【初心者向け】SEOとは?基礎知識と15個の対策についてわかりやすく解説!

「SEO対策したいけど知見がない…」
「そもそもSEOってどういう集客方法なの?」
こんな悩みを抱えている企業様、もしくはマーケティング担当の方は多いのではないでしょうか。
SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!、Bingといった検索サイトにおいて自社のサイトを上位表示させるための手法です。
SEO対策には基礎知識の理解、および適切な対策が必要になります。
無知識で実践するのは難しいため、この記事では以下の内容についてお伝えします。
- SEOのメリット・デメリットや成果のイメージ
- SEO対策のチェックリスト15選
- SEO対策の分析改善方法とおすすめツール
SEO対策に取り組みたいものの、知見がなく何から始めればいいかわからないという担当者の方は最後までご覧ください。
なお、EXTAGE株式会社では検索上位に表示させるためのアドバイスや運営代行を行っています。
現在、無料相談も受付中です。「検索上位に表示されるコンテンツを作りたい」と考えている方は、お気軽にご相談ください。
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福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
SEOとは「検索エンジンから高評価を得る施策」
SEOとは、Googleなどの検索エンジンから高評価を得ることで、Webページを検索上位に表示させるための施策です。
インターネットで何か調べ物をするとき、Googleなどの検索サイトを使って何かしらのキーワードを検索します。
あなたも、SEOとはなんのことか知りたいと思って検索してこのページにたどり着いたはずです。
つまり、自分のサイトや書いた記事をユーザーに見つけてもらうためには、検索結果の上位に表示してもらう必要があります。

検索上位に上げてもらうためのありとあらゆる施策のことをSEOと呼んでいます。
検索エンジンが順位を決めるしくみ
SEO対策を実施するにあたり、前提としてGoogleなどの検索エンジンがどうやってページをランキングしているのかを知っておくことが必要不可欠です。
まず、インターネット上にあるサイトを「クローラー」と呼ばれるロボットが巡回します。
巡回したページが良さそうだと判断されたら、データベースに登録(インデックス)されて、ほかの記事と比較されるという流れです。





クローラーに良いページだと判断してもらうことがSEO対策の肝になります。
ちなみに、Googleのクローラーは次のような要素からページをランキングしています。
要素 | 内容 |
---|---|
内部対策 | Googleやユーザーにとって読み取りやすいページができているか |
コンテンツ | コンテンツの量や質、網羅性などの品質が高いかどうか |
外部対策 | 他者から高く評価されているかどうか |
Googleは上記3つの要素から総合的にコンテンツを評価しているといわれています。当記事で紹介するSEO対策も、主に内部対策、外部対策、コンテンツ対策などに分けて紹介していきます。
SEOを実施する4つのメリット
インターネットの集客手段は広告やSNSなど多種多様です。
多様な集客手段があるなかで、SEOのメリットは次の4つが挙げられます。
- 作成したコンテンツが資産になる
- 購買意欲の高いユーザーを集められる
- ブランディングにつながる
- AIに引用されやすくなる
それぞれ詳しく解説します。
作成したコンテンツが資産になる
SEOに取り組む最大のメリットは、作成したコンテンツが資産になることです。
一度作成したコンテンツは、基本的にこちらから削除しない限り無くなりません。記事はクローラーにインデックスされた時点で評価対象となるため、評価を高め続ければその分資産が増えることになります。
比較されがちなSEOとリスティング広告の違いは、予算をかけ続けるかどうかにあるといえるでしょう。
ユーザーが検索したキーワードに合わせて、検索結果に表示される広告のこと。
リスティング広告の場合、出稿をストップすればすぐに流入がゼロになってしまうため、資産とはいえません。
SEO対策を実施していれば、費用を支払い続けなくても書いた記事がずっと流入を産んでくれるため、半永久的にアクセスを増やし続けられます。
購買意欲の高いユーザーを集められる
SEOで獲得したユーザーは購買意欲が高いのもメリットです。
購買意欲の高いユーザーとは、何かを買おうとしていたり、何らかのサービスを探していたりする人を指します。
例えば、次のようなユーザーは何かしら商品を買おうとしているので購買意欲が高いです。
- お掃除ロボットが欲しい
- スマホの機種変更を検討している
- 季節の変わり目にエアコンクリーニングがしたい
このような人が抱える「商品を購入したいが迷っている」という悩みを解決すれば、すぐに商品の購入、サービスの利用などにつながる可能性が高いです。



