「リニューアルで検索順位が下がってしまったらどうしよう…」
「具体的に何をすればSEOへの悪影響をふせげるの?」
「リニューアル後の効果測定はどうすればいいの?」
デザインや機能を刷新し、ユーザー体験を向上させることはビジネスの成長に不可欠です。しかし、リニューアルに伴うSEOへの影響を軽視すると、せっかく積み上げてきたWeb集客の成果を失ってしまうかもしれません。
200社以上のSEO支援に携わってきたEXTAGE株式会社が、サイトリニューアルによるSEOへの悪影響を抑え、検索順位を維持するための対策を具体的な手順とチェックリストを交えて解説します。
- サイトリニューアルがSEOに与える影響
- SEO評価を維持する5つの必須対策
- リニューアル後の効果測定と継続的な改善
- 既存ユーザーの体験を損なわない防止策
チェックリストを参考に、自社のリニューアル計画におけるSEOリスクを確認してください。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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サイトリニューアルがSEOに与える影響
Webサイトのリニューアルは、デザイン刷新や機能追加といったメリットがある一方で、SEOに大きな影響を与える可能性があります。
サイト構造やURL、コンテンツ内容などが変更されると、Googleなどの検索エンジンはWebサイトを改めて評価し直します。たとえば、URLが変更された際に301リダイレクトの設定を誤ると、これまで積み上げてきたページの評価が引き継がれず、検索順位が大幅に下落してしまうことがあります。
適切に実施されれば、サイト構造の最適化やユーザビリティの向上により、検索エンジンからの評価が高まり、検索順位の上昇につながることも期待できます。
一方で、リニューアルの進め方を誤ると検索順位の低下を招くリスクも存在します。とくに注意すべきポイントは以下の3つです。
- URL変更時のリダイレクト設定ミス
- 重要なコンテンツの削除や大幅な変更
- ページの表示速度低下
これらのミスは、検索エンジンがサイトを正しく評価できなくなる原因となり、インデックス数の減少やトラフィックの低下につながります。
福田卓馬EXTAGEの支援先でも、リダイレクト設定の漏れが原因で流入が半減したケースがあります。事前準備を徹底することで、こうしたリスクは確実にふせげます。
サイトリニューアルでSEO評価を維持する5つの必須対策
リニューアルでSEO評価を維持し、検索順位の低下をふせぐための必須対策は以下の5つです。
- 事前準備(現状分析と目標設定)
- URL変更時の301リダイレクト
- コンテンツ移行
- 技術的SEO設定
- 公開前後チェック
1. 事前準備(現状分析と目標設定)
リニューアルを成功させるためには、まず現状のWebサイトが抱えるSEO上の課題を正確に把握することが不可欠です。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを用いて、どのキーワードからの流入が多いのか、どのページのアクセス数や滞在時間が長いのかといったデータを分析します。検索順位や表示回数、クリック率、インデックス状況なども確認しましょう。
分析結果に基づいて、以下のような具体的な目標を設定します。
| 目標項目 | 設定例 |
|---|---|
| 維持するページ | 月間流入100以上のページはURL・コンテンツともに保持 |
| 改善するページ | 直帰率80%超のページはリニューアルに合わせてリライト |
| 削除するページ | 流入ゼロかつ重複コンテンツのページは統合・削除 |
| KPI | リニューアル3ヵ月後にオーガニック流入を維持(前月比±10%以内) |
目標設定にはサイト全体のディレクトリ設計も関わってきます。サイト構造の設計方法を体系的に学びたい方は、以下の資料を参考にしてください。
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2. URL変更時の301リダイレクト
リニューアルに伴いページのURLが変更される場合、301リダイレクトの設定はSEO評価を引き継ぐために必須の作業です。
「恒久的な移転」を意味する転送処理のこと。検索エンジンに対して「このページは永続的に新しいURLに移動しました」と伝え、旧URLの評価を新URLに引き継ぐ。
リダイレクト設定を行わないと、検索エンジンは古いURLのページが削除されたと判断し、元のページが持っていた検索順位や被リンクなどの評価が失われてしまいます。
具体的な設定方法としては、サーバーの設定ファイル(Apacheなら.htaccessファイル)に、古いURLと新しいURLの対応関係を記述するのが一般的です。
以下に、.htaccessでの記述のNG例・OK例を示します。
Redirect 301 / https://example.com/
すべての旧URLをトップページに転送してしまうと、個別ページの評価が引き継がれません。
Redirect 301 /old-page/ https://example.com/new-page/
Redirect 301 /old-blog/post1/ https://example.com/blog/post1/
旧URLと新URLを1対1で対応させることで、各ページの評価を正しく引き継げます。
福田卓馬ディレクトリ構造ごと変更する場合は、正規表現を使った一括設定も可能です。ただし誤設定のリスクが高いため、必ず検証環境でテストしてから本番に適用しましょう。
設定後は、リダイレクトチェッカーツールなどを使って、意図した通りに転送されているか、ステータスコードが301になっているかを必ず確認してください。
3. コンテンツ移行
リニューアル時には、既存コンテンツの質と量を可能な限り維持・向上させることがSEO評価を保つうえで重要です。
デザイン性を優先してテキストコンテンツを大幅に削減したり画像に置き換えたりすると、検索エンジンがページの内容を理解しにくくなり、評価が低下する可能性があります。
まず既存コンテンツのなかでSEO評価が高いページやアクセスが多いページを特定し、内容は基本的に保持するよう計画します。情報が古くなっている場合はリライトを行い、最新の情報に更新しましょう。
リニューアルに合わせてユーザーニーズを満たす新規コンテンツを追加することも、サイト全体の評価向上につながります。
福田卓馬コンテンツ移行ツールを利用する場合も、移行漏れや文字化けなどが発生しないよう、移行後のチェックを徹底してください。
4. 技術的SEO設定
リニューアル時には、検索エンジンがサイトの情報を効率的に収集(クロール)し、検索結果に正しく表示(インデックス)できるように、技術的なSEO設定を見直すことも重要です。
とくに注意すべき設定項目として、robots.txtとXMLサイトマップが挙げられます。
検索エンジンのクローラーに「ここは見ないでね」「ここは入っていいよ」というルールを伝えるファイル。リニューアル作業中にテスト環境へのアクセスを拒否していた設定を、公開後に解除し忘れるとサイト全体がインデックスされなくなる。
サイト内に存在する重要なページのURLリストを検索エンジンに伝えるファイル。リニューアルでURL構造が変更された場合は、新しい構造に基づいたサイトマップを作成し、Google Search Consoleで送信する必要がある。
XMLサイトマップの送信手順は以下の通りです。
WordPressなら「XML Sitemap Generator for Google」等のプラグインで自動生成できる。静的サイトの場合は「sitemap.xml」を手動またはツールで作成する。
対象サイトのプロパティを選択し、左メニューの「サイトマップ」をクリックする。

