「SEO対策の見積もりってどうやって取ればいい?」
「依頼する前に何を揃えておけばいいか知りたい」
このような悩みを抱えているWeb担当者の方は多いでしょう。
SEO対策の見積もりは、SEOコンサルティングなら月20万〜60万円、内部対策なら単発5万〜30万円が目安です。実際には、依頼する施策の種類と自社サイトの総ページ数によって異なります。
そこでこの記事では、見積もりを依頼する前にやっておくべき準備から、見積もりで複数社を比べる手順までをまとめました。
読み終わる頃には、複数社の見積もりを同じ条件で並べて比べられるようになり、同じ予算で増える問い合わせ数が多い1社を選べるようになりますので、参考にしてください。

福田 卓馬EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴13年。上場企業を含む300社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。>>詳細プロフィール
SEOの見積もりの前提知識
見積書を受け取る前に押さえておくと、会社ごとの金額の差がどこから来ているのかが読めるようになります。
ここでは4つだけ挙げます。
SEOは効果がでるまで数ヶ月かかる
SEO対策は施策を実施してから効果がでるまで、およそ3〜6ヶ月はかかるのが普通です。即効性をうたう見積もりは疑うべきでしょう。
検索エンジンがサイトの変更を評価し、順位に反映するまでには時間がかかります。「来月から1位を取れます」といった試算は、非現実的としかいえません。
最低でも、次のような期間を見込んでおきましょう。
| 期間の目安 | 一般的な状態 |
|---|---|
| 3〜6ヶ月 | 既存ページのリライトや内部改善の効果が出始める |
| 6〜12ヶ月 | 新規記事が上位化し、本格的な流入・CVが見込める |
福田卓馬「来月から効果が出ます」と断言する業者は、SEOの基本を理解していない可能性があります。
施策の種類・サイト規模によって金額は変わる
同じ「SEO対策」でも、どの施策をどの規模のサイトに行うかで、金額は数倍変わります。
一言で「SEO対策」と言っても、依頼内容は大きく5種類に分かれます。
| 施策の種類 | 主な作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| SEOコンサルティング | 戦略設計・KW選定・競合分析・施策ディレクション | 月20万〜60万円 |
| 内部対策 | サイト構造最適化・メタタグ設定・表示速度改善 | 単発5万〜30万円 |
| コンテンツSEO | KW選定・構成作成・執筆・校正・入稿 | 1記事3万〜10万円 |
| 外部対策 | 被リンク獲得施策・サイテーション強化 | 単発5万〜30万円 |
| 総合支援(包括型) | 上記複数施策を一体で対応 | 月40万〜100万円 |
金額が変わるもうひとつの要因が、サイトの規模です。
内部対策なら、100ページのサイトと1,000ページのサイトでは、調査する対象も直す箇所も一桁変わります。
見積もりを依頼するときに総ページ数を伝えておくと、この幅が縮みます。
施策ごとの内訳をもっと細かく見たい場合は「SEO対策の費用相場【早見表】5施策の料金と外注範囲の決め方」にまとめています。
料金体系によって総額の見え方が違う
同じ作業量でも、料金体系が違うと、見積書に出てくる総額の形が変わります。
SEOの料金体系は、大きく3つです。
| 体系 | 支払い方 | 総額の読みやすさ |
|---|---|---|
| 固定報酬型 | 毎月定額 | 読める。ただし成果が出なくても払う |
| 成果報酬型 | 狙った順位に入った日だけ課金 | 読めない。初期費用が別途かかることが多い |
| スポット型 | 施策ごとに単発 | 読める。ただし実行と改善が続かない |
たとえば固定報酬型の「月30万円」と、成果報酬型の「1日3,000円×達成日数」は、単純には比べられません。
後者は、上位を取れた月ほど請求が増えるためです。
福田卓馬総額を横に並べる前に、どの体系で書かれた見積書なのかを先に確認してください。
見積書にある項目は大体決まっている
会社ごとに書式は違いますが、載っている項目は3つに整理できます。
「会社ごとにバラバラで比較できない」と感じるのは、同じ作業が違う名前で書かれているためです。
| 分類 | 見積書での書かれ方 | いつ発生するか |
|---|---|---|
| 初期費用 | 初期分析、サイト診断、現状把握、キーワード設計 | 初月のみ |
| 月額費用 | コンサルティング、記事制作、実装、レポート、定例MTG | 毎月 |
