【ノウハウを大公開】オウンドメディアの成功事例20選|競合に勝てる成功ポイントを解説
「オウンドメディアを立ち上げたけれど成果が出ない」
「成功している企業の事例を知りたい」
オウンドメディアはコーポレートサイトとは異なり、業界の知識・ノウハウ・事例などを発信し、潜在顧客との接点を作るブログ型の情報メディアです。
うまく運用すると、自社の製品やサービスの情報を発信して認知度を高め、集客やお問い合わせ数増加につなげられます。
しかし、記事を作成してメディアを運営しても思うような成果が出ず、頭を抱える担当者様も少なくありません。
オウンドメディアを成功させるためには、他社の成功事例を研究し、自社に合った適切な戦略を立てることが重要です。
実際に弊社EXTAGEでも、多くのオウンドメディア構築を支援し、売上2倍(3,000万→6,000万)達成など多くの実績があります。

成功事例を分析して自社メディアに取り入れることで、集客や認知度の向上といった成果につなげられます。
今回の記事では、こうした成功事例を分析し、そのポイントを自社メディアにどう活かすべきか、具体的な運営ポイントを詳しく解説します。
自社のメディア運営でお悩みの方は、本記事を参考に成功事例から学び、失敗しないオウンドメディア運営を実践してみてください。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
なお、EXTAGE株式会社では、SEO対策やWebコンテンツ制作、Web集客などさまざまな形で企業様や個人様のビジネスをサポートしています。
福田 卓馬「最新のSEOトレンドや、実際に成果を出した事例をもっと知りたい」方へ向け、限定メルマガを無料配信中です。
メルマガでは、「マーケティングのノウハウ」や「支援した成功事例」など、ここでしか読めない「現場のリアル」をお届けしています。
登録は1分で完了します。SEOやWeb集客に悩んでいる方は、まずはメルマガで情報をキャッチアップしてみてください。
オウンドメディアを運営する主な目的
オウンドメディアを運用する主な目的は、大きく分けて3つです。
成果につなげるためには、単なる情報発信にとどまらず、目的に即したコンテンツ戦略を考える必要があります。
本章を参考に自社メディアを運営する目的を明確にしましょう。
問い合わせ獲得・売上アップにつなげる
オウンドメディアは、問い合わせや売上アップを目的とする場合にも有効です。
自社と関連性が高く、検索ニーズのあるキーワードを盛り込んだ記事は、検索結果で上位表示されやすく、効率的な集客につながります。



実際にEXTAGEの事例でも、オウンドメディアを構築することで、問い合わせ獲得や売上アップにつなげています!
- 問い合わせ件数毎月3件→15件(BtoBジャンル)
- 毎月200名以上のLINE登録者を獲得し400万の売上を獲得
- メディア支援3ヶ月で5,000PV、LINE登録者数50リストを獲得(CVR1.0%)
成功している企業の多くは記事を単なる情報提供にとどめず、読者の具体的なアクションにつながるようなオウンドメディアを設計しています。
読者が「次に何をすべきか」を直感的に理解できるよう、明確な導線設計を意識しましょう。
認知度を拡大しブランディングを強化する
オウンドメディアは、競合が多い市場で自社の独自性を打ち出し、ブランド力を高めるための有効な手段です。
実際に、オウンドメディアの効果を実感している企業のうち、約77%が特にブランディング強化に効果を感じていると調査結果から分かりました。


購買行動は「価格や機能」だけでなく「共感や信頼」に左右されるため、自社の理念や価値観を発信することで、ユーザーから選ばれやすくなります。



自社の理念や強みを言語化し、一貫したメッセージを発信しましょう。
採用活動を強化し人材獲得につなげる
オウンドメディアでは、求人広告や採用ページでは伝えきれない「企業文化」や「社員のリアルな声」を発信できます。
オウンドメディアの運用で成果を出している採用メディアでは、以下のような情報を主に発信しています。
- 社員の価値観やマインド
- 会社の戦略的ビジョン
- イベントレポート
また、企業と求職者のミスマッチ防止にも効果的です。実際に採用広報の一環として、社員の価値観や働く理由を発信し人材獲得につなげている企業も増えています。
ブランディングに成功したオウンドメディア事例4選
ここからは、オウンドメディアにて企業のブランディングに成功した事例を紹介します。
オウンドメディアから認知拡大をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
東海ばね工業株式会社|ばね探訪


東海ばね工業の「ばね探訪」は、ばねを使って成功した企業を紹介することでブランド力を高めています。
単なる製品PRにとどまらず「自社のばねが社会でどのように役立っているか」というストーリーを伝え、業界関係者から高い評価を得ています。



