「検索クエリってどういう意味?」
「キーワードとの違いは?どうやって活用すればいいだろう」
このような悩みを抱えている方は多いでしょう。
検索クエリは、検索ユーザーの悩みや欲望が表現された「生の声」です。
検索上位に上げるだけでなく、お問い合わせを生み出すためにも大切な概念です。
検索クエリの分析が甘いと、ユーザーニーズとズレたコンテンツになります。
時間をかけても、Webサイトから成果が出ません。
そこで本記事では、検索クエリの基本から分析方法までを初心者にもわかりやすくまとめました。
最後まで読めば、Webサイトへの流入数とコンバージョンを着実に向上させられます。参考にしてください。
福田 卓馬EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴13年。上場企業を含む300社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。>>詳細プロフィール
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福田卓馬社員に配布したい方にもおすすめです。
検索クエリとは
検索クエリとは、Google検索をしたユーザーが検索窓に入れた語句のことです。「一眼レフ おすすめ」「京都 行き方」など、状況や悩みに応じて多様な検索クエリがあります。
わざわざ語句を入れて検索するユーザーは、何らかの悩みや欲望を抱えています。
とくに、検索クエリにはユーザーのリアルな心理状況が色濃く現れます。誤字脱字や話し言葉、専門的でない表現といった語句が、書き換えられずに反映されるからです。
福田卓馬検索クエリを分析し理解するということは、検索ニーズに沿ったコンテンツを作ることに等しいです。
たとえば「パソコン おすすめ 安い」という検索クエリを考えます。
ITに詳しくなく、値段を重視する人物像が浮かび上がります。
キーワードと検索クエリの違い
検索クエリについて「検索キーワードと一体何が違うのだろうか」と疑問を覚える方も多いでしょう。
キーワードと検索クエリの違いは、誰の視点で語るかという点です。
検索クエリは、ユーザーという「情報を探している側」が使った語句です。一方、キーワードはメディア運営者や企業など「仕掛ける側」が設定する語句です。
ツールが出したキーワードだけを追うと、「キーワード偏重」のメディアになります。
結果として、ユーザーニーズとコンテンツの内容にずれが生じます。
福田卓馬コンテンツがうまくユーザーに届かず、お問い合わせなどの成果につながりにくくなります。
選定の段階で検索クエリを意識したい方は「SEOを狙ったキーワード選定のやり方とコツ」をご覧ください。
検索クエリの4つの種類

検索クエリは、ユーザーの検索意図によって4種類に大別できます。
4つのクエリの特性と判断方法を解説していきます。
Knowクエリ|知りたいに応えて潜在層を集める
Webサイトのテーマ性や認知度を高めるには、Knowクエリが必須です。
ユーザーが何かを知りたい、学びたいという情報収集の意図を持つ検索のこと。
Knowクエリには「〇〇とは」「〇〇 方法」といった語句が多く含まれます。
月間検索ボリュームも多い傾向にあります。
ちょっとした調べ物のときにも自社サイトが表示され、認知度の向上に役立ちます。
SEO的な観点で考えても、サイトのテーマ性を強くアピールするのに役立ちます。
直接コンバージョンにはつながりにくく、AI検索でアクセスも減りがちです。
Knowクエリの重要性はいまも高いといえます。
福田卓馬ユーザーの疑問に網羅的かつ分かりやすく答える、質の高い情報コンテンツの提供が求められます。
Knowクエリの対策は「KnowクエリをSEOで活用する方法&記事化の判断基準」で解説しています。
Goクエリ|指名検索の受け皿になる
自社の会社名や店舗名をすでに知っている顧客を集めるなら、Goクエリを活用しましょう。
特定のWebサイトや場所へ行きたいという明確な意図を持つ検索のこと。
「Amazon」「〇〇株式会社 ログイン」のように、企業名やサービス名が直接入力される検索です。
いわゆる「指名検索」が該当します。
Goクエリで検索するユーザーは、すでに企業名やサービス名を知っており、利用意欲が高い状態です。
福田卓馬ユーザーが目的のページへ迷わずたどり着けるよう、サイトの情報を整理しておきましょう。
Doクエリ|行動したいユーザーを後押しする
ある程度コンバージョンに近いユーザーを集めるには、Doクエリが欠かせません。
何かをしたい、特定の行動を起こしたいという意図を持つ検索のこと。
Doクエリは「〇〇 ダウンロード」「〇〇 申し込み」のように検索されます。
行動を示す動詞とセットになるのが特徴です。
Doクエリで検索するユーザーは、起こす行動をすでに決めています。
コンバージョンにつながりやすい層といえます。
福田卓馬ユーザーがスムーズに行動を完了できるよう、分かりやすい導線設計が求められます。
Buyクエリ|購入直前のユーザーを取りこぼさない
サイトへのアクセスをお問い合わせや商品購入につなげるために必須なのが、Buyクエリです。
何かを買いたいという購買意欲が明確な検索のこと。
Buyクエリには「〇〇 購入」「〇〇 価格」「〇〇 比較」といった語句が含まれます。
購入を検討している段階で使われます。
Webサイトの売上に直接結びつく可能性が最も高い、非常に重要なクエリです。
検索上位を取れなくても、ほかの記事からBuyクエリの記事へ送る使い方ができます。
キーワード選定には必ず組み込んでおきましょう。
福田卓馬安心して購入を決められるよう、商品の魅力と他社との違いを分かりやすく伝えます。
各種クエリを有効活用するためには、適切なサイト設計が必要不可欠。サイト設計については「Webサイト設計のやり方・手順」の記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。

検索クエリを調べる方法
次に、ユーザーがどのような検索クエリで自社サイトにたどり着いているか調べる方法を紹介します。
Googleサーチコンソールで自然検索の流入クエリを確認する
Googleサーチコンソールでは、自社サイトへの訪問者がどの検索クエリを使ったか分かります。
Googleが提供しているインターネット検索の分析ツールのこと。
どの検索クエリで訪問したか、検索結果に何回表示され何回クリックされたかを把握できます。
Googleサーチコンソールの使い方とコンバージョンの見方を解説します。
サーチコンソールの基本操作手順
Googleサーチコンソールの利用には、まずサイトを登録し、所有権を確認する必要があります。
ログイン後、「検索パフォーマンス」レポートを開くと、サイトに流入した検索クエリの一覧が確認可能です。

レポートには検索クエリごとの表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位が並びます。
福田卓馬表示回数とクリック数を分析し、ユーザーの検索行動を理解するのがSEOの第一歩です。
GA4と連携してクエリ別のCV数を分析する
GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス4を連携させると、分析が深まります。
Googleが提供する無料で利用できるアクセス解析ツール。
連携により、GA4上で各検索クエリがコンバージョンにどれだけ貢献したかを確認できます。
左下の歯車アイコンを開き、「Search Consoleのリンク」を選びます。

右上の「リンク」をクリックし、管理するプロパティを選びます。
自社のGoogleサーチコンソールのアカウントが出てくるので選択します。
ウェブストリームを選択するでは、自分のGA4のプロパティを選んで「次へ」をタップしてください。

あとは送信をタップすれば、連携は完了です。
GA4の左メニューの「レポート」をタップして、一番下にある「ライブラリ」をクリックします。

コレクションに「Search Console」が表示されるので、メニューから公開します。
左メニューのレポートを再度開いて、「Search Console>クエリ」をクリックします。

