「カスタマージャーニーマップをSEOにどう活かせばいい?」
「各フェーズに最適なコンテンツの具体例を知りたい…」
「サイト内導線の設計に自信がない…」
カスタマージャーニーを作っても、SEO施策に落とし込めなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。
上手くカスタマージャーニーマップを軸にSEO戦略を再設計すれば、あなたのWebサイトは単なる情報発信ツールから、リードを自動で生み出す仕組みへと進化します。
弊社EXTAGEでは、BtoB企業を中心にカスタマージャーニーを活用したSEO戦略を支援しています。
・製造業A社:月間リード5件→30件(6ヶ月)
・SaaS B社:CVR 0.8→2.3%
・スクール会社:商談化率1.5倍
福田卓馬この手法でクライアントの月間リード獲得数を5件から30件に改善した実績があります。
本記事では、実際の支援事例をもとに成果に直結するマップの作り方と導線設計のコツを解説します。
- SEOに直結するカスタマージャーニーマップの作り方
- 顧客フェーズ別のキーワード戦略と紐付け手順
- ユーザーをゴールへ導くサイト内導線の設計
- フェーズ別コンテンツ制作のコツと成功事例
カスタマージャーニーをうまく活用すれば、アクセスが増えたのに収益に繋がらないという事態を防げます。ぜひ最後までご覧ください。
SEOにおけるカスタマージャーニーの重要性

カスタマージャーニーマップを作っても活用できていない―原因は、マップがSEO施策に落とし込まれていないことです。
Webサイトを単なるアクセス稼ぎで終わらせず、売上に直結させるには、カスタマージャーニーとSEOを連動させる視点が欠かせません。
- 必要なキーワードが明確になる
- 顧客に合ったコンバージョンを設けられる
- 分析改善がしやすくなる
両者を連携させることで得られるメリットを解説します。
必要なキーワードが明確になる
カスタマージャーニーを活用すると、本当に狙うべきキーワードが明確になります。
商品やサービスを知る段階から、購買やその後の関わりを含む顧客体験の全体のこと。

ツールを使ったキーワード選定は検索ボリュームの大きい単語に偏りがちですが、顧客の心理フェーズを深く理解することで見落としていたキーワードを発見できます。
購入意欲の高いユーザーが使う、より具体的かつ成約に近いキーワードを捉えることで、単なるアクセス集めではなく売上に直結するキーワード戦略を立てられます。
「経費精算 とは」「領収書 書き方」「交通費 計算」といったキーワードでは、アクセスが大量に集まりますが、売上にはほとんどつながりません。
「経費精算システム 比較 中小企業」といったニッチなキーワードは、検索ボリュームこそ小さいもののの、顧客の具体的な悩みに刺さっているので成約につながりやすいです。
福田卓馬ツールの数値だけで選定すると、CVに遠い情報系キーワードばかりになりがちです。
顧客に合ったコンバージョンを設けられる
カスタマージャーニーが重要なもう一つの理由は、顧客の熱量に合わせた最適なコンバージョンポイントを設計できる点です。
Webサイトや広告を通じて達成される成果や目標。現場では、商品が売れたり問い合わせにつながったりすることをコンバージョンと呼ぶケースが多い。
ユーザーのフェーズによって求めるべきアクションはそれぞれ異なります。たとえば、まだ情報収集段階のユーザーにいきなり商談を促しても、離脱の原因になるでしょう。
認知段階なら資料ダウンロード、比較検討段階なら無料相談など、フェーズに応じた適切な案内をすることでサイト全体の成約率を高められます。
福田卓馬「検討が浅いユーザーにいきなり問い合わせを迫る」のは、お腹が空いてない人に食事を勧めるようなものです。
分析改善がしやすくなる
カスタマージャーニーを軸にサイトを設計すると、データ分析・改善の精度が格段に向上します。
サイト全体の成果が伸び悩んだ際に、どのフェーズのコンテンツがボトルネックになっているかを特定しやすくなるためです。
それぞれのコンテンツがどのユーザーに向けたものかが明確になっていれば「自社サイトはどんなユーザーへのアプローチに弱いのか」といった問題点が明らかになります。
個別の記事のPV数だけを見る部分的な改善ではなく、ユーザーの流れ全体を見渡した戦略的な改善サイクルを回せるようになるのです。
Webサイトのページが表示・閲覧された回数のこと。
福田卓馬「PVはあるのにCVが出ない」という課題も、カスタマージャーニーで各記事の役割を明確にすればスムーズに改善できます。
では、実際にSEOの成果を最大化するカスタマージャーニーマップの作り方を見ていきましょう。
戦略なしに記事を書き始める前に、まずはリード獲得の全体像を把握しておきたい方は、EXTAGEが提供している「SEOリード獲得の教科書」も参考にしてください。
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SEOの成果を最大化するカスタマージャーニーマップの作り方