特に、現場の一次情報が分かるインタビュー記事が特徴です。
ばね探訪は、製品を活用する現場の声を通じて認知度を高め、結果的に商談機会を得られました。
- 顧客の声から自社商品の使用シーンを伝え、間接的に訴求できた
- 自社製品を活用した現場のものづくりを発信し、ブランディングに成功した
株式会社キーエンス|バーコード講座


株式会社キーエンスが運営する「バーコード講座」では、バーコードや二次元コードの仕組みから活用事例までを体系的に解説しています。
飲食業や小売業など、バーコードを活用する業界に対して専門性の高いコンテンツを提供することで、業界内で高い信頼を獲得してきました。
さらに、各ページに資料のダウンロードを促すCTAを設置し、情報入力による会員登録システムを導入しています。
これにより、情報提供から顧客獲得までを自然につなげる仕組みを構築しています。



バーコードを使用する業界から非常に重宝されているメディアです。
顧客の課題解決につながる有益な知識を提供して信頼を積み重ねている点が、見込み客の獲得に成功した要因と言えるでしょう。
- 直接的な売り込みではなく、有益で専門的な情報を発信している
- 資料ダウンロードCTAを設置し、顧客情報を効率的に獲得している
株式会社カインズ|となりのカインズさん


株式会社カインズの「となりのカインズさん」は、DIYや暮らしに関する実践的な情報を発信し、視覚的に学べる分かりやすい記事が評判です。



「ホームセンターを遊び倒すメディア」というコンセプトのもと運営しています。
DIY・ガーデニング・インテリアなど、幅広いテーマをカバーし、商品紹介やDIYのノウハウを視覚的に学べる動画が評判です。
記事には写真を取り入れ、初心者でも理解しやすい工夫が施されています。
特に商品紹介とDIYノウハウを組み合わせたコンテンツは、読者が生活シーンをイメージしやすく「自分も試してみたい」と思わせる内容になっています。
同社は「暮らしの中で役立つ情報」を軸に据えて発信することで、ブランドの認知度を高めることに成功しました。
- 写真や動画を活用し、視覚的に理解しやすい記事を提供している
- 暮らしのテーマに商品情報を組み合わせている
freee株式会社|経営ハッカー


freeeの「経営ハッカー」は、経営方法や会計に特化したオウンドメディアです。
経営者や個人事業主に向けて、会計や経営に関する幅広いテーマを扱い、実務に直結する知識を分かりやすく提供しています。
大きな特徴のひとつが、専門家へのインタビューや実際のケーススタディを積極的に取り上げている点です。
経営戦略や業務改善の具体的なヒントを実例とともに紹介することで、経営者にとって有益な情報を提供しています。
こうした実践的な情報を発信することで、同社は効果的なBtoBマーケティングの実現に成功しています。
- 経理や税務に特化した記事を公開し、「業務にすぐ役立つ知識」を提供している
- 実際のケーススタディを取り上げ、権威性の高いオウンドメディアとして信頼を得ている
リクルーティングに成功したオウンドメディア事例4選
オウンドメディアを使ったリクルーティングに成功した企業の例を4つ紹介します。
採用目的でオウンドメディアを運用している企業様は必見です。



理想の人材を引き寄せるための施策として、参考にしてください。
株式会社メルカリ|mercan


メルカリの「mercan」は、社員のリアルな声や技術的な面も含めた情報を発信し、採用促進に成功したオウンドメディアです。
例えば、社員インタビューを通じて働く人々の生の声を紹介したり、事業の取り組みに関する記事を掲載したりしています。
それにより、職場の雰囲気や価値観が具体的に伝わるコンテンツが充実したオウンドメディアとなりました。
さらに取締役や経営陣が自らSNSで記事をシェアし、情報発信に積極的に参加しています。



経営層が表に立つことで、メディアの信頼性や発信力が大きく高まります。
このように株式会社メルカリは企業のリアルな姿を積極的に発信することで、求職者とのミスマッチを減らし、より効果的な採用活動につなげています。
- 社内のリアルな情報を継続的かつ多角的に発信している
- 上層部の協力により、情報の信頼性と拡散力を向上させている
エン・ジャパン株式会社|CAREER HACK


エン・ジャパン株式会社の「CAREER HACK」は、Web・IT業界向けのオウンドメディアです。
Web・IT業界向けのターゲット層に特化したコンテンツを発信し、キャリア形成に役立つ情報やロールモデルを紹介しています。
さらに、最新の業界動向や技術情報を積極的に取り上げることで、他社との差別化を図っています。
特に注目すべきなのが、成功したエンジニアやクリエイターのインタビュー記事です。
業界で活躍する人材へのインタビューを通じてライフスタイルや働き方を描くことで、読者が将来を具体的にイメージしやすく、高い共感を得ています。