| オプション・追加費用 | ツール利用料、追加記事、緊急対応 | 発生したとき |
「サイト診断」も「初期分析」も「現状把握」も、どれも初期費用です。
届いた見積書の項目を、この3つに振り分けてみてください。
振り分けられない項目が残ったら、それが質問すべき項目です。
SEOの見積もり依頼前に準備しないと失敗する4つのポイント
SEOの見積もりをうまく進められるかどうかは、依頼前にどんな準備をしておいたかによって大方決まります。
最低でも、次のような準備は整えておきましょう。
目的と予算の上限を決める
「問い合わせを増やしたい」とだけ伝えると、どの会社からも似たような見積書が返ってきます。
目的と予算の枠が決まっていないと、SEO会社は自社の標準プランを当てはめるしかないためです。
では、どこまで決めればいいのでしょうか。
目的は1つに絞り、予算は「初期費用」と「月額」に分けて置きます。
| 決めること | 書き方の例 |
|---|---|
| 目的 | 問い合わせ獲得/資料ダウンロード/ECの売上 から1つ |
| 目標CV数 | 月10件 |
| 予算(初期) | 上限30万円 |
| 予算(月額) | 上限40万円 |
予算を初期と月額に分けるのは、初期費用だけが跳ねている見積書があるためです。
月額30万円で並んでいても、初期費用が10万円の会社と80万円の会社では、1年で払う額が70万円変わります。
目的を1つに絞れないときは、いま社内で数えている数字を選んでください。数えていない指標を目標に置くと、成果が出たかどうかを後から判定できません。
対策キーワードの候補を整理する
狙いたいキーワードを3〜5本、いまの順位とセットで書き出します。
候補を渡さないと、SEO会社は当たり障りのない一般的なキーワードで試算を作ります。それが、契約後に「話が違う」となる原因になります。
キーワードは、あなたの見込み客が検索窓に打つ言葉で考えます。
たとえば製造業なら「切削加工 依頼」「精密部品 試作」のように、サービス名と行動がくっついた形です。
- キーワード
- 現在の順位(出てこなければ「圏外」)
- そのキーワードで来た人に、何をしてほしいか
現在の順位は、Googleでそのキーワードを検索して、自社サイトが何番目に出るかを数えれば分かります。
「そもそも検索されている言葉なのか」を確かめたい場合は、「Googleキーワードプランナー」というツールで月間の検索回数を調べられます。
月間で対象キーワードが検索された回数のこと。ボリュームが大きいキーワードほど、競合サイトが強く、上位表示の難易度が高い傾向にある。
全部の順位を調べるのが大変なら、3本でかまいません。数より、見込み客が打つ言葉かどうかが効きます。
コンバージョン1件あたりの価値を調べる
問い合わせ1件がいくらの価値なのかを、先に出しておきます。
この数字があると、返ってきた見積金額が高いか安いかを、その場で自分で判定できるためです。
出し方は1行です。
福田卓馬平均受注単価 × 受注率 = CV1件の価値
たとえば受注単価が100万円、問い合わせからの受注率が20%なら、問い合わせ1件は20万円です。
月10件なら200万円。ここまで出しておけば、月額40万円の見積書を見たときに、必要な件数が2件だと即座に分かります。
受注率が分からない場合は、直近1年の問い合わせ件数と受注件数を数えてください。営業が記録していれば、すぐ出ます。
計算をもっと細かくやりたい場合は「SEOの費用対効果の出し方|計算手順と合わない4つの原因」に手順をまとめています。
内製でやる業務範囲を決める
どこまでを自社でやるかを先に決めると、見積書の対応範囲がぶれません。
SEOの仕事は、大きく3つの工程に分かれます。
| 工程 | 具体的な作業 | 内製しやすさ |
|---|---|---|
| 戦略設計 | キーワード選定、競合分析、施策の優先順位付け | 低い |
| 実行 | 記事の執筆、サイトの改修、入稿 | 高い |
| レポート | 数値の集計と、次にやることの整理 | 中くらい |
よくあるのは、戦略設計と改修を任せて、記事の執筆だけ社内に残す形です。
ここで注意したいのが、指示書だけを受け取るプランです。
社内に手を動かす人がいなければ、正しい指示書を受け取っても、サイトは1ページも変わりません。
福田卓馬「実行まで含むのか、指示書までなのか」は、見積書で必ず分かれる項目です。
SEOの見積もり依頼で確認すること
同じシートを渡したうえで、返ってきた見積書のどこを見るか。
6つあります。
同じ条件で複数社に依頼する
依頼するのは2〜3社。全社に、前の章で作ったシートをそのまま渡します。
