「SEOの流入がリード獲得につながらない」
「Webサイトへの訪問を一過性のものにせず、継続的な関係を築きたい」
「メルマガ登録を促すCTAの設置場所や文言がわからない」
せっかくコストと時間をかけて集めたアクセスが、何も生み出さずに離脱していくのはもったいないです。
SEO流入をメルマガ登録へ誘導し、ステップメールで育成すれば、月間4万PVから月30件のリード獲得が可能です。
本記事では、SEO支援300社以上の実績を持つEXTAGEが、リード獲得を6倍にした導線設計とステップメールのシナリオを公開します。
- SEO流入をメルマガ登録へつなげる導線設計とCTAの配置
- 検索意図に合わせたオファーで登録率を高める方法
- メルマガ登録から商談化へ導くステップメールのシナリオ設計
- 月30件のリード獲得を達成した成功事例とKPI設計
この記事を読めば、アクセスを無駄にしない「リード獲得の仕組み」を構築でき、Googleの順位変動に一喜一憂しない、安定した事業基盤を手に入れられます。
福田卓馬SEOで集客したユーザーを「一見客」で終わらせず、メルマガで関係を構築することがリード獲得のカギです。
SEOとメルマガを組み合わせる理由
結論として、SEO対策だけだとWebサイトへのアクセスをすぐに成果へ結びつけるのは難しいケースがあります。
SEOで流入してきた顧客をメルマガ登録に誘致することで、両方の集客チャネルの強みを活かした相乗効果が生まれます。
- SEOの即効性のなさを補える
- アクセスを見込み客リストに変えられる
- 順位変動に左右されない集客基盤を作れる
両者を連携させる具体的な利点を見ていきましょう。
SEOの即効性のなさを補える
SEOとメルマガは、成果が出るまでの時間軸が異なります。
SEOはコンテンツが検索エンジンに評価され、上位表示されるまでに3〜6ヶ月以上かかるのが一般的です。
一方、メルマガは配信リストに対して直接アプローチできるため、配信してすぐに開封やクリックといった反応を得られます。
検索流入を待つ「待ち」の施策であるSEOと、能動的に働きかける「攻め」の施策であるメルマガを併用することで、短期的な反応を得ながら長期的な資産を築けます。



SEOが畑を耕すのなら、メルマガは収穫するというイメージです。両方を組み合わせることで、安定したマーケティング基盤が完成します。
BtoB領域におけるSEO対策の時間的コスト、およびこれを補う戦略の必要性については「BtoB企業のSEO対策11ステップ」を参考にしてください。


アクセスを見込み客リストに変えられる
SEOで集めたアクセスをメルマガ登録へ誘導することで、単なる訪問者を「見込み客リスト」という貴重な資産に変えられます。
まだ自社の製品やサービスを利用したことがないものの、興味や関心があり、購入・利用する可能性がある顧客のこと。
Webサイトへのアクセスは、調べ物や商品の比較検討が多いため、一度きりの接点で終わることも少なくありません。
しかし、このとき見込み客のメールアドレスを取得して入れば、企業側から継続的にアプローチできます。



いつでも情報を届けられる自社だけの販売チャネルを持つことができます。
アクセスを一過性のものにせずリストとして蓄積することで、将来の売上につながる確かな基盤を構築できます。
順位変動に左右されない集客基盤を作れる
獲得した見込み客リストは、検索順位の変動に対する強力なリスクヘッジになります。
SEOにのみ依存していると、アルゴリズムの変更で検索順位が下落した場合、集客数が大幅に減少し、売上に直接的な打撃を与えかねません。
メルマガ登録者がいれば、たとえ検索からの流入が減ったとしても、リストに対して直接新商品やキャンペーンの案内を送ることで、安定した売上を確保できます。
外部環境の変化に強い事業体質を築くためにも、SEOとメルマガを組み合わせた集客基盤の構築が欠かせません。



メルマガ登録者は自社の資産です。SEO対策においては、アルゴリズム変動というリスクに対する保険のような役割を果たします。
アクセスはあるもののリストが増えないと悩んでいる方は、BtoB集客の全体像がわかる「SEOリード獲得の教科書」をダウンロードして参考にしてください。
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SEOとメルマガの役割分担


