「オウンドメディアリクルーティングについて詳しく知りたい」
「オウンドメディアリクルーティングと求人サイトの違いがわからない」
「オウンドメディアリクルーティングはどうやって始めればいいんだろう」
今回は、オウンドメディアリクルーティングについて詳しく解説します。
求人サイトとの違いがわかれば、オウンドメディアで募集すべきか判断できるでしょう。
- オウンドメディアリクルーティングの説明
- オウンドメディアリクルーティングと求人サイトの違い
- オウンドメディアリクルーティングの始め方4ステップ
オウンドメディアリクルーティングについて知りたい方は、参考にしてみてください!
なお、EXTAGE株式会社では、オウンドメディアのSEO対策やコンサルティングを実施しています。
無料相談も可能なので、メディア運用にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください!
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オウンドメディアリクルーティングの説明
オウンドリクルーティング(Owned Media Recruiting)とは、自社の採用サイトのことです。
頭文字をとって「OMR」と呼ぶこともあります。
サイトを確認して採用ページに訪れるため、自社に興味を持っている人材の募集が可能です。
また、求人サイトを使用せずに募集できるため、手間をかけずに採用できます。
近年の募集方法として注目を浴びているおすすめの手法です。
オウンドメディアリクルーティングと求人サイトの違い
オウンドメディアリクルーティング | 求人サイト | |
---|---|---|
自社の採用メディア | 有り | 無し |
掲載期間や文字数などの制限 | 無し | 有り |
即効性 | 低い | 高い |
ターゲット | 潜在層 | 顕在層 |
オウンドメディアで募集すると、掲載期間や文字数などの制限がありません。
しかし、求人サイトではサイト運営者がコントロールするため自由に宣伝できないデメリットがあります。
オウンドメディアリクルーティングは即効性が低いが、長く掲載できるため潜在層の訴求におすすめです。
求人サイトとの違いを知って自社にあっているほうを利用するといいでしょう。
オウンドメディアリクルーティングのメリット5選
オウンドメディアリクルーティングのメリットは、以下の5つです。
- スムーズな採用につながる
- ミスマッチを減らせる
- 潜在層へ訴求できる
- 低コストで採用ができる
- 自社で採用力が確保できる
それぞれ詳細に説明します。
1.スムーズな採用につながる
自社サイトで採用情報を宣伝する効果は、以下のとおりです。
- 求人誌や求人サイトと異なり、フォーマットがないため自社の魅力を伝えやすい
- 求人会社とのやりとりがないため、スムーズに掲載できる
- 内容の修正をすぐにできる
特に、サイトの情報をすぐに修正できることは大きなメリットです。
情報に変更があった場合、すぐに修正できます。
ポジティブな評価や功績を伝えられれば、ユーザーが魅力的に感じ企業の応募につながるでしょう。
採用情報をスムーズに更新できることは、オウンドメディアリクルーティングの強みです。
2.ミスマッチを減らせる
求人サイトでは紹介する項目や公開できる上限が定められています。
しかし、オウンドメディアでは以下のような情報も自由に発信可能です。
- 業務風景の具体的な写真
- 今後の詳細な展望
- 社内のイベント
業務風景などの企業情報を細かく伝えられるため、求職者と企業とのミスマッチを減らしやすくなります。
採用した人材が会社を辞めてしまうのは、大きな損失です。
オウンドメディアリクルーティングは、求職者に必要な情報をまんべんなく伝えられる大きな利点があります。
3.潜在層へ訴求できる
求人サイトは掲載期間が決まっていて、会社への関心が低い潜在層が申込を考えたときには、掲載が終わっているかもしれません。
