「SEOとリスティング広告の違いを知りたい」
「SEOとリスティング広告をどう使い分けたらいいの?」
「自社サイトを上位表示させたい」
SEOとリスティング広告は、それぞれ最適な場面や使い方が異なり、中長期的な集客ならSEOが短期的な集客ならリスティング広告がおすすめです。
ただし、いずれかの集客方法に頼りすぎていては、アルゴリズムや市場の変動などが起こった際に集客が見込めなくなるリスクがあります。
福田卓馬SEOならGoogleコアアップデート、リスティング広告なら競合の参入によるクリック単価の高騰といったリスクがあげられます。
そこでこの記事では、200社以上のSEO対策を支援してきたEXTAGE株式会社が、SEOとリスティング広告のどちらを導入すべきかを判断できるよう以下の内容について解説します。
SEO対策とリスティング広告で迷っている方は、参考にしてみてください。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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広告費の増加に悩む企業にとって、リスティング広告とSEOの使い分けは重要ですが、どちらか一方だけの「部分最適」では限界があります。EXTAGEは、両者の強みを掛け合わせたクロスチャネル戦略で、持続的なリード獲得を実現します。
無料相談も可能なので、オウンドメディア運用にお悩みの方は、お気軽にご連絡ください!
SEOとリスティング広告の違いを一覧表で比較
SEOとリスティング広告は、どちらも検索エンジンからの集客手法です。しかし、性質は大きく異なるため「どちらが優れているか」という2択ではなく、目的と予算に応じた使い分けが重要です。
そこでここでは、両者の特徴を以下の表に整理したので比較してみましょう。
| SEO | リスティング広告 | |
|---|---|---|
| 掲載位置のコントロール | アルゴリズムが非公開で 予測しづらい | 広告ランクにもとづいていて 予測・管理がしやすい |
| 即効性 | 半年~1年程度 かかる | 出稿すればすぐに 宣伝効果が見込める |
| クリック率 | 上位を獲得できると 閲覧者は増える傾向にある | 「広告」と明示されるため ユーザーに警戒されやすい |
| 費用の安さ | 予算にあわせて 低コスト運用もできる | 出稿を辞めるまでは 継続して費用がかかる |
| 効果の持続性 | 上位表示できれば その記事が資産となり 継続的に集客してくれる | 出稿を辞めると すぐに効果がなくなる |
| 信頼性 | Googleからの 評価を挟むことで 信頼を得やすい | 広告ランクを調整できるため 必ずしも信頼性が 高いとはいいがたい |
| 掲載位置の違い | 広告の下部に表示され スクロールの手間がかかる | 検索結果の上部に表示され ユーザーの目につきやすい |
| 単価設定の柔軟性 | ランニングコストを 抑えられるため 自由に決めやすい | 広告出稿費用を加味した 単価設定にする 必要がある |
| ターゲット層の広さ | 悩み解決に向け情報を 探しているため 幅広くアプローチできる | 目的が明確で 角度の高いユーザーを 取り込める |
福田卓馬ここからわかるように、明日からの集客に困っているならリスティング広告を優先したほうがよいと言えます。
ただし、ずっと広告費を払い続けるリスクを避けるためにも、並行してSEO対策を実施するのがおすすめです。
SEOとリスティング広告の本質的な9つの違い
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンの自然検索結果で上位表示を目指す施策です。コンテンツの質を高め、サイト構造を最適化することで、Googleなどの検索エンジンから評価されることを目指します。
一方で、リスティング広告とは、検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーが検索したキーワードに応じて表示されるクリック課金型広告です。Google広告やYahoo!広告などが代表的で、予算と入札額に応じて掲載順位が決まります。
ここでは、具体的な違いを9つの観点から見ていきましょう。
優先的に取り組むべき対策がどちらなのかを検討する際にお役立てください。
なお、SEOについてもっと詳しく知りたい方は、関連記事「SEO対策とは?やり方や意味、実践手順までわかりやすく解説」にて確認できます。あわせて参考にしてみてください。