SEOとメルマガの効果を最大化するには、それぞれの役割を明確に分けることがカギです。
顧客の購買プロセスにおける立ち位置を理解し、適切に使い分けましょう。
- SEOは「潜在層」の集客に特化させる
- メルマガは「顕在層」への育成を担う
それぞれの具体的な役割について解説します。
SEOは「潜在層」の集客に特化させる
SEOの主な役割は、まだ自社の製品やサービスを知らない潜在層の集客です。
検索エンジンを利用するユーザーの多くは、自身の課題を漠然と認識しているか、解決策を探し始めたばかりの段階にあります。
このタイミングで性急に商品を売り込んでも、警戒されて離脱につながるだけです。まずはユーザーの疑問や悩みに寄り添い、役立つ情報を丁寧に提供することに徹しましょう。
質の高いコンテンツで信頼を得ることが、次のステップであるメルマガ登録へのスムーズな橋渡しとなります。



SEO記事では売り込みではなく、お役立ち情報の提供に徹するのがポイント。信頼を獲得してから次のアクションを促しましょう。
メルマガは「顕在層」への育成を担う
メルマガの役割は、集客した見込み客との関係性を深め、購買意欲の高い顕在層へ育成することです。
一度接点を持ったユーザーに対して、定期的に有益な情報を届けることで、自社の専門性や信頼性を伝えます。
ユーザーの課題意識が高まり、具体的な解決策を求めるタイミングで、自社サービスを提案することで、スムーズな商談化が期待できます。



メルマガは、時間をかけて顧客を育成し、最適なタイミングでアプローチするためのツールです。
SEO流入をメルマガ登録につなげる導線設計


SEOで確実にリード獲得するためには、ただコンテンツにメルマガへの導線を貼れば良いというわけではありません。
実際には、読者の心理を考慮した効果的なアプローチが求められます。
そこで、ここではメルマガへの登録率を高める4つのテクニックを紹介します。
- 記事の「悩み解決直後」にCTAを設置する
- 検索意図に合わせた「続きの情報」を提示する
- 資料DLやメルマガ登録でハードルを下げる
- 登録フォームの項目数を極力少なくする
記事の「悩み解決直後」にCTAを設置する
メルマガ登録を促すCTAは、設置するタイミングがカギを握ります。
購入や資料請求などの具体的なアクションを促すボタンやテキストのこと。
最も効果的なのは、読者が記事を読んで悩みが解決し、満足度が最高潮に達した直後です。
たとえば、ある問題の解決策を解説した見出しの直後や、記事全体のまとめ部分などが該当します。
読者が「この記事は役に立った」と感じた瞬間に、「さらに詳しい情報はこちら」と提示することで、自然な流れで登録を促せます。



記事の途中に無理に割り込むのではなく、読後感の良いタイミングを見計らってCTAを配置しましょう。
検索意図に合わせた「続きの情報」を提示する
メルマガ登録の特典は、読んでいる記事のテーマと関連性の高いものを用意することがカギです。
たとえば、「SEO 始め方」という記事を読んだユーザーには、「SEO初期設定チェックリスト」を提供するなど、記事の内容をさらに深掘りする資料やホワイトペーパーをオファーにします。
ユーザーがまさに今知りたい情報を提供することで、「その情報が欲しいから登録しよう」という自然な動機付けが生まれます。



検索意図に合致した情報を提供する手法は、登録率の向上が期待できます。
資料DLやメルマガ登録でハードルを下げる
Webサイトを訪れたばかりのユーザーに、いきなり問い合わせや個別相談を促すのは心理的なハードルが高いです。
まずは、より気軽に実行できる小さな行動を促すことが大切です。
具体的な方法として、無料の資料ダウンロードやメルマガ登録が挙げられます。
メールアドレスを登録するだけで有益な情報が得られるという体験は、ユーザーにとって負担が少なく、次のステップに進みやすくなります。



小さな成功体験を積み重ねてもらうことで、将来的な商談へとつなげていきましょう。
登録フォームの項目数を極力少なくする
メルマガの登録フォームは、できるだけ入力項目を少なくすることが離脱を防ぐコツです。
入力項目が多いとユーザーは手間を感じ、登録をためらってしまいます。
理想的なのは、メールアドレスのみで登録が完了する形式です。
もし名前や会社名が必要な場合でも、項目は最低限に絞りましょう。
まずは登録してもらうことを最優先し、詳細な情報はメルマガ配信後のコミュニケーションの中で少しずつ収集していくのが効率的です。