ターゲットを絞って有益情報を発信して「エン転職」への集客・採用促進に成功しています。
- ターゲット層を絞り、専門性の高いコンテンツを発信している
- キャリアパスの紹介により働くイメージを具体化し、採用促進につなげた
株式会社サイバーエージェント|CyberAgent Way


株式会社サイバーエージェントの「CyberAgent Way」は「若手が挑戦できる環境」や「多様なキャリアパス」といったメッセージを軸に、求職者へ向けて自社の魅力を発信しています。
社内イベントやプロジェクトの裏側を紹介する記事も多く、現場の雰囲気や価値観をリアルに伝えることで、「入社後の自分」を具体的にイメージしやすくしています。



各記事の末尾にSNSフォロー・シェアボタンを設置し、拡散を促している点も注目ポイントです。
加えて、採用に限らず、サービス紹介や技術解説、イベントレポートなど多彩なコンテンツを展開。
企業の全体像を多角的に伝えている点も、オウンドメディア活用における大きな成功要因と言えるでしょう。
- 記事末尾にSNSのフォロー・シェアボタンを設置し、拡散力を高めている
- 採用以外にも多彩なコンテンツを発信し、企業の全体像を伝えている
サイボウズ株式会社|サイボウズ式


サイボウズ株式会社は、グループウェアを中心としたクラウドサービスを提供するIT企業です。
同社が運営するオウンドメディア「「サイボウズ式」は、「新しい価値を生み出すチームのメディア」をコンセプトに、働き方改革やマネジメントなどのテーマを発信しています。
社員や経営陣のリアルな声をもとに、読者が自分ごととして課題を考えられるようなストーリーテリングを展開。
「直接的な採用訴求ではなく、共感と信頼の醸成を重視する」という戦略により、企業文化や価値観に共感した人材の応募が増加しました。
- 「働き方・組織・生き方」など共感性の高いテーマで継続的に発信
- 社員や経営陣のリアルな声を記事化し、信頼性と透明性を確保
- 採用だけでなく、企業ブランディング・社内エンゲージメントにも貢献
売上アップに成功したオウンドメディア事例4選
オウンドメディアは、単なる情報発信の場ではなく「売上を生み出す仕組み」として活用している企業が増えています。
ここでは、売上アップに成功したオウンドメディア事例を紹介します。
売上を伸ばしたい企業様は、本章で紹介している成功事例を参考にしてみてください。
株式会社スキルフル|FREE BIZ LIFE


株式会社スキルフルが運営するオウンドメディア「FREE BIZ LIFE」は、eBay輸出を中心としたせどりに関する情報を発信するサイトです。
出品方法や販売戦略といった実務に直結するノウハウを体系的に提供し、初心者から経験者まで幅広い層の課題解決に役立っています。
EXTAGE株式会社の支援により、記事は有益情報だけではなく実践につながる構成です。
具体的なリサーチ手順や販売戦略を示すことで、読者が自分のビジネスにすぐ活用できる内容になっています。



記事の最後には、サービス案内への導線を設置しています。
SEOによる集客からサービス利用へと自然な流れを作り出すことで、ブログのPV数アップと売上拡大を実現しました。
- 読者がすぐに実践できるような記事を作成した
- 売上につながる導線を設置している
株式会社マイルーム|幹事さんお助けガイド


株式会社マイルームは、結婚式二次会やゴルフコンペなどで利用される景品を販売するECサイトを運営しています。
EXTAGE株式会社が支援したことで、オウンドメディア「幹事さんお助けガイド」を通じてSEOを強化し、短期間で大きな成果を上げました。
施策としては、まずターゲットの検索意図に応じたメディア構成を設計し、オウンドメディアとECサイトそれぞれの役割を明確に分けた戦略をとりました。
| サイトの種類 | ターゲット | キーワードの種類 | 具体例 |
|---|---|---|---|
| オウンドメディア | 潜在層 (幹事経験の浅いユーザー) | お悩み系キーワード | ・幹事 できない 人 ・社内 レクリエーション 案 |
| ECサイト | 顕在層 (実際に景品の購入を検討しているユーザー) | 購買系キーワード | ・景品 おすすめ ・二次会 景品 ・肉 景品 |
さらに、サイト構造の最適化にも着手。タイトルタグの調整やパンくずリストの設定により、SEO評価の分散を防ぎ、サイト全体の内部リンク構造を整理しました。
これらの施策により、サイト全体のアクセス数は4ヶ月で22万PVを突破、売上は前年比197%と飛躍的な成長を遂げています。
さらに、購入後のユーザー向けにメルマガやリピート施策を実施することで、継続的な購買につながる仕組みを構築しました。
このようにSEOによる新規顧客獲得と、購入後のリピート施策を組み合わせたオウンドメディア運用が、マイルームの成功要因と言えます。
- 潜在層・顕在層の検索ニーズに合わせ、オウンドメディアとECサイトの役割を明確化
- サイトの構造を改善することSEO評価を向上
- メルマガ・リピート施策により、購入後の継続購買を促進
ECサイトのオウンドメディア運用にはコツがあります。
詳しく知りたい方は関連記事「ECサイトのオウンドメディアの始め方7ステップ!成功のコツも紹介」も合わせてご覧ください!


