Webサイトのアクセスを増やす施策20選|最適解を3ステップで診断

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「Webサイトのアクセスが全然増えない…」
「何をやっても効果がない…うちのサイトはもうダメなの?」

サイト運営者やマーケ担当者で、こんな悩みを抱えている方はいませんか?

世の中には「アクセスを増やす方法◯選」といったノウハウが溢れていますが、サイトごとにアクセスアップの最適解は異なるため、読んでも時間だけが無駄に過ぎることに。

アクセスを増やすために大事なのは、自社のフェーズ、ボトルネックに応じて、施策の優先順位を決めてあげること。

福田 卓馬

方法を全部やる前に、自社のフェーズに合う施策を3ステップ診断で見極めましょう!

本記事では、200社以上のSEO支援実績を持つEXTAGE株式会社が、アクセスアップの極意について解説します。

この記事でわかること
  • アクセス増加の3ステップ診断
  • 5分類の具体施策
  • CV・売上への導線設計
  • 200社支援の成功事例

裏技のような特殊なノウハウはありませんが、最後まで読めば、Webサイトのアクセスを改善する確実な王道戦略と施策の進め方まで一貫して身につけられますよ。

監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
>>詳しいプロフィールはこちら
福田卓馬

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目次

アクセス増加の最適解は3ステップ診断

一言でアクセスを増やすといっても、コンテンツ制作からサイト内部の対策、サイトを飛び出して外的な言及を集めるなど多種多様です。

EXTAGEがこれまで支援してきた200社以上のサイトは、大きく以下の4タイプに分類されます。自社がどのタイプに近いかを見極めるのが、診断フローの出発点です。

タイプサイトの状態優先すべき施策
立ち上げ期PV1,000未満・記事追加
・リライト
成長期PV5,000前後で停滞・戦略見直し
・内部対策
短期的な成果追求アクセスに関わらず、
すぐ売上が必要
・Web広告
・SNS広告
認知拡大・SEO限界アクセス安定・外部施策

自社タイプのあたりをつけたら、Googleサーチコンソール・Google アナリティクスといったツールで、流入キーワードにおける次の指標を確認しましょう。

確認すべき指標
  • 表示回数
  • 検索順位
  • CTR(クリック率)
  • エンゲージメント率

たとえば、表示回数が多いのに順位が低いならコンテンツの品質が、検索上位なのにクリック率が低いならタイトル・メタディスクリプションに課題があるとわかります。

アクセスを増やす方法①コンテンツ制作

アクセスアップ施策のなかでも、コンテンツ制作は土台となります。サイトのフェーズに関わらず、検索経由での安定流入を生むので、積極的に取り組みましょう。

良質なコンテンツを作成する

良質なコンテンツとは、ユーザーの悩みを的確に解決し、必要な情報を漏れなく提供し、他サイトにはない独自の視点や一次情報を含むコンテンツです。

Googleは上記条件に当てはまる記事を「ユーザーにとって価値のある情報」として評価します。

8,000万以上のキーワードと数十億の検索結果を分析した海外の調査では、検索結果1位のCTRは28.5%、2位15.7%、3位11.0%でした。順位をひとつ上げるだけでアクセスは劇的に変わります。

順位別CTRグラフ

参照元:SISTRIX

とくに、他サイトに載っていない「一次情報」を含めるのは、AI検索時代においても重要な差別化ポイント。自社の顧客事例・支援実績・調査データを積極的に盛り込みましょう。

タイトル・メタを最適化する

どれだけ良質な記事でも、タイトルで興味を惹けなければクリックされません。タイトルには以下の要素を入れ、クリック率を高めましょう。

クリックされるタイトルの4要素
  • 対策キーワードを前方に配置する
  • 具体的な数字を入れる(22選など)
  • 独自性・権威性を示す
  • 読者のベネフィットを明示する

タイトルの下に表示される記事説明文、すなわちメタディスクリプションは、130文字以内で記事を読むメリットを概説します。

キーワード選定と記事設計

キーワード選定は検索ボリュームだけでなく「競合性」と「検索意図」を踏まえるのが重要です。EXTAGE株式会社が200社以上の支援において体系化しているステップは、次のとおりです。