1.掲載順位のコントロール性
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| アルゴリズムが非公開で 予測しづらい | 広告ランクに基づいていて 予測・管理がしやすい |
福田卓馬リスティング広告は掲載順位をコントロールできますが、SEOは制御できません。
Google広告にも明記されているとおり、リスティング広告は入札額と品質スコア(広告の関連性や品質)によって掲載順位が決まります。
そのため、予算を増やせば上位表示の可能性が高まり、リアルタイムで調整が可能です。
一方、SEOはGoogleのアルゴリズムによって順位が決定されます。コンテンツの質、被リンク、ユーザー体験など複数の要素が影響するため「明日から1位にする」といったコントロールはできません。
こうした理由から、新商品を打ち出したタイミングなどでは、即効性の求められるリスティング広告のほうが優位であるといえます。
2.効果が出るまでの即効性
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 半年~1年程度 かかる | 出稿すればすぐに 宣伝効果が見込める |
リスティング広告は、広告を出稿した瞬間から検索結果に表示され、すぐにユーザーの流入を見込めます。設定さえ完了すれば、数時間以内にアクセスを確認できることもあるほどです。
対してSEOは、Googleがサイトをクロールし、評価し、インデックスに反映するまでに時間がかかります。
福田卓馬新規ドメインや競合の多いキーワードでは、上位表示されるまでに6ヶ月〜1年以上かかるケースもあります。
SEOとリスティング広告においては、以下の図のようにイメージしておくといいでしょう。

そのため、新商品の発売キャンペーンを来週に控えているといった急を要する場面では、SEOでは間に合いません。短期的な成果が求められるケースでは、リスティング広告を選択したほうが賢明です。
3.クリック率(CTR)の差
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 上位を獲得できると 閲覧者は増える傾向にある | 「広告」と明示されるため ユーザーに警戒されやすい |
ユーザーは「広告」と明示されているリスティングよりも、自然検索結果を信頼する傾向があります。
実際、検索結果1位のSEOは約40%のクリック率を誇るのに対し、リスティング広告は約2%にとどまっています。なお、2位以下のクリック率は以下のとおりです。
| 順位 | SEO | リスティング広告 |
|---|---|---|
| 1位 | 39.8% | 2.1% |
| 2位 | 18.7% | 1.4% |
| 3位 | 10.2% | 1.3% |
| 4位 | 7.2% | 1.1% |
福田卓馬同じ順位でも、SEOのほうが圧倒的に多くのクリックを獲得できることがわかります。
長期的に安定した集客を目指すケースなら、SEOでの上位表示が費用対効果に優れています。
ただし、数値はあくまでも目安となるため、ユーザーが魅力的に感じない場合には、クリック率は低くなる傾向です。
どうすればクリック数が向上するかは、関連記事「SEO順位とクリック率の関係とは」にてご確認ください。

4.費用の安さ
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 予算にあわせて 低コスト運用もできる | 出稿を辞めるまでは 継続して費用がかかる |
長期的にはSEOのほうがコスト効率がよいといえます。一度上位表示されれば、継続的に無料でクリックを獲得できるためです。
一方で、リスティング広告は出稿中は集客が見込めますが、停止すればすぐにアクセスがなくなる特性があります。また、クリックごとに費用が発生する仕組みのため上限がありません。
外注するとなると、以下のような費用感となることが想定されます。
| 項目 | SEO | リスティング広告 |
|---|---|---|
| 月額費用 | 20万円~ | ・10万円~(運用費) ・クリック数に応じた費用 |
| 1クリックあたり | 実質0円 | 1円~数千円 |
| 年間コスト(目安) | 240万円~ | 120万円~+クリック数に応じた費用 ※上限なし |
とくに「転職」「クレジットカード」といった、競合が多くパワーのある企業が出稿しているキーワードでは、クリック単価1,000円以上かけないと表示すらされないケースもあります。
福田卓馬コストを抑えた運用をしたい場合には、SEOを優先して取り組むのがよいです。
外部のSEO会社に依頼した場合の詳しい相場を知りたい方は、関連記事「SEO対策の費用相場はいくら?」をあわせてご覧ください。

5.効果の持続性
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 上位表示できれば その記事が資産となり 継続的に集客してくれる | 出稿を辞めると すぐに効果がなくなる |
SEOは一度上位表示を獲得できれば、継続的にアクセスを集められる点が大きな強みです。
コンテンツは資産として蓄積されるため、広告費をかけなくても安定した集客が可能になります。検索順位を維持できれば、長期的なアクセス増加やブランド認知向上にもつながるでしょう。
一方、リスティング広告は出稿をやめた瞬間に表示されなくなるため、集客効果はその時点で途絶えてしまいます。