SEOを駆使すれば、まだ見ぬ顧客と出会えるチャンスは無限に広がります。
ブランディングになる
SEOのメリットは集客につながるだけでなく、ブランディングにもなります。
例えば、家事代行を手掛けている企業様が「家事代行 おすすめ」などのキーワードで上位表示できれば、ユーザーから「この会社は有名そうだな」と信頼を獲得できます。
すなわち、自社のサイトを上位表示させること自体がブランディングにつながるのです。
特に、BtoB企業がSEOを実施する場合、専門的なキーワードで上位表示されることで業界内での認知度も向上します。
SEO対策を実施すれば、Webサイトへの流入を確保しながら同時に知名度が高められます。
AIに引用されやすくなる
SEOは効果が高いとはいっても、今後はAIでの検索が増えていくので重要性は下がっていくのではないかと心配する方も多いのではないでしょうか。
結論として、SEO対策はAI時代だからこそさらに重要性を増しています。
すでに多くのユーザーがChatGPTなどのツールを使って検索していますが、AIは学習データとして検索で上位表示されているコンテンツを優先する傾向があります。



つまり、SEO対策を実施していればAI検索であなたのサイトが露出する機会が増加するのです。
今後もAIの利用が普及していくに比例して、SEOの重要性も増していくといえるでしょう。
SEOを実施する2つのデメリット
SEO対策には魅力的なメリットがある一方でデメリットもあります。
- 成果が出るまで最低6ヶ月以上かかる
- 定期的な更新やリライトが必要になる
上記を見て「SEO対策は意味ないのでは?」と考えている方もいると思いますが、総合的に見ればメリットが大きいのは事実です。
事前にデメリットを知っておいて、適切な期待値でSEO対策に取り組みましょう。
成果が出るまで最低6ヶ月以上かかる
SEOは、広告などの集客手段と比較したときに成果が出るまで時間がかかるのがデメリットです。
記事を上位表示させるためには、まずGoogleに認識されなくてはいけません。できたばかりのWebサイトだと、Googleに認識されるまで最低3ヶ月は必要と言われています。
さらに、サイト内のコンテンツが徐々に評価され始め、検索順位が安定してくるまでに必要な期間は6ヶ月ほど。
Googleは記事のオリジナリティや網羅性など、様々な側面からコンテンツを評価するので時間がかかります。
ただ、上記ツイートに書いている通り、一度育ててしまえばWebサイトは安定して集客できる立派なツールになります。



一朝一夕で効果が出るような甘いものではありませんが、時間をかけて丁寧にサイトを育てていきましょう。
定期的な更新やリライトが必要になる
SEOでは成果が出てからも定期的な更新、およびリライトが必要になります。
すでに公開している記事やページなどのコンテンツを見直しする作業のこと。
Googleはユーザーに対するサービス品質を担保するため、日頃からアップデートを頻繁に行っています。検索アルゴリズムが変わり、順位がガラリと変わることも珍しくありません。
例えば、アップデート前までは検索結果3位を取得できていた記事でも、アップデート後は20位以下まで急落するなんてこともあり得ます。
検索上位をキープし続けるには、順位の変動に常に目を光らせて、アップデートのたびに対策を練って対応する必要があるんですね。



