「CVRを改善するには何をしたらいい?」
「改善が必要になる目安の数値は?」
コンバージョン率は、アクセスを売上につなげるための必須指標ですが、やみくもに改善するのは非推奨です。
EXTAGE株式会社では、コンバージョン率が低い原因をまず探り、どうやって改善すべきかを特定するところから、スタートしています。
本記事では、SEO対策を施しているWebメディア、ホームページなどでコンバージョンが少なくて悩んでいる方に向けて、以下の内容を解説します。
- CVRとは(定義・計算式・業界平均)
- CVRが低い原因とその発見方法
- SEO流入ページ向けのCVR改善方法6選
- CVR改善以外に取り組むべきケース
専門知識がなくても、コンバージョンを増やして売上につなげられる方法がわかるので、最後までご覧ください。
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福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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CVR(コンバージョン率)とは?
コンバージョン率(CVR)とは、Webサイトに訪れたユーザーのうち、成約(商品購入・お問い合わせ・資料請求など)に至った人の割合を示す数値です。
CVRは計測目的によって2通りの計算式があります。
| 対象サイト | 計算式 |
|---|---|
| Webサイト | コンバージョン数÷セッション数×100 |
| Web広告 | コンバージョン数÷クリック数×100 |
本記事は、SEO流入のあるWebサイトを前提とするため、以降は「セッション基準」のCVRで解説します。
なお、CVRの目安は業種ごとに異なるため、目安を表にまとめました。
| 業界 | CVRの中央値 |
|---|---|
| 出前・外食 | 9.80% |
| メディア・娯楽 | 7.90% |
| 金融・保険 | 6.20% |
| 教育 | 5.80% |
| フィットネス・栄養 | 5.60% |
| 法律 | 5.40% |
| EC | 5.20% |
| イベント・レジャー | 5.20% |
| 旅行 | 4.50% |
| リフォーム | 3.80% |
| 医療サービス | 3.60% |
| 企業向けサービス | 3.50% |
| SaaS | 3.00% |
| 不動産 | 2.60% |
| 代理店 | 2.40% |
福田 卓馬自社のCVRが表中の数値より低ければ、改善のために対策をするべきです。
CVRが低い原因と発見方法
CVRが低いのは、検索意図がずれていたり、ページ上部で離脱されていたりと多種多様です。各原因によって、どの指標を追いかけるべきか変わるため、詳しく解説します。
| 原因 | 発見に使う指標・ツール |
|---|---|
| 検索意図と記事内容のズレ | Googleサーチコンソール |
| ファーストビュー離脱 | Microsoft Clarity GA4スクロール深度 PageSpeed Insights |
| CV導線の不全 | Googleアナリティクス |
| フォームでの離脱 | Googleアナリティクス EFOツール |
それぞれ詳しく解説します。
1.検索意図と記事内容にズレがある
検索クエリと記事がマッチしていないと、訪問しても「求めている情報がない」と判断され、すぐ離脱されます。タイトルや見出しのキーワードと本文がずれていたり、情報の量・質が薄すぎケースが典型例です。
検索ユーザーは購入前の比較・スペック確認・最終確認を求めていることが多く、入門的な解説しかない記事ではコンバージョンに至りません。
ズレを発見するには、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの組み合わせるのが基本です。
Googleサーチコンソールを開きます。
左メニューから「検索パフォーマンス」を選びましょう。

画面右上にある「フィルタを追加」から「検索キーワード」を選択します。調べたいページの対策キーワードを入力してください。

クエリ欄で、表示が多いわりに、あまりクリックされていないクエリを発見しましょう。
Googleアナリティクスを開きます。
画面左メニューから「探索」を開いて、空白の新しいデータ探索を作成してください。

