ページエクスペリエンス改善で成果がでない、または施策に落とし込めない原因は「問題点を片っ端からつぶす」という従来のアプローチそのものです。
すべての指標を平等に改善しようとしても、工数ばかりかかり、成果につながりません。
EXTAGE株式会社では、ページエクスペリエンス改善の唯一の正解は「ユーザー行動データから重要ポイントを絞り、優先度をつけて改善する」ことだと定義しています。
200社以上のSEO支援で「離脱ボトルネック起点の改善手法」を実践してきた独自データをもとに、データの読み方から成果につながる改善の進め方を解説します。
- ページエクスペリエンスを構成する評価指標
- 各指標の具体的改善方法
- 改善の優先度の付け方
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ページエクスペリエンスとは
ページエクスペリエンスは、Webサイトを訪れたユーザーの体験の質を評価するしくみです。まずは6つの評価指標と、SEOへのリアルな影響度を見ていきましょう。
もっとも重要なコアウェブバイタル
ページエクスペリエンスのなかでもとくに重要なのが、コアウェブバイタル(Core Web Vitals)です。大きく3つの指標にわけられており、各指標に基づいてページの品質を評価されます。
| 指標 | 内容 | 基準 |
|---|---|---|
| LCP | 主要コンテンツの表示時間 | 2.5秒以内 |
| INP | 操作から画面反応までの時間 | 200ms以内 |
| CLS | 読み込み中のレイアウトのズレ | 0.1以下 |
上記3つの数値は、PageSpeed Insightsにアクセスし、URLを入力して「分析」をクリックすると、各指標のスコアが表示されます。
ほかにも、Googleサーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」レポートでサイト全体の状況を一覧で把握できます。細かい内容は見られませんが、サイト全体で問題があるのかどうかをざっと把握したいときに使えます。
コアウェブバイタル以外の指標
コアウェブバイタルに加えて、ユーザーが安心してサイトを利用できるための基本的な3つの要素もページエクスペリエンスに含まれます。これらの要素は数値で評価されるのではなく「対応済み」か「未対応」かで判断されます。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| モバイルフレンドリー | モバイルフレンドリーとは、レスポンシブデザインなどでスマホ表示を最適化すること |
| HTTPS対応 | SSL暗号化でサイトの通信を保護すること |
| インタースティシャル排除 | 画面を覆うポップアップ広告などの閲覧妨害要素がない状態 |
モバイルフレンドリーは、実際にサイトをスマホで開いてみて、見づらい部分・レイアウトがズレている部分がないかチェックしましょう。
HTTPS対応は、サイトのURLを開いて「保護されていない通信」と表示されなければOKです。最近では、ほとんどのサイトはSSL化されているはずです。
インタースティシャル排除の対応については、画面を覆うようなポップアップ広告などを廃止します。
自社サイトはページエクスペリエンスを改善すべきか?判定フロー
ページエクスペリエンスはSEOのランキング要因ですが、ページエクスペリエンスの改善だけで検索順位が上昇したケースはほぼありません。Googleもコンテンツの品質が最も重要でページエクスペリエンスはそれを上回らないと明言しています。
このスコアは、サイトの全体的なユーザー エクスペリエンスの改善に役立てるためのものなので、SEO 上の理由のためだけに満点を取ろうとするのは、有効な時間の使い方とは言えないでしょう。
あなたのサイトのスコアがよほどひどくない限り、ページエクスペリエンスの数値を満タンにすることに心血を注ぐのは、コスパが悪い行為です。
弊社が実践している以下のフローに基づいて、まずはあなたのサイトがページエクスペリエンスを改善すべきかどうかを判断しましょう。
PageSpeed Insightsにアクセスして、コアウェブバイタルに「不良」がないかをチェックしましょう。
不良だった場合、当記事を読み進めながら、優先度順にページエクスペリエンスを改善してください。
対象ページが「良好」になっているものの、競合サイトと順位が拮抗しているときは、ページエクスペリエンスの微妙な差が検索順位アップにつながるケースも。
ケースバイケースではありますが、当記事を読みながらページエクスペリエンスに磨きをかけていきましょう。
コアウェブバイタルが「良好」なものの、GA4の直帰率、およびコンバージョン率が低すぎるなら、コンテンツを改善すべきです。
| 指標 | 確認方法 |
|---|---|
| 直帰率 | GA4のレポートで「ユーザー数/セッション数」の数値をだす |
| コンバージョン数 | GA4のレポート>ページとスクリーンでページごとのCV数をチェックする |
該当する方は、ページエクスペリエンスよりもコンテンツや内部リンクの改善が先です。「SEO内部対策の教科書|検索上位を狙うチェックリストと施策25選」の記事で体系的に解説していますので、参考にしてください。