持続的な集客基盤を築きたい場合はSEOを中心に据え、必要に応じてリスティング広告を併用するのが効果的です。
福田卓馬SEOは正しい知識とスキルを身につければ、アクセス数を増やしていくことも可能です!
SEOの効果とは何か、リスティング広告にはないSEO対策のメリットを詳しく知りたい方は「SEOのメリット5選|広告依存から脱却し集客を資産化する方法」の記事をご覧ください。

6.ユーザーからの信頼性
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| Googleからの 評価を挟むことで 信頼を得やすい | 広告ランクを調整できるため 必ずしも信頼性が 高いとはいいがたい |
SEOで上位表示されている記事は、読者からの信頼を得やすい傾向があります。
Googleは、検索順位を決定する際にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性) を重視しているため、上位に読者の知りたい情報が詰まった記事が並ぶためです。

根拠のある正確な情報や専門家による解説は評価されやすく、信頼度の高い記事が検索結果の上位に集まる仕組みになっています。
一方、リスティング広告は入札価格や広告ランクを調整すれば表示できるため、必ずしも情報の正確性や信頼性が担保されているわけではありません。
福田卓馬さらにユーザーの中には「広告=宣伝」と捉える人も多く、自然検索の結果と比べると信用度が低く見られやすい傾向があります。
このように、SEOとリスティング広告では「検索結果における信頼性」に明確な差があります。長期的にユーザーからの信頼を築きたい場合は、E-E-A-Tを意識したSEO施策を優先的に取り組みましょう。
7.掲載位置の違い
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 広告の下部に表示され スクロールの手間がかかる | 検索結果の上部に表示され ユーザーの目につきやすい |
掲載位置は次のように、上部にリスティング広告が表示され、その下部にSEO記事が表示されます。