キーワード選定の3ステップ
  • 顧客が調べるキーワードを考える
  • 検索ボリュームを見て需要があるか調べる
  • ボリュームのあるキーワードの関連キーワードを調べる
  • 競合サイトに勝てるかを調査する
  • 必要なキーワードのみを残す

検索ボリュームの調べ方は「検索ボリュームの目安|Google検索ボリュームの調べ方と無料ツール5選」の記事をご覧ください。

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定期的にリライトする

記事を公開して6ヵ月以上経っているなら、リライトを検討しましょう。

Googleでは、コンテンツの質だけでなく情報鮮度も重視しています。ジャンルにもよりますが、リライトしない記事は情報が古くなり、徐々に順位が下がっていく傾向にあります。

リライトを検討するタイミング
  • 公開から6ヵ月以上経っている
  • 検索上位にあったのに順位が急に落ちた
  • 検索順位が11〜30位で停滞している
  • コンバージョン数が多いが順位が低い
  • コンバージョン数が多いがクリック率が低い

リライトする記事のより詳しい選定方法、およびリライトの具体的手順は「リライトのコツ5選」の記事をご覧ください。

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アクセスを増やす方法②内部対策

コンテンツの制作、リライトだけで頭打ちになるなら、内部対策を検討しましょう。

良質なコンテンツを制作しても、サイトの内部構造が悪かったり、デザイン的観点でユーザーにストレスを与えていたりすると十分に評価されません。

ページ表示速度を改善する

Googleの公式調査(Think with Google)では、スマホで見たときサイト読み込みに3秒以上かかると53%のユーザーが離脱するとされています。

53% of visits are abandoned if a mobile site takes longer than 3 seconds to load.

引用:WEXAL® Page Speed Technology

表示速度は順位要因であると同時に、読者の離脱を左右する重要指標です。

ページ表示速度の主な改善施策
  • 画像をWebP形式で圧縮する
  • 不要なJavaScript・CSSを削除
  • キャッシュプラグインを導入
  • サーバー性能を見直す

より詳しい表示速度の改善方法は「SEO表示速度の改善方法」の記事をご覧ください。

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スマホ対応を徹底する

Webサイトをスマホで見たときの見やすさ、操作性が悪いと、パソコン版の評価にも悪影響を与えます。

福田卓馬

Googleでは、2020年以降、スマホ版のページを評価基準とするよう変更しているためです。

スマホでの視認性・操作性が悪いとPCの評価にも波及するため、モバイル最適化は全ページ共通の前提条件です。

スマホ対応の基本4項目
  • レスポンシブデザインの採用
  • 文字サイズは最低16px以上
  • ボタン・リンクのタップ領域は48px四方以上
  • 横スクロールの発生をふせぐ

