ユーザーやトンマナに沿った記事ができやすいです。
| 要素 | 書き方の例 |
|---|---|
| 役割 | 「あなたはSEOの専門家です」など役割を決める |
| 制約条件 | 「1文60字以内」「絵文字禁止」など、数字と禁止事項で書く |
| 出力形式 | WordPressに入稿するならHTML、下書きならマークダウンを指定する |
| 参考情報 | 一次情報をCSVやMDファイルなどのデータで添付する |
要素ごとに「##役割」などの見出しで区切ると、条件を読み落としにくくなります。
プロンプトの質が重要な理由
プロンプトの品質は、検索順位を上げるにあたって大変重要です。
プロンプトが曖昧だと、インターネット上の情報を寄せ集めた記事しかできません。コンテンツの独自性・信頼性がないため、上位表示はほぼできないでしょう。
プロンプトの質によって、出てくる記事は次のように変わります。
| プロンプト | 出てくる記事 |
|---|---|
| 何も指定しない | ユーザーニーズに沿わない情報の寄せ集めになる |
| 4つの要素を指定 | ユーザーニーズに沿ったコンテンツができる |
| 4つの要素を指定+一次情報を添付 | 自社の事例や数字が入り、ほかにない記事になる |
福田 卓馬高度なプロンプトに一次情報を加えることで、検索上位を取れる記事を量産できます。
SEO記事制作で今すぐ使えるAIライティングのプロンプト集7選
SEOに強い記事を効率的に作成するための、7つのプロンプトを紹介します。
コピーペーストですぐ記事制作ができるようになるので、参考にしてください。
ペルソナ作成プロンプト
記事の方向性を定めるため、まずターゲット読者像を明確にするプロンプトが有効です。
単に年齢や職業を設定するだけでなく、読者が「どのような悩みをかかえ」「どんな言葉で検索し」「記事に何を期待しているのか」まで生成させましょう。
◼︎ペルソナ作成プロンプト
# 役割
あなたは、SEO記事制作のプロデューサーです。対策キーワードに対して、記事を読む読者像(ペルソナ)と検索意図・ニーズ・インサイト・記事のゴールを設計してください。
# 入力
- 対策KW: [ここに対策キーワードを入力]
- 競合上位3サイトのリード文: [競合上位記事のリード文を貼り付け]
- 自社サービス・WP(CV候補): [自社サービス名・ホワイトペーパー名を入力]
# 設計手順
## STEP1. 検索クエリの型を判定
以下5つから、対策KWに最も近い型を1つ選んでください。
- 課題解決型:すでに行動しているが結果が出ず、壁にぶつかっている人向け
- 基礎知識・網羅型:「〇〇とは何か」を知り、自分に必要か判断したい初心者向け
- 手順・HowTo型:「やり方」を順序立てて知りたい実行者向け
- 比較・検討型:すでに導入は決めており「どこに頼むか」を探している層(CVに最も近い)
- 事例・アイデア型:他社の成功事例を探している決裁者・担当者向け
## STEP2. ペルソナ作成
以下のフォーマットを厳守して出力してください。
人物設定:
- 年齢:
- 性別:
- 年収:
- 職種: ※そのKWを実際に検索する人として現実的か(経営者がニッチKWを検索することは稀。実際に手を動かす担当者を想定)
検索クエリの型: STEP1で選んだもの
現状の悩み:
- ※「〜したい」「〜になりたい」ではなく、今この人が直面している事実
顕在ニーズ(今すぐ知りたい情報):
- ※「〜したい」「〜を知りたい」の形で3つ以上
潜在ニーズ(緊急性は無いが知っておきたい情報):
- ※「〜したい」「〜になりたい」の形で3つ以上
インサイト(顧客自身も気づいていない深層心理):
※以下の構造で書く:「知識習得 → 何ができるようになりたいか → 誰に・どう認められたいか」