「新しいサイトマップの追加」欄にサイトマップのURLを入力し「送信」をクリックします。ステータスが「成功しました」になれば完了です。

Google Search Consoleの初期設定がまだの方は「Googleサーチコンソールの設定方法」の記事を先にご覧ください。

その他、ページの正規化を指定するcanonicalタグの設定なども、重複コンテンツ問題を避けるために確認が必要です。
5. 公開前後チェック
公開前と公開後には、設定ミスや予期せぬ問題がないかを確認するための徹底的なチェックが不可欠です。公開後に問題が発覚すると、修正に時間とコストがかかるだけでなく、検索順位やユーザー体験にも悪影響を及ぼします。
公開前のチェック項目としては、以下の通りです。
- 301リダイレクトが正しく設定されているか
- テスト環境用のnoindexタグやrobots.txtの拒否設定が解除されているか
- 各ページのtitleタグ・メタディスクリプション・h1タグが適切か
- canonicalタグが正しいURLを指しているか
- 画像が表示され、alt属性が設定されているか
- 内部リンクが切れていないか
公開後もチェックは継続します。Google Search Consoleでクロールエラーやインデックス状況を確認し、問題があれば迅速に対応しましょう。Google Analyticsでアクセス数や流入キーワード、直帰率などの変化も監視します。
以下に、確認が望ましい一般的なSEO項目をまとめました。
| カテゴリ | チェック項目 |
|---|---|
| 解析基盤 | GA4・GTM・GSCのプロパティ設定と所有権確認 |
| サイトマップ | 新構造に基づくXMLサイトマップの作成・送信 |
| クロール制御 | robots.txtの拒否設定解除、canonicalタグ・noindex設定の確認 |
| リダイレクト | 旧URLから新URLへの301リダイレクトが適切か |
| ページ要素 | title・description・h1の設定、内部リンクのリンク切れ確認 |
| 構造化データ | パンくず・記事・商品などの構造化データの実装 |
| ユーザー体験 | モバイル対応、Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)の確認 |
チェック項目をリスト化し、担当者を決めて確実に確認することで、リニューアルの失敗リスクを減らせます。
サイトリニューアル時のSEO対策をプロに外注して確実に進めたい方は「SEO対策の外注メリットと費用相場」の記事をご覧ください。

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リニューアル後のSEO効果測定と継続的な改善
サイトリニューアルは公開して終わりではありません。リニューアルがSEOやビジネス目標に対してどのような効果をもたらしたのかを測定し、継続的に改善していくプロセスが重要です。
効果測定の第一歩は、リニューアル前に設定したKPI(重要業績評価指標)の達成度を確認することです。
Google Analyticsを用いて、リニューアル前後の検索流入数、検索順位、コンバージョン率、直帰率などの変化を比較分析します。

Google Search Consoleでインデックス状況やクロールエラーの有無、表示回数やクリック率の変化を定期的にチェックします。

データ分析から、リニューアルの成果と課題を特定しましょう。
データに基づいて具体的な改善策を立案し、実行する。改善策の効果を再び測定し、PDCAサイクルを回しつづけていきます。
福田卓馬EXTAGEの支援先では、リニューアル後3ヵ月間は週次でデータを確認し、問題の早期発見・対応に努めています。体感で、初月の対応スピードがその後の順位回復を大きく左右します。
リニューアル後のSEO改善を自社で継続的に行う体制を整えたい方は「インハウスSEOの始め方|社内体制の構築からコンテンツ改善まで解説」の記事をご覧ください。

リニューアルによる顧客体験低下の防止策
リニューアルでは新規ユーザーの獲得やSEO評価の向上だけでなく、既存ユーザーの体験を損なわないように配慮することも重要です。
長年サイトを利用してきたユーザーにとって、大幅なデザイン変更やナビゲーション構造の変更は、使いにくさや混乱を招きサイトからの離脱につながる可能性があります。
既存ユーザーの離脱をふせぐための具体策は以下の通りです。
- 変更点と未変更点を事前にわかりやすく告知する
- ユーザーが使い慣れた基本的な機能や導線は可能な限り維持する
- アンケートやユーザーテストで既存ユーザーの意見を計画に反映する
とくに、ユーザーが頻繁に利用していた機能やコンテンツの場所が変わる場合は、丁寧な案内を心がけましょう。
SEO対策会社の選び方について詳しく知りたい方は「SEO対策を依頼するときの注意点とは?失敗しない業者選びのコツ5選」の記事をご覧ください。

サイトリニューアルのSEO対策でお困りなら、EXTAGE株式会社へお気軽にご相談ください。
福田卓馬サイトの立ち上げから運営、リニューアルまで、SEOに関するすべてのお悩みをプロがサポートします。
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よくある質問
リニューアルで検索順位が下がる確率はどのくらい?
対策が不十分な場合、一時的な順位変動はほぼ確実に発生します。
ただし、301リダイレクトやコンテンツ移行を適切に実施すれば、1〜3ヵ月程度で元の水準に回復するケースがほとんどです。
URLを変えなければSEOへの影響はない?
URLが同じでもSEOへの影響はゼロではありません。
コンテンツの大幅な変更、内部リンク構造の変化、表示速度の低下なども検索順位に影響を与えるため、総合的な対策が必要です。
リニューアル後、どのくらいで順位は安定する?
一般的には1〜3ヵ月程度で安定しはじめます。
Googleがサイト全体を再クロール・再評価するまでに時間がかかるため、公開後すぐに結果を判断せず、継続的にモニタリングしましょう。
リニューアルでドメインも変更する場合の注意点は?
ドメイン変更はURL変更よりもSEOへの影響が大きいです。
旧ドメインから新ドメインへの301リダイレクトに加え、Google Search Consoleでアドレス変更ツールを使用し、旧ドメインの評価を新ドメインに移行する手続きが必要です。
リニューアルのSEO対策は自社でできる?
基本的なチェックリストに沿った対応は自社でも可能です。
ただし、大規模なリニューアルや技術的な設定が複雑な場合は、専門家のサポートを受けることでリスクを大幅に軽減できます。
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