SEO施策に直結する実用的なカスタマージャーニーマップはどのように作ればよいのでしょうか。机上の空論で終わらせず、成果を生むためのマップ作成手順を3つのステップで解説します。
- ペルソナを設定する
- フェーズ別の検索行動を分析する
- ユーザーの悩みと接点を可視化する
これらのステップを順に実行することで、戦略の基盤となるマップが完成します。
ペルソナを設定する
マップ作成の第一歩は、顧客像を具体化するペルソナ設定です。
年齢、性別、居住地、職業、家族構成といった属性をもとに描いた仮想の顧客像のこと。

カギとなるのは、年齢や性別といった表面的な属性情報だけにとどまらないことです。
「普段どのような課題を抱えているのか」「何に限界を感じて情報を探し始めたのか」といった行動の動機となる深い心理まで言語化する必要があります。
顧客の悩みや欲求に対し、解像度を高めておくと心に響くコンテンツの方向性が定まります。
福田卓馬「30代・マーケ担当・1人体制・上司への説明に困っている」くらい具体的にイメージするのがコツです。
ターゲットが曖昧だと、記事の方向性もブレてしまいます。
フェーズ別の検索行動を分析する
次に、設定したペルソナが各検討フェーズでどのようなキーワードを使って検索するかを分析しましょう。
顧客の悩みは検討段階が進むにつれて具体的になります。
はじめは漠然とした悩みに関するキーワードで検索しますが、次第に解決策や具体的なサービス名を比較するキーワードへと変化します。
「認知」「検討」「決定」といった各段階で使われる言葉の移り変わりを時系列で整理し、ユーザーの思考の遷移を捉えることが欠かせません。
■ 経費精算システムの場合
| ズ | キーワード例 | 検索意図 | 記事数目安 |
|---|---|---|---|
| 認知 | 経費精算 とは / 領収書 保管期間 | 課題に気づく | 10〜15本 |
| 検討 | 経費精算システム 比較 / 経費精算 クラウド メリット | 解決策を探す | 5〜10本 |
| 決定 | ○○(サービス名) 評判 / 経費精算システム 導入 流れ | 購入を決める | 3〜5本 |
優先順位として、まず決定フェーズの記事を3〜5本作成してから、検討フェーズの記事から内部リンクで誘導します。最後に、認知フェーズの記事で流入を広げていきましょう。
福田卓馬多くの企業が「認知フェーズ」から始めて失敗します。アクセスは増えてもCVにつながらないため、決定フェーズから逆算して作るのが鉄則です。
ユーザーの心理状態によって変化する検索クエリの種類と、それぞれの使い分けについては「検索クエリとは?キーワードとの違いからSEOでの活用方法まで徹底解説」の記事をご確認ください。