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ページエクスペリエンスの確認方法
適切に優先度をつけてページエクスペリエンスを改善するには、まず現状把握が必要不可欠。このセクションでは、どの指標がサイトのボトルネックになっているか、確認方法や判断について解説していきます。
| ツール名 | 最適な場面 |
|---|---|
| PageSpeed Insights | 初手の1ページ単位チェック |
| Search Console | サイト全体の状況を俯瞰 |
| Lighthouse | 具体的な修正箇所の特定 |
Google Search Consoleのページエクスペリエンスレポート
まずはGoogleサーチコンソールで、サイト全体のページエクスペリエンスの傾向を把握します。
Googleサーチコンソールを開いて、左メニューの「ウェブに関する主な指標」という項目をクリックしましょう。

見るべきポイントは、サイト内に「良好」と評価されるURLがどのくらいの割合で存在するかです。
改善が必要なページがあった場合は、右上の「レポートを開く」から、対象ページをチェックしましょう。

対象ページが見つかったら、そのページをPageSpeed Insightsで読み解いて、どのような問題があるのかを詳細に把握していきます。
PageSpeed Insightsの使い方とスコアの読み方
PageSpeed Insightsは、特定のURLを入力するだけで、誰でも手軽にページエクスペリエンスの状況を確認できるツールです。
分析結果では「フィールドデータ」と「ラボデータ」の2種類が表示されますが、実際のユーザー環境に基づいたフィールドデータを重視しましょう。
スコアは90点以上が「良好」、50~89点が「改善が必要」、49点以下が「不良」と評価されます。

福田卓馬スコアの点数そのものよりも、Core Web Vitalsの各指標が基準を満たしているかを確認することが大切です。
改善提案の項目は「改善による効果の大きさ」順に並んでいるため、上から順に対応することで効率的にスコアを改善できます。
Lighthouseによる詳細分析
Lighthouseは、Google Chromeのデベロッパーツールに組み込まれている分析機能で、より技術的な視点から問題点を発見するのに役立ちます。
まずはGoogle Chromeで対象ページを開き、右クリックをしたあと「検証」をクリックします。その後、右にデベロッパーツールが表示されるので、上部タブから「Lighthouse」を選択しましょう。

次のページで画面右上の「Analyze page load」をクリックして、問題点を検出します。

とくに「パフォーマンス」の項目で提示される改善案は、ページの表示速度に直接関わるものが多いため、技術者と連携して対応を進める際に役立ちます。
PageSpeed Insightsのさらに詳しい使い方とスコア改善のコツは「SEOと表示速度の関係|PageSpeed Insightsの使い方と改善方法を解説」の記事で解説しています。

ページエクスペリエンスの改善方法【優先度順】
ページエクスペリエンスを効率的に改善する際は、優先度をつけていきましょう。改善すべきは「スコアが悪い指標」ではなく「ユーザーが実際に離脱している箇所」です。
福田卓馬EXTAGE株式会社では、この選定基準を「離脱ボトルネック」と定義し、ページエクスペリエンス改善の起点としています。
たとえば、同じ「LCP不良」でも、それがユーザーの離脱原因になっているサイトとコンテンツの質で読了されているサイトでは優先度がまったく異なります。
まずは、優先度順に改善施策を洗いだしたので、参考にしてください。
【最優先】表示速度の改善方法
ページエクスペリエンス改善において、最も優先すべきは表示速度、とくにLCPの改善です。
LCP(Largest Contentful Paint)は、ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間を示す指標。2.5秒以内が良好。
表示速度は、サイトを開いたときにすぐ感じられる指標であり、直帰率に大きな影響を与えます。画像の最適化、キャッシュ設定の見直しなどかんたんな施策で大幅改善を見込めるので、費用対効果は高いです。
LCPの主な改善方法を見ていきましょう。
| 施策 | 概要 |
|---|---|
| 画像最適化 | LCP 20~40%短縮 |
| キャッシュ・CDN導入 | TTFB 30~50%短縮 |
| サーバーの高速化 | 50%以上短縮も可能 |
表示速度の最適化については、「SEOと表示速度の関係|PageSpeed Insightsの使い方と改善方法を解説」の記事で網羅的にまとめています。