コンバージョンにつながる検索クエリを特定できます。
どの記事から改善するかを判断しやすくなります。

福田卓馬データに基づいた、効果的なSEO戦略の立案に役立ちます。
Google広告の検索語句レポートで広告経由のクエリを分析する
リスティング広告を運用しているなら、Google広告の「検索語句レポート」も情報源になります。
検索語句レポートでは、広告が表示された・クリックされたときの検索クエリを確認できます。
コンバージョンにつながりやすい検索クエリを見つけられます。
見つけた検索クエリを狙って新しい記事を作れば、SEOに活かせます。
成果につながらない検索クエリを「除外キーワード」に設定すれば、広告費を抑えられます。
福田卓馬広告の検索語句レポートは、SEOで狙うキーワードを決める前に必ず一度は開いてください。
とはいえ「集めたあと、どのページを当てればいいか決められない」と迷う方も多いでしょう。
EXTAGEでは、検索に強いサイトの組み立て方をまとめた『サイト設計マニュアル』を配布しています。
集めた検索クエリを1ページずつ割り当てたいなら、ダウンロードしてご活用ください。
検索クエリを分析する3つの方法
検索クエリを分析することで、ユーザーニーズに沿ったコンテンツを作るヒントが得られます。
検索クエリの分析方法は、主に次の3つです。
サジェストと再検索キーワードから次の疑問を読み取る
関連キーワードと再検索キーワードを見ると、読者が検索したあとに何を知りたいのか分かります。
サジェストキーワードは、多くの人が実際に検索した組み合わせをGoogleが並べたものだからです。
たとえば、検索クエリというキーワードで調べると、次のようなサジェストキーワードが表出します。
- 検索クエリ 調べ方
- 検索クエリ とは
- 検索クエリ キーワード 違い
- 検索クエリ 分析
- 検索クエリ 種類
加えて、再検索キーワードではユーザーが該当クエリを調べたあとに調べるキーワードがわかります。先手を打ってコンテンツ内で回答しておけば、再検索を防ぐことができるでしょう。
福田卓馬サジェストを見ずに書いた記事は、読者が2回目に打つキーワードに答えていません。
Yahoo!知恵袋やSNSで検索の背景にある悩みを読む
Yahoo!知恵袋やSNSで、検索クエリに近いキーワードで調べるのもおすすめです。
検索窓には数語しか入りません。
Q&Aサイトには、質問をするに至った経緯まで書き込まれています。
投稿からは、次のような情報を読み取れるでしょう。
- ユーザーの職業やライフスタイル
- 直前に何かを試して失敗したことがあるか
- 予算や期限といった制約条件
ただし、古すぎる情報は時代の変化によってズレている可能性があるため、注意が必要です。
福田卓馬知恵袋の質問文を書き換えずに見出しにすると、検索キーワードより読者の言葉に近くなります。
Googleサーチコンソールの流入クエリから想定外のニーズを見つける
Googleサーチコンソールの流入クエリからは、読者の潜在的なニーズを読み取れます。
クエリ一覧を見ると、想定していなかった検索クエリからのアクセスが見つかります。
想定外の検索クエリからは、読者の新しい関心ごとや市場のトレンドを探れます。
たとえば製品紹介のページに「〇〇 応用」という検索クエリで流入しているとします。
読者は、より発展的な使い方を知りたいと考えています。
福田卓馬既存のコンテンツで新しいクエリのニーズに十分応えきれないなら、新しいコンテンツを作るべきです。
検索クエリをコンテンツ制作に活かす方法
検索クエリは、分析してコンテンツ制作に活かすことで初めて価値が生まれます。
集めた検索クエリを、既存記事の改善や新しい記事の企画につなげましょう。
検索意図とのズレを解消して既存記事をリライトする手順
狙ったキーワードで順位が上がらないときは、流入クエリと記事の内容がズレている可能性があります。
ユーザーが実際に使っている言葉と、記事で提供している情報が合致していない状態です。
順位が上がらないページは、流入クエリを分析します。
読者が本当に知りたい情報は何かを再確認しましょう。
検索意図を満たすように、見出しの変更や情報の追記、構成の見直しをします。
リライトによって、記事の評価を高められます。
福田卓馬検索クエリとニーズがズレているなら、一度ターゲット設定から見直したほうが良いです。
ターゲット設定からキーワード選定、リライトまでの一連の流れは「コンテンツSEOの手順」の記事で解説しています。クエリ分析の結果をどの工程に活かすか、あわせて確認してみてください。

クエリの種類別にコンテンツの型を決める
検索クエリの種類ごとに、記事に置く要素とゴールを先に決めます。
同じテーマでも、知りたい読者と買いたい読者では必要な要素が違うためです。
Knowクエリの読者に料金表を出しても、知りたかった答えは載っていません。
検索クエリの種類別に決める型は、以下のとおりです。
| 検索クエリの種類 | 記事に置く要素 |
|---|---|
| Knowクエリ | 定義と手順の解説 |
| Goクエリ | 会社概要とアクセス |
| Doクエリ | 手順とテンプレート |
| Buyクエリ | 料金表と導入事例 |
ただし1本の記事に4つの型を詰めると、どの読者にも中途半端な記事になります。
福田卓馬型を決めずに書き始めた記事は、途中で読者像が入れ替わって最後まで読まれません。
クエリごとに書き分けると、用意する記事の本数は増えます。
依頼先の見つけ方は「検索意図をくみ取れる記事制作代行の選び方」で紹介しています。

リスティング広告の除外キーワード設定で無駄なコストを削減する
検索クエリの分析は、リスティング広告の費用対効果を改善する上でも重要です。
検索結果に、ユーザーの検索キーワードと連動して表示されるテキスト形式の広告のこと。「検索連動型広告」とも呼ばれます。
広告経由の流入クエリを分析し、コンバージョンにつながらない検索クエリを特定します。
「無料」「キャンセル方法」といった検索クエリは、購入意欲が低い読者のクリックが増えます。
福田卓馬除外キーワードに設定すれば、無駄な広告費を防いでCPAを改善できます。
よくある質問
検索クエリについて、よく寄せられる4つの質問と答えをまとめました。
サーチコンソールで検索クエリが表示されない場合の対処法は?
サーチコンソールで検索クエリが表示されない原因は、主にプライバシー保護とデータ不足です。
Googleは個人を特定できる検索クエリを表示しません。
サイト登録直後やアクセスが少ないページも、データが足りず表示されません。
対処法としては、まずサイト登録後、データが蓄積されるまで数日から数週間待ちましょう。
表示されない場合は、記事が増えるまで待つか、対象ページをインデックス登録してください。
コンバージョンしやすいお宝クエリの見分け方は?
コンバージョンしやすい、いわゆる「お宝クエリ」は、ユーザーの悩みの深さを示していることが多いです。
「脱毛 おすすめ」のようにコンバージョンに近いキーワードは、競合が多く勝てません。
一方「毛深すぎ 死にたい」のように悩みが深いキーワードは、競合が弱くなります。
Buyクエリではありませんが、コンバージョンにもつながります。
SEOだけでなくSNSでも検索クエリ分析は有効?
検索クエリの分析は、SNSマーケティングにおいても有効です。
SNSで使われているキーワードやハッシュタグを分析します。
世の中のトレンドと消費者の関心事を、リアルタイムで把握できます。
分析結果は、SNSの投稿を考えるヒントになります。
新しい商品企画やSEOのキーワード選定にも役立ちます。
競合サイトの検索クエリを調べるツールはある?
Ahrefs(エイチレフス)やSemrush(セムラッシュ)がおすすめです。
GoogleサーチコンソールやGA4で分析できるのは自社サイトだけです。
有料ですが、競合サイトの流入キーワードもかんたんに調べられます。
競合の戦略を参考にしたり、自社が見逃している有望なクエリを発見したりするために役立ちます。
「自社の記事は検索意図とズレていないか」「どう直せばいいか自信がない」と感じる方も多いでしょう。
福田卓馬EXTAGEの無料相談では、現状分析と勝ち筋の見立てを初回の相談でお出ししています。
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