条件がそろっていない見積書は、金額を横に並べても比較になりません。
A社には「予算は月30万円まで」と伝え、B社には伝えなかったなら、B社の見積書が高く出るのは当然です。
では、何社に出せばいいのでしょうか。
2〜3社です。
| 社数 | 起きること |
|---|---|
| 1社 | 金額が相場から外れていても気づけない |
| 2〜3社 | 差がどこから来ているかを、各社に質問できる |
| 5社以上 | 擦り合わせに時間を取られ、1社ごとの検討が浅くなる |
福田卓馬見積もりは、集めた数ではなく、差の理由を説明できるかで決まります。
成果シミュレーションを出してもらう
信頼できるSEO対策業者は、見積金額に対して成果の見込みをシミュレーションして提示してくれます。
SEO対策は、ただでさえ成果がでるとは確実にいえない手法です。提案した施策を進めて本当に成果がでるのか、試算すらしないのは不誠実としかいえません。
最低でも「対象キーワードで上位を取れれば月間5,000PVほどアクセスが集まり、コンバージョン率が0.5%なら月間25件の問い合わせが生まれる」くらいの粒度ではほしいところです。
福田卓馬見積もりで金額だけを提示し、成果がでるかどうかは「やってみないとわからないです」というような業者は、成果から逆算した施策提案ができていない可能性が極めて高いです。
その試算が現実的かを確かめる
たとえシミュレーションを提示されても、そのプランが現実的かどうかを見抜くには、最低限のSEO知識が必要になるでしょう。
具体的には、検索ボリューム数千〜数万とあまりに大きいキーワードで「3ヶ月以内に検索1位を目指す」などと試算している場合は、見積もりが甘すぎます。
具体的には、次のようなポイントをチェックすると、見積もりの打算が妥当かどうかを見抜けます。
- 対象キーワードの検索ボリュームと見込み順位が妥当なのか
- 達成期間が1ヶ月など極端に短くなっていないか
- コンバージョン率が高すぎないか(1%でも十分に高い)
3つとも問題なければ、前の章で出したCV1件の価値と突き合わせます。
試算のCV数 × CV1件の価値が、月額を上回っているか。
先ほどの例なら、月25件 × 20万円で500万円。月額40万円なら、10倍以上の開きがあります。
ここまで来て初めて、その金額を払う根拠が、あなたの手元にできます。
施策のプロセスを工程順に提示してもらう
理にかなった立派な見積もりでも、施策を実行し切る体制・技術を有しているかどうかも大切です。
前提として、 SEOコンサルの業務では「指示書をわたすだけ」と「実行まで伴走する」という2つのパターンがあります。社内に実行するだけのリソースがなければ、指示書だけ受け取っても前に進みません。
業者が実行してくれるにしても、正しく施策を実行しなければ、成果がでなかったり逆効果になったりするリスクがあります。
- 初月に何をするか
- 2〜3ヶ月目に何をするか
- それぞれ誰が手を動かすか
計画・実行成功事例として、弊社が支援させていただいた株式会社apariseのケースが挙げられます。分析基盤の構築から内部リンク最適化、記事制作まで実行を一体で担いました。
福田卓馬その結果、4ヶ月で検索上位獲得率が14%から83%へ向上し、圏外記事は50本から2本へ削減されています。
工程を書けない会社は、契約後に何をするかを、まだ決めていません。
見積書の不明点はその場で質問する
読んで分からない項目は、契約前に全部聞きます。
契約前に聞けない相手には、契約後はもっと聞けません。
とくに確認したいのが「一式」という書き方です。
たとえば、見積書に「内部対策|一式|30万円」などと記載されているケースは要注意。こういう書き方をする業者は、クライアントの理解が乏しいのをいいことに、それっぽい提案で高額の費用をぼったくろうとします。
福田卓馬たとえば内部対策なら、具体的にどのような施策をいくらやるから、何円かかるのかと明示しておくのが誠実な対応というもの。
参考までに、EXTAGE株式会社では施策ごとに「内部対策(小規模)なら78,500円(税)」といったように細かく料金プランを用意しており、でたらめな費用のかけ方はさせません。
また、商談で次のような言葉が出たら、その場で理由を聞きます。
- 「月額1万円で被リンク100本獲得できます」
- 「順位保証なので手法は非公開です」
- 「AIで記事を大量投入すれば十分です」
質問して答えが具体的にならない項目は、契約後も具体的になりません。
安さではなく費用対効果で選ぶ
金額がいちばん低い見積書が、結果としていちばん高くつくことがあります。
作業量を削って金額を下げている場合、順位が動かないまま契約期間が終わるためです。