リスティング広告は、SEO記事よりも検索結果の上部に表示されるため、目に触れる機会が多くなり、ユーザーにとっては認識されやすくなります。
福田卓馬とくにモバイル表示の場合には、広告枠が画面の大半を占めるため、自然検索結果はスクロールしないと見えない状況です。
そのため、上位表示させて目に触れる機会を増やすという点では、リスティング広告の方が優れています。
8.単価設定の幅
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| ランニングコストを 抑えられるため 自由に決めやすい | 広告出稿費用を加味した 単価設定にする 必要がある |
ビジネスにおいて、支出を鑑みて商品単価を検討する必要があります。そのため、赤字を生まないためにも、施策を打つ前にどれくらいの費用がかかるかを想定しておくことが重要です。
福田卓馬リスティング広告の費用は、クリック単価(CPC)とコンバージョン率(成約率)によって決まります。
広告をクリックしたユーザーのうち、どれくらいの割合が実際に商品を購入したかを示す指標。
コンバージョン率が3%であれば、100回クリックされるとそのうち3回が購入に結びつくことになります。
このコンバージョン率を基に、クリック単価が50円の場合に必要な広告費用を計算してみましょう。
1回の成約にかかる費用
= クリック単価 ÷ 成約率(コンバージョン率)
= 50円 ÷ (3 ÷ 100)
= 約1,650円
商品単価が1,000円だと、1回の購入で1,650円の広告費がかかるため、利益が圧迫される可能性があります。
一方、SEOは費用がかからないため、商品単価を自由に設定でき、広告費で利益が圧迫される心配もありません。
しかし、リスティング広告では、クリック単価を低く設定することが難しく、広告費が商品の利益に大きく影響を与える点がデメリットです。
9.ターゲット層の広さ
| SEO | リスティング広告 |
|---|---|
| 悩み解決に向け情報を 探しているため 幅広くアプローチできる | 目的が明確で 角度の高い ユーザーを取り込める |
SEOでは情報を探しているが購入は迷っているユーザーが、リスティング広告では特定の購買意欲が高いユーザーが流入してきます。
そのため、リスティング広告では即効性のあるターゲティングが可能です。たとえば「ダイエットサプリメント」や「SEOツール」といった具体的なキーワードを検索したユーザーに対して、関連する広告を出すことができます。
一方、SEOでは、検索エンジンの結果に基づいて上位に表示されます。そのため、ターゲット層は広範囲にわたり、ユーザーがどのような検索意図で検索しても、関心がある情報を提供可能です。
検索結果に表示されるコンテンツがユーザーのニーズに合致していれば、幅広いユーザー層にリーチできるのがSEOの大きな魅力です。潜在ニーズを持つユーザーを狙う場合にも有効だといえます。
福田卓馬どちらのターゲット層を狙いたいかを見定め、SEOとリスティング広告を上手に使い分けましょう。
なお「自社にはどちらが合っているのか」と迷う方は、EXTAGEの事例集を参考にしてみてください。同業他社がどのような戦略を取ったのかを無料で確認できます。
集客の目的や予算、商材によって最適な施策は異なるので、まずは他社がどのように壁を乗り越えたのかを探ってみてください。
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200社以上のマーケティングに携わってきたEXTAGEが、成功事例から成功したメディアの共通点、そこから学べる「今日からできる実践テクニック」を無料配布!無料で受け取って活用してください。
SEOとリスティング広告を使い分けるための6つの判断基準
SEOとリスティング広告には、それぞれ得意な場面があります。効果的に集客を行うためには、状況に応じて適切に使い分けることが重要です。
ここでは、以下3つの視点から解説します。
目的に合わせて、最適な施策を検討しましょう。
1.目的・期限
福田卓馬1〜3ヶ月の短期間で成果を出したいならリスティング広告、6ヶ月以上の安定集客を目指すならSEOという基準で判断しましょう。
ビジネスには「今すぐ売上が必要」という局面と、「将来に向けて基盤を作る」という局面があります。リスティング広告は即効性があり、SEOは遅効性がある、という特性を理解することが重要です。
資産構築の面でいえば、弊社がSEOを支援した企業において、ゼロから立ち上げたメディアがあります。5ヶ月で月6,000PV、LINE登録15件/月を達成し、SNS経由以外かつ指名検索ではないユーザーのリスト獲得ができるようになった事例です。
ただ、言い換えると「結果が出るまでに5ヶ月」というビジネスにおいては少し長く感じられる期間を投資する必要があったということです。
期限が明確に決まっている場合には、その期間に応じて手法を選択しましょう。
2.予算規模
月予算30万円以下ならSEOを優先し、月予算50万円以上ならリスティングとSEOを並行投資するのがおすすめです。
リスティング広告は、ある程度まとまった予算がないと十分な表示回数を確保できません。とくに競合の多い業界では、月10〜20万円程度の予算ではクリック数が限られ、統計的に有意なデータが取れない可能性があります。
一方SEOは、初期投資こそ必要ですが、一度コンテンツを作成すれば継続的に集客できるのが利点です。
福田卓馬予算が限られている場合は、SEOコンテンツ制作に投資したほうが資産となります。
限られた予算を最大限活用するには、長期的な視点でSEOに投資し、余裕ができたらリスティングで即効性を追加する、という順序が賢明です。
3.商材単価・LTV(顧客生涯価値)
扱う商材の単価によって、使い分けが必要です。基本的には、低単価の商品はSEO、高単価の商品はリスティング広告が適しています。
低単価の商品をリスティング広告で販売すると、クリック課金によって広告費が利益を圧迫し、赤字になるリスクがあります。
福田卓馬低単価商品ではSEOで上位表示を目指し、安定的にターゲットを集めるほうが効果的です。
ほかにも、LTV(顧客生涯価値)が高い商材にも、リスティング広告が向いています。
LTV(ライフタイムバリュー)とは、ある顧客が自社と取引を開始してから終了するまでの全期間において、自社に対してどれだけの利益や価値をもたらすかを算出した指標のこと。
一方、高単価商品では1件の成約あたりの利益が大きいため、リスティング広告の費用をかけても十分に採算が取れるケースが多く見られます。
自社で販売に力を入れたい商品の単価を見直し、SEOとリスティング広告のどちらが適しているかを検討してみましょう。
4.業種別の戦略
福田卓馬業種によって、SEOとリスティング広告の効果は大きく異なるため、自社の特性を理解したうえで戦略を立てることが大切です。
たとえば、BtoBでサービスを展開していて検討期間が長くなりがちな場合には、SEOが効果的です。最終決定にいたるまでに情報収集をするフェーズが必要となります。
「〇〇 おすすめ」「〇〇 導入事例」といったキーワードでの上位表示を狙ったコンテンツを拡充することで、検討段階の見込み客へ幅広くアピールできます。
まずは自社のサービスがどのように検討され、最終決定にいたるのかを明確に洗い出しましょう。
関連記事「BtoB企業のSEO対策11ステップと取り組むべきメリットを解説」では、BtoB企業向けに優先度の高いSEO対策を解説しています。こちらもチェックしてみてください。