※キャリアアップ等の抽象的な野心ではなく、承認欲求の方向性(誰から・どのように)を具体的に明示
※「手法を学ぶ」「自信を持つ」で止めず、「成果を出して社内・上司・クライアントから評価される」まで掘り下げる
記事のゴール:
- 読者のゴール(読了時の状態):
- 自社のビジネスゴール:
※具体的なCV種別を1つ指定(自社サービス問い合わせ / ツール利用 / WP DLのいずれか)
※どのWPか具体名で指定(記事テーマの延長線上にあるWPを選ぶ)
※読者の温度感に合っているか(情報収集段階の読者にいきなり「問い合わせ」は飛躍)
# 出力ルール
- 余計な説明や前置きは省き、上記フォーマットの内容のみ出力
- インサイトは2〜3文で具体的に(「承認されたい」だけで終わらせない)
- ペルソナが自社サービスの見込み顧客になり得るかチェック(外注先・代理店等の第三者ペルソナはNG)◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
福田 卓馬背景ストーリーを深掘りすれば、検索意図の解像度が格段に上がります。
検索意図の解像度を上げるペルソナ設計の考え方を学びたい方は「SEOで成果を出すペルソナ設計の方法」の記事をご覧ください。
構成案作成プロンプト
SEOで上位表示を狙うには、戦略的な構成案を作成するプロンプトがかかせません。
先ほど作成したペルソナ設計、記事のゴールなどを読み取らせて構成を作ってもらえば、自社オリジナルの視点を持った構成ができあがります。
◼︎構成作成プロンプト
# 役割
あなたは、SEO記事の構成設計者です。競合上位サイトの見出しを参考にしながら、ペルソナの悩みを解決し、記事のゴールを達成できるSEO記事の見出し構成案を作成してください。
# 入力
- 対策KW: [対策キーワード]
- 関連KW(サジェスト・共起語): [関連キーワードを複数]
- ペルソナ: [①ペルソナ作成プロンプトの出力をそのまま貼り付け]
- 競合上位10サイトの見出し: [ラッコツール等で抽出した見出し一覧をCSVで貼り付け]
- 自社の強み・独自情報: [自社実績・支援事例・独自数値・運営ナレッジを箇条書きで]
- 記事のゴール(CV): [問い合わせ / 資料DL / ツール紹介 のいずれか+遷移先具体名]
# 設計手順
## STEP1. 競合分析・差別化戦略
以下を出力してください。
- 競合の共通h2(カバー率の高い順に5つ)
- 競合の弱点(情報が薄い・抜けているh2)
- 自社の勝ち筋(独自情報を活かして競合に勝てる差別化ポイント)
## STEP2. タイトル候補10案
以下のルールで生成してください。
- 対策KWは完全一致で含め、左寄せにする
- ペルソナのインサイトを踏まえる
- 30〜40文字以内
- 数字・ベネフィットを入れる
- 余計な記号(『』「」())を極力使わない
## STEP3. 見出し構成(h2/h3)
以下のルールで作成してください。
- h2は5章立て以上、巻末に必ず「よくある質問」h2を設置(h3で5問以上)
- h2/h3には対策KW・関連KWを完全一致で含める
- 1見出し1メッセージ(1つのh2/h3に複数要素を詰め込まない)
- 自社の独自情報(数値・事例・体験談・独自見解)に対応するh2を必ず1つ以上設ける
- 各h2/h3に「CV距離(近/中/遠)×KW関連度(高/低)」のラベルを付ける(執筆時のPREP展開深度の判断に使用)
## STEP4. 出力フォーマット
# タイトル候補10案
1. ...
2. ...
(10案)
# 見出し構成
<H1> [選定したタイトル]
<H2> [見出し]【CV距離:中|KW関連度:高】
<H3> [見出し]
<H3> [見出し]
<H2> ...
(h2を5本以上)
<H2> [対策KW]に関するよくある質問
<H3> Q1. ...
<H3> Q2. ...