ディメンションと指標をそれぞれ次のように設定します。
| 指標 | 設定内容 |
|---|---|
| ディメンション | ・ランディング ページ + クエリ文字列 ・セッションのデフォルト チャネル グループ |
| 指標 | ・セッション ・コンバージョン ・セッションのコンバージョン率 |
行に「ランディング ページ + クエリ文字列」を、値に「セッション」「コンバージョン」「セッションのコンバージョン率」を設定します。
最後に、フィルタを「セッションのデフォルトチャネルグループ」「次と完全一致」「Organic Search」に選択すると、記事ごとのCVRが明確になります。
該当ページのキーワードを再確認して、上位表示されているクエリと、記事の内容を合わせてチェックします。
表示回数が多くクエリで、クリック率が極端に低いのであれば、タイトルや本文が検索意図に答えられていない証拠です。
流入経路別にCVRを正確に分析したい方は「GA4 UTMパラメータの設定方法|流入元を正確に計測するルールと確認手順」の記事をご覧ください。

福田 卓馬「クリックはあるのにコンバージョンが伸びない」記事は、検索意図とのズレを真っ先に疑いましょう!
2.ファーストビューで離脱されている
ファーストビューで離脱されると、コンテンツの内容をどれだけ作り込んでも、コンバージョンは増えません。
ページが表示された最初の画面のこと。
即離脱の原因は、検索クエリとの乖離以外にも、キャッチコピーの弱さや、ページの表示速度の遅さが挙げられます。
ファーストビューでの離脱を見つけるには、ヒートマップやタグマネージャーも踏まえた、ある程度本格的な分析をしなければなりません。わかりやすく解説するので、参考にしてください。
ヒートマップは無料で使えるMicrosoft Clarityがおすすめです。
Microsoft Clarityで、対象Webサイトのプロジェクトを開いたら、画面上の「ヒートマップ」をクリックします。

対象ページのURLを入力したあと、入力欄のすぐ右にある「ヒートマップを表示」ボタンをクリックします。

スクロール欄を見て、ファーストビュー直後で大幅にスクロール率が落ちてしまっているページをリストアップしましょう。
Googleタグマネージャーで、対象のWebサイトのプロジェクトを開きます。
トリガーから「新規」をクリックして、新規トリガーを作成します。

トリガーのタイプは「スクロール距離」を選択します。
縦方向スクロール距離にチェックを入れて、割合のところに半角で「25, 50, 75, 90」と入力しましょう。

同じようにタグを新規作成します。
タグの種類は「Googleアナリティクス: GA4イベント」に設定し、先ほどのトリガーと紐づけましょう。

計測開始後は、Googleアナリティクスの「探索」で、イベント「scroll_50」の発生回数と、ページビューの比率を確認します。
PageSpeed Insightsを開き、対象ページのURLを入力します。
結果画面で「LCP」のスコアを確認しましょう。2.5秒以下が目標、4秒超は赤信号です。
LCPが遅いページから優先的に改善対象としてリストアップし、画像圧縮やサーバー応答速度の改善に着手します。
弊社が支援した株式会社マイルーム様では、カテゴリページのファーストビューに商品を持ってくる改善を行った結果、商品ページへの遷移率が12.51%から20.20%へ向上しました。
同案件では月間PVも8万から22万(2.75倍)まで伸びており、ファーストビューで何を見せるかは、その後の回遊・コンバージョンに直結します。
ファーストビュー離脱率の指標と改善方法をもっと深く知りたい方は「サイトの離脱率を改善する方法|原因と分析手順を徹底解説」の記事をご覧ください。

3.記事内のCV導線が機能していない
記事は読まれているのにコンバージョンしない場合は、導線設計に問題があります。
コンバージョンが記事の末尾にしか配置されていないと、ほとんどの読者には気づかれません。また、ボタンやバナーのテキストが「詳細はこちら」のように抽象的だと、クリックする人は少なくなります。
導線設計の問題を見直すには、クリック数や読了率、ヒートマップを活用しましょう。
Googleアナリティクスで右下にある「管理」を開きます。
設定画面から「データストリーム」>対象ストリーム>拡張計測機能」で「離脱クリック」をオンにします。