ユーザーの悩みと接点を可視化する
最後に、分析した検索行動と顧客の接点(タッチポイント)をマップ上に可視化していきましょう。
ユーザーは自社サイトだけでなく、SNSや比較サイト、動画プラットフォームなど、さまざまな場所で情報を収集します。
Web全体を俯瞰し、各接点でユーザーがどのような情報を求めているかを洗い出すことがカギを握ります。
顧客の行動全体を網羅的に描くことで、自社がどの接点でどのようなコンテンツを提供すべきかという戦略が明確になるでしょう。
福田卓馬マップは完成したら終わりではなく、アクセスデータと照らし合わせながら定期的に見直すことで、より実践的なツールへと進化します。
では、完成したマップを実際のサイト設計にどう活かすかを見ていきましょう。
カスタマージャーニーを意識したSEOサイト設計
優れた記事を個別に作成するだけでは、サイト全体の成果にはつながりません。個々の記事を線で結びつけ、ユーザーを自然にゴールへと導くサイト設計を実施しましょう。
- ユーザーをゴールへ導く内部リンクの設計図
- 迷わせない最短コンバージョン導線
- 検索意図を満たしながらコンバージョンさせる構成
利益を生むサイト構造を作るための具体的な設計ポイントを解説します。
ユーザーをゴールへ導く内部リンクの設計図
サイト全体の成果を高めるには、ユーザーを次の検討フェーズへスムーズに誘導する内部リンクの設計が不可欠です。
同じサイト内のほかのページに繋げるためのリンクのこと。主に、コンテンツ内やページ上部のパンくずリスト、ヘッダーなどに設置する。
ユーザーが一つの記事を読み終えたとき、次に何を知りたいと思うかを予測し、その答えとなる記事への道筋を用意します。
内部リンク設計により、サイト内を回遊しながら自然と検討段階が進んでいく流れを作れます。
福田卓馬闇雲にリンクを設置するのではなく、カスタマージャーニーに沿って論理的に記事間をつなぎ、ユーザーの思考を先回りした導線設計を行いましょう。
サイト設計を強力な集客資産へ変えるためのサイト設計の全手順は「Webサイト設計のやり方・手順」の記事にまとめています。

迷わせない最短コンバージョン導線

ユーザーを迷わせずにコンバージョンへ導くには、戦略的なCTAの配置がカギです。
Call To Actionの略で、ユーザーに購入や資料請求などのアクションを促すボタンやバナーのこと。
サイトの最終的なゴールから逆算し、各記事でユーザーに取ってもらいたい行動を一つに絞って明確に提示します。特に、検討フェーズごとに最適なCTAを配置することが成約率を高める秘訣です。
たとえば、認知フェーズのユーザーにはメルマガ登録を、比較検討フェーズなら事例集を、決定フェーズでは無料相談を促すといった使い分けが効果的でしょう。
福田卓馬CTAは1記事につき「ユーザーに取ってほしい行動」を1つに絞るのが鉄則です。選択肢が多いと迷いが生じ、結局どこもクリックされません。
検索意図を満たしながらコンバージョンさせる構成
高い成果を出すコンテンツは、ユーザーの検索意図を満たすこととコンバージョンへの誘導を両立しています。
まずは検索キーワードに対する明確な答えを提示し、ユーザーに満足感を与えるのが大前提。
さらに、記事の結論部分で「さらに深い情報」や「具体的な解決策」があることを示唆し、次の行動へと自然につなげていきます。
福田卓馬ユーザーの疑問を解決するだけで終わらせず、知的好奇心を刺激する構成を意識することでコンバージョン率を高められるでしょう。
サイト設計の全体像が見えたところで、続いてフェーズごとのコンテンツ制作について解説します。
カスタマージャーニーを活用したSEOコンテンツ制作
サイト全体の設計図が完成したら、次はその設計図に基づいて個別のコンテンツを制作します。カスタマージャーニーの各フェーズにいるユーザーに対し、どのような情報を提供すれば心に響くのでしょうか。
- 潜在層の悩みへアプローチする
- 比較検討フェーズで競合に勝つ
- 決定フェーズで確実に成約に導く
フェーズごとに求められるコンテンツ制作のコツを解説します。
潜在層の悩みへアプローチする
認知フェーズにいる潜在層には、自身の悩みに気づきを与えるコンテンツでアプローチすることが有効です。この段階のユーザーは、まだ自社の製品やサービスを知りません。
解決策を提示するのではなく、ユーザーがまだ言語化できていない漠然とした課題を掘り起こし「自分のことだ」と感じさせる情報を提供することが欠かせません。
問題意識を喚起することで、自然と次の情報収集へと促し、最初の選択肢として認識してもらえます。
福田卓馬「こんな課題はありませんか?」と問いかけるスタンスで、まずは信頼の種をまきましょう。
比較検討フェーズで競合に勝つ
比較検討フェーズのユーザーに選ばれるためには、客観的な情報提供を通じて自社の独自価値を伝えるコンテンツが必要です。
ユーザーは「失敗したくない」という心理から複数の選択肢を比較しているため、第三者の視点に立った公平な情報提供が信頼を得るうえで欠かせません。
そのうえで、自社ならではの専門性や信頼性を論理的に示します。「選び方」や「比較」といったキーワードを狙った記事や導入事例を通じて、自社が選ばれる理由を明確に伝えましょう。
福田卓馬比較記事で自社を露骨に推すと逆効果です。
公平な比較軸を示したうえで、「自社が強い領域」が自然と浮かび上がる構成を意識しましょう。
比較検討層を確実に捉えるための、競合優位性を意識したキーワード選定のコツは「SEOを狙ったキーワード選定のやり方とコツを解説」で解説していますので、参考にしてください。