公開後は、ホームページやWebサイトを実際にスマホで開いてみて、読みづらい場所や押しづらいボタン・リンクがないかを必ず確認します。

各種ページや記事の上部には、パンくずリストを設置しましょう。

パンくずリストとは

Webサイト上の現在位置を「トップ>スニーカー>ナイキ」といった階層構造で示すナビゲーションリンクのこと。

パンくずリストがあれば、ユーザーは「このサイトはどんな構造なのか」「自分は今どこにいるのか」が直感的にわかります。

ユーザービリティが改善され、サイト内のエンゲージメントや回遊率が高まるため、結果としてサイトが評価されやすくなります。

福田卓馬

パンくずリストを入れて損はないので、どんなサイトでも導入するようにしましょう。

サイトマップの設置

Webサイトの完成後は、必ずサイトマップを送信できているかを確認しましょう。未送信であれば必ず作成・送信します。

サイトマップとは

Webサイト上の全ページを整理して、検索エンジンやユーザーにサイト構造を伝えるファイルのこと。

サイトマップを送信できていないと、Googleはサイトの構造をうまく把握できず、結果的に作成したコンテンツが評価されづらくなります。

Googleサーチコンソールの「サイトマップ」をみると、送信の可否を確認できます。

Googleサーチコンソールでサイトマップを確認する

Webサイト内では、関連するページ同士で内部リンクをつなげることで、サイトのテーマ性をGoogleに伝えて評価が高まりやすくなります。

内部リンクとは

同じサイト内のページ同士をつなげるリンクのこと。

ユーザーから見ても、関連するページへ内部リンクが貼られていることで「この記事も読みたいな」と回遊してもらえるので、アクセスを増やすことにつながります。

内部リンク最適化のポイント
  • アンカーテキストに対策KWを自然に含める
  • 関連性の高いページ同士を双方向にリンクする
  • ピラー記事を中心にトピッククラスター構造を作る
  • 過剰リンク(1ページ30本以上)は避ける

EXTAGE株式会社の事例では、内部リンクの設計見直しだけで上位表示率が14%から83%まで向上した事例もありました。

内部リンクの効果や正しい貼り方は「内部リンクSEO」の記事をご覧ください。

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目次・装飾で読みやすくする

Webサイトにアップするブログ記事は、テキストばかりでなく「箇条書き」「表」「イラスト」といった装飾を入れましょう。

Web上の記事は、一言一句丁寧に読まれることはなく、基本的に読み飛ばされるもの。装飾があることで、ユーザーの理解を助け、離脱されにくくなります。

福田卓馬

結果として、回遊率が高まってほかのページのアクセスが増えますし、サイト自体の評価も高まります。

装飾は次のような要素を加えましょう。

可読性を高める装飾4要素
  • 目次:記事冒頭に必ず設置する
  • 太字・マーカー:重要箇所を強調
  • 箇条書き・表:比較・列挙はリスト化
  • イラスト:複雑なことはイラストでわかりやすく
  • スクショ:手順などを解説する際に用いる

そのほかにも、SEOの内部対策全体を抑えたい方は「内部SEO対策」の記事をご覧ください。

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アクセスを増やす方法③外部対策

外部対策は「検索以外の流入経路」と「サイトの権威性」を同時に獲得する施策です。

外部対策の全体像

アクセスが安定する前や、あるいはこれ以上伸ばすのが難しいときは優先的に取り組んでいきましょう。

SNSで発信する

SNSは短期間で流入を生み出しつつ、記事拡散とブランド認知を同時に高められる施策です。主要SNSの使い分けは以下が目安です。

SNS主な使いどころ
X(旧Twitter)速報性の高い話題・業界ニュース連動
Instagramビジュアル重視のBtoC商材・ブランド訴求
TikTok若年層向けの認知拡大・バズ狙い
LinkedInBtoB・経営層向けのソートリーダーシップ

一度公開したコンテンツでも、SNSで複数回紹介すれば、もう一度流入を見込める可能性があります。投稿の角度を変えて、月に1〜2回リマインドしてみましょう。

noteやYouTubeに二次展開

自社メディアの記事コンテンツは、書いてそのまま終わりではなく、noteやYouTubeに二次展開すると読者との接触を広げられます。

おもな媒体と活用方法は、以下のとおりです。

プラットフォーム二次展開のしかた
note記事の要約版や補足コラムで自社サイトに誘導
YouTube記事内容を解説動画化し、概要欄から記事にリンク
音声メディア(Voicy・Podcast)移動中の接触時間を確保

ただし、記事をそのまま貼り付けるだけでは読まれません。プラットフォームに合わせて、切り口を変えることでアクセスアップを狙えます。

プレスリリースで被リンクを得る

プレスリリースは高品質な被リンクを獲得できる施策です。自社の新サービスリリース・調査レポート公開・イベント開催などを、PR TIMES・@Press・共同通信PRWireから配信します。

被リンクで得られる2つの効果
  • 検索エンジンからの評価向上
  • メディア・ニュースサイト経由での直接流入

とくに、新しいサービスを公開した際は、ほかメディアへの

他社メディアへの寄稿・インタビュー出演も積極的に行うことで、専門性と権威性を蓄積できます。具体的なやり方は「被リンクを増やす方法」の記事をご覧ください。

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社名・サービス名での検索、つまり「指名検索」は、AI検索時代にとくに重要性が増す施策です。