計測開始後は、Googleアナリティクスの「レポート>エンゲージメント>イベント」でCTAクリック数を確認します。
クリック率は「CTAクリック数 ÷ ページ表示数」で算出できるため、ページごとのコンバージョンのクリック率を計測してみましょう。
Microsoft Clarityなどのヒートマップツールで「クリックヒート」を確認します。
クリックされているCTA、されていないCTAを切り分けて、ページ内でどのコンバージョンが機能しているのかを把握しましょう。
押されていないCTAは、位置・文言・デザインのいずれに問題があるかを仮説立てし、改善対象としてリストアップします。
Googleタグマネージャーで新しいタグを作成します。次のように設定してください。
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| タグの種類 | Googleアナリティクス: GA4 イベント |
| 測定ID | 自社のGA4測定ID(G-XXXXX) |
| イベント名 | scroll_depth |
| イベントパラメータ | {{Scroll Depth Threshold}} |
| トリガー | 先ほど作成したもの |
Googleアナリティクスの管理から「データの表示>カスタム定義」と進み、カスタムディメンションを作成します。
ディメンション名は読了率、範囲はイベント、パラメーターには「percent」を入力しましょう。
Googleアナリティクスの探索レポートで「読了率」を行・列に追加すれば、ページ別にそれぞれの到達率を確認できます。
読了率は高いがCTAクリック率が低い場合は、CTAの位置や文言が問題です。読了率自体が低い場合は、本文構成や見出し設計を見直しましょう。
直帰率と読了率の関係を整理したい方は「直帰率を改善する具体的な方法|原因の特定から施策設計まで」の記事をご覧ください。

4.フォームで離脱されている
CTAは押されているのにコンバージョンに至らない場合、フォーム自体に離脱原因があります。
フォーム離脱の代表的な原因は、以下の4つです。
- 入力項目が多すぎる
- 必須項目がわかりにくい
- 確認画面が複雑
- スマホで入力しづらい
せっかくコンバージョン直前まで進んだユーザーを取りこぼすので、損失がもっとも大きいポイントです。
フォーム離脱を発見するには、Googleアナリティクス・EFOツール・デバイス別比較の3つを組み合わせるのが基本です。
Googleアナリティクスで、フォーム到達とコンバージョン完了を計測するため、タグマネージャーでイベントを設定しましょう。
フォーム到達は、トリガー・タグをそれぞれ次の画像のように設定します。


コンバージョン完了は、それぞれ次のように設定します。


Googleアナリティクスの「探索」でフォーム到達数とコンバージョン完了数を取得しましょう。
フォーム離脱率は「(フォーム到達数 − コンバージョン完了数)÷ フォーム到達数 × 100」で算出します。
離脱率が70%超のフォームは要改善と判断し、優先的に見直し対象としましょう。
可能なら、EFOツールを導入して、フィールド別の離脱箇所と、入力にかかった平均時間を確認しましょう。
「会社名」「電話番号」「役職」など、離脱率が高い項目を特定します。
必須から任意に変更するか、削除するなど、いずれかの対応を施しましょう。
Googleアナリティクスの探索でファネルデータ分析を追加してください。
ステップの右側にある鉛筆マークをクリックして、次のように設定します。
| 手順 | 設定内容 |
|---|---|
| 1. フォーム到達 | イベント名,完全一致,form_view |
| 2. 送信完了 | イベント名,完全一致,generate_lead |
スマホでの完了率がPCより極端に低い場合は、入力フォームのスマホ最適化が必要です。
タップしやすいボタンサイズ/入力フィールドの大きさ/キーボードタイプ指定などを優先的に見直しましょう。
CVRを改善する方法6選【実例あり】
WebサイトのCVRを改善するには、ターゲットの見直しから細かいフォームまで、多岐にわたります。EXTAGE株式会社が実践したなかで、効果が出やすかった方法を6つ紹介します。
- ターゲットを明確にする
- 流入キーワードの質を上げる
- 検索意図と記事内容を一致させる
- 記事内のCV導線(CTA・内部リンク)を見直す
- 入力フォーム(CVページ)を使いやすくする
- コンバージョンポイントを段階設計する
1.ターゲットを明確にする
ターゲットを明確にすることでユーザーニーズを深掘りできるため、CVRの改善につながります。
「留学したい人」
「カナダの語学学校に3ヵ月間の短期留学をしたい人」
→後者のほうが商品の宣伝・販売をしやすい
万人受けをねらうと方向性がぶれやすくなり、誰の心にも響かない情報発信になってしまいます。ターゲットを絞れば、見込み客の質が上がり、CVR向上を見込めます。
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ターゲットを明確にする手順を知りたい方は「SEOで成果を出すペルソナの作り方|BtoB向けの設計手順を解説」の記事をご覧ください。

2.流入キーワードの質を上げる
コンバージョンに直結するキーワードを選定し直すと、同じ流入数でもコンバージョン数が大きく変わります。
検索ボリュームが大きいキーワードを追うと、興味本位の読者が増え、コンバージョンが下がります。検索意図が成約に近い「比較」「事例」「料金」「導入」といったキーワードに絞ると、流入の質が上がります。
たとえば「SEO」のような大型キーワードではなく「SEO 外注 費用 比較」のようにコンバージョンに近いロングテールキーワードへシフトしましょう。月間100PVでもコンバージョンが月3〜5件出るケースも珍しくありません。
福田 卓馬「コンバージョンから逆算して、どんな記事を読めばコンバージョンするか」でキーワードを選び直しましょう!
コンバージョンに直結するキーワード選定の具体手順を知りたい方は「SEOキーワード選定の方法と手順|CVを伸ばすKW設計の考え方」の記事をご覧ください。

3.検索意図と記事内容を一致させる
検索からサイトに訪れるユーザーが何を求めているか理解し、コンテンツの内容を最適化しましょう。
検索ユーザーは、スペックや価格などの詳細情報、ほかの商品との比較、購入前の最終チェック事項などを調べがちです。
動画やSNS経由のユーザーが、総合的な使用感や、雰囲気を求めているのと大きくニーズが異なります。
| 媒体 | ユーザーの情報ニーズ |
|---|---|
| YouTube・SNSユーザー | 総合的な使用感を知りたい 実際の見た目や動作を確認したい |
| 検索ユーザー | スペック・価格などの詳細情報が欲しい 他商品との比較を知りたい 購入前の最終確認をしたい |
したがって、検索から訪れるユーザーに対しては、検討の最終段階で役立つコンテンツを用意すれば、嘘のようにコンバージョン数が増えます。
福田 卓馬動画コンテンツの台本をそのまま記事化しただけでは、検索ユーザーの情報ニーズに応えきれません。
4.記事内のCV導線を見直す
コンテンツ内のCTAボタン・バナーの配置や数を見直すだけでも、コンバージョン数が増加するケースが散見されます。
EXTAGE株式会社の支援した株式会社SPB様では、クリックされやすい3箇所を選んでCTAバナーを設置しただけで、コンバージョン数が8倍に増えました。
福田 卓馬SPB様は当初、記事末尾にしかCTAを置いていなかったため、ユーザーの大半は本文途中で離脱しCTAに到達していませんでした。
CTAポイントには、ベネフィットが伝わる一言を添えているのもポイントです。「登録はこちら」「無料で〇〇を学ぶ」のように行動した先のメリットを伝える文言にすると、クリック率が一段と引き上がります。

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5.入力フォーム(CVページ)を使いやすくする
入力フォームのストレスは、CV直前のユーザーを取りこぼす最大の要因です。
入力にストレスがかかると、ユーザーの離脱につながるだけでなく、自社の満足度や信頼感を損なう可能性もあります。
具体的な改善案は以下のとおりです。
- 入力項目を減らす(必須項目を最小化)
- 自動入力機能(住所補完・郵便番号検索)を取り入れる
- 確認画面を減らす、または1画面で完結させる
フォームの通過率はCVRに直結する重要なポイントです。CVRが低い場合は、使いにくいところがないか必ず確認してみてください。
福田 卓馬成約まで近づいたユーザーを取りこぼさないように、フォームを最適化しましょう!
6.コンバージョンポイントを段階設計する
いきなり高ハードルなコンバージョンを狙うのではなく、マイクロコンバージョンから階段状に設計することが、勝ちパターンだといえます。
弊社が支援したスクール3社(株式会社SPB/株式会社LIC/株式会社HERO’ZZ)に共通する勝ちパターンは、低ハードルのコンバージョンを設定しているところです。
| 配置場所 | 内容 |
|---|---|
| マイクロコンバージョン | 資料DL/メルマガ登録/LINE登録 |
| 中間コンバージョン | 無料相談/無料体験セミナー |
| マクロコンバージョン | 本契約/有料セミナー/お問い合わせ |
初訪問のユーザーにいきなり「お問い合わせ」を促してもCVRは伸びません。
資料請求やメルマガ登録といった心理的ハードルが低いマイクロコンバージョンで関係を作り、接触回数を増やしてから、本格的にコンバージョンさせるのが王道です。
EXTAGE株式会社の支援したHERO’ZZ様も段階設計を採用し、5ヵ月で月15件のコンバージョンを達成しました。
福田 卓馬BtoB・教育・士業のように検討期間が長い業態ほど、段階設計の効果が大きく出ます。
CVポイントとして効果的なホワイトペーパーの作り方を知りたい方は「ホワイトペーパーの作り方5ステップ|目的別の種類やダウンロード数を最大化する方法」の記事をご覧ください。

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CVR改善以外に取り組むべきケース
Webサイトによっては、CVR改善よりも先に取り組むべき施策が存在するケースもあるため、あらかじめ優先度を決めておきましょう。
- CVRが高いページへの流入を増やす
- サイトへのアクセスを増やす
- 検索順位を上げる
- コンテンツ品質を改善する
本当にCVR改善に取り組むべきか悩んでいる方は、参考にしてください。
1.CVRが高いページへの流入を増やす
すでにCVRの比較的高いページがある場合、該当ページへのアクセスを増やすのがおすすめです。CVRの低いページのリライトに時間をかけるより、即効性の高い施策だといえます。
特定ページにアクセスを集めるには、Googleアナリティクスの「ページパスとスクリーンクラス」で、ページごとのコンバージョン数をチェックしましょう。
該当ページに対し、次のような施策を施します。
- コンテンツを強化して検索順位を高める
- ほかのページから内部リンクを集める
- 外部サイトから被リンクを集める
弊社が支援したGRIID株式会社様でも、記事ごとにユーザー行動を測定し、購買につながる記事に重点化するアプローチで成果を出しました。
福田 卓馬「CVRが高いページがすでにある」場合は、改善より流入集中の方が早く成果が出ます!
2.サイトへのアクセスを増やす
月1,000PV未満のサイトでは、CVR改善より先にアクセス数を増やす方が優先です。
CVRは母数(セッション数)が必要な指標です。月100PVでCV1件と月10,000PVでCV100件は同じCVR1%ですが、前者は誤差の範囲で改善効果が見えづらく、施策の良し悪しを判断できません。
まずは月1,000PV以上を目標にアクセスを増やし、統計的に意味のあるデータが取れる規模になってからCVR改善に着手するのが効率的です。
まずはサイトへのアクセスを増やしたい方は「Webサイトのアクセス数を増やす方法|SEO初級者向けの実践ステップ」の記事をご覧ください。

3.検索順位を上げる
検索順位が30位以下のページが多いなら、先に検索順位を上げていくべきです。
検索順位が低いと、そもそもアクセスが生まれません。Googleによると、1ページ目(10位以内)と2ページ目以降ではクリック率が10倍以上異なるとされています。
記事の検索順位が上がらず流入が伸びない方は「検索順位が上がらない原因と対処法|順位停滞時に見直すべきチェックリスト」の記事をご覧ください。

4.コンテンツ品質を改善する
Googleから低品質判定を受けている場合、順位もCVRも上がりません。
低品質コンテンツとして評価された記事は、サイト全体の順位も引き下げる原因になります。CVR改善に手を付ける前に、まずコンテンツ品質の診断と改善が必要です。
とくに改善すべき記事の特徴は、以下のとおりです。
- 検索意図に応えていない記事(タイトルと本文の主旨がずれている)
- 文字数が極端に少なく、情報量が不足している記事
- 他サイトの寄せ集めで独自性がない記事(一次情報・実体験・独自データなし)
- 古い情報のまま放置されている記事(公開から1年以上更新なし/統計や仕様が古い)
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が不足している記事(執筆者情報・出典・実績の記載なし)
- 同テーマで重複・カニバリしている記事
低品質判定の有無は、Googleサーチコンソールの「インデックスカバレッジ」や「ページエクスペリエンス」レポートで確認できます。該当する記事が見つかったら、リライト・統合・削除のいずれかで対処しましょう。
公開済み記事の品質を診断したい方は「低品質コンテンツの判定基準と改善方法|SEO評価を取り戻す手順」の記事をご覧ください。

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よくある質問
CVRはどれくらいの数値を目指すべきですか?
業界別の中央値が一つの目安になります。本記事のH2「CVRとは?」で紹介したUnbounceの業界別CVR中央値(教育5.8%/法律5.4%/SaaS3.0%等)を基準にしてください。
ただし最も重要なのは「自社サイトの過去の自分」との比較です。先月より上がっているか、改善施策の前後で変化があるかを継続的に追うことが、業界平均との単純比較より実践的です。
SEO流入と広告流入でCVR改善のポイントは違いますか?
違います。SEO流入は検索意図とのマッチング、広告流入はLPと広告クリエイティブの整合性が主軸となります。
SEO流入は能動的に情報を探しているユーザーが多く、検索意図に応える詳細情報・比較情報を厚く配置することがCVR改善の鍵です。一方、広告流入はLPのファーストビューと広告コピーが噛み合っているかが最重要となります。
CVR改善の効果が出るまでの期間はどれくらいですか?
施策の種類によって異なりますが、CTAや文言の見直しは1〜2週間で効果が見え始めます。
具体的には、CTA配置・文言改善は1〜2週間、フォーム改善や記事構成の変更は1〜3ヵ月、流入キーワードの質改善は3〜6ヵ月が目安です。短期で効果が見える施策と中長期で効く施策を並行して進めるのがおすすめです。
CVRが急に下がったときに最初に見るべき指標は?
流入チャネル別CVR・主要キーワードの検索順位・FV離脱率の3つを順番に確認してください。
まずGoogleアナリティクスで「チャネル別CVR」を確認し、特定チャネル(オーガニック/広告/SNS)が下がっていないかを切り分けます。次にGoogleサーチコンソールで主要キーワードの順位変動を確認し、最後にヒートマップでFV離脱率の変化を見るのが効率的です。
CVR改善とCV数増加、どちらを優先すべきですか?
最終目的がCV数の増加なら、CV数を最優先で考えるべきです。
CVRは「率」なので母数(流入)が少ないと改善余地が小さくなります。月1,000PV未満のサイトはCVR改善より先にアクセス数を増やす方が成果につながりやすく、すでにCVRが高いページがある場合は流入集中の方が効率的です。