決定フェーズで確実に成約に導く
決定フェーズにいるユーザーの最後のひと押しには、安心感と信頼を与える情報提供が不可欠です。購入や申し込みを目前にしたユーザーは「本当にここで大丈夫か」という不安を抱えています。
その不安を払拭するため、導入後の流れが具体的にイメージできる情報や、手厚いサポート体制、利用者の声などを提示することが効果的です。
不安要素を一つひとつ取り除き、行動することのメリットを明確に伝えることで、ユーザーは安心して最終的な決断を下せます。
福田卓馬「導入の流れ」「よくある質問」「お客様の声」の3点セットを用意しておくと、決定フェーズのユーザーの不安を効果的に解消できます。
成約に近いキーワードを不自然にならずに入れる方法は「【プロ直伝】SEOキーワードの正しい入れ方4選」の記事で学べます。

カスタマージャーニーSEOの成功パターン|業界事例から見えた共通点
カスタマージャーニーに基づいたSEO戦略が、実際にどのような成果を生むのでしょうか。
弊社の支援事例に加え、上場企業を含む200社以上のSEO支援で培った知見をもとに、成功パターンを分析しました。
EXTAGE支援事例:既存記事の役割整理でリード6倍|BtoBサービス業
| 業種 | BtoBサービス業(従業員30名) |
|---|---|
| 施策 | カスタマージャーニーマップ作成→フェーズ別に記事を再分類→内部リンク・CTA最適化 |
| ビフォーアフター | 月間リード5件→30件 |
新規記事は10本のみで、成果の8割は既存記事の役割整理によりリード獲得数が大幅に増えた事例です。
フェーズごとに「この記事は認知向け」「この記事は比較検討向け」と分類し、フェーズに合ったCTAと内部リンクを再設計しました。
福田卓馬「記事は書いているのに成果が出ない」場合、新規制作よりも既存記事の再整理が効果的なケースが多いです。
観光メディア:ドメイン統合で訪問者数が14.1万人に増加
| 業種 | 観光業 |
|---|---|
| 施策 | 複数サイトから新ドメインに301リダイレクト |
| ビフォーアフター | 月間訪問者数1.7万→14.1万 |
観光ポータルサイト「Visit Atlantic City」は、カスタマージャーニーを意識したサイト構築の見直しによって、トラフィックを大きく上昇させました。
以前はテーマごとに複数のサイトに分かれていましたが、リニューアルにあたり、新しいドメインへ転送(リダイレクト)処理を実施。観光スポットというテーマを持った包括的なメディアを構築しています。
さらに、画像にはALTタグを追加したことで、画像検索をするフェーズのユーザーを誘致しつつ、検索結果でのインパクトを高めることに成功しました。
福田卓馬カスタマージャーニーを活かすには、記事だけでなく、画像やGoogleマップ等のコンテンツも役立つとわかる事例です。
BtoBメディア:訴求力の高いコンテンツによりコンバージョン率1.4倍
| 業種 | BtoB |
|---|---|
| 施策 | 顧客データからカスタマージャーニーを作成 訴求力の高いコンテンツを配置 |
| ビフォーアフター | コンバージョン率が1.4倍に増加 |
株式会社TOKIUMでは、オウンドメディアにおいてリアルな顧客データからカスタマージャーニーマップを作成し、顧客が抱える課題を可視化しました。
元々は、さまざまなサービスをリリースしていったことで、全体最適ができていませんでした。
対応策として、認知〜購買にいたるまで各フェーズで顧客が抱える課題を明らかにしました。ペルソナ設計やカスタマージャーニーマップ、さらにブランディングの観点から設計を見直しています。