メルマガの項目が1つ増えるごとに登録率は約10%下がるとも言われています。
SEO集客から商談化へ導くステップメール設計


メルマガ登録はゴールではなく、商談化へのスタート地点です。
肝心のメルマガの内容は、登録直後から計画的な情報提供を行う「ステップメール」を活用し、見込み客との関係を構築しましょう。
- 1通目:提供資料の活用法を伝える
- 2〜3通目:失敗事例を提示して課題認識を深める
- 4通目:自社なら解決できる理由を提示する
商談化へ導くためのステップメールのシナリオ例を紹介します。
第1通目:提供資料の活用法を伝える
登録直後に送る1通目のメールは、迅速な価値提供で読者の期待に応えるのが目的です。
登録への感謝を伝えると同時に、ダウンロード資料などの特典をすぐに届けましょう。
資料をただ添付するだけでなく、「この資料の3ページ目にあるチェックリストを使えば、すぐに自社の課題を発見できます」のように、具体的な活用法を伝えることがカギです。
最初に有益な体験を提供することで、2通目以降のメールへの期待感が高まり、開封率の向上につながります。
第2〜3通目:失敗事例を提示して課題認識を深める
2通目と3通目のメールでは、読者の課題意識を深めることを目指します。
多くの人が陥りがちな「よくある失敗事例」や「見落としがちなポイント」を提示するのが効果的です。
自分自身の状況と重なる失敗例を見ることで、読者は課題を「自分事」として捉えるようになります。
なぜ失敗するのか、その根本原因は何かを解説することで、解決の必要性を強く認識させましょう。



この段階では商品を売り込まず、あくまで読者の課題認識を深めるための情報提供に徹することがカギです。
「売り込み」は第4通目まで我慢。2〜3通目は「あなたの課題はこれですよね」と共感を示し、信頼関係を構築するフェーズです。
第4通目:自社なら解決できる理由を提示する
読者の課題意識が十分に高まったタイミングで、初めて自社のサービスを解決策として提案します。
これまでのメールで信頼関係が構築されているため、提案を受け入れてもらいやすくなっています。
なぜ自社のサービスがその課題を解決できるのか、具体的な強みや実績を交えて論理的に説明しましょう。



他社との違いや独自の価値を明確に伝えることが大切です。
最後は、個別相談や詳しい資料請求など、具体的な次の行動へスムーズに誘導する形で締めくくります。
SEO対策でメルマガ導入を検討すべきフェーズ
SEOとメルマガの連携は強力ですが、すべての企業がすぐに始めるべき施策とは限りません。
自社の状況に合わせて、適切なタイミングで導入を検討することが成功のカギです。
- アクセス数が月間3,000を超えたとき
- 検討期間が3ヶ月以上の商材を扱っているとき
- リピート購入やLTV向上を促したいとき
メルマガ導入を検討すべき3つのフェーズを解説します。
アクセス数が月間3,000を超えたとき
メルマガを導入する前提として、ある程度のWebサイトへのアクセス数が求められます。
アクセス数が少なすぎると、メルマガ登録者(リスト)を集めるのに時間がかかり、施策の費用対効果が見合わない可能性があります。
まずはSEO対策に注力し、安定したアクセス基盤を築くことが先決です。
具体的な目安として、月間のアクセス数が3,000を超えたあたりから、メルマガ登録への転換施策を検討し始めると良いでしょう。
十分な母数を確保することで、効率的にリストを獲得できます。月間3,000PV未満の場合は、まずSEOに集中してアクセス基盤を固めてください。



登録率1%として、3,000PVで月30件のリスト獲得が目安になります。
アクセスを増やすこと自体が難しい中小企業の場合は「中小企業がおこなうべきSEO対策」の記事で具体的なアクションを解説しているので、参考にしてください。


検討期間が3ヶ月以上の商材を扱っているとき
高価格帯の商材や、導入の意思決定に時間がかかるBtoBサービスは、メルマガとの相性が良いです。
顧客が購入を決めるまでに複数の情報を比較検討するため、一度の接点だけでは成約に至らないケースがほとんどです。
メルマガを通じて定期的に接触を持ち、有益な情報を提供し続けることで、顧客の検討リストに残り続けられます。