たとえAI OverviewがWebサイトへの検索結果を奪っても、指名検索されるキーワードだけは、ブランド直接指定のため影響を受けにくいです。

指名検索を増やすには、次のような施策が考えられます。

指名検索を増やす施策
  • SNS・広告で継続的にブランド名を露出する
  • プレスリリース・イベントで第三者からの言及を増やす
  • ウェビナー・ホワイトペーパーで「社名 × 専門領域」の印象を強化する

指名検索の定義や増やし方を知りたい方は「指名検索を増やす方法」の記事をご覧ください。

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アクセスを増やす方法④Web広告

施策に即効性が必要なら、Web広告も検討しましょう。

一般的なSEO対策は、数週間から数ヵ月ほどかけないとアクセスアップを狙うのは難しいですが、広告は費用さえかければ短期間でアクセスを集められます。

とはいえ、広告は出稿を止めた途端にアクセスがゼロになってしまうため、SEOやSNSなど、資産になるマーケティングと併用しましょう。

それぞれ詳しく解説します。

リスティング広告

リスティング広告は、Google・Yahoo!で特定KWを検索したユーザーに広告を表示する「検索連動型」の広告です。

「カメラ おすすめ」など、ユーザーの購買意欲が高いキーワードを狙えば、すぐにコンバージョンを増やせます。

リスティング広告を運用するかんたんなポイントは、以下のとおりです。

リスティング広告のポイント
  • 購入・比較検討のキーワードを狙う
  • SEOで上位を取れないキーワードに絞る
  • ランディングページとセットで設計する
  • クリック率やコンバージョン率をABテストする

とくに大切なのがABテストです。

ただリスティング広告に出稿するだけでは、費用のたれ流しになりがちです。ABテストを繰り返し、広告の内容をブラッシュアップすることで、費用対効果が高まっていきます。

SEOとリスティング広告の違いを詳しく知りたい方は「SEOとリスティング広告の違い」の記事をご覧ください。

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ディスプレイ広告・リタゲ

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に画像・動画で表示される広告で、認知拡大フェーズで効果を発揮します。

とくに。リターゲティング広告は、一度サイトを訪問したユーザーに再度広告を表示する仕組みで、コンバージョン率が高い傾向があります。

ディスプレイ広告・リタゲ活用のポイント
  • Google/Yahoo!のディスプレイネットワークを活用する
  • バナーは3〜5種類用意してABテストする
  • 訪問から30日以内のユーザーを狙う

リターゲティング広告は、期間を細分化して、15〜30日の低頻度のユーザーに対しては配信停止するのがおすすめです。

SNS広告

SNS広告は、Meta・X・TikTokといったSNSプラットフォーム内に配信される広告です。年齢・性別・興味関心・行動履歴で絞り込める細かいターゲティング精度が特徴で、媒体別の使い分けは以下が目安です。

媒体主な使い分け
Meta広告BtoC・BtoB両方で汎用性高い
X広告業界特化の情報発信・拡散狙い
TikTok広告若年層・ビジュアル訴求
福田卓馬

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アクセスを増やす方法⑤AI検索で対策する

Webサイトのアクセスアップにおいて、AI検索への対応は急務になっています。

近年では、Google検索結果の上位に「AI Overview」が表示され、サイトにアクセスせずに回答が得られることが増えました。

さらに、Google検索を使わず、AI検索で完結されることも増えてきています。

ここでは、AI検索が主流になる時代で、Webサイトのアクセスを増やしていく施策を紹介します。

タイトル・メタディスクリプションで差別化する

AI Overviewが表示されるクエリでは、これまで以上にタイトルやメタディスクリプションを独自に工夫する必要がでてきています。

福田卓馬

知識系・ノウハウ系のクエリでは、AI Overviewが表出することで、サイトに訪れずとも回答が得られるようになりました。

海外事例では、オーガニック検索のクリック率が検索1位の場合で58%低下したというデータもでています。

このような時代で必要なのは、生成AIのざっくりとした回答では得られない価値があることを、タイトルやディスクリプションに明示しなければなりません。

タイトル・メタで差別化する3パターン
  • 具体性:アクセスを増やす方法→4ヵ月でアクセス+197%達成した方法
  • 一次情報:【200社支援】【テンプレ付】【診断チャート付】
  • 行動フロー:3ステップ診断など

固有の数字・一次情報・行動フローを前面に出すことで、AI Overviewでは得られない情報があると直感的に伝えられます。

AIOに引用されるコンテンツを制作する

AI検索へ対応するには「AIへ引用される」と「AIに奪われない独自価値」を両方兼ね備えたサイト、コンテンツ作りが不可欠です。

まず、生成AIやAI Overviewに引用されるには、次のような対策が有効になります。

AIOに引用されるための設計
  • FAQ・HowTo等の構造化データを実装する
  • 用語定義・重要ポイントを1〜3行の簡潔な文で書く
  • リード文・見出し直下に結論を配置する

さらに、AI Overviewに要約されたとしてもクリックされる価値として、次のような情報をサイトのなかに用意しましょう。

AIOに奪われない独自価値
  • 自社データ・顧客事例などの一次情報
  • 具体数値
  • 独自の分類フレーム・診断ロジック
  • 体験談・失敗談・現場知見

両立のコツは、リード文と定義セクションでAIO引用を狙い、中盤以降で独自データと深い分析を展開することです。AI検索時代のSEO戦略は「AI×SEO」の記事をご覧ください。

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AI検索に合わせてキーワードを見直す

AI検索の普及で、検索ボリューム自体が落ちるキーワードも少なくないため、AI検索を考慮したキーワード戦略への切り替えが必要です。

まず、次のようなキーワードは、AI Overviewの影響を受けやすいといえるでしょう。

AI検索で影響を受けやすいKWタイプ
  • 定義系KW(「〇〇とは」)
  • 一問一答系KW(「〇〇 方法」)
  • 短い情報検索KW

EXTAGE株式会社では、上記のキーワードへの影響を踏まえたうえで、次のような新しいキーワード戦略を考えています。

AI検索時代のKW対策
  • 定義キーワード → 行動キーワードへの遷移
  • AIが短い要約で返せない複雑なキーワードを狙う
  • 指名検索を増やす

大規模言語モデル最適化の具体手法は「LLMOとは?AI時代の生存戦略を徹底解説!の記事をご覧ください。

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福田卓馬

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アクセス数を分析・改善する

アクセスを増やすための施策を打ったら、ツールで流入前・流入後・ページ内の動きをそれぞれ分析しましょう。

施策を打ち続けても、分析と改善のサイクルを回さなければ成果は伸びません。

Googleサーチコンソールで順位とCTRを見る

Googleサーチコンソールでは、ユーザーが検索してからWebサイトに訪れるまでの行動を分析できます。とくに、アクセス改善を図るうえでは、次のような指標が重要です。

GSCで確認できる主要指標
  • 表示回数
  • クリック数
  • クリック率(CTR)
  • 平均掲載順位

「検索パフォーマンス」のクエリとページを見ると、どのキーワードでどのページにアクセスが集まっているのかわかります。

とくに、検索順位が10位以内と高いのに、クリック率が低すぎるページに注目です。タイトルやメタディスクリプションといった比較的工数の少ない改善で、アクセスを大きく伸ばせる可能性があります。

Webサイトのクリック率を改善する詳しい手法は「検索順位とCTR」の記事をご覧ください。

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GA4でエンゲージとCVを測る

Google アナリティクスでは、Webサイトに流入したあとのユーザー行動がわかります。チェックしておきたい主な指標は、以下のとおりです。

GA4で測定する主要指標
  • PV数・ユーザー数
  • エンゲージメント時間
  • エンゲージメント率
  • コンバージョン数

たとえば、アクセスが伸びていてもエンゲージメント率が低いページは、コンテンツの質・検索意図との一致度を再確認する必要があります。

逆に、コンバージョン率が高いページは、内部リンクの集約先として活用できます。

ヒートマップで行動を可視化

ヒートマップは、ページ内での読者の行動を視覚化するツールです。とくに、無料で使えて機能性が高い「Microsoft Clarity」の利用をおすすめします。

Microsoft Clarityでは、次のようなポイントを確認します。

ヒートマップで見るべきポイント
  • スクロール到達率(どの位置で離脱しているか)
  • クリック分布(読者が触りたい箇所はどこか)
  • 注視エリア(どこで滞在時間が長いか)

離脱が多いポイントは、コンテンツの補強・装飾・内部リンクの見直しで改善できます。

アクセスを増やすだけが正解ではない

SEOの目的は、アクセスを増やすことだけでなく、最終的にコンバージョンをとって売上を増やすことです。

したがって、アクセスがなかなか伸びないときは、アクセスばかりにこだわらずに次のような施策を打ってみるのもよいでしょう。

コンバージョン設計を見直す

アクセスが増えないし、問い合わせや資料請求にもつながらないという場合、コンバージョンの導線を見直すのもひとつの手です。

アクセスをさらに積み増す前に、すでに集まっているユーザーの熱量を高め、コンバージョンにつなげる施策のほうが費用対効果が高い可能性があります。

コンバージョン導線の見直しポイント
  • 記事の上・中・下部にCTAがあるか
  • 記事内で離脱されている箇所に挿入する
  • 上から冷→温→熱の順になっているか

とくに、記事の上部は資料請求やメルマガ登録といったハードルの低いコンバージョンにしつつ、後半で熱量が高まるにつれて問い合わせなどに変えてグラデーションをつけるのがおすすめです。

マイクロコンバージョンでリードを増やす

記事を読んだ直後に、いきなりお問合せに進むほど熱量の高いユーザーは稀です。潜在的な見込み客を取り込むため、マイクロコンバージョンを設計しましょう。

ハードルの低いコンバージョンを設計し、ユーザーにメルマガやLINE登録してもらえれば、定期的な配信で接点を築きつつ熱量を高められます。

主なマイクロコンバージョンは以下のとおりです。

主なマイクロコンバージョン
  • ホワイトペーパー・資料ダウンロード
  • メルマガ・LINE登録
  • ウェビナー・無料診断

獲得したリードはメールナーチャリングや個別相談で温度を上げ、段階的に商談化につなげましょう。

Webサイトのアクセスを増やすことに成功した事例

効率的にアクセスを増やすには、実際にアクセスアップに成功した事例を見るのが一番です。ここでは、EXTAGE株式会社が支援して、アクセスが大幅に増えた事例を一部紹介します。

ECサイト|4ヵ月でアクセスが2.75倍になった事例

項目内容
月間PV8万PV→22万PV(2.75倍)
売上197%
主要キーワード順位15位→3位

景品ショップ・マイルーム様は、ECサイトを運営していてブログも開設しましたが、なかなかアクセスが伸びないうえにECのほうに誘導できていない状態でした。

そこで、新しくサイト設計を見直して、コンバージョンにつながりやすいキーワードを見直しました。これまで社内で運営されていたコンテンツを刷新し、アクセスを集めました。

施策で工夫したポイント
  • ECサイトに訪れるユーザーを想定
  • ユーザーニーズに応じて最適なECサイトページヘ誘導
  • 単価の高いBtoB向けの記事を増産

アクセスは2.75倍までアップしたうえに、ブログから訪れるユーザーが増えて、売上が大きく向上しました。

福田卓馬

リライトだけでは売上は倍になりません。カテゴリ・商品ページまで含めたコンバージョン設計が効いた事例です。

スクール事業|内部リンク見直しで検索上位率14→83%になった事例

項目内容
検索上位獲得率14%→83%(約6倍)
圏外記事数50本→2本(96%削減)
リストインほぼゼロ→毎月10名以上
業種/期間アパレル物販スクール/4ヵ月