福田卓馬各フェーズで訴求力の高いコンテンツを配置したことで、コンバージョン率が大幅に上昇しています。
事例からわかる成功の共通パターン
成功事例には、徹底した顧客視点でのキーワード選定、および整理ができているという共通点があります。
多くの成功企業は、自社が売りたいものではなく、顧客が何に悩んでいるかを起点にコンテンツを設計しています。
ツールが示す検索ボリュームだけを追うのではなく、顧客の感情や状況を想像し、検索行動の裏にある意図を深く理解しようと努めているのです。
顧客の思考プロセスに寄り添ってキーワードを整理し、コンテンツに落とし込むことが、成果を左右する最大のポイントです。
福田卓馬自社で再現する第一歩は、既存記事を「カスタマージャーニーのどのフェーズ向けか」で分類すること。記事同士の関係と足りないフェーズの記事が一目でわかるようになります。
よくある質問
カスタマージャーニーマップ作成は古い手法ですか?
カスタマージャーニーマップは決して古い手法ではなく、AI時代においてその価値は増しています。
AIによる分析は効率的ですが、顧客一人ひとりの感情の機微や複雑な心理状況まで完全に理解するのは困難です。
機械的なキーワード分析だけでは捉えきれない深い顧客理解に基づいた戦略こそが、他社との差別化要因になります。
顧客の心に寄り添うアプローチは普遍的な価値を持ち、今後もマーケティングの基盤であり続けるでしょう。
意味のないジャーニーマップにならないための注意点はありますか?
意味のあるカスタマージャーニーマップにするには、仮説と実証のサイクルを回すことが欠かせません。
理想の顧客像を思い描くだけでは、実態とかけ離れた机上の空論になってしまいます。
設定したペルソナが正しいかどうか、実際の検索キーワードデータやアクセス解析データと照らし合わせ、客観的な事実に基づいて修正していく必要があるのです。
カスタマージャーニーが無意味になるのは、選んだキーワードが意味のないものになっているからです。その見極めかたは「SEOキーワードは意味がないはウソ?」の記事を参考にしてください。

テンプレートはどのようなものを使うべきですか?
使用するテンプレートは、自社のビジネスに合わせてカスタマイズできるシンプルなものが最適です。
Web上で配布されている複雑なテンプレートをそのまま使う必要はありません。
押さえておきたいのは以下の基本要素です。
- ペルソナ
- 検討フェーズ
- 各フェーズでの行動・思考
- 接点
- 提供コンテンツ
といった基本要素です。
商材の検討期間の長さなど、自社の特性に合わせて項目を柔軟に調整し、最も管理しやすい形にすることが継続的な活用の秘訣でしょう。
既存記事のSEO改善にも活用できますか?
カスタマージャーニーの考え方は、既存記事の改善に非常に有効です。
これまで成果が出ていなかった記事も、カスタマージャーニーのどのフェーズに位置するのかを再定義することで役割が明確になります。
役割に合わせて内部リンクやCTAを見直すだけで、コンバージョン率を向上させられるケースも少なくありません。
新規作成だけでなく、既存のコンテンツ資産を再評価しサイト全体の流れの中に正しく位置づけることで、埋もれていた記事を再生できるのです。
成果が出るまでの期間はどのくらいですか?
サイト全体の構造から見直す場合、成果を実感できるまでには半年〜1年程度かかります。
SEOは施策が検索エンジンに評価され、効果として現れるまでに時間がかかるためです。
ただし、既存記事の役割を再定義し内部リンクやCTAを最適化するリライトであれば、数ヶ月でアクセス数やコンバージョン率に変化が見られることも少なくありません。
取り組む施策の規模によって期間は変動しますが、長期的な視点を持つことが欠かせないでしょう。