時間をかけた丁寧な情報提供が信頼醸成につながり、最終的な受注確度を高めます。
情報収集のために安定したアクセス源を作りたい場合は「中小企業こそオウンドメディアをやるべき」の記事も参考にしてください。


リピート購入やLTV向上を促したいとき
メルマガは新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客との関係維持にも有効です。
一度商品を購入した顧客に対して、関連商品の案内や活用事例などを配信することで、リピート購入や上位プランへのアップグレードを促せます。
顧客との接点を持ち続けることで、顧客ロイヤルティを高め、LTVの向上に貢献します。
1人の顧客が取引開始から終了までに自社にもたらす売上を示すマーケティング指標のこと。
新規顧客の獲得コストは既存顧客の維持コストよりも高くなる傾向があるため、メルマガを活用した既存顧客へのアプローチは、事業の安定成長に欠かせません。
上司への報告に使えるKPI設計例
SEOとメルマガを連携させた施策の成果を客観的に評価し、改善につなげるためには、適切なKPIの設定が欠かせません。
数字に基づいた報告は、施策の価値を社内で証明するためにも役立ちます。
- フェーズ別のKPI計測方法
- 社内報告資料への落とし込み方
具体的なKPI設計の例と、その活用方法を解説します。
フェーズ別のKPI計測方法


施策の成果は、各フェーズで計測すべき指標が異なります。
まず、Webサイトのアクセス解析ツールで、どの記事からどれだけメルマガ登録があったかを計測します。
次に、メール配信ツールでメルマガの開封率やクリック率を測定し、読者の関心度を把握しましょう。
最終的に、CRMなどのツールと連携し、どのメルマガから商談や受注が発生したかを追跡します。
上記のデータを一元管理することで、施策全体の貢献度を正確に可視化できます。



「PV→登録→開封→クリック→商談→受注」の各段階で数値を計測し、ボトルネックを特定することが改善の第一歩です。
社内報告資料への落とし込み方
施策の成果を社内に報告する際は、ストーリー性を持たせて数値を伝えることがカギです。
単に数字を羅列するのではなく、「SEOで集めたアクセスが、メルマガを通じてこれだけの商談機会を生み出しました」という流れで説明します。
月次レポートには、以下の項目を含めると分かりやすいです。
- メルマガ登録数と登録率
- メルマガ経由の商談数
- メルマガ経由の受注額



上記の数値をグラフなどで視覚的に示すことで、施策の貢献度が一目で伝わり、関係者の理解を得やすくなります。
メルマガ運用以外に「公式LINE」も検討する
顧客とのコミュニケーションツールとして、メルマガだけでなくLINE公式アカウントの活用も広がっています。
それぞれのツールの特性を理解し、自社の目的やターゲットに合わせて使い分けることがカギです。
- メルマガとLINEの使い分け基準
- BtoBでもLINEが有効なケース
- 両方運用する場合の棲み分け
メルマガとLINEの効果的な活用法を解説します。
メルマガとLINEの使い分け基準
メルマガとLINE公式アカウントは、それぞれの特性を理解し、目的に応じて使い分けることが大切です。
メルマガは、長文のコンテンツで深い情報提供ができ、過去の配信内容を保存しやすいアーカイブ性も高いため、じっくり検討するBtoB商材に向いています。
一方、LINEは通知に気づきやすく高い開封率が期待できる即時性が強みです。



短文や画像中心のコミュニケーションが主体となるため、BtoCや若年層向けのサービスと相性が良いです。
BtoBでもLINEが有効なケース
LINEはBtoC向けのイメージが強いですが、BtoBビジネスでも有効な場面があります。
たとえば、セミナーやイベントの参加者募集、開催日時のリマインド通知などに活用すると、高い開封率から参加率の向上が期待できます。
また、採用活動における応募者とのスピーディーな連絡手段や、実店舗を併設しているビジネスでのクーポン配布など、即時性が求められるコミュニケーションにおいてLINEは強みを発揮します。
メルマガと組み合わせて活用することで、アプローチの幅が広がります。



BtoBでもセミナー集客やリマインド通知にはLINEが効果的。「じっくり読ませる情報はメルマガ」「即アクションを促す通知はLINE」と使い分けましょう。
両方運用する場合の棲み分け
メルマガとLINEを両方運用する場合、役割分担を明確にすることがカギです。
たとえば、LINEは速報性の高い情報やイベントのリマインド通知に特化させ、ユーザーの行動を瞬間的に促す目的で使います。
一方でメルマガは、深い知識を提供するコラムや事例紹介など、じっくり読んでもらいたいコンテンツの配信に用います。
LINEで興味を引き、メルマガで理解を深めてもらうといった連携も効果的です。



各ツールの強みを活かして、最適な情報配信を行いましょう。
メルマガ配信がSEO効果に与える好影響
メルマガはSEOで集めたアクセスを受け止めるだけでなく、SEO施策そのものを強化する効果も期待できます。
メルマガ読者との良好な関係が、間接的にWebサイトの評価を高めるのです。
- 公開直後のインデックス登録を促進する
- 指名検索増加によりドメインパワーを底上げする
- エンゲージメント改善により評価を高める
メルマガ配信がSEOに与える3つの好影響について解説します。
公開直後のインデックス登録を促進する
Webサイトに新しい記事を公開した際、メルマガで読者に告知することで、公開直後から多くのアクセスを集められます。
これにより、検索エンジンのクローラーが迅速に記事を認識し、インデックス登録を促す効果が期待できます。
Webサイトの情報を収集する検索エンジンのプログラムのこと。
インデックス登録が早まることで、新しい記事が検索結果に表示されるまでの時間を短縮できます。
特に情報の鮮度が求められるトピックでは、この初動の速さが検索順位に影響を与える場合があります。
指名検索増加によりドメインパワーを底上げする
メルマガを通じて継続的に価値ある情報を提供することで、読者は企業やブランドに対して信頼感を抱くようになります。
その結果、「〇〇社のブログが見たい」といった、社名やブランド名での指名検索が増加します。
指名検索の多さは、そのサイトがユーザーから支持されている証として、検索エンジンからの評価を高める一因となります。
Googleが重視するE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の向上にもつながり、Webサイト全体のドメインパワーを底上げする効果が期待できます。



「指名検索の増加」はブランド力の証。メルマガで「あの会社の情報をまた読みたい」と思わせることが、SEO評価の向上にもつながります。
エンゲージメント改善により評価を高める
メルマガ読者は、一般的な検索ユーザーに比べて、その企業や情報に対して高い関心を持っています。
そのため、メルマガ経由で記事を訪れた読者は、記事を最後まで熟読したり、関連ページを回遊したりする傾向が強いです。
こうした質の高い読者の行動は、Webサイトの平均滞在時間や直帰率といったエンゲージメント指標を改善します。
検索エンジンは、ユーザーの満足度が高いサイトを高く評価するため、良好なエンゲージメントは検索順位に対して間接的に良い影響を与えます。
SEO × メルマガの成功事例
SEOとメルマガを連携させることで、実際にどのような成果が生まれるのでしょうか。
具体的な成功事例を通じて、施策のイメージを明確にしていきましょう。
事例①:メルマガ導入でリード獲得月5件→30件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入前 | 月間4万PV、リード獲得月5件、リード獲得率0.01% |
| 施策 | ・施策①:記事下CTA設置(検索意図に合ったホワイトペーパー) ・施策②:週2〜3回のメルマガ配信(失敗事例→解決策の4通シナリオ) ・施策③:ステップメール4通目で個別相談へ誘導 ・導入後(3ヶ月):リード獲得月30件、リード獲得率0.075%(6倍) |
| 導入後 | リード獲得月30件、リード獲得率0.075%(6倍) |
| 期間 | 9ヶ月 |
弊社の支援しているBtoB向けのECサイトでは、SEOで月間約4万アクセスを集めていましたが、問い合わせは月に5〜10件程度でした。
ECサイトやオウンドメディアには、問い合わせへの導線を設置していたものの、ユーザーニーズに対してハードルが高すぎるためにほぼ成約しない状態です。
そこで、弊社では社内イベントのお悩みや景品選びに役立つコンテンツを配信したところ、リード獲得数が月20件程度に増加。



成功の要因は売り込みではなく、
価値提供を優先した点にあります。
アクセスユーザーの悩みに寄り添うコンテンツとメルマガの組み合わせが、自然な形で商談機会を生み出した好例です。
事例②:セミナー宣伝ばかりで購読解除が急増
とあるBtoB企業では、早期の成果を求めるあまり、自社サービスのセミナー宣伝ばかりを配信し続け、大量の購読解除を招きました。
読み手のニーズを考慮せず、企業側が「言いたいこと」を一方的に送りつけるチラシのような状態になっていたのです。
まだ強い興味がない状態で毎週のように宣伝が届くことで、読者はネガティブな印象を持ち、次々と登録を解除していったそうです。
さらに、反応が減るとメールサービスからエンゲージメントが低いと判断され、迷惑メールフォルダに振り分けられるリスクもあります。