安い見積書で起きることは、2つに分かれます。
| 起きること | その後 |
|---|---|
| 作業量が足りない | 半年払っても順位が動かず、費やした期間が戻らない |
| ガイドラインに反する手法を使う | ペナルティを受け、回復に数ヶ月かかる |
とくに2つ目は、次のような施策が見積書に含まれているときに起こります。
- 金銭で被リンクを購入する(ペイドリンク)
- 品質チェックなしの記事を大量に投稿する
- キーワードを不自然に詰め込む
上記のような施策はブラックハットSEOとも呼ばれており、Googleのペナルティ対象です。
一時的に順位が上がっても、Googleのアップデートで評価を失えば、回復に数十万円規模のコストがかかることもあります。
では、何で比べればいいのでしょうか。
月額ではなく、CV1件あたりの獲得コストです。
福田卓馬月額 ÷ 試算の月間CV数 = CV1件あたりの獲得コスト
これが前の章で出した「CV1件の価値」を下回っていれば、その見積書は割に合っています。
月額40万円で月25件なら、1件あたり1.6万円。CV1件の価値が20万円なら、十分に合う計算です。
金額を横に並べるのは、この計算をしたあとで構いません。
とはいえ「どの会社の見積もりが妥当なのか分からない」「金額の差が何の差なのか読めない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
福田卓馬EXTAGEでは、発注前の確認項目をまとめた『SEO依頼マニュアル』を無料配布しています。
見積書の項目を自分で読み解けるようになりたいなら、ダウンロードしてご活用ください。
SEOの見積書の実例
ここまでの6つを、実際の見積書に当てはめるとどう見えるか。
依頼のしかたが違う3パターンで並べます。
月額コンサルティング型の見積書
月額コンサルティング型は、初期費用と月額の2段構成になります。
初月だけサイト分析や競合調査が入るため、金額が跳ねるためです。
| 項目 | 内容 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 初期分析・競合調査 | サイト全体の課題抽出、競合3社の分析 | 一式 | 200,000円 |
| キーワード設計 | 対策キーワード20本の選定と優先順位付け | 一式 | 100,000円 |
| SEOコンサルティング | 月次の施策設計とディレクション | 月額 | 200,000円 |
| 記事制作 | 構成・執筆・入稿 | 月4本 | 160,000円 |
| レポート・定例MTG | 月次レポートと60分の定例 | 月額 | 40,000円 |
※金額は相場レンジからの一例です。
初月は700,000円、2ヶ月目以降は400,000円です。
ここで見るのは、月額ではありません。
月額だけを見れば40万円ですが、1年で払う総額は510万円になります。
福田卓馬初期費用の大きさは、他社と比べるときに必ず効いてきます。
記事制作を外注する場合の見積書
記事制作だけを外注する場合は、1記事あたりの単価 × 本数になります。
単価が会社によって倍ちがうのは、どこまでを含むかが違うためです。
| 項目 | 内容 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 記事制作(構成込み) | キーワード調査・構成作成・執筆・校正 | 6本 | 300,000円 |
| 入稿代行 | WordPressへの入稿と装飾 | 6本 | 30,000円 |
| 図解制作 | 記事内の図版 | 6点 | 60,000円 |
※金額は相場レンジからの一例です。
「1記事5万円」と書かれていても、構成作成が含まれていなければ、そこはあなたの工数として残ります。
確認するのは、構成を誰が作るかです。
ここが書かれていない見積書は、実質の単価が見えません。
内部対策をスポットで依頼する場合の見積書
単発の内部対策は、どこまでを含むかで金額が変わります。
指示書までなのか、改修の実装まで含むのかで、作業量が変わるためです。
| 項目 | 内容 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 内部対策(小規模サイト) | サイト構造・メタタグ・表示速度の診断と改修 | 一式 | 78,500円 |
| 改修後の効果確認 | 1ヶ月後の順位とインデックス状況の確認 | 一式 | 別途 |
※内部対策(小規模)はEXTAGE株式会社の料金です。
スポットで注意したいのが、改修後の効果確認です。
改修して終わりだと、その改修が効いたのかどうかが分かりません。
効果確認が含まれていない場合は、1ヶ月後にもう一度見てもらえるかを聞いてください。
SEOの見積もり依頼の流れ
ここまでの内容を、実際の段取りに落とすと3つのステップになります。
STEP1 依頼先のSEO会社を探す
まずは、依頼するSEO対策業者を絞り込みましょう。
SEO対策に限らず、見積もりは基本的に複数社から取って、納得できるものを選びとるのが妥当です。SEO会社を探す方法には、主に次のような経路があります。
| 探し方 | 特徴 |
|---|---|
| 紹介 | 信頼性は高いが、選択肢が限られる |
| 検索で探す | 実績・情報発信量を比較しやすい。候補を広く集められる |
| 比較サイト | 候補は集まるが、提案が画一的になりやすい |
知り合いの経営者などから、信頼できるマーケティング会社を紹介してもらうのがベストですが、必ずしもそのような人脈があるわけではないでしょう。
「seo おすすめ」などでGoogle検索をかけて、Webサイトからおすすめの業者を探すことで、より幅広い依頼候補を集められます。
おすすめの依頼先や選び方は「SEO会社のおすすめと失敗しない選び方」の記事で詳しく解説しています。
STEP2 依頼シートを渡して見積もりを申し込む
SEO対策で見積もりを取るには、基本的に無料相談が必須です。Webサイトによって対策すべき項目が異なり、これを事前にシミュレーションする必要があるためです。
福田卓馬検索には「SEO見積もりシミュレーション」などもツールも出ていますが、精度はあてにならないので、おすすめできません。
何を依頼すべきか素人目線で判断するのは難しいため、基本的にはSEO業者が見積もりを出してきた内容に納得できれば依頼、という形になります。
このとき渡すのが、前の章で作った依頼シートです。全社に同じものを渡します。
申し込みの時点で「成果シミュレーションを出してほしい」と書き添えておくと、返ってくる見積書の質がそろいます。
STEP3 見積書を受け取り、内容の説明を受ける
申し込みから数日後に、見積書が届きます。
ここで書面だけを見て判断せず、オンラインでも説明の場をもらってください。
福田卓馬信頼できる会社なら、ここで再度オンラインMTGを挟み、具体的にサイトがどのような状況なのか仔細にレクチャーしてくれるでしょう。
そしてこの場が、さきほどの「見積書の不明点はその場で質問する」を実行するタイミングです。
聞くことは、一つ前の章で挙げた6つに戻ります。
優秀なSEO会社を見極めるコツ
見積もりを比較しておおまかに依頼先が絞られてきたら、インターネット等を調べて「本当にその会社が信頼できるか」も調査しましょう。
次のポイントを満たす会社は、優良なパートナーである可能性が高いです。
支援実績が豊富かどうか
ある程度信頼できるSEO対策会社を選ぶうえで、まず指標となるのが支援実績の多さです。
SEO対策は費用や施策内容がブラックボックスになりやすいことから、詐欺まがいの業者が多数存在します。実績のある会社を選べば、最低でも重大なトラブルになるリスクは回避できるでしょう。
とくに、自社と同じ業種の支援経験を持っている会社なら、市場やお客さんの検索行動を理解したうえで提案してくれるため、成果をだせる可能性が高まります。
悪質業者の特徴や、最悪のパターンについて知っておきたい方は「悪質SEO業者の特徴7選|怪しい業者の見分け方」の記事で詳しく解説しています。

しかし、たとえ大手でも、ただ支援実績の数が多いだけでどのクライアントにも同じような施策をテンプレートで投げているだけの会社も紛れているのが事実。
福田卓馬定量的な実績だけでなく、実際の担当者の顔や対応を見て、より血の通った施策を実施してくれるかどうか見極めるのが安全です。
施策内容を事前に開示してくれるか
まともなSEO対策業者であれば、契約前にどのような対策を実施するのかを極めて明瞭に開示してくれます。
たとえば内部対策なら、どのような施策をいくつ実施して何円になるのかを、施策ごとに分けて出せるのが誠実な会社です。
逆に、手法を「企業秘密」として隠す業者は、被リンク購入などのブラックハット手法を使っている可能性があります。
内部対策の見積もりが妥当な範囲と金額になっているかを確かめたい方は、「内部SEO対策代行の費用相場と依頼範囲の決め方」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

レポートなどの報告体制が整っているか
契約前に、毎月何回・どのような報告があるのかを明確に握っているかどうかも要チェックです。