しかし、オウンドメディアであれば自社で募集する期間を決められます。
最初は興味が薄かったが、就職や転職のときに「応募しよう!」と思った潜在層の訴求にもおすすめです。
また、潜在層からの応募を見込むには幅広く情報を掲載したり、興味を惹く訴求をしたりする必要があります。
サイトを自由にコントロールしやすいため、関心が薄い人材の獲得にも適しているのです。
4.低コストで採用ができる
募集方法 | 費用相場 |
---|---|
求人サイト | 月5〜30万円程度 |
人材紹介 | 年収の30〜35%程度 |
オウンドメディアリクルーティング | 自社で運営するため無料 |
求人サイトや人材紹介サービスは、費用がかかります。
サイトの掲載料は月5〜30万円程度で、人材紹介を利用した場合も1人につき100万円以上はかかるのが一般的です。
しかし、オウンドメディアであれば掲載料がかからず、コストの削減ができます。
また、自社サイトの採用情報を転職サイトに使用することも可能です。
採用にかかる労力を軽減できる利点もあります。
5.自社で採用力を確保できる
自社で募集を行うことでノウハウが蓄積され、採用力を高められます。
蓄積されたノウハウは会社の資産となり、次回の採用に活かせるでしょう。
この繰り返しで、自社での人材確保力が身に付きます。
また、以下の情報を分析することも貴重なノウハウです。
- 採用の時期
- 応募の時間帯
- 職種による集まり具合
こうした分析でメディアを改善させる能力が磨かれ、さらなる採用力確保につながるでしょう。
分析・改善のPDCAを自社で回せられるようになります。
分析の仕方は、関連動画「【プロが解説】Googleアナリティクスの基本設定と稼げる5つの解析手順【すぐ使える解析テンプレートを配布】」を参考にしてみてください!
オウンドメディアリクルーティングのデメリット3選
オウンドメディアリクルーティングのデメリットは、以下の3つです。
- 見てもらえない可能性がある
- 運営に労力がかかる
- 高度なスキルが必要である
ひとつずつ解説します。
1.見てもらえない可能性がある
リクルーティングページを作成しても、ユーザーに見てもらえないかもしれません。
オウンドメディアが上位に表示されない可能性があるからです。
サイトを上位表示させるには、SEOを意識した対策をする必要があります。
そのためには、クリックしたくなるタイトルをつけたり、見出しにキーワードを入れたりなど、さまざまな対策が必要です。
関連記事「【SEO効果を高めるには記事数が大事?】検索上位を獲得するために必要な要素とは」で解説しているので、読んでみてください!
2.運営に労力がかかる
リクルーティングページは以下のような作業が必要です。
- 定期的な修正
- 継続した運営
- 応募者に対しての返信
自社でサイトを運営すれば、修正や返信なども行わなければならず、労力がかかります。
特に、ページの立ち上げには手間がかかるため、最初は外注するよりもコストがかかってしまうでしょう。
しかし、一旦作成すれば、立ち上げ時ほど労力はかかりません。
フォーマットができているので、更新や修正は簡単にできます。
とは言え、全く手がかからないわけではありません。
求人サイトと違い、自社で更新しなければならないことは把握しておきましょう。
3.高度なスキルが必要である
質の高いページをつくるには、デザインや訴求力など多くのスキルが必要です。
文字を大きくして読みやすくしたり、目をひくキャッチコピーをつけたりする必要があります。
集客するためには、ニーズを予想するマーケティング力も重要です。
マーケティングは、高度なスキルが必要なため、自社では対応できないかもしれません。
自社での対応が難しい場合は、外注するのもひとつの方法です。
EXTAGE株式会社ではSEOやマーケティングのプロが多数在籍しており、採用ページの作成にも自信があります。
また、オウンドメディアリクルーティングで悩んでいる方のコンサルティングも可能です。
無料で相談できるのでお気軽にお問い合わせください!
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オウンドメディアリクルーティングの始め方4ステップ
オウンドメディアリクルーティングの始め方は、以下の4ステップです。
- ターゲットを明確にする
- 戦略を考える
- 運営を整える
- リクルーティングページをつくる
それぞれ詳細に説明します。
1.ターゲットを明確にする
必ずターゲットを定めましょう。
設定したターゲットに沿ったアプローチをするからです。
狙っているユーザーが定まっていないと効果的な集客ができません。
具体的に以下の点について考えてみてください。
- 何歳ぐらいの人に見てほしいのか
- どのような人を採用したいのか(営業・事務職・スキル)
- 何に困っているのか(若手が少ない、技術者が少ない)
- どういった性格の人に応募してほしいのか
- 専門性が必要なのか
宣伝したい層について、ターゲットを具体的に考えれば効果的な訴求が大切です。
2.戦略を考える
以下の戦略について考えることが重要になります。
- 自社の魅力
- 他社と比べたメリット
- 必要なコスト
やみくもに募集するのではなく、戦略に沿って募集しなければ応募につながりません。
特に、他社と差別化できる特徴がないと、自社を応募する理由がないため必ず掲載しましょう。
また、必要なコストも把握してみてください。
全体にかかる時間や人員・費用がわかれば「限られたコストの中でどう戦うべきか」を導きやすいため、おすすめです。
3.運営を整える
次に、戦略に基づき運営体制を整えましょう。
サイトを自社で運営するには、以下のような人が必要です。
- 企画立案者
- ライター
- デザイナー
- Web担当者
- カメラマン
- インタビュイー
このように、多くの人員が必要になるため、社内で人材を確保できないか確認しましょう。
もし、社員で活躍できそうな人がいれば、担当に配置することで外注コストも抑えられます。
例えば、宣伝文を書いている人はライターにしたり、カメラが趣味の人はカメラマンにしたりできるので、社内で適性がある人を探してみてください。
自社で担当するのが難しい場合、専門会社に外注することも考えてみましょう。
4.リクルーティングページをつくる
最後にリクルーティングページをつくります。
リクルーティングページを作成するには、社内で協力が必要です。
掲載する業務内容や応募・選考方法などを確認する必要があるからです。
どのような人材が必要なのかが確認できれば、適切な募集ができます。
そのため、応募内容や選考方法については、必ず協議するようにしましょう。
また、自社サイトだからこそ、掲載したほうがいい内容も検討してみてください。
オウンドメディアで掲載すべき内容については次の章で説明するので、ご覧ください。
オウンドメディアリクルーティングで発信すべき内容3選
オウンドメディアリクルーティングで発信すべき内容は、以下の3つです。
- 自社サービス
- 職場環境
- 社員の口コミ
それぞれ詳細に説明します。
1.自社サービス
企業の商品やサービスは積極的に載せるようにしましょう。
フォーマットが指定されているサイトや求人誌では、詳しく書けません。
求職者は、その企業がどのようなサービスを行っているのかも知りたがっています。
どういったサービスを提供し、社会に貢献しているのかは、仕事のやりがいに関わるからです。
自社のサービスを利用した口コミを入れるのもおすすめします。
このように、扱っているサービスをアピールできるのもオウンドメディアリクルーティングのメリットのひとつです。
2.職場環境
職場環境を伝えるために、以下の内容を掲載すると効果的です。
- オフィスの状況
- 福利厚生
- 従業員の雰囲気
従業員にとって働きやすい環境は、仕事をする上で重要な要素です。
実際に、企業を選ぶ際に半数以上の人が「人やオフィスなどの労働環境」を重視しています。
画像や動画でオフィスや従業員の雰囲気などを詳しく伝えてもよいでしょう。
職場環境は重要なので、働きやすい会社だと思ってもらえることが大きなポイントです。
3.社員の口コミ
社員の口コミがあると、ユーザーが安心しやすいでしょう。
実際に働いている社員の感想は、信頼できる評価だからです。
また、一緒に働く人の印象をダイレクトに感じられるメリットもあります。
一般的な求人サイトで、口コミまで掲載できるケースは少ないでしょう。
会社のいいところや悪いところなど、具体的な口コミを載せられるのがオウンドメディアリクルーティングの強みです。
最低、3人の口コミを入れると信ぴょう性があります。
オウンドメディアリクルーティングを運用するならEXTAGEがおすすめ
この記事をオウンドメディアで人材募集する際の参考にしてもらえれば幸いです。
オウンドメディアを上位表示させるのは簡単ではありません。
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