株式会社クラシコム|北欧、暮らしの道具店


クラシコムの「北欧、暮らしの道具店」は「北欧のライフスタイル」という独自の特徴を活かし、暮らしのマーケティングで成功したオウンドメディアです。
メディアでは、北欧のデザインやインテリアに関する情報を紹介したり、北欧の生活習慣や文化に関する情報を発信したりしています。
単なる商品紹介にとどまらず「北欧的な暮らし」という世界観を提案している点が大きな特徴です。
また、記事や動画で紹介されたアイテムは自社ECサイトからそのまま購入できる仕組みになっており、コンテンツと購買導線がスムーズに結びついています。
「北欧、暮らしの道具店」は、北欧のライフスタイルに関する魅力的な情報で、読者の興味関心を惹きつけることに成功しました。
- 独自の世界観を打ち出し、読者のファン化に成功した
- 記事や動画とECサイトを連動させ、購買導線をスムーズに構築した
第一三共ヘルスケア|健康美塾


第一三共ヘルスケア株式会社が運営する「健康美塾」は、季節や生活スタイルに合わせたスキンケア、体調管理、市販薬の正しい使い方などを専門的な知見をもとに発信しているオウンドメディアです。
コーポレートサイトと統一したデザインで医薬品メーカーとしての信頼性を確保しつつ、各記事内では関連製品を自然に紹介。
さらにブランドサイトやECモール、店舗検索ページへスムーズに誘導する導線を設計しています。
その結果、記事からブランドサイト・製品ページへの遷移率が向上し、オンライン経由の売上拡大にも貢献しています。
- セルフケアについて読者の悩みに寄り添ったコンテンツでブランド信頼を醸成
- 専門家の知見を取り入れ、記事の信頼性を確保
- 記事から購入までの導線を最適化
- 信頼感あるデザインと専門性でブランド価値を向上
集客に成功したオウンドメディア事例4選
オウンドメディアの目的のひとつに「集客力の強化」があります。
ここでは、SEOやSNSの併用によって集客に成功したオウンドメディアの事例4選を紹介します。
各社の戦略や工夫を参考に、自社メディアの成長に活かしてみてください。
株式会社HERO’ZZ|HERO’ZZ(ヒーローズ)公式ブログ


株式会社HERO’ZZは、SNSマーケティング支援を行う企業です。
同社はSNSで一定の集客成果を上げていたものの、検索経由での新規顧客獲得ができていない点が課題でした。
そこで、SEOによる安定的な集客を目的に「HERO’ZZ公式ブログ」を立ち上げ。
事業に関連する検索ニーズをもとにキーワードを選定し、専門性の高いテーマに特化した記事を制作しました。
記事では一般論にとどまらず、自社の失敗談や具体的なノウハウを取り入れることで、他社にはない独自性を強調しています。
また、記事内には無料相談やLINE登録などの自然なCTAを設け、読者が行動しやすい仕組みを整えました。
SEO施策は成果が出るまでに時間を要するため、効果検証を続けながら継続的に改善を重ねました。
その結果、わずか4ヶ月で月間4,000PV・CV15件を達成。SNS頼りの集客構造を脱却し、SEO経由での安定したリード獲得に成功しました。
「SNS依存型ビジネスから脱却し、SEOを活用して継続的な集客を実現した」好例と言えます。
- SEOは成果が出るまで時間がかかることを理解し、継続的に施策を実行
- 記事内に自然な導線を設け、CV率を向上
- 検索ニーズを反映した戦略的なSEO設計
受験コーチゆうた|親のための中学受験ブログ


「親のための中学受験ブログ」は、YouTubeで人気の学習コーチ・受験コーチゆうた様が運営するオウンドメディアです。
同氏はYouTubeで一定の集客成果を上げていた一方で、動画以外で情報収集を行う層にリーチできていない可能性を感じていました。
そこでEXTAGE株式会社の支援を受け、YouTubeコンテンツをSEOに反映させて記事化する施策を実施。
YouTubeで発信しているテーマをもとに逆算的にキーワードを選定し、SEOを意識したサイト構成を設計しました。
特に記事内には動画を積極的に埋め込むことで、読者がテキストと動画の両方で学べる工夫もしています。
さらに、Googleからの評価を高めるために、H2見出しではSEOを重視し、H3見出しで独自性を出すという二層構造のライティング手法を採用しました。
その結果、運用開始からわずか3ヶ月で月間5,000PV・LINE登録者数50名を安定的に獲得。


記事を通じてYouTube視聴者との接点を広げ、CV率の改善と記事経由のLINE登録者(リストイン数)の増加を実現しました。
- SEOとYouTubeを連携
- 記事内に動画を積極的に挿入
- YouTubeで発信しているテーマをもとに、逆算的にキーワードを選定
- H2でSEO最適化、H3で独自性を出す構成で記事を作成
弊社EXTAGEは、本事例のように動画コンテンツを記事化して、SEOからの顧客流入する戦略を得意としています。
EXTAGEが持っている集客スキルや支援事例は、メルマガにて公開中です。気になる方は今すぐ登録して、内容をチェックしてみてください。
EXTAGE株式会社|EXTAGEのSEOコンサルティング


EXTAGE株式会社が運営する「EXTAGE WORKS」は、Webマーケティングの知識やノウハウを発信するオウンドメディアです。
ブロガーやライターのキャリアアップに必要な以下の情報を、初心者にも分かりやすく解説しています。
- SEO
- マーケティング手法
- SNS運用
- LINEマーケティング



個人で稼ぎたい人が取るべき戦略を紹介することで信頼を得て成功したメディアです。
実際の支援事例や専門性のある記事が多く、読者が「自分でも実践できそう」と感じられる実用的なコンテンツになっています。
コンサルティング実績に基づいた発信で信頼を獲得し、フリーランスや副業層の支持を集めている点が、EXTAGE WORKSの大きな強みと言えるでしょう。
- 実際の支援実績を記事で紹介し、信頼性を高めている
- 初心者でも応用できる実践的な情報を豊富に発信している
株式会社LIG(リグ)|LIGブログ


株式会社LIGが運営する「LIGブログ」は、Web制作・マーケティング・デザイン・働き方など、幅広いテーマを発信するオウンドメディアです。
特徴的なのは、社員自らが執筆を担当している点です。現場目線のリアルな情報発信が読者の共感を呼び、LIGのブランド価値向上にもつながっています。
数あるマーケティング施策の中でも、同社は自社ブログの強力なドメインを活かし、SEO対策に注力。専任担当者を配置し、厳選したキーワードに基づいて意図的かつ継続的にSEO戦略を展開しました。
その結果、問い合わせ数は急増し、月50件を安定的に超えるまでに成長。
10年以上にわたって運営を続けるLIGブログは、時代に合わせて施策を柔軟にアップデートし続けており、それが長期的な成功の要因となっています。
- 集客施策をSEOに特化して実施
- 社員が主体的に関わる協力体制を構築
- 時代やトレンドに合わせて施策を柔軟に改善
CV改善に成功したオウンドメディア事例4選
オウンドメディアの本来のゴールは、記事をきっかけに問い合わせ・資料請求・購入などの行動(CV)につなげることです。
ここでは、CTAの配置改善や導線設計などにより、CV獲得に成功したオウンドメディア事例4選を紹介します。
読者を「読む」から「行動する」へと導く仕組みづくりのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
株式会社LEC|イングリッシュおさる


株式会社LECが運営する「イングリッシュおさる」は、英語学習に特化したオウンドメディアです。
同社はもともとYouTubeを中心に情報発信を行っていましたが、視聴者からの「記事でも内容を復習したい」「文字で学びたい」といった声を受け、動画コンテンツを記事化。
動画の内容をそのまま転用するのではなく、テキストとして読みやすく再構成し、記事としての品質にも徹底的にこだわりました。
そのうえで、記事内には自然な形でCTA(LINE登録導線)を設置し、読者が行動しやすい仕組みを構築。
その結果、月間14万PV・LINE登録者数200名を安定的に獲得。YouTubeで培った認知をSEO経由の流入へとつなげ、コンテンツマーケティングの相乗効果を実現しました。
- YouTubeの内容をSEOを意識して記事化し、検索流入を拡大
- 記事内に自然な導線(LINE登録)を設置
- 動画の魅力を活かした高品質なコンテンツを制作
株式会社SPB|NLPナンパ研究所