(5問以上)
# 一次情報の活用マップ
| h2 | 使う一次情報 | 主張の要約 |
|---|---|---|
| ... | ... | ... |
# 出力ルール
- 構成完成後、ペルソナの顕在ニーズ・潜在ニーズに対して不足している情報がないか自己チェックし、不足があれば追加すること
- 競合の見出しをそのままコピーせず、自社の独自性を必ず1つ以上織り込むこと◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
タイトル作成プロンプト
検索結果でユーザーの目を引く、魅力的なタイトル案を生成するプロンプトです。
30〜40文字以内といった制約条件、数字を入れる、読者の悩みに訴求する言葉を入れるといった指示を加えれば、クリック率の高いタイトル案を複数パターン出力させられます。
◼︎タイトル作成プロンプト
# 役割
あなたはBtoB企業のWeb担当をサポートする、SEOタイトル設計の専門家です。SEO記事のCTRが低い原因を分析し、CTRを改善するタイトル案を提示してください。
# 入力
- 対象記事のURL: [URL]
- 検索キーワード: [対策KW]
- 検索順位: [現在の順位]
- 現在のCTR: [%]
- 表示回数: [Googleサーチコンソールの表示回数]
- 現在のタイトル: [現状のtitleタグ]
- 現在のメタディスクリプション: [現状のメタDis]
- 競合上位3記事のタイトル:
1位: [競合1のタイトル]
2位: [競合2のタイトル]
3位: [競合3のタイトル]
- 想定読者(ペルソナ): [①ペルソナ作成プロンプトの出力を要約して貼り付け]
# 出力フォーマット
## 1. 現状タイトルの問題点(3つの観点で)
- 観点①: KWの位置・並び(左寄せできているか/完全一致か)
- 観点②: ベネフィット・数字・権威性(クリックしたくなる要素があるか)
- 観点③: 検索意図とのマッチ(ペルソナのインサイトに刺さっているか)
## 2. 競合タイトルのベンチマーク分析
- 1位がCTRを取っている要素:
- 2位がCTRを取っている要素:
- 3位がCTRを取っている要素:
- 共通している勝ちパターン:
## 3. 改善タイトル案3パターン
### 案A: [軸:例)数字・ベネフィット強調型]
タイトル: [30〜40文字]
狙い: [何を変えたか/なぜCTRが上がる想定か]
想定CTR: 現状[%] → [%](根拠: ...)
### 案B: [軸:例)権威性・実績訴求型]
タイトル: [30〜40文字]
狙い:
想定CTR: ...
### 案C: [軸:例)コピペ訴求・限定性型]
タイトル: [30〜40文字]
狙い:
想定CTR: ...
## 4. メタディスクリプションの提案
- 100〜120文字
- タイトルで拾いきれない関連KWを含める
- ベネフィット・数字・権威性のいずれかを必ず入れる
# ルール
- 想像で書かず、現状のCTR・順位・競合データから論理的に分析すること
- 「クリックしたくなる」要素を具体的に言語化すること(曖昧な「魅力的に」はNG)◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
SEO記事本文執筆プロンプト
品質の高い本文を生成するには、見出しごとに分割して執筆を指示するのがコツです。
記事全体を一気に書かせると内容が薄まったり指示を忘れたりします。h2単位で作成して、フィードバックしながら出力していきましょう。
メディアの読者層に合わせて、文体・文量のルールだけを差し替えた3つのバリエーションも用意しました。
◼︎本文執筆プロンプト|ビジネス向けテイスト
# 役割
あなたは、BtoB企業の意思決定者に向けて、論理性と信頼性を重視した
コンテンツを書けるプロのSEOライターです。
以下の構成案・ペルソナ・一次情報をもとに、SEO記事の本文をMarkdownで執筆してください。
# 入力
(基本プロンプトと同じ)
# 文体
- 「専門家がビジネスパーソンに論理的に説明する口調」(です・ます調+ビジネス語彙)
- 結論ファースト・PREP法を徹底する
- 推奨:「〜と考えられます」「〜が有効です」「〜を実現可能です」「導入」「運用」「最適化」「ROI」「KPI」
- NG:「ちょっと」「とっても」「すごく」など砕けた副詞、感嘆符の多用、絵文字
# 文量
- 1文は60字以内(基本より長め。情報密度を上げる)
- 1段落は150字以内
- 主張には必ず数値・出典・事例を添える(「200社支援先で平均◯%改善」等)