Webコンテンツ制作者とSEOは切っても切り離せない関係なので、長いお付き合いが必要ということです。
SEO対策の費用・期間・成果のイメージ
SEO対策のメリット・デメリットには納得したものの、実際に取り組んでみていくら費用がかかり、どのくらいの期間でいくら成果が出るのかわからない方がほとんどでしょう。
参考までに、弊社が支援させていただいたクライアント様における費用感・実施期間・成果の事例を紹介します。費用は1ヶ月あたり40万円(月5〜8記事入稿)と仮定しました。
期間 | PV | 成約数(売上) | 累積費用(累積の利益) |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 0 | – | 40万円(△40万円) |
2ヶ月目 | 100 | 2件(10万円) | 80万円(△70万円) |
3ヶ月目 | 200 | 4件(20万円) | 120万円(△90万円) |
4ヶ月目 | 400 | 8件(40万円) | 160万円(△90万円) |
5ヶ月目 | 600 | 12件(60万円) | 200万円(△70万円) |
6ヶ月目 | 800 | 16件(80万円) | 240万円(△30万円) |
7ヶ月目 | 1000 | 20件(100万円) | 280万円(30万円) |
8ヶ月目 | 1,400 | 28件(140万円) | 320万円(130万円) |
9ヶ月目 | 1,800 | 36件(180万円) | 360万円(290万円) |
10ヶ月目 | 2,400 | 48件(240万円) | 400万円(510万円) |
SEOは成果が出るまでに時間がかかります。
一方、一度アクセスが増えてきたらあとは右肩上がりに収益が増えていくため、長期的な目線で見れば投資額を回収しやすいです。
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ここからは、具体的なSEO対策について4つの項目に分けて紹介していきますので、引き続き読み進めてください。
初心者でも今すぐできるSEO対策【準備編】
SEO対策で最も大切なのは、実際にコンテンツを作り始めるまでの準備です。航海で例えるなら、あらかじめ航海図を作っておいて、プラン通りに船を進めるイメージです。
ここでは、誰でもできるSEO対策の準備の方法を紹介します。
- ターゲットと競合他社の調査を実施する
- 適切なキーワードを選定する
- サイト設計を実施する
それぞれ詳しく解説します。
ターゲットと競合他社の調査を実施する
まずは自社の商品・サービスを利用するユーザー、すなわちターゲットを明確にする必要があります。
例えば、イベント向けの景品を紹介するサイト様なら、イベントを開催する幹事様の役に立つコンテンツを提供することが大切です。
読者ニーズを外さないために大切なのは、あなたが作るサイトはどんな人のためのサイトなのかをきちんと決めておくこと。なのでサイトを作る前に、明確な読者像(ペルソナ)を設定しておきましょう。
参考までに、副業を紹介するオウンドメディアを立ち上げる場合、次のようなペルソナが考えられます。
ペルソナ | ユーザーに必要な情報 |
---|---|
20代〜30代の男性会社員 | おすすめの副業情報 |
片道1時間かけて電車通勤している | 隙間時間でできる副業 |
会社の給料以外の収入が欲しい | 副業ごとの収入目安 |
通勤時間を有効活用したい | 副業に必要なもの |
さらに、オウンドメディアを作るなら競合調査は欠かせません。
現実社会でお店をオープンするなら、客層やライバル店の有無などを詳しく調べますよね。そのうえで条件の良い立地を選び、宣伝をしてやっとオープンまでたどり着くのが当たり前です。
この流れは、Webサイトでも同じです。こんな感じに置き換えてみると分かりやすいかもしれません。
- 客層=想定読者
- ライバル店=競合サイト
- 宣伝=SNSなどでの拡散
もしあなたが「本当に良いものを取り扱っていれば、勝手にお客さんが来るはずだ」と思っているなら、それは幻想です。実店舗と違ってWeb上には無数のコンテンツがあるので、その分ライバルも多いのは明白。戦略無しに勝てるものではありません。
具体的に見るべきポイントはこちらの通りです。
検索上位を占めている競合サイトをとことん研究して、勝てる要素を一つでも多く作っていきましょう。
適切なキーワードを選定する
競合調査とあわせてキーワード選定も行いましょう。
自社メディアに訪れるユーザーがどのようなキーワードを検索するのか逆算して、ピックアップする作業のこと。
キーワード選定を適切に実施すれば、サイトに訪れたユーザーに対して自社で役立つ情報を提供し、商品の購入、サービスの利用につながります。
例えば、工務店様が自社への問い合わせを増やす目的でオウンドメディアを立ち上げる場合は「地域×工務店」や「注文住宅×機能」などのキーワードを選定することになるでしょう。
選定するキーワードの数は事業規模によっても異なりますが、30〜50記事程度になるのが一般的です。
また、キーワードにはそれぞれ月間検索ボリュームがあり、ボリュームの大きいキーワードほど大きな流入を見込めますが、その分上位表示が難しくなります。





検索ボリュームだけでなく、自社サイトに訪れる読者に合っているかどうかも合わせてキーワードを選定してきましょう。
サイト設計を実施する
サイト設計では、選んだキーワードをグループ分けしてカテゴリを作り、内部リンクの構造などを決めていきます。
記事に親子関係を作って互いに行き来できるようにすれば、読者がどの記事から入ってきても全ての情報が得られます。
適切に構造化されたWebサイトは、読者に親切であるうえに、サイトの回遊率や滞在率がアップしてGoogleの評価も高くなりやすいです。
一般的なオウンドメディアでは「トピッククラスターモデル」と呼ばれる内部リンク構造により、関連性の高い記事同士を繋げるのが一般的です。


内部リンク構造を考える段階で浮いているキーワードが出てしまう場合、キーワード選定から見直す必要があります。
各コンテンツは、さらに細分化しても構いません。例えば「ブログ」カテゴリ内に、このような親子関係の記事を作るなどです。
- 個人ブログ 始め方(親記事)
- 無料ブログ どこがいい(子記事)
- レンタルサーバー おすすめ(子記事)
- ワードプレス テーマ 選び方(子記事)
- ブログ 収益 出るまで(子記事)
初心者でも今すぐできるSEO対策【内部対策編】
SEO対策のなかでも、内部対策は基本ともいえる部分です。
内部対策ができていなければ、せっかく質の高いコンテンツを作っても適切に評価されない可能性があります。コンテンツ制作を始める前に、最低限以下の項目はチェックしておきましょう。
- XMLサイトマップを設置する
- 表示速度対策をおこなう
- モバイル対応させる
- パンくずリストを設置する
- 重複コンテンツをなくす
XMLサイトマップを設置する
XMLサイトマップは、検索エンジンにサイト全体の構造を正確に伝えられ、サイトが評価されやすくなります。
サイト内の全ページのURLや更新情報をリスト化したファイルのこと。
XMLサイトマップがあることで、検索エンジンのクローラーが効率よくサイト内を巡回でき、新しいページや更新されたページを素早く発見してもらえます。
Google Search Consoleと呼ばれるツールにXMLサイトマップを送信することