SEO外部対策とは?効果的な施策12選とペナルティ回避のポイント

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「SEOに効果的な外部対策ってなに?」
「どうすればサイトの評価を上げられる?」

SEOのひとつに「外部対策」があることは知っているけれど、効果や具体的なやり方がわからず、二の足を踏んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。

外部対策は、Googleも公認しているSEO施策で、正しく対策すれば外部からのサイトの評判を高め、検索順位の向上や指名検索の増加といった効果を見込めます。

本記事では、100社以上のサイトを成果に導いてきたEXTAGE株式会社だからこそわかる、外部対策のしくみやメソッドをまとめました。

  • SEOにおける外部対策の概要
  • 被リンクを獲得する方法
  • やってはいけないNGな外部対策
  • 初心者でも外部対策ができる解析ツール

最後まで読めば、自社サイトを読者やGoogleから選ばれるメディアに成長させられるので、参考にしてください。

監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
>>詳しいプロフィールはこちら

なお、EXTAGE株式会社では、外部対策だけでなくSEO全般に関するオーダーメイドのフルサポートをおこなっています。今なら期間限定で無料相談を実施しているので、ぜひ今のうちに申し込んでくださいね!

目次

SEOの外部対策とは

SEO外部対策とは、自社サイト以外(外部)からの評価を高めてGoogle検索順位を上げる施策のことです。

具体的には「被リンク獲得」「サイテーション獲得」「SNS活用」の3つが主な手法として挙げられます。

わかりやすく例えるなら、Webサイトは「家」で、外部対策は「家の評判」を広めることです。どんなに立派な家を建てても、誰もその存在を知らなければ訪れる人はいません。

Webサイトの評判を集めるイメージ

逆に、評判だけが先行して実際の家がボロボロだったら、訪れた人はすぐに帰ってしまいます。

福田卓馬

SEOで成功するには内部と外部の両方からアプローチする必要があるということです。

内部対策との違い

外部対策と内部対策の違い

外部対策と内部対策のもっとも大きな違いは、自分でコントロールできるかどうかです。

そもそも内部対策とは

内部対策とは、サイト構造の最適化、ページ速度の改善、内部リンクの設置など、Webサイトの内部を整えてGoogleに正しく情報を伝えるための施策のこと。

内部対策では、コンテンツの修正、サイト構造の見直し、ページの読み込み速度の改善といった施策が多いです。ほとんどが自身でコントロールできます。

一方、外部対策では、他のサイトがあなたのコンテンツをリンクしてくれるか、SNSでシェアしてくれるか相手次第。だからこそ、他者から選ばれるだけの価値を提供するという本質的な努力が求められます。

福田 卓馬

SEO対策として、優先度が高いのは内部対策ですが、外部対策も重要です。

Googleから「価値のあるサイト」と認識してもらうために、外部と内部の両面からサイトをブラッシュアップさせましょう。

なお、内部対策については関連記事「SEOにおける12の内部対策!検索上位に表示させるポイントも紹介」で詳しく解説していますので、参考にしてください。

外部対策が大事だといわれる理由

外部対策が重要視される理由は、Googleが掲げる「E-E-A-T」の評価基準に直結するからです。わかりやすくいえば、信頼できるサイトのほうが検索順位が上がりやすいということです。

EEAT

なかでも、「権威性」と「信頼性」は第三者からの客観的な評価によって証明されます。

福田 卓馬

「私は専門家です」と自分で言うより、他の人が「この人は専門家だ」と評価してくれるほうが説得力がありますよね。

被リンクはまさにこの「第三者からのお墨付き」です。

弊社の支援させていただいたメディア様のデータを見ても、自社サイトにリンクを飛ばしているサイト数が増えるに伴い、サイトの評価も向上していることがわかります。

参照ドメイン数とドメイン評価の相関性
参照ドメイン数とドメイン評価は、長期的に見ると相関性が高い

さらに興味深いのが、サイトの評価とトラフィック数も長期的に見ると相関性があります。

ドメイン評価とトラフィックの相関

質の高い被リンクを獲得することは、サイトにアクセスを集めるために重要だとわかるでしょう。

外部対策を実施すべきケース

外部対策に本格的に取り組むのは、内部対策がある程度完了しているのに順位が停滞しているタイミングが理想です。

記事のクオリティを上げて、サイト構造も整えているのに順位が伸び悩んでいるなら、外部対策が突破口になります。

福田 卓馬

特に、競合サイトとのドメインパワーに明確な差がある場合、外部対策を積極的に検討してください。

たとえば、ウェブサイトオーソリティチェッカーで自社と競合のドメイン評価を調べてみて、20〜30以上の開きがある場合は外部対策が必要だとわかります。

ウェブサイトオーソリティチェッカーで自社と競合のドメイン評価を調べる

立ち上げたばかりの新しいサイトも外部対策が必要です。

新規ドメインはGoogleからの信頼が低いため、どんなに良質なコンテンツを作っても評価されるまでに時間がかかります。信頼の壁を早く突破するため、外部からの評価を積極的に集めていきましょう。

特に、ジャンルが信頼性に厳しいYMYLジャンルの場合、外部対策の重要度は上がるでしょう。

YMYL領域で外部対策がなぜ重要なのか詳しく知りたい方は「YMYL領域とは?SEOで上位表示するための具体例と対策」の記事をご覧ください。

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外部対策だけでなく、SEO対策の全体像を掴んでいきたい、または外部対策の位置付けを理解したいという方は、EXTAGEの提供している『SEO大全』をダウンロードしてください。


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外部対策の効果が出るまでの期間

外部対策の効果が実感できるまでには、3〜6ヶ月ほどかかると考えておきましょう。

被リンクを獲得してから、Googleがそれを認識して評価に反映し、最終的に順位が上がるまでには複数のステップがあります。

  • クローラーがサイトを発見する(1〜2週間)
  • リンクの質や関連性を評価する
  • 評価が反映される(1〜2ヶ月)
  • 検索順位に変化が現れる(3ヶ月)

上記の期間は被リンクの質やサイトの現在の状態によって前後しますが、少なくとも即効性はないと理解しておくことが大切です。

福田 卓馬

外部対策は長期戦だと割り切って、正しい方法でコツコツと信頼を積み重ねていくことが成功への近道です。

SEOの外部対策の全体像

外部対策は単なる「リンク集め」ではなく、Web上での評判形成、つまりPR活動そのものです。これから外部対策の3つの柱について詳しく解説していきます。

  1. 良質な被リンクを増やす
  2. サイテーションを獲得する
  3. SNSで発信する

ひとつずつ詳しく解説します。

良質な被リンクを増やす

外部対策の最たるものが、外部サイトからの被リンク獲得だといえるでしょう。

被リンクとは

外部サイトから自分のサイトへ設置されたリンクのこと。

ほかのサイトからリンクが貼られることは、すなわち、外部から自社サイトに「投票」してもらっているような状態です。多くのサイトから参照されるコンテンツは、それだけ多くの人に認められた価値あるコンテンツだと判断されます。

とくに評価が高いのは、関連性の高いサイトから受けた「ナチュラルリンク」です。

ナチュラルリンクとは

外部サイトから自然な流れで貼られたリンクのこと

リンクされた数が多いほど評価は上がりますが、同じサイトから複数の被リンクを得てもあまり効果はありません。

福田卓馬

ごまかしや小手先の手段を使わずに、多くの読者に共有されることがGoogleから高評価を受ける条件です!

読者のニーズを満たす網羅性の高い記事を書いたりシェアボタンを設置したりするなど、人に紹介しやすいコンテンツを作ると被リンクを得やすくなります。

サイテーションを獲得する

サイテーションとは、SNS上で自社の名前や商品・サービスがユーザーに言及されることを指します。

福田 卓馬

直接的なSEO対策ではありませんが、アクセス数や認知度アップにつながるため有効な手段のひとつです!

サイテーションの獲得に効果的な施策は以下のとおりです。

  • 覚えやすく印象深いサイト名・ブランド名をつける
  • 幅広い媒体で広告・宣伝活動をおこなう
  • Googleビジネスプロフィールに登録する

特に、地域に根ざした「ローカルSEO」では、サイテーションの獲得が重要になります。Googleビジネスプロフィールに登録するなど、できるだけ多くの媒体で自社について調べられるよう工夫しましょう。

Web上のサイテーションだけでなくAIからの引用も増やすLLMO対策のやり方を知りたい方は「LLMO対策とは?SEOとの関係・実践手順・成功事例をわかりやすく解説」の記事をご覧ください。

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SNSで発信する

SNSに直接的なSEO効果はありませんが、間接的に好ましい影響が期待できます。

SNSで拡散され、話題になったコンテンツは多くの人の目に触れ、その中からブログやニュースサイトが取り上げてくれる可能性が高まります。

結果、評価される被リンクが指数関数的に増えていくというしくみです。

さらに、SNSで認知度が上がると、あなたのサイト名やブランド名で直接検索する「指名検索」が増加します。

福田 卓馬

指名検索が増えるということは、それだけブランドが浸透している証拠として、Googleが評価してくれます。

SNSはInstagram、LinkedIn、YouTubeなど多種多様ですが、あなたのビジネスに合ったプラットフォームを選んで継続的に有益な情報を発信していきましょう。

SEOで指名検索を獲得していきたい方は「指名検索を増やすためのSEO対策3ステップ」の記事も併せて参考にしてください。

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SEOの外部対策のやり方

ここからは、具体的な施策ベースで外部対策のやり方を解説していきます。

  • 被リンク施策
  • サイテーション施策
  • SNS発信

それぞれ詳しく解説します。

被リンクを獲得する7つの方法

被リンク施策は外部対策のメインなので、できる限り多くのリンクをもらえるように積極的に外部に働きかけましょう。

ここでは、具体的な被リンク施策の方法をまとめました。

  • 質の高いコンテンツを作成する
  • エビデンスになる情報を発信する
  • プレスリリースを公開する
  • 被リンクの営業をする
  • セミナー・イベントに参加する

質の高いコンテンツを作成する

自然に被リンクを飛ばしてもらうためには質の高いコンテンツが必要不可欠です。

質の高いコンテンツの条件
  • ユーザーの悩みを解決している
  • ユーザーにとって有益である
  • オリジナリティがある
  • 専門性・権威性・信頼性が高い
  • わかりやすく整えられている

被リンクはWebサイトの人気投票みたいなものです。無益でわかりにくいコンテンツでは、読者から選ばれることはないでしょう。

福田卓馬

ユーザーの検索意図に応える「読者ファースト」を徹底すると、被リンクの獲得にもつながりますよ!

内部と外部の両面からSEO効果を得るには、クオリティにこだわってコンテンツ制作をおこなうことが大切です。

エビデンスになる情報を発信する

独自情報としてエビデンスになるような情報を発信すると、引用や参照元として被リンクを受けやすくなります。

エビデンスとは

主張の裏付けとなる客観的なデータや事実のこと。

SNSが娯楽の場としての役割を果たすようになったことで、Webサイトはおもに「情報収集の場」に変化しました。

福田卓馬

読者が求めているのは正確でオリジナリティのある情報です!

そのためなるべく自社データを活用し、信頼性の高い一次情報を発信する必要があります。

読者がエビデンスとして活用することを前提として、根拠のある情報を公開しましょう。

プレスリリースを公開する

プレスリリースとは報道機関など各種メディアに向けて、自社商品の発売やイベント情報を告知することです。

最新情報がメインであるプレスリリースは読者の目に留まりやすく、商品やイベントに言及する際にリンクを貼ってもらえる可能性が高くなります。

福田卓馬

間接的ではありますが、被リンクの増加が期待できます!

たとえば、PR TIMESだと1記事掲載するのに3万円ほどかかります。

なかには無料で発信できるサイトもあるので、必要に応じて検討してみてください。

被リンクの営業をする

外部サイトに自社サイトの掲載を依頼することは、昔からある被リンク獲得手段のひとつです。

一般的には、自社と関連性の高いサイトへ互いにリンクを貼り合う「相互リンク」を頼みます。

ただし、金銭をともなうとペナルティの対象になるので注意が必要です。

福田卓馬

営業といっても「取引」ではなく「お願い」であることを忘れないでくださいね!

自社が属する業界内で助け合える企業があれば、積極的に協力を依頼してみるとよいでしょう。

セミナー・イベントに参加する

自社と関連性の高いセミナーやイベントに参加することで、認知度アップや被リンクの獲得を期待できます。

その理由は以下のとおりです。

  • 自社サイトの知名度が上がる
  • ほかの参加企業のサイトで紹介される
  • イベントのホームページにリンクを貼ってもらえる

この場合、信頼性や関連性の高いサイトから受ける被リンクとなるため、自社サイトの評価が上がる傾向があります。

福田卓馬

直接的にも間接的にも効果的な施策なので、積極的に活用するといいですよ!

セミナーを含め外部対策の方法はいくつかありますが、どれもSEOの効果を感じられるまでには時間がかかります。そのため、本当にやり方が合っているのか、不安に感じることもあるでしょう。

EXTAGE株式会社では、月100万円以上稼ぐサイトを複数運営する専門家が、効果的なSEO施策に関する徹底サポートをおこなっています。今なら期間限定で無料相談を実施しているので、ぜひ問い合わせてみてくださいね。

サイテーション施策

サイテーションを獲得するための第一歩は、NAP情報の統一です。

NAP情報とは

ビジネスを特定するための「Name(店名・社名)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」3つの基本情報の頭文字をとった言葉

NAP情報は、あらゆる場所で完全に一致させましょう。

福田卓馬

「株式会社〇〇」と「(株)〇〇」のように表記がバラバラだと、Googleが別の事業者だと認識してしまう可能性があります。

Googleビジネスプロフィールに登録すると、ローカルSEOで存在感を示せます。

業界特化型のポータルサイトや比較サイトへの登録も効果的ですよ。
例えば飲食店なら「食べログ」や「ぐるなび」、美容室なら「ホットペッパービューティー」など、業界ごとに主要なサイトがあります。

ほかにも、新商品の発売や新サービスの開始時には「PR TIMES」などのプレスリリースサイトで情報を発信すると、言及されやすくなります。

SNS発信

SNS運用で成果を出すには、単なる宣伝ではなく「役立つ情報発信」を心がけましょう。

業界のトレンド解説、ノウハウの共有、事例紹介など、フォロワーにとって価値のあるコンテンツを継続的に投稿します。特に、代表や社員が実名で情報発信すると親近感感が生まれ、フォロワーとの関係性が深まります。

業界によっては、YouTubeでの動画発信も有効です。

製品の使い方、業界の解説、ウェビナーの録画など、価値あるコンテンツを動画化することで、検索流入とブランディングの両方を実現できます。

福田卓馬

SNS運用で大切なのは、直接商品を購入してもらうだけでなく、指名検索数を増やす視点です。

迷わず実行できるSEO外部対策の進め方4ステップ

外部対策を効果的に進めるために、4つのステップに分けて具体的な手順を解説していきます。

  • 現状分析
  • 外部対策の企画
  • コンテンツ制作と広報
  • 効果検証

STEP1:現状分析

外部対策を始める前に、まずは自社と競合の現状をしっかり把握しましょう。

Googleサーチコンソールで被リンク状況を確認

まずは、Googleサーチコンソールで自社サイトがどれだけ被リンクを獲得しているのかを調べます。

Googleサーチコンソールとは

Google検索において、自社サイトの掲載順位や表示状況を確認できるツール。

Googleサーチコンソールを開いたら、左メニューの「リンク」をクリックしましょう。

Googleサーチコンソールでリンクをクリックする

リンクページの「外部リンク」の欄では、外部サイトからリンクを向けられているページを確認できます。

以下のような点を注視しましょう。

  • 外部リンクがどれだけあるか
  • リンク元はどのようなサイトか
  • リンク元でどう評価されているのか
福田卓馬

低品質なサイトや不審なサイトからのリンクを発見したら、リンク否認ツールで除外することも検討しましょう。

競合分析ツールで被リンクを調査する

自社サイトの被リンク状況がわかったら、競合サイトが獲得している被リンクも確認しましょう。競合が獲得しているリンク先は、自社でも獲得できる可能性が高いからです。

Ahrefsなどの競合分析ツールを使えば、競合サイトの被リンク一覧を丸裸にできます。

福田卓馬

ツールの利用には料金がかかりますが、利用することをお勧めします。

STEP
Ahrefsを開く

Ahrefsを開いて、調査したい競合サイトのトップページのURLを入力します。

STEP
競合サイトのリンクをチェックする

左メニューの「被リンクメニュー>被リンク」をタップすると、競合サイトが獲得している被リンクが表示されます。

ただし、リンクの下に赤色で「SPAM」と表示されている被リンクは悪質なリンクである可能性が高いので、避けるようにしてください。

STEP2:外部対策の企画

現状分析が終わったら、次は具体的にどこにアプローチするかを計画するフェーズに入ります。

営業先リストの作成

リンク依頼が可能そうなサイトをリストアップしていきましょう。

最初に考えるべきは、取引先企業・パートナー企業・所属している業界団体などです。営業しなくても、リンク掲載を承諾してもらいやすいでしょう。

また、Ahrefsで獲得した競合サイトの被リンクについても、左上の「エクスポート」をタップして、CSVファイルやGoogleスプレッドシートにダウンロードしましょう。

福田卓馬

企業名や優先度、進捗などをスプレッドシートやエクセルで管理すると、効率的に営業活動を進められます。

引用されやすいコンテンツの企画

営業するだけでなく、自然とユーザーやほかのサイトから被リンクを集められるようなコンテンツ作りも大切です。被リンクを誘発するコンテンツは「リンクベイト」と呼ばれます。

具体的には、次のようなコンテンツを用意しましょう。

  • 業界カオスまっぷ
  • 意識調査アンケート
  • 実態調査レポート

たとえば、業界内の主要企業・プレイヤーを一覧にしたカオスマップを作成すれば、業界関係者が資料作成時に引用してくれるでしょう。

福田卓馬

被リンクを集められるコンテンツは、一度作成すれば、半永久的に被リンクを産み続ける資産になります。

企画したコンテンツを用いてリンクを増やしていく具体的な戦略は「被リンクを増やす方法10選」の記事で解説していますので、参考にしてください。

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STEP3:コンテンツ制作と広報

企画が固まったら、実際にコンテンツを制作し、世の中に発信していくフェーズです。作って終わりではなく、しっかりとプロモーションをかけていきましょう。

関係者への掲載依頼およびリンク設置の打診

先ほど作成した被リンクの営業リストに沿って、リスト先に掲載依頼のメールを送っていきましょう。相手側にもメリットがあるよう、相互リンクを貼るのが一般的です。

また、メールの件名は「業界カオスマップ掲載のお願い」のように、何の依頼なのかが一目でわかる具体的な内容にしてください。

福田卓馬

リンク依頼のメールは、10通送って1〜2件返信があれば上出来だと考えておきましょう。

プレスリリースやSNSによる認知獲得

被リンク営業をしながら、プレスリリースでの情報配信も検討しましょう。

プレスリリース配信サービスを活用して、自社サービスの発表やアンケート結果などを公開すると、メディア関係者や専門家に自社の存在を知ってもらえます。

プレスリリースのサイト自体からの被リンクは「nofollow」なので無意味ですが、業界関係者やブロガーが記事を取り上げれば、被リンクがもらえるかもしれません。

nofollowとは

リンクに設定する属性値(rel=”nofollow”)の一つで、検索エンジンに対して「このリンク先を推薦(評価)しない」と伝える指示のこと。

SNSでの積極的な発信も大切です。

XやLinkedIn、Facebookなど、自社サイトのターゲットがよく使うようなSNSを使い、作成したコンテンツを紹介します。

STEP4:効果検証

施策をやりっぱなしにせず、定期的に効果を測定してPDCAを回すことが成功への近道です。どの施策が効果的だったかを見極めることで、今後の戦略をより洗練させていけます。

ドメインパワーと参照ドメイン数の定期観測

外部対策のKPIとして、月に最低1回はドメインパワーと被リンク数の変化を記録しましょう。

Ahrefsを使えば、サイトのドメインパワーや被リンク数、参照ドメイン数がわかります。重要なのは被リンクの総数よりも「参照ドメイン数」です。

参照ドメイン数とは

自サイトにリンクを貼っているサイトの数のこと。

同じサイトから10本被リンクをもらうより、10種類の異なるサイトから1本ずつリンクをもらうほうが、ドメインパワーに与える影響は大きくなります。

福田卓馬

3ヶ月単位で見て多少なりともポジティブな方向に動いているなら、外部対策が成功しているといえるでしょう。

ドメインパワーを効率的に上げていくための継続的な施策については「【決定版】ドメインパワーを上げる8つの方法」で解説していますので、参考にしてください。

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順位変動への影響度チェック

ドメインパワーの向上により、検索順位やアクセスにどのくらい影響があったのかもトラッキングしておきましょう。

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」レポートを見ると、キーワードごとの順位推移を確認できます。

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンス

被リンクを獲得した日付をメモしておくと、検索順位に影響を与えたのかどうか判別されやすくなります。

福田卓馬

効果の高いリンク元の特徴を分析して、今後はそのようなサイトからの獲得を優先していく戦略を立てましょう。

SEOの外部対策でやってはいけないこと

SEOの外部対策で注意が必要な行為は、以下の3つです。

  1. 悪質な被リンク
  2. 低品質なコンテンツの量産
  3. ワードサラダ

ひとつずつ詳しく解説します。

1.悪質な被リンク

悪質な被リンクはGoogleからペナルティを受けるおそれがあります。

ペナルティを受けるとサイトが検索結果に表示されなくなったり、検索順位が大幅に下がったりします。

悪質な被リンクになり得るおもな例は、以下のとおりです。

  • 購入した被リンク
  • 自演リンク
  • 関連性のないサイトとの相互リンク

金銭のやり取りが発生した被リンクやダミーサイトから受ける自演リンクは、問答無用でペナルティの対象です。また、自社サイトと関連のない「相互リンク募集サイト」を利用して被リンクの数を増やすことも、低評価の原因になります。

福田 卓馬

自然な相互リンクであれば問題ないので、安心してくださいね!

不自然な被リンクはサイトへの悪影響が大きいので、悪質なサイトから受けていないか定期的にチェックする必要があります。知らないうちに被害に合っている場合もあるので、注意しましょう。

2.低品質なコンテンツの量産

低品質のコンテンツを公開しても被リンクの獲得は期待できません。場合によってはGoogleからペナルティを受けるおそれもあります。

Googleからペナルティを受けるコンテンツの例
  • 他サイトの内容をコピー&ペーストしたコンテンツ
  • 意味のないコンテンツの量産
  • 内容の薄いアフィリエイトページ

参考:Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google検索セントラル

記事数や被リンク数を増やそうと質の低いコンテンツを量産しても、ユーザーやGoogleからの評価は下がる可能性が高いです。

福田 卓馬

質の高いコンテンツで読者から選ばれることが、被リンク獲得の大前提ですよ!

記事を作成するときは、スピード感よりも「読者が満足できる内容か」を重視しましょう。

3.ワードサラダ

ワードサラダとは、自動生成された意味の通らない支離滅裂な文章のことです。

ワードサラダの例

「アグレッシブなダイナミズムを持った新しいイノベーションを展開し、シームレスなユーザーエクスペリエンスを提供するクリエイティブなアプローチで、マーケットリーダーシップを確立する」

※ChatGTPが作ったワードサラダ

かつてはワードサラダでもキーワードを詰めこめば検索上位を獲得できましたが、現在ではペナルティの対象です。

自社サイトのコンテンツだけでなく、このようなサイトからの被リンクも低評価の原因となります。

福田 卓馬

SEO施策をするときは「小手先のテクニックはいずれNGになる」と考えておいたほうがいいですよ!

サイトの評価アップを意識するあまり、やってはいけない行動をしていないか注意してくださいね。

SEOの外部対策の成功事例

外部対策は重要だと理解しながらも、本当に効果はあるのか疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。そこで、EXTAGE株式会社が支援させていただいたなかで、外部対策を活用した事例を2つ紹介します。

被リンク獲得により立ち上げ後すぐに伸びた事例

業種スクール業
主な施策・動画を元にした高品質な記事制作
・LINE登録への導線設計
・既存記事のリライト
期間1年間(施策継続中)
成果・1年で0件→月間10万PV
・毎月0名→200名のLINE新規登録を獲得