SEO対策は、成果が出るまで何ヶ月もかかる手法なので、コミュニケーションが少ないと不安に陥りがち。最低でも毎月1回の打ち合わせがあり、レポートを提出してくれるような業者なら安心です。
定例打ち合わせのレポートでは、次のような内容が報告されるのが一般的です。
- 順位・流入数・CVなどの数値推移
- 実施した施策と、その結果の振り返り
- 次月に実施する施策の計画
大切なのは、数字の読み上げマシーンになっておらず、レポートで判明した数値を受け止めて「次にどのような施策を打ち出すのか」まで明確にすることです。
福田卓馬数字だけを淡々と報告して終わるような業者は、結局「しばらくしたら成果が出る」とだらだら放置され、最終的に利益につながらないパターンに陥りがちです。
契約条件が書面で明確か
見積もりに承諾して契約する際は、必ず契約書をしっかりと読み込んで解約予告・違約金・NDAなど5つの条件を書面で明示できるかを確認してください。
条件をあいまいにしたままスタートすると、成果がでなくても解約ができないという不利な契約に縛られかねません。契約書では、次のようなポイントが明記されているか絶対にチェックしてください。
- 成果の定義が数値で明記されているか
- 解約予告期間(1ヶ月前通知が理想)
- 中途解約時の違約金条件
- ペナルティ発生時の責任範囲と補償
- 秘密保持契約(NDA)の締結
口頭の約束は「言った言わない」のトラブルになりやすいため、対象キーワードや役割分担まで書面で明文化させましょう。
営業担当と実務担当の体制が見えるか
営業担当と、実際にSEO施策を考える実務担当の専門性までわかるような会社なら、契約後も安心して任せられます。
大手にありがちなのですが、営業担当と実務担当が分断されていて、うまく引き継ぎができていないパターンも少なくありません。
見積もりの際に、次のポイントを確認しておきましょう。
- 担当者は何名体制で、誰が実務を担うか
- 実務担当の専門領域・経験は十分か
- 契約後の連絡窓口と報告フローは明確か
「営業の印象は良いが実務担当が見えない」会社は、提案と実行の質にギャップが出やすいので注意が必要です。
ここまでSEO対策の見積もりを見極める方法を解説しました。
見積比較で最後に効くのは、最安値かどうかではありません。渡した条件に対して、返ってきた中身がどれだけ具体的かです。
成果シミュレーションと工程が書かれた見積書を1通でも手元に置ければ、他社の見積書はその1通と比べるだけで判定できます。
よくある質問
SEO対策の月間費用の相場はいくらですか?
総合的なコンサルティングを依頼する場合、月20万〜60万円が目安です。
記事制作や内部対策だけをスポットで頼む場合は、この限りではありません。施策ごとの内訳は「SEO対策の費用相場【早見表】5施策の料金と外注範囲の決め方」にまとめています。
SEO記事は1本いくらですか?
1記事3万〜10万円が目安です。
幅があるのは、キーワード調査と構成作成を含むかどうかで作業量が変わるためです。医療や金融など専門性が要る分野は、単価が上がる傾向があります。
見積書の項目が会社ごとに違うのはなぜですか?
見積書の書式に決まりがないためです。
ただし中身は「初期費用」「月額費用」「オプション・追加費用」の3つに整理できます。項目名が違っても、この3つに振り分ければ横に並べられます。
スポットでの見積もり・診断だけでも依頼できますか?
できる会社が多いです。
単発の内部対策やサイト診断をメニューとして持っている会社なら、月額契約を前提にせず依頼できます。
ただし改修の実装まで含むかは会社によって分かれるので、見積もり時に確認してください。
成果報酬型の見積もりは安全ですか?
こちらもあまりお勧めできません。
SEO対策は月額報酬系が主流なのですが、そうなった理由としては「成果の定義がわかりづらい」「成果をごまかされるリスクがある」などが挙げられます。
都合のよい指標だけ報告されるリスクがあるため、よほど信頼できる業者でない限り、避けたほうがよいでしょう。
SEOの一括見積もりサイトやツールは使うべきですか?
あまりお勧めできません。
検索結果に出るようなシミュレーションは、サイト設定を前提としておらず、いい加減な内容になっていることがほとんどです。
実際にサイトを調べ直してみると、全然費用感が違うというパターンも少なくありません。
最終判断は個別の無料相談で行うのがおすすめです。
ここまで読んで「見極め方は分かったが、その基準を実際に満たしている会社はどこなのか」と思われたかもしれません。
福田卓馬EXTAGEの無料相談では、成果のシミュレーションとその根拠、担当する体制まで、その場でお出ししています。
この記事のチェック項目をそのまま当てて、比較する1社目に使ってください。