# 表記ゆれ・リード文・本文展開・出力ルール
(基本プロンプトと同じ)
# このバリエーション固有の出力ルール
- 抽象論で終わらせず、必ず実行可能なアクションに落とす
- 主張1つにつき根拠(数値・事例・参考資料)を1つ以上添える◼︎本文執筆プロンプト|カジュアルバリエーション
# 役割
あなたは、読者と同じ目線で寄り添いながら情報を伝える、
親しみやすいブログライターです。
以下の構成案・ペルソナ・一次情報をもとに、SEO記事の本文をMarkdownで執筆してください。
# 入力
(基本プロンプトと同じ)
# 文体
- 「友達に語りかけるような、やわらかい口語」(です・ます調+会話的)
- 呼びかけ・問いかけOK:「気になりますよね?」「〜って思ったこと、ありませんか?」
- 推奨:「〜ですよね」「〜だったりします」「〜してみてください」
- 体験談の書き出しOK:「実は私も〜」「やってみると意外と〜」
- NG:「弊社」「貴社」「拝見」など堅い語、ビジネス用語の多用
# 文量
- 1文は35字以内(基本より短く・テンポ重視)
- 1段落は90字以内
- 1見出しに1個以上、吹き出し・絵文字でアクセントを入れる
# 表記ゆれ
(基本プロンプトと同じ)+追加:
- 「しかし」→「でも」/「〜なので」→「〜だから」
- 「実施する」→「やる」/「確認する」→「チェックする」
# リード文・本文展開・出力ルール
(基本プロンプトと同じ)
# このバリエーション固有の出力ルール
- 専門用語が出たら必ず1文で噛み砕いて補足する
- 「〜のメリット」より「〜だと、こんないいことがある」と具体イメージで書く◼︎本文執筆プロンプト|である調バリエーション
# 役割
あなたは、知的好奇心の高い読者に向けて、明快な主張と論理を提供する、
評論家タイプのプロライターです。
以下の構成案・ペルソナ・一次情報をもとに、SEO記事の本文をMarkdownで執筆してください。
# 入力
(基本プロンプトと同じ)
# 文体
- 「である調」(常体・断定)で統一する。です・ます調と混在させない
- 推奨:「〜である」「〜だ」「〜と言える」「〜を意味する」「〜にほかならない」
- 結論を最初に断定する:「〇〇は△△である」「本質は〇〇だ」
- 1段落の主張は1つに絞り、明快な論理で展開する
- NG:「〜ではないでしょうか?」「〜かもしれません」など弱い結び・曖昧表現
# 文量
- 1文は50字以内(断定調はリズムが保てるので基本より長くてもOK)
- 1段落は130字以内
# 表記ゆれ・リード文・本文展開・出力ルール
(基本プロンプトと同じ)
# このバリエーション固有の出力ルール
- 主張→根拠→具体例→再主張 の論証構造を守る
- 1見出しに1つの核心命題を置き、それを補強する形で本文を組む
- 推測は避け、与えられた一次情報の範囲内で断定する◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
AIライティングのプロンプトを含む制作フロー全体のやり方を体系的に学びたい方は「AIライティングのやり方4ステップ|成果を出すプロンプトと編集術を徹底解説」の記事をご覧ください。
校閲プロンプト
AIで作成したコンテンツには、いい加減な情報や誤字脱字、表記揺れが含まれがちです。
そのまま出すと、企業としての信用を損なってしまうリスクが大きいため、必ず校正用プロンプト+目視でのチェックをかかさないでください。
◼︎校閲プロンプト
# 役割
あなたは、SEO記事の編集長です。以下の校閲チェックリスト(16項目)に基づいて、記事本文の問題点を検出し、修正案を提示してください。
# 入力
- 校閲対象の記事本文(Markdown or HTML): [本文を貼り付け]
# 校閲チェックリスト(16項目)
## 文章品質
1. データ・引用の出典明記:統計・調査結果に「調査名・調査元・年」が明記されているか。「〜というデータがあります」で終わっていないか
2. 見出し内容の濃さ:各h3が300字以内で終わっていないか。具体的な数値・手順・アクションが示されているか
3. h2イントロの冗長さ:h2直下が「概要→リスト→遷移文」の3点セットでテンプレ化していないか。3段落以上になっていないか
4. h3命名の具体性:h3が抽象的・概念的になっていないか(「重要性」「考え方」等で終わっていないか)。アクション志向か
5. 冗長な表現の削除:1文40字以内・1段落120字以内か。「〜が重要です」「〜が不可欠です」が同セクション内で繰り返されていないか
6. セクション間の混入:他セクションの内容が紛れ込んでいないか。「〜つの方法」とリスト数が一致しているか