【優先度高】操作の応答性(INP)の改善方法
LCPの次に優先度が高いのは、ユーザーの操作に対する応答性を示すINPの改善です。とくに、ECサイトや予約サイトなど、ユーザーの操作がコンバージョンに直結するサイトでは優先度が上がります。
INP(Interaction to Next Paint)は、ユーザーがクリックやタップなどの操作をしてから画面が反応するまでの時間を示す指標。200ミリ秒以内が良好。
INPの悪化は、主にJavaScriptの実行に時間がかかりすぎることに起因します。
改善策としては、まず計測タグやチャットツールなど、現在使っていない不要なスクリプトを削除します。次に、すぐに必要のないJavaScriptの読み込みを遅らせる「defer属性」などを設定し、ページの初期表示を優先させましょう。
| 施策 | 対象 |
|---|---|
| 不要なスクリプトの削除 | 全サイト共通 |
| JavaScriptの遅延読み込み | 外部スクリプト |
| defer/async | 外部スクリプト |
| プラグイン統廃合 | WordPress |
| Long Task分割 | 開発者に依頼 |
画像のSEO対策について、alt属性の書き方からファイル形式の選び方まで詳しくは「画像SEOの効果的な対策7選」の記事で解説しています。

【優先度中】画面のガタつき(CLS)の改善方法
画面の視覚的な安定性を示すCLSの改善も、ユーザー体験を向上させる上で重要です。
CLS(Cumulative Layout Shift)は、ページの読み込み中に発生するレイアウトのズレの大きさを示す指標です。0.1以下が「良好」とされます。
CLSは、ページの読み込み中に広告や画像が表示されることで、レイアウトが予期せずズレてしまう現象です。ズレはユーザーの誤クリックを誘発し、ストレスの原因となります。
未然にふせぐには、すべての画像や動画に幅(width)と高さ(height)をあらかじめ指定しておくのが基本的な対策となります。
| 施策 | 対象 |
|---|---|
| 画像サイズ指定 | 全画像 |
| 広告枠サイズ固定 | 広告掲載サイト |
| font-display: swap | Webフォント使用サイト |
これらの地道な設定が、ユーザーのストレスを軽減し、サイトの信頼性向上につながります。
【対応必須】HTTPS化の対応方法
サイト全体のHTTPS化は、ほぼ必須項目です。サイトの評価を上げるためというより、マイナスを避けるための施策だといえるでしょう。
HTTPS化未対応の場合、検索順位においても明確なマイナス評価を受けます。ほとんどのWebサイトは対応済みですが、古いサイトを運営している場合は改めて確認しましょう。
URLの先頭を「http」からより安全な「https」へ変更するセキュリティ対策のこと。Webサイトと閲覧者間の通信を暗号化し、悪意ある第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐために実施される。
HTTPS化については、多くのレンタルサーバーでは無料のSSL証明書が提供されており、かんたんに導入できます。
- SSL証明書を取得しサーバーに設置する
- すべてのページをHTTPからHTTPSへリダイレクト設定する
- HTTPS化後に画像などが正しく表示されるか確認する
未対応のサイトはブラウザで警告が表示されるため、ユーザーに不安を与えないためにも必ず対応しましょう。
福田卓馬リニューアルや移転時に設定が抜け落ちるケースもあるため、定期的に確認することをおすすめします。
【対応必須】スマホ対応
Googleはモバイルサイトを基準に検索順位を決定する「モバイルファーストインデックス」を採用しています。スマホで正しく表示・操作できないサイトは、それだけで検索順位に悪影響を受けます。
自社サイトがスマホ対応できているかは、実際にスマートフォンでサイトを開き、以下の3点を確認してください。
- ボタンやリンクが指でタップしやすいサイズ・間隔になっているか
- テキストがピンチ操作なしで読めるフォントサイズか
- 横スクロールが発生していないか
問題がある場合の対応方法は、レスポンシブデザインの導入が基本です。具体的には以下の手順で進めます。
- viewportメタタグが正しく設定されているか確認する
- CSSのメディアクエリで画面幅に応じたレイアウトを設定する
- 画像やテーブルが画面幅を超えないよう max-width: 100% を指定する
- タップ領域を最低44×44px以上確保する
WordPressを使っている場合、SWELLなどのレスポンシブ対応済みテーマを使用していれば基本的な対応は完了しています。ただし。カスタマイズ部分やプラグインの表示崩れは別途確認が必要です。
福田卓馬PC版のデザインだけ確認して安心しているケースが多いです。必ず実機のスマホで確認してください。
モバイルSEOの具体的な対応方法とチェックリストについては「モバイルSEO対策の完全ガイド|スマホ対応の具体的な方法と注意点」の記事で網羅的に解説しています。