英語学習スクールを運営するイングリッシュおさる様は、YouTubeでの集客に成功していたものの、検索する層に向けたオウンドメディア運営がまったくできていない状態でした。

支援させていただいた当初、まったくゼロからのメディア立ち上げでした。しかし、被リンク獲得施策によってサイト評価はどんどん上がり、アクセスも右肩上がりに

質の高いコンテンツを制作したのはもちろんですが、ドメインパワーの底上げができていなければ、短期間での成功は難しかったでしょう。

獲得済みのサイテーションを活用した事例

業種スクール業
主な施策・検索ニーズに基づいたキーワード設計
・講師の実体験を反映した一次情報コンテンツ制作
・データドリブンな改善
成果・4ヶ月で月間0件→6,000PV達成
・LINE登録毎月0件→15件を獲得

SNSマーケティングのプロフェッショナルである株式会社HERO’ZZ様は「日本一のSNSスクール」という壮大なビジョンを抱えていましたが、SNSという単一チャネルへの依存は限界がありました。

オウンドメディアでは単にコンテンツを作るだけでなく、YouTubeに掲載されていた動画を記事内に貼り付けることで、一次情報を担保しつつユーザーと検索エンジンの両方から評価されるコンテンツを実現しました。

すでに獲得していたSNSやYouTubeでのサイテーションをもとに、新しくオウンドメディアを立ち上げて成功した事例です。

よくある質問

外部SEO対策の費用はいくらですか?

外部SEO対策にかかる費用の目安は、1万〜100万円ほどです。

依頼する業者や施策内容によって大きく異なるため、一般的な相場を表にまとめました。

施策内容費用相場
基本的な外部リンク施策・サイテーション対策 月額1万円〜15万円
被リンク獲得の戦略設計・PR・コンテンツ制作込み月額20万円〜50万円
単発施策1回5万円〜10万円
高品質被リンク獲得50万円〜100万円以上

費用よりも「正しい手法で外部評価を高められるか」を基準に選びましょう。

EXTAGE株式会社では、SEO対策についての無料相談を毎月3社限定で実施しています。見積もりで費用感などもあらかじめわかるので、以下のページからお申し込みください。

>>お問い合わせはこちら

被リンクの数は多ければ多いほどSEOに有利ですか?

被リンクが多くても必ずしも有利とは限りません。

なぜなら、被リンクは数よりも質のほうが大切だからです。

低品質なサイトから100本のリンクを獲得するより、権威あるサイトから1本のリンクを獲得するほうが、SEO効果は高くなります。

外部対策を業者に依頼する場合の注意点はありますか?

外部対策を依頼する場合、ブラックハットな手法を使う業者は絶対に避けましょう。

悪質な業者に依頼すると、無駄な被リンクをお金を払って設置することになります。ペナルティを受けてサイトが検索結果から消えてしまうリスクが高いです。

金銭でリンクを購入する行為は、Googleガイドラインで明確に禁止されています。

ドメインパワーが低いサイトでも上位表示は可能ですか?

ドメインパワーが低くても上位表示は可能です。

ただし、上位表示の難易度が高いビックキーワードや、信頼性が求められるYMYLジャンルではある程度のドメインパワーが求められます。

ドメインパワーを高めるのはもちろん、サイト設計の段階で、自分のサイトの強さに見合ったキーワードを選びましょう。

目標とすべきドメインパワーの設定については「ドメインパワーの目安と上げ方5選」の記事を参考にしてください。

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SNSのリンク(Nofollow)はSEO効果がありますか?

SNSでリンクを貼られても、nofollow属性がついているため、直接的な影響はありません。

しかし、SNSで話題になれば多くの人の目に触れるため、被リンクが自然と増えていきます。さらに、SNSで拡散されれば自社サイトが指名検索されるケースも多いです。

外部対策では、SNSでの発信も積極的に活用していきましょう。

低品質なリンクが貼られた場合の対処法は?

低品質なリンクが貼られた場合、Googleサーチコンソールのリンク否認ツールを使用しましょう。

Ahrefsなどで否認したいサイトからのリンクをすべてスプレッドシート等にまとめて、ファイルをアップロードしましょう。

ただし、良質な被リンクまで否認してしまうと、サイトの評価が下がってしまう可能性があります。

監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
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