アパレル物販スクールを展開するaparise様は、YouTubeチャンネルでのリスト獲得には成功していたものの、自社でコンテンツを制作していましたが、ほとんど圏外の状態でした。

コンテンツを見ると、ほとんど内部リンクがなくトピックを伝えきれていない状態だったので、戦略的に内部リンクを設置しています。

施策で工夫したポイント
  • 内部リンクを意識したキーワード選定を実施
  • コンバージョンの高いページへリンクを集中させる
  • 指名検索を意識したキーワードも執筆

結果として、検索上位獲得率は14%から83%になり、圏外記事は50本から2本へ削減しました。リストインも毎月10名以上が安定的に獲得できるようになり、YouTubeと検索の二本柱体制を構築できました。

福田卓馬

両チャネルを並走させるだけで流入源は一気に多角化します。

スクール事業|ゼロから月間14万PVを達成した事例

項目内容
月間PV0→14万PV
LINE登録数月0→200名
業種/期間英語学習メディア/2年

イングリッシュおさる様は、YouTubeで多くの見込み客を獲得していましたが、コンテンツ形式での受け皿がない状態でした。

EXTAGE株式会社がサイト設計から支援させていただき、2年間でコンテンツ制作、内部リンク調整、リライトまで実施しました。

施策で工夫したポイント
  • ピラー記事から順に構築
  • コンバージョンを意識したコンテンツ制作
  • 順位を見ながら記事制作・リライトの優先度を決定

アクセスはゼロからの立ち上げで最高14万にまで達成し、コンバージョン数は毎月200名を安定的に獲得しています。

福田卓馬

ゼロから立ち上げるメディアは、記事の量産よりもサイト設計への初期投資が成功を左右します。

外部パートナーの選定基準や比較ポイントは「SEO業者の選び方」の記事で詳しく解説しています。

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SEO会社の選び方のポイント5選|優良業者の見極め方・契約前の確認事項 「どのSEO会社を選べばいいのか分からない…」「悪質なSEO業者に騙されたくない…」「SEO会社選びで失敗して費用と時間を無駄にしたくない…」 SEO対策はWebマーケティング...
福田卓馬

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よくある質問

アクセス数の平均・目安はどれくらいですか?

企業メディアなら6ヶ月で月5,000PV、3年で1万〜3万程度が、EXTAGE株式会社が支援してきたなかでの目安です。

ブロガーやインフルエンサーなどの個人では、サイトのパワーが弱いため、6ヶ月で500〜2,000あたりのPV数に落ち着くことが多いです。

BtoBオウンドメディアなら1年で月1,000〜3,000PV、3年で月1〜3万PVが目安です。個人ブログは1年で月500〜5,000PVが平均的な成長曲線です。

アクセス数が増えない原因は何ですか?

アクセスが伸びないのはコンテンツの品質、内部対策、設計ミスなどが原因です。

コンテンツをいくら改善してもアクセスが伸びない場合は、内部的に問題があるか、キーワード戦略が良くない可能性が考えられます。

闇雲にリライトするのではなく、ボトルネックを特定しながら改善しましょう。

アクセス数が増えるまでどれくらいの期間がかかりますか?

SEOでは、既存記事では2〜4週間、新規記事では2〜3ヶ月ほどはかかります。

ただし、広告なら即日、SNSなら1〜3ヶ月ほどでアクセスを見込めるため、求められるスピード感も考えながら施策を選びましょう。

無料でアクセス数を増やす方法はありますか?

無料でアクセスを増やすには、SEO対策やSNSでの発信、プレスリリースといった方法があります。

ただし、無料でできるとはいっても、担当者が戦略立案や実行にかかるリソースを考えると、見えないコストがかかるため要注意です。

無料でできる施策だとしても、ボトルネックを特定し、最適化されたアプローチを実行することは大切です。

アクセス数を買うことは可能ですか?

アクセスを買うというより、広告出稿という方法があります。

グレーな手法を提案してくる業者もありますが、グレーな手法はGoogleからペナルティを受ける原因になり、長期的に見るとマイナスになるリスクが高いです。

監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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