【推奨】インタースティシャル広告の見直し
ユーザーのコンテンツ閲覧を妨げるような、煩わしい広告の設置はできる限り入れないようにしましょう。ポップアップ広告などはユーザーに強いストレスを与え、離脱の原因になります。
Googleのガイドラインでペナルティの対象となる可能性があります。HTMLやCSSの修正で対応できる場合が多く、改善の工数は比較的小さいです。
- 広告の面積を画面の30%以下に抑える
- ユーザーがかんたんに閉じられるボタンを設置する
- ページを開いた直後や、戻るボタンを押した直後に表示しない
ユーザーの利便性を最優先し、過度な広告表示は避けることが重要です。
ただし、すべてのポップアップが禁止されているわけではなく、Cookieの同意や年齢確認など、法的に必要なものは許可されています。
ページエクスペリエンスの改善事例
ページエクスペリエンスの改善による具体的な事例を紹介します。いずれの事例も、全指標を網羅的に改善したのではなく、離脱ボトルネックとなっている指標に絞って改善したという点が共通しています。
Vodafone(イタリア)LCP 31%改善で売上8%増加
| 指標 | 改善結果 |
|---|---|
| ページビュー | 31%増加 |
| 売上変化 | 8%増加 |
海外の大手通信会社・Vodafoneの運営するWebサイトでは、LCP(表示速度)の改善によって売上増加につながったと報告されています。
同社では、試験的に表示速度が異なる2つのランディングページを用意し、クリック率を計測しました。具体的には次のようなポイントが改善されています。
- JavaScriptの削減
- 重要なHTMLのレンダリング
- 画像のサイズ調整・最適化
結果、最適化されたページは、なんの施策も実施していないページよりも売上高が8%増加し、カートインページに訪問したユーザーも11%増加したことがわかっています。
福田卓馬とくにECサイトなど商品の購入、サービスの問い合わせに直結するページにおけるページエクスペリエンスの重要性が証明されています。
Yahoo! JAPAN CLS最適化でページビュー15%増・直帰率改善
| 指標 | 改善結果 |
|---|---|
| ページビュー | 15%増加 |
| セッション時間 | 増加(具体値は非公開) |
| 直帰率 | 改善 |
国内大手のYahoo! JAPANでは、CLSの改善がユーザーのサイト内回遊性を高めました。
ページ閲覧中に広告などが読み込まれることで発生する画面のガタつきは、ユーザーの誤クリックを招き、ストレスの原因となっていました。
広告枠のサイズを事前に固定するなどの対策を行った結果、CLSが大幅に改善。ページビューやサイトの滞在時間が増加し、直帰率が低下するなど、複数のエンゲージメント指標が向上しました。
福田卓馬ユーザーの快適性を高めることが、サイト全体の活性化につながることを示す好例です。
ページエクスペリエンス改善時の注意点
ページエクスペリエンスの改善に取り組む際には、注意すべき点がいくつかあります。
成果につながらない努力を避けるため、改善に着手する前に以下のポイントを理解しておきましょう。
- スコアだけを追わずUX全体で判断する
- コンテンツ品質の向上を最優先にする
- ページエクスペリエンス改善を成果に結びつけるには
スコアだけを追わずUX全体で判断する
PageSpeed Insightsのスコアを100点にすること自体を、改善の目的にしてはいけません。改善の本来の目的は、あくまで「ユーザーがストレスなく目的を達成できる体験」を提供することです。
とくに注意すべきなのは、開発環境での計測値と、実ユーザーの体験データの乖離です。Googleが検索順位のランキングシグナルとして実際に使用しているのはフィールドデータなので、開発環境でこだわりすぎても意味がありません。
EXTAGEでは、ページエクスペリエンスの改善は以下の手順で進めることを推奨しています。
- データで問題箇所を「発見」する
- 実際にユーザーとして操作し「体感」で検証する
- ユーザーが本当に困っている箇所だけを優先的に改善する
スコアが70点でもユーザーが離脱していなければ問題ありません。
コンテンツ品質の向上を最優先にする
ページエクスペリエンスの改善よりも、常にコンテンツの品質向上を最優先に考えるべきです。Googleは、検索順位を決定する上で最も重要な要素はコンテンツの品質であると繰り返し公言しています。
いくらページの表示が速くても、内容がユーザーの求めるものでなければ評価はされません。
福田卓馬まずはユーザーの検索意図に完全に応える高品質なコンテンツを作成し、その上で体験価値を高めるという順番が、SEOの王道です。
コンテンツSEOの基本と実践方法については「コンテンツSEOの手順は5ステップ!メリットと成功のためのポイントも解説」の記事で詳しく解説しています。

ページエクスペリエンス改善を成果に結びつけるには
ページエクスペリエンスの改善で成果を出すには、単なる技術スコアの改善ではなく「データからボトルネックを特定→優先度をつける→フィールドデータで効果検証」というサイクルを回し続ける必要があります。
しかし、このサイクルを自社だけで回すには以下の3つの専門領域を同時にカバーしなければなりません。
| 必要な専門領域 | 自社対応の壁 |
|---|---|
| データ分析 | ツールの操作は覚えられても「どのデータが離脱原因か」の判断には分析経験が必要 |
| 施策立案と売上インパクトへの接続 | 技術改善と売上の因果関係を設計するにはSEO・CRO双方の知見が必要 |
| 優先順位の設計と分析改善サイクルの確立 | 担当者の異動・退職でサイクルが途切れるリスクが高い |
たとえWeb担当者がツールの使い方を覚えても「LCPが4.8秒だからLCPを直す」ではなく「離脱の78%がファーストビュー前に発生しているからLCPだけを直す」という判断ができなければ、、成果にはつながりません。
したがって、データ分析から施策実行・効果検証までを一貫して設計できる支援体制が不可欠です。
福田卓馬正直なところ、ページエクスペリエンス改善だけで売上は増えません。EXTAGE株式会社では、離脱ボトルネック分析・コンテンツ戦略・導線設計・テクニカルSEOを一体で支援する形でのみ、責任を持ってお引き受けしています。
✓ SEO対策、何から始めればいいか分からない
✓ 今の施策が正しいのか判断できない
✓ 外注したいが、どこに頼めばいいか分からない
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※ 無理な営業は一切しません|オンライン対応可
よくある質問
ページエクスペリエンスのスコアが低いとペナルティを受けますか
手動ペナルティの対象にはなりません。ただし競合とコンテンツ品質が同等の場合、順位で不利になる可能性があります。
改善にはどのくらいの期間がかかりますか
画像最適化なら数日、JS最適化なら数週間〜数ヵ月が目安です。効果がSearch Consoleに反映されるまで約28日かかるため、効果測定は1ヵ月半〜2ヵ月後に行いましょう。
モバイルとPCでスコアが違う場合はどちらを優先すべきですか
原則モバイルを優先してください。Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、モバイル改善でPCも自然と向上します。BtoBなどPC流入が大半の場合はPCも重視しましょう。
Core Web Vitalsの改善だけでSEO順位は上がりますか
CWVの改善だけで順位が大幅に上がることは期待できません。コンテンツ品質が最重要であり、CWVは競合と品質が拮抗した場合のタイブレーカーです。コンテンツ改善とセットで取り組みましょう。
ページエクスペリエンスの指標は今後も変わる可能性がありますか
はい、今後も変更・追加される可能性があります。実際にFIDがINPに置き換えられました。個別指標に振り回されず「表示速度・応答性・視覚的安定性」というユーザー体験の本質を改善しつづけることが重要です。