株式会社SPBが運営する「NLPナンパ研究所」は、心理学を活用した恋愛・コミュニケーションノウハウを発信するオウンドメディアです。
もともと月間1万PVを超えるアクセスがあったものの、LINE登録やセミナー申し込みといったCVが少ないという課題を抱えていました。
EXTAGE株式会社の支援により、まずサイト構造に問題があることを明確化し、全面的に見直しを実施。
既存記事を精査し、「どの記事を伸ばすべきか」を分析したうえで、競合分析を踏まえた上位表示を狙えるキーワード戦略を再構築しました。
さらに内部リンクを整理してトピッククラスター構造を構築し、関連性の高い記事同士を有機的に連携。
SEO対策とCV導線の両面からサイト全体を最適化しました。
また、視覚的に目を引くバナーを導入することで、CTAのクリック率を向上させる戦略をとっています。


さらに、ユーザーの行動データをもとに導線を継続的に改善した結果、わずか2ヶ月でLINE登録数250%増・セミナー申し込み数500%増を達成しました。
- 伸ばすべき記事とキーワードを明確化し、戦略的に強化
- バナー導入でCTAクリック率を改善
- 内部リンクを整理し、トピッククラスター構造を構築
- CV地点を最適化し、読者の行動を自然に誘導
株式会社aparise|アパリセメディア


株式会社apariseは、アパレル関連の教育・スクール事業を展開する企業です。
同社はもともとYouTubeを中心に集客を行っていましたが、動画では接点を持てない層へのリーチ拡大が課題でした。
そこでEXTAGE株式会社の支援を受け、SEOを軸とした新たな集客チャネルを確立するためにオウンドメディア「アパリセメディア」を新設。
しかし、運用初期は検索順位が伸び悩み、十分な流入を得られていませんでした。



施策として主に着手したのが、内部リンク対策です。
記事間の関係性を整理し、トピッククラスター構造となるように内部リンクを最適化しました。
関連性の高いコンテンツを体系的にまとめる手法です。
サイトの柱となる「ピラーページ」と、詳細な情報を提供する「クラスターページ」の2種類で構成します。


関連記事同士を体系的に結びつけてサイトの回遊率を高める施策をとった結果、50〜70記事が上位表示を達成し、検索上位獲得率は14%から83%へ改善。
CV(リスト登録)も10件以上増加し、検索流入による安定的なリード獲得を実現しました。


内部リンク構造を最適化することで順位が劇的に上がった、SEO改善の好事例と言えます。
- 内部リンク対策で関連する記事同士を体系的に連携した
- トピッククラスター構造の構築により、回遊率を向上させた
株式会社ラクス|Mail Marketing Lab(メルラボ)


株式会社ラクスが運営する「メルラボ」は、BtoB向けにメールマーケティングのノウハウを発信するオウンドメディアです。
同社は、専門性の高い記事を制作するだけでなく、「メルマガ登録」や「資料請求」などハードルの低いCVポイントを設置する施策を実施しました。
記事内ではCTA(行動喚起)を自然に配置し、読者が学びからアクションへ移行しやすい導線を設計。よりサイト全体でリード獲得につながる仕組みを構築しています。
- 「お問い合わせ」よりもハードルの低いCV(メルマガ登録・資料請求)を設計
- 各記事に自然な導線でCVポイントを設置
今回ご紹介した事例のように、BtoB向けオウンドメディアで成果を出すにはSEO対策が欠かせません。
詳しいノウハウは関連記事「【担当者必見】BtoBのSEOで成果を出す6ステップ!押さえたいポイントも解説」で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。


成功事例から見えるオウンドメディアの成果を上げるポイント7つ
失敗しないオウンドメディア運営のポイントは以下の7つです。
成功事例から学び、失敗しないオウンドメディア運営のポイントを掴めれば、自社のサイトもPV数や成約率アップも期待できるでしょう。
運用目的・目標数値を明確にする
オウンドメディア運用の成功には、明確な目的・目標の設定が不可欠です。
目的や目標があいまいなままだと、方向転換の判断や必要な施策が見えにくくなり、コンテンツの方向性がぶれてしまいます。
その結果、効果的な運営が難しくなり、成果が出るまでさらに時間がかかってしまいます。
例えばリード獲得を目指している場合は、ターゲットに合わせたコンテンツを作成し、適切なKPIを設定することが重要です。
目標を達成するための途中のチェックポイントを数値で表したもの
実際に弊社では、以下のように目的と目標を可視化できるKPI管理シートを活用し、ひとひとつの目標値に達成できるように戦略を立てています。


このように、目的・目標に沿ったコンテンツづくりとKPIの設定こそが、オウンドメディア運営成功の第一歩です。
KPIの設定方法にお悩みの方は、関連記事「【成功の秘訣】オウンドメディアのKPIの設定方法を5ステップで解説!指標の具体例も紹介」も合わせて参考にしてください!


「成果が出るまでに時間がかかる」と理解しておく
オウンドメディアを成功させるためには、一定の期間を要します。



一般的には、6か月~1年間を見据えておきましょう。
| フェーズ | 期間 |
|---|---|
| 検索エンジンに評価されるまで | 3〜6か月間 |
| 集客や問い合わせにつながるまで | 6〜12か月間 |
長期間のプロジェクトには社員の協力が不可欠です。社内合意が取れていないと、進捗に支障が出てしまう場合があります。
そのため、中長期の運営を前提に協力を仰ぎ、KPIを設定して進捗を可視化しておくことも重要です。
また、ユーザーに役立つコンテンツを継続的に発信することではじめて信頼が蓄積され、成果につながります。
長期的な視点を持って、継続して運営していきましょう。
サイト設計を事前に行う
オウンドメディアを立ち上げる際、最初に取り組むべきなのが 「サイト設計」 です。
多くの企業が、次のような形で記事制作を始めてしまうため、成果につながりにくい状況に陥っています。
- 思いついたキーワードで闇雲に記事を作成する
- 検索ボリューム「だけ」を見てキーワードを決定する
- 競合のテーマを真似して書いただけの記事を作成する
その結果、記事同士が競合する「カニバリゼーション」が発生し、サイト全体のテーマがぼやけてしまい、Googleからの評価も分散してしまう恐れがあります。
こうした失敗を防ぐためには、記事を書く前にサイト全体の構造を設計することが大切です。
弊社では、下記のような サイト設計シート を用いてテーマやキーワードを整理しています。





このようにサイト全体のテーマとキーワードの関係を「見える化」しておくことをおすすめします。
こうした設計を行うことで、次のメリットがあります。
- 各記事の役割が明確になる
- カテゴリ間の関係性が整理される
- 内部リンク構造を意識したSEO設計が可能になる
さらに、マインドマップ形式でサイト構造を整理すると、テーマ同士のつながりや不足している領域が一目で分かります。


これにより、サイト全体の情報構造を俯瞰しながら「何を書くか」だけでなく「なぜその記事を書くのか」 が明確になります。
「記事を書く前に、サイトを設計する」工程は遠回りに見えて、最短で成果に近づくための重要なステップです。
上位表示を狙うSEO対策を行う
SEO対策を意識することでGoogle検索で上位表示になるため、オウンドメディアの集客力を高められます。
GoogleやYahoo!などで自社のWebサイト・オウンドメディアを上位表示させるための施策
キーワードリサーチを行い、ターゲットが検索するキーワードを盛り込んだコンテンツの作成が効果的です。
そのキーワードを記事のタイトルや本文に自然な形で盛り込むと、検索エンジンが自社のコンテンツを関連性の高いものだと認識できます。



SEO対策は、自社メディアのPV数向上に必要不可欠です!
このようなSEO対策を意識すると、検索エンジンからの集客が増えます。
オウンドメディア運営では、良質なコンテンツ作成と合わせてSEO対策を実施しましょう。
効果的なSEO対策のメリットや具体的な方法については、関連記事「SEO対策のメリット4選!効果的なSEO対策に必要な4ステップも紹介」にて詳しく解説しています。
SEO対策を行ってオウンドメディアを成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください!


読者の課題を解決する記事を作る
読者は悩みを早く解決するために、自分の関心に近いキーワードで検索します。
もし記事が単なる宣伝や企業目線の内容に偏っていれば、読者は離脱し、成果にもつながりません。
質の高い記事を作るには、まずニーズと競合記事を分析し、読者が求める情報を的確に提供することが重要です。



読者は信頼できる記事しか読みません。
読者の悩みをいち早く解決する記事を作成することが、ユーザーの信頼を獲得しオウンドメディア成功につながるでしょう。
なお、SEO対策の具体的な実践方法については関連動画「【神回】SEO対策の全てがこの動画講義1本でマスターできます」でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
記事の検索意図とCV地点を揃える
オウンドメディアは、「読まれるだけの記事」では成果につながりません。
記事はあくまで入口であり、最終的には「お問い合わせ」「資料請求」「商品購入」などのCV(コンバージョン)への導線を設計する必要があります。
明確なCV設計がないと、PV(アクセス数)が伸びても問い合わせやリード獲得につながらないケースが多く見られます。



逆に、読者の関心が高まったタイミングで次のステップを提示できれば、集客や売上に結びつけることが可能です。
- 記事末に関連資料へのリンクを設置する
- 記事本文中にCTAボタン(お問い合わせ・資料DL)を自然に挿入する
- サイドバーやバナーに「次のステップ」を分かりやすく配置する
検索エンジンから訪れるユーザーは、「どんな情報を求めているのか」「どんな悩みを解決したいのか」という検索意図を持っています。
読者が迷わずアクションを起こせるよう、検索意図と導線の整合性を常に意識しましょう。
継続的にメディアを運用できる体制を整える
オウンドメディアは、コンテンツを継続的に更新することで、検索エンジンの評価と読者の信頼を積み重ねていけます。
しかし、記事を増やせば成果が出るというものではありません。毎月新しい記事を投稿しても、やがてPV数が頭打ちになることがあります。
記事数が多すぎると更新が追いつかず、古い情報が放置され、検索エンジンから「低品質なサイト」と判断されるリスクもあります。
あるメディアでは記事数の拡大に対してリライトが追いつかず、一時的にアクセスは増えたものの、その後PVが減少傾向となりました。
最終的にリライト体制の見直しが必要になりました。
こうした事態を防ぐためには、社内で役割を分担し、無理なく更新を継続できる体制づくりが重要です。



重要なのは、「記事を増やすこと」ではなく管理できる本数で高品質を維持することです。
量を優先して手が回らなくなると、記事品質の低下や更新停止につながります。
リライトを前提とした運用計画を立て、長期的に育てられるメディア体制を整えましょう。
データを見て分析・改善を繰り返す
オウンドメディアは、公開して終わりではありません。
成果を上げるためには、アクセス解析やコンバージョン率などのデータをもとに、改善を繰り返すことが必要です。


記事ごとのPV数や検索順位などを定期的に確認すれば「どの記事が読まれているのか」「どの導線が成果につながっているのか」を把握できます。
さらに、データを分析することで課題が明確になり、改善の方向性を定めやすくなります。



例えば「PV数は高いがCVRが低い」記事は、購入ページや問い合わせページへの導線を見直す必要があります。
データを定期的に分析し改善を重ね、目的達成につながる強いオウンドメディアを育てていきましょう。
AI検索を意識した運用を行う
近年のオウンドメディア運営では、AIの普及により「人間ではなくAIが引用することを前提としたコンテンツ設計」が求められるようになっています。
ChatGPTをはじめ生成AIが情報提供の役割を担う時代には、従来のSEOだけでは不十分です。
検索エンジンの検索結果の上部に表示される、AIが要約した機能のこと。


AIOを意識したコンテンツ作成では、「検索エンジンが評価する記事」ではなく「AIに引用されやすい記事」を目指すことが重要です。
また、AI検索対策としては、権威性のあるデータや事例を積極的に提示し、AIにとって「信頼できる参照元」として認識されることが大切です。
AI時代の検索行動に対応した戦略を立てることで、今後も成果を出し続けられるオウンドメディアにできるでしょう。
AI検索(LLMO)対策については以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。


オウンドメディア運用に関するよくある質問
オウンドメディアを運用するにあたり、多くの担当者が共通して抱える疑問があります。
ここでは、特によく寄せられる質問を3つ取り上げて詳しく解説します。
これから紹介する内容を参考に、自社のオウンドメディア運用の戦略にお役立てください。
記事の外注と内製、どちらが効率的?
結論として、最適な方法は目的やリソース状況によって異なります。
リソースが十分にある企業は内製にすることで独自の強みを発揮しやすく、スピードや記事量を重視する場合は外注を活用するのが効果的です。
さらに「完全内製」か「完全外注」かの二択ではなく、両者を組み合わせたハイブリッド型という選択肢をとることも一つの手です。
例えば記事作成は自社で行い、SEO分析や改善策の提案は外部に委託する方法があります。



自社のリソースや目的を踏まえ、最も効率的な方法を選択しましょう。
内製化に対する外注のメリットは、関連記事「【負担軽減】SEO対策は外注すべき!内製化との徹底比較3選|費用対効果や外注先の選び方も紹介」にて詳しく解説しています。合わせてご覧ください。


どの業界・事業でもオウンドメディアは効果がある?
ほとんどの業界でオウンドメディアは効果を発揮します。ただし「どのように活用するか」で成果の出方は大きく変わります。
食品業界なら消費者に向けたレシピや保存方法の発信が有効です。
一方、リクルーティング分野では社員インタビューや働き方の発信が求職者に響きます。



成功している企業の共通点は「業界に合わせたコンテンツ戦略」を設計しています。
業界の特性を加味して読者の悩みの解決につながる記事を提供すると、オウンドメディアを成長させられるでしょう。
業界や企業によって、成果が出るメディア戦略は異なります。
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