5.競合状況
競合が少ないニッチな市場ならSEOでの上位独占を目指すのが得策です。しかし、競合が多いレッドオーシャンな市場ならリスティングで確実に露出を確保すべきといえます。
SEOは競合サイトのドメインパワーやコンテンツの質に大きく影響されるため、強力な競合が既に上位を占めている場合には、新規参入で上位表示を狙うのは困難です。
福田卓馬一方、リスティング広告は予算さえ確保すれば、競合に関係なく露出を確保できます。
なお、競合サイトのドメインパワーはAhrefsやUbersuggestといったツールでチェックできます。自社が勝てる領域なのかを見極めましょう。
ドメインパワーについては、関連記事「ドメインパワーの目安は? 競合との比較方法」にて詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

6.社内リソース・運用体制
SEOとリスティング広告では、必要な社内リソースと運用体制が大きく異なります。自社の体制に合わせて選択するのが、無理のない運用を進めるためにも必要です。
なお、SEOとリスティング広告で発生する、一部の実作業は以下のとおりです。
| SEO | リスティング広告 | |
|---|---|---|
| 発生する実作業 | ・キーワードを選定する ・構成案を作成する ・記事を執筆する ・入稿する ・リライトをする など | ・キーワードを選定する ・入札単価を調整する ・キャンペーンを設定する ・広告文を検討する ・計測タグを設置する など |
SEOであれば、この作業を遂行するために、質の高いコンテンツを作り続けるためのライター、編集者、あるいはWeb担当者の工数確保が必須です。
一方で、リスティング広告の場合には、管理画面を操作し、数字を見てPDCAを回すマーケターや運用担当者が必要です。
福田卓馬社内に「書ける人」がいるならSEO、「数字を見て判断できる人」がいるならリスティング、という基準で判断してもよいでしょう。
SEOとリスティング広告は併用により相乗効果が生まれる4つの理由
「SEOかリスティングか」という二者択一ではなく、両者を戦略的に併用すれば相乗効果が生まれます。
併用によりどのような効果が得られるのかを確認し、自社に導入すべきかを検討してみてください。
1.検索結果ページの占有率を高められる
福田卓馬SEOとリスティング広告の両方で表示されることで、検索結果ページでの視認性が飛躍的に高まります。
検索結果の1ページ目に記事とリスティング広告のどちらもが表示されると「この会社は信頼できそう」という印象を与えられるためです。
また、仮にユーザーが広告をスキップしたとしても、自然検索結果でもう一度自社サイトが目に入るため、クリック率向上が見込めます。
検索結果ページの占有率を高めることで、認知力アップにつながり、結果的にはブランディング効果も高まるのがメリットです。
2.リスティング広告のデータをSEOに活用できる
リスティング広告で得られるデータは、SEOを最適化するための貴重な情報源となります。
広告は即座にデータが取れるため「どのキーワードからの成約率が高いか」「どの訴求が刺さるか」を短期間で検証可能です。
福田卓馬わかった結果はSEOに反映させることで、より効果的なコンテンツ制作ができるようになります。
たとえばリスティング広告を運用していて「初期費用0円」と打ち出した際のクリック率がよかったとします。SEO記事内のCTAボタン周辺にマイクロコピーとして置いておくと、効果が表れるといったイメージです。
リスティング広告から得られた知見はSEOにも活かせるため、併用により効果の最大化が目指せます。
3.ナーチャリングによるクロージングが期待できる
SEOで潜在顧客と接点を持ち、リスティングで再アプローチすることで、見込み客の取りこぼしが少なくなります。ユーザーは、以下の段階を経て購買にいたるためです。
- 認知
- 興味
- 比較
- 購入
たとえば「メール配信 自動化 方法」というキーワードでSEO記事を読んでもらうとします。この段階では購買意欲は低いものの、メルマガ登録やホワイトペーパーダウンロードで接点をつくることが目的なため問題ありません。
その後、一度サイトを訪問したユーザーに対し、リターゲティング広告で「無料トライアル」を訴求します。比較検討段階のユーザーが導入事例や価格ページへ流入することで、購買意欲の高い顧客を取り込むことが可能です。
福田卓馬SEOでの役割は「認知・興味」、リスティングにおいては「比較・購入」を得意とするため、組み合わせにより長期目線で販売導線を設計できます。
4.アルゴリズム変動によるリスク分散をしておける
Googleは年に数回、アルゴリズムアップデートを実施します。これにより、ある日突然順位が急落し、トラフィックが半減することも珍しくありません。