メルマガ登録者は「情報が欲しい」のであって「売り込まれたい」わけではありません。本記事で解説したステップメールのシナリオを守ることがカギです。
参考:Web担当者Forum「BtoBメールマーケティングの落とし穴」
よくある質問
SEO×メルマガの効果が出るまでどのくらいかかりますか?
成果を実感できるまでの期間は3〜4ヶ月程度です。
ビジネスの状況によって異なりますが、メルマガ登録者の構築に1〜2ヶ月程度かかります。
その後、ステップメールなどを通じて見込み客を育成し、安定的に商談が発生するまでには、合計で3〜4ヶ月程度を見込むのが現実的です。
焦ってすぐに成果を求めるのではなく、まずはメルマガ登録率の改善など、目の前の指標から一つずつ改善していくことがカギです。
メルマガのバックナンバーはブログ記事として公開しても良い?
メルマガのバックナンバーをブログ記事として公開することは可能ですが、注意点が2つあります。
- ブログ記事側にcanonicalタグを正しく設定する
- 表現をWeb公開用に修正する
重複コンテンツとみなされるのを防ぐため、ブログ記事側にcanonicalタグを正しく設定しましょう。
加えて、メルマガの読者向けに書かれた内輪の表現などを、Web公開用に修正しなければならないケースもあります。
内容をリライトし、誰が読んでも理解できる客観的な情報として再編集することで、新たなSEOコンテンツとして資産化できます。
SEO集客したユーザーへの配信頻度は週に何回が適切ですか?
一般的なBtoBビジネスの場合、週に1回から隔週に1回程度の配信が目安となります。
最適な配信頻度は、読者との関係性や提供するコンテンツの質によって変わります。
大切なのは、読者にとって「うざい」と感じさせず、かつ自社のことを「忘れさせない」絶妙なバランスを見つけることです。
まずは週に1回から隔週に1回程度から始め、読者の開封率やクリック率、配信停止率などの反応を見ながら、自社にとって最適な頻度を調整していくことをお勧めします。
BtoB企業ですが、メルマガよりもLINE公式アカウントの方が良いですか?
一概にどちらが良いとは言えず、ターゲット層や商材によって最適なツールは異なります。
たとえば、経営層や管理職向けの専門的な情報を長文で伝えたい場合は、メルマガが適しています。
一方、若手社員向けにイベントの告知や短いTipsを届けたい場合、開封率の高いLINE公式アカウントが有効なケースもあります。
自社の顧客が普段どのツールで情報収集しているかを考慮し、最もメッセージが届きやすい媒体を選択しましょう。
メルマガを書く専任担当者がいない場合どう運用すべき?
専任担当者がいない場合でも、工夫次第でメルマガ運用は可能です。
最も効率的なのは、既存のコンテンツを再利用する方法です。
たとえば、過去に公開したブログ記事の要点をまとめて配信したり、いくつかの記事をテーマに沿って再編集したりすることで、少ない工数でコンテンツを作成できます。
また、メルマガの構成をテンプレート化しておくのも有効です。毎回構成を考える手間が省け、執筆時間を大幅に短縮できます。
まずは無理のない範囲から運用を始めましょう。
SEOライティングとメルマガの文章術にはどのような違いがある?
SEOライティングとメルマガの文章術では、目的が異なるため、求められる書き方も変わります。
SEOライティングの主な目的は、検索エンジンの上位表示と、検索意図への的確な回答です。そのため、客観的な事実に基づき、論理的で分かりやすい文章構成が求められます。
一方、メルマガの目的は、読者との関係構築と行動喚起です。共感を呼ぶ語り口や、読者の感情に訴えかけるストーリーテリングが有効になります。
SEOライティングよりも、書き手の個性や熱量を伝えやすいのが特徴です。
さらに体系的なノウハウを知りたい方は、月30件のリード獲得を達成した戦略をまとめた「SEOリード獲得の教科書」もぜひご覧ください。