## 表記ゆれ(ひらがな化)
7. 以下の表記を修正:
- 例えば→たとえば/下さい→ください/分かる→わかる/良い→よい/全く→まったく/全て→すべて/既に→すでに/特に→とくに/簡単→かんたん/出る→でる/欠かせ→かかせ/繋がる→つながる/防ぐ→ふせぐ/抱え→かかえ/騙さ→だまさ/ヶ月・カ月→ヵ月
## 接頭辞・命名
8. 見出しの接頭辞削除:h3の「シーン1:」「事例1:」のような番号+接頭辞を削除(h2直下のナビリストで順序を示せば十分)
## 文体トーン
9. 口語+やさしさ優先:形式ばった文語(〜することで〜を実現/〜が生じます)を口語(〜すると〜できます/〜が起こります)に置換。「しかし→とはいえ」「〜のため→〜なので」
## 独自性・E-E-A-T
10. 独自スタンスの具体化:一般論で終わらず、「〇〇では〜と考えています」「200社支援で目にした〜」等、自社の所感・推奨を明言しているか
11. 公式ソースの引用:Google公式・検索セントラル等を引用する場合、blockquoteで原文引用+出典リンクを明記しているか
12. 事例の業種具体化:「ECサイト」「メディアサイト」のような抽象カテゴリで終わっていないか。「カタログギフトEC」「BtoBオウンドメディア(月10万PV)」等、一段深く具体化しているか
## 失敗事例
13. 失敗事例は3点セット:失敗・ビフォーアフター系の事例に「①対処法の考え方/②実施した施策の具体内容/③結果(定量・定性)」が揃っているか。「対策したら改善しました」のような抽象記述になっていないか
14. 意図/非意図の分岐明示:エラー・警告系のトラブル解説で、冒頭に「意図したものか/意図しない事故か」の分岐条件を提示しているか
## 構成の最適化
15. 薄い・冗長なh2の削除:内容が薄い・冗長なh2は丸ごと削除を検討。「まとめ」が記事の焼き直しなら不要
## ファクトチェック
16. 記事末尾にファクトチェックTODO:人間レビュー担当者向けに、確認すべき項目(数値・最新UI・外部ツール提供状況・partsID等)をHTMLコメントでチェックリスト化
# 出力フォーマット
## 検出した問題(優先度順)
### 高 [問題名]
- 該当箇所: [見出し名 or 行番号]
- 問題: [何が問題か/どのチェック項目に該当するか]
- 修正案: [具体的な修正後の文章]
### 中 [問題名]
...
### 低 [問題名]
...
## チェック項目別サマリー
- [✅/❌] 1. データ・引用の出典明記
- [✅/❌] 2. 見出し内容の濃さ
- ...(16項目すべて)
# 出力ルール
- 「好み」レベルの修正は提案しない(明確に基準違反のもののみ)
- 修正案は本文をそのまま置き換えられる完成形で出力
- 推測で「悪いかも」ではなく、明確な根拠(チェック項目番号)と共に指摘◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
福田 卓馬公開前の最終チェックとしてこのプロンプトを実行すれば、読者からの信頼度向上につながります。
校閲プロンプトに加えて文章校正AIツールの比較やおすすめの校正フローを知りたい方は「生成AIで文章校正する方法|文章校正プロンプトとおすすめツール比較」の記事をご覧ください。
CTAコピーライティングプロンプト
記事本文の品質が高くても、CTA周りのコピーが弱いと問い合わせや資料DLは増えません。CTAボタンと周辺コピーをセットで最適化するプロンプトです。
◼︎CTAコピーライティングプロンプト
# 役割
あなたは、SEO記事のCV率を最大化するプロのコピーライターです。
以下の入力をもとに、CTAボタンと周辺コピーをセットで生成してください。
# 入力
- 記事のテーマ: [記事のメインKW]
- 想定読者: [①ペルソナ作成プロンプトの出力]
- CV種別: [問い合わせ / 資料DL / 無料相談 / メルマガ登録]
- 商品・サービス: [名前と1〜2行の説明]
- 読者が得るベネフィット: [理想の未来]
# 出力
1. CTAボタン文言(10〜15字を3パターン)
- 行動系: 「〜してみる」
- 利益系: 「無料で〜」
- 不安解消系: 「まずは〜」
2. ボタン直上のリードコピー(1文)
- 読者の悩みを言語化+背中を押す
3. ボタン直下の補助コピー(1文)
- 心理的負担を下げて安心感を与える
4. マイクロコピー(1文)
- 「※30秒で完了」「※しつこい営業はしません」など信頼を補強
# ルール
- 「無料」「カンタン」「30秒」など心理ハードルを下げる語を入れる
- 専門用語を避け、小学生でもわかる言葉で書く
- 命令形より「〜してみませんか?」など提案形を優先
- ボタン文言・リード・補助の3点が意味的に連動するようにする◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
福田 卓馬記事ごとにペルソナとCV種別を変えれば、ボタン直上の1文だけでCV率が体感1.5倍まで伸びます。
SEO記事画像生成プロンプト
アイキャッチや記事内画像も、プロンプト設計の精度で見栄えと制作スピードが大きく変わります。
GeminiのNano Bananaなど、主要な画像生成AIで使える設計プロンプトを紹介します。
◼︎SEO記事画像生成プロンプト
# 役割
あなたは、SEO記事のアイキャッチ・記事内画像を生成するための、
画像生成AI(DALL-E / Midjourney / Stable Diffusion)向け
プロンプト設計のプロです。
# 入力
- 記事のテーマ: [記事のメインKW]
- 画像の用途: [アイキャッチ / 見出し下 / FAQ / CTA直前]
- ブランドのトーン: [クリーン・モダン / 親しみやすい / プロフェッショナル]
- アスペクト比: [16:9(アイキャッチ)/ 1:1(SNS)/ 4:3(記事内)]
# 出力(英語プロンプトとして生成)
- 主題(subject): 何を描くか
- スタイル(style): フラットイラスト / 写真風 / アイソメトリック など
- 色味(color palette): ブランドカラーに合わせたトーン
- 構図(composition): 被写体の配置・視点
- 雰囲気(mood): 明るい / 信頼感 / 落ち着いた など
- 除外要素(negative prompt): 避けたい要素(人物の顔 / 文字 / 低品質)
# 出力例
"Flat illustration of a marketer analyzing data on a laptop,
warm blue and orange color palette, modern minimalist style,
soft natural lighting, isometric perspective,
--ar 16:9 --no text, faces, low quality --v 6"
# ルール
- 必ず英語で出力する(日本語より精度が高い)
- 画像内テキストはAIが苦手なため、文字は後から人間が追加する前提で書く
- 1プロンプト=1画像。複数主題を1プロンプトに詰め込まない
- ブランドカラー・アスペクト比は毎回必ず明示する◼︎出力例
同じプロンプトをChatGPT・Geminiで実行した出力です。
横にスライドすると、AIごとの出力を切り替えられます
『AIライティングマニュアル』に、ペルソナ設定から校正までのプロンプト5本と、公開前確認の23項目のチェックリストをまとめました。
コピペで自社の制作フローに組み込めるので、ダウンロードしてご活用ください。
プロンプトエンジニアリングの4STEP
プロンプトエンジニアリングとは、AIから望む出力を引き出すために、プロンプトを設計・改善し続ける技術のことです。
プロンプトはコピペして終わりではなく、運用しながら磨いていくほど成果が出ます。
STEP1:フィードバックを取り込みながらプロンプトを育てる
フィードバックはその場で終わらせず、プロンプト本体に追記してもらって資産化していきましょう。
AIのアウトプットに対して、フィードバックのコメントを加えたのちに、次のような指示を入れることでプロンプトをさらに充実させられます。
このフィードバックを、先ほどのプロンプトに追加してEXTAGE株式会社の記事制作現場でも、フィードバックを積極的に取り入れるアプローチにより、自社好みのコンテンツが一発で出せるようになりました。
福田 卓馬数ヵ月から1年ほど続ければ、初回出力の品質がグッと上がり、手直しにかかる時間が減っていきます。
STEP2:自社データをファイリングしてプロンプトと一緒に投げる
一次情報はプロンプトに直書きせず、ファイル化して添付するのが正解です。
自社の実績や顧客からいただいた質問、社内での体験談などをWordやPDFでまとめておくと、プロンプトと一緒に投げるだけで一次情報の入った記事ができあがります。
それぞれのAIツールでは、次のような機能が使えます。
| AI | ファイル運用機能 |
|---|---|
| ChatGPT | Projects機能でファイル+指示をセット保存 |
| Claude | 添付ファイル機能で複数ファイルを同時参照 |
| Gemini | Gem機能でカスタムAIに固定の参考資料を持たせる |
検索順位が向上しやすくなるうえに、収集したファイルはほかの場面でも再利用できるため、どんな会社でもこうした資料をファイルとして持っておくことをおすすめします。
福田 卓馬一次情報をプロンプトに毎回コピペするのは限界。ファイル化+添付運用に早めに切り替えましょう。
ただし、たとえ学習に使われないモデルでも、流出してはいけない機密情報は絶対にアップロードしないでください。
STEP3:文体・トーン指定でブランドを統一する
メディアのブランドイメージを統一するため、文体を必ず指定しましょう。
「です・ます調」といった基本ルールに加え、次のように具体的な文体を指示します。
- 読者に寄り添う親しみやすい口調で
- 専門家として断定的な表現で
- たとえ話を入れて初心者にもわかりやすく
- 体言止めを語尾の3割程度織り交ぜる
どの記事を読んでも一貫したブランドイメージが伝わると、ファン化を促進できます。
福田 卓馬安定した品質のコンテンツを継続提供するため、文体指定はプロンプトに必ず含めるべき項目です。
STEP4:AIの特性に応じた使い分け
プロンプトだけでなく、生成AIも工程ごとに使い分けるのがコツです。
AIライティングツールには得意分野と不得意分野があり、同じプロンプトでも結果が変わります。EXTAGEで実際に使い分けている目安は以下のとおりです。
| AI | 得意な工程 |
|---|---|
| ChatGPT | ・ペルソナ設定 ・構成案作成 |
| Claude | ・本文の執筆 ・リライト ・長文要約 |
| Gemini | ・リサーチ ・事実確認 |
| Perplexity | ・一次情報の収集 ・統計データの検索 |
同時に2〜3種類の生成AIに同じ指示を出して、よかったアウトプットを採用するアプローチも有効です。
福田 卓馬「AIっぽさ」を消す最大のコツは、ツール使い分け+一次情報添付の組み合わせです。
プロンプトでよくある失敗パターン
AIで書いた記事が検索で圏外のまま止まるのは、プロンプトの扱い方に原因があります。弊社が年間200本以上書くなかで直してきた失敗は以下のとおりです。
プロンプトをカスタマイズしない
コピーしたプロンプトを直さずに使い続けると、競合と同じ記事が出てしまいます。
配布されているプロンプトは、誰が使っても成立するよう一般的な指示だけで組まれています。自社の商材や読者像を足さなければ、生成AIは公開情報だけを材料に文章を組み立てます。
参考までに、EXTAGEがプロンプトに書き足している項目は以下のとおりです。
- 自社の商材名と提供できる範囲
- 想定読者の役職と困っていること
- 文体の見本になる既存記事のURL
ただし、3つを一度に足すと指示文が長くなり、生成AIが前半の条件を落としてしまいます。
記事を1本書き終えるたびに、直した箇所をプロンプト本体へ書き足すと、次の初稿から手直しが減ります。
やみくもにプロンプトを変えている
出力が気に入らないたびに書き換えていると、効いた指示が分からなくなります。
一度に複数の条件を変えると、品質が上がった理由も下がった理由も特定できません。次に同じ品質を再現できず、毎回ゼロから書き直すことになってしまいます。
EXTAGEが1本の記事で直している順番は以下のとおりです。
- 役割と読者像だけを直して出力し直す
- 変わった箇所を既存記事と読み比べる
- 効いた指示だけを本体へ残す
ただし、役割と読者像を直しても出力がぶれるときは、直す箇所を1か所に絞りましょう。
出力し直すときは、役割と読者像のどちらを変えたかを残すと、効果を測れます。
一次情報を渡さない
プロンプトを整えても一次情報を渡さなければ、どこかで読んだ話の焼き直しになります。
生成AIは、学習した公開情報からもっともらしい順に文章を組み立てます。自社にしかない数字や体験=一次情報を渡さなければ、検索上位の記事と同じ話に着地してしまいます。
EXTAGEが毎回渡している一次情報は以下のとおりです。
- 顧客アンケートの回答
- 自社で取った調査データ
- 問い合わせと口コミの原文
- 自社の成功事例と失敗事例
- 担当者の体験談
ただし、口コミの原文を指示文に貼ると入り切らないので、PDFにまとめて添付しましょう。
ChatGPTの「プロジェクト」に置いて、毎回同じ一次情報を参照させましょう。
もしプロンプトと一次情報を整えても順位が伸びないなら、SEOライティングの基礎である「どのキーワードで、誰の悩みに答えるか」の設計が抜けているかもしれません。設計から公開後の改善までの流れは「コンテンツSEOの手順5ステップ」の記事で解説しています。

組織で導入するための運用フロー
AIライティングを組織として安定的に運用するには、明確な運用フローの構築が不可欠です。品質を担保しつつリスクを管理する体制を、3つの観点から整えましょう。
誤情報を見抜くファクトチェック
AIはハルシネーション(嘘の情報をもっともらしく回答すること)を起こす可能性があるため、人間によるファクトチェックは必須のプロセスです。
AIが生成した文章に含まれる、次のような情報は信頼できる情報源で必ず裏付けを取りましょう。
| 確認対象 | 裏付けの取り方 |
|---|---|
| 統計データ・数値 | 一次ソース(官公庁・調査会社)で裏取り |
| 専門用語・固有名詞 | 公式サイトや業界文献で確認 |
| 引用文・発言の出典 | 原典に遡って正確性を確認 |
この確認作業を怠ると、企業の信頼を大きく損なうことになりかねません。AIはあくまで下書きを作るアシスタントと位置づけ、最終的な情報の正確性は人間が担保するという運用ルールを徹底してください。
ライター任せにしないプロンプト標準化
記事の品質を担当者のスキルに依存させないために、社内で共通のプロンプトテンプレートを作成し標準化することがかかせません。
具体的には、次の工程ごとにプロンプトを標準化しておくと、誰が作業しても一定の品質を保てます。
| 標準化する工程 | 固定するルール |
|---|---|
| キーワード選定プロンプト | 対策KWと関連KWを抽出するフォーマットを共通化 |
| 構成案作成プロンプト | 競合分析と自社強みの織り込み方をテンプレ化 |
| 本文執筆プロンプト | 文体・トーン・表記ゆれルールを固定 |
| 校閲プロンプト | 誤字脱字・冗長表現・SEOチェック観点を統一 |
市場の変化やツールのアップデートに合わせて定期的にプロンプトを見直す体制を整えれば、継続的に高い成果を出し続けられます。
著作権リスクを回避する品質管理
AIが生成した文章が意図せず既存コンテンツと酷似するリスクを避けるため、公開前の品質管理フローを必ず組み込みましょう。
最低限、次の3段階のチェックを通すことをおすすめします。
| チェック段階 | 確認内容 |
|---|---|
| コピペチェックツール | 他サイトとの類似度を必ず計測 |
| 引用・出典の明記 | 参考にした情報源は本文・末尾に記載 |
| 人間の最終レビュー | 独自性・価値・読みやすさを目視で判断 |
AIによる記事の大量生産は、Googleから低品質な自動生成コンテンツと見なされるリスクもあります。
福田 卓馬独自性と価値のある情報を提供できているかは、常に人間の目で厳しくチェックしましょう。
『AIライティングマニュアル』に、ファクトチェックから公開前確認までの23項目のチェックリストをまとめました。
社内で同じ確認基準を共有できるので、ダウンロードしてご活用ください。
よくある質問
ChatGPT無料版でも高品質なSEO記事は書けますか?
基本的な記事は作れますが、品質には限界があります。安定して高品質な記事を量産するなら、有料版や専用ツールがおすすめです。
AIライティングで作った記事はGoogleからペナルティを受けますか?
読者にとって有益な記事ならペナルティの心配はありません。Googleが問題視するのは、独自性のない低品質な記事を量産するケースだけです。
プロンプトを入力しても文字数が足りない場合の対処法は?
「追いプロンプト」で深掘りするのが有効です。「具体例を3つ追加して」のように、対話で少しずつ伸ばしましょう。
プロンプトを社内で共有・運用する際の注意点は?
バージョン管理とセキュリティ対策がかかせません。更新履歴を残し、機密情報はプロンプトに直接入れないことが大前提です。
初心者におすすめのAIライティング学習方法はありますか?
動かしながら試行錯誤するのが最短です。まずはこの記事のテンプレートを試し、自社向けに改良してみてください。
1本の記事をまとめて書かせると品質は落ちますか?
ひとつのプロンプトで全文を出させると、後半ほど条件が効かなくなります。H2見出し単位で出力させ、見出しごとにフィードバックを入れましょう。
ライティング以外のSEO業務にもプロンプトは使えますか?
使えます。メタディスクリプションの作成や内部リンクの提案など、SEO業務の多くはプロンプトで効率化できます。
業務ごとの使い方は「SEO業務のAI活用術7選」の記事で解説しています。
※1 プロ品質…弊社がコンテンツライティングにおいて重要だと定める15項目を満たしたコンテンツのこと

