SEOだけに頼っていると、この変動リスクをすべて背負うことになります。
福田卓馬SEOとリスティング広告を併用する最大のメリットは、リスク分散による集客の安定化です。
リスティング広告を併用していれば、SEOの順位が変動した際でも、広告枠を通じて確実にユーザーへのアプローチを継続できます。
中長期的な資産となるSEOと、即効性とコントロール性に優れた広告を組み合わせることで、外部要因での変化に左右されにくい集客基盤を構築可能です。
SEOとリスティングの併用による成功事例
福田卓馬BtoB向けのサービスを展開していた企業が、SEOとリスティングの併用により、ユーザー数が約7倍となった事例を紹介します。
支援する前は、コンテンツにおける検索順位は上位表示できていたものの安定しないことから、売上にも影響している状態でした。

また、リスティング広告単体ではなかなか利益が伸びないという2つの課題を抱えていました。
そこで、まずはリスティング広告費の予算を増額していただきました。ただ、即効性はあっても広告費がかさむ状態が続くのは喜ばしくないため、並行してSEOでもサポートをします。
予算の範囲内でできる、以下の3つをSEOの観点では重点的にサポートすることにしました。
- 構成案の作成
- 専門的な知見のあるライターのアサイン
- 記事の権威性を高める監修者のアサイン
こうした支援により、自然検索からの流入数は約3,000ほどだったのが、1年半で2万ユーザー超え。利益率としても約2倍という成果が出ているほど、大きな躍進を見せました。
主要キーワードはSEOで上位表示を獲得し、リスティング広告は取りこぼし防止や新規開拓に特化するという効率的な運用体制が確立できた、理想的な成功事例です。
よくある質問
SEOとリスティング、どちらか一方だけでは成果が出ませんか?
一方だけでも成果は出ますが、併用することで相乗効果が生まれ、費用対効果が最大化されます。
ただ、リスティング広告では短期成果が狙え、SEOで中長期資産の構築ができます。目的が異なるため、できれば併用するのがおすすめです。
SEOの効果が出るまで、具体的にどれくらいかかりますか?
一般的に6ヶ月~1年が目安ですが、競合性やドメインの強さ、コンテンツの質によって変動します。

新規ドメインを取得してゼロからスタートする場合は、1年以上かかるケースもあります。すでにドメインパワーがある場合は、3〜4ヶ月で効果が出始めることもあるため、一概には言えません。
福田卓馬SEOにおいて成功するには、焦らず継続的にコンテンツを発信し続けることが重要です。
リスティング広告のクリック単価が高騰してきた場合、どう対処すべきですか?
品質スコアを改善、ロングテールキーワードにシフトチェンジ、SEOで同じキーワードをカバーするといった対策が有効です。
| 対処法 | 具体的な対策方法 |
|---|---|
| 品質スコアの改善 | 広告文とランディングページの内容を一致させ、 ユーザー体験を向上させることでクリック単価を下げる |
| ロングテールキーワードに シフトチェンジ | 「転職 30代 未経験 IT」といった、 深い悩みを拾えるキーワードで出稿し直す |
| SEOで同じキーワードをカバー | 高騰したキーワードは広告を停止し、 同キーワードでコンテンツを制作し上位表示を狙う |
自社に合った対策で広告費における高騰化リスクを防ぎましょう。
BtoBビジネスの場合、リスティングとSEOの予算配分の目安は?
初期段階ではリスティングに60%、SEOに40%でスタートし、半年〜1年後にSEOの比率を高めていくのが一般的です。
ただし、BtoBは商品・サービス購入までの検討期間が比較的長くなりがちです。そのため、中長期的にはSEO比率を高めたほうが効果は安定する傾向にあります。
福田卓馬初期は即効性のあるリスティングで見込み客を獲得しつつ、並行してSEOコンテンツを蓄積していく戦略で効果の最大化を目指しましょう。
SEO対策を外注する場合の費用相場は?
サービス形態によって価格が異なりますが、まるっと外注するなら目安は月額20万円~を見込んでおくと安心です。

自社の予算と目的に応じて、最適なサービス形態を選びましょう。
リスティング広告を検討・外注される場合は「リスティング広告の運用代行おすすめ15社|選び方や依頼までの流れを解説|malna株式会社」の記事も参考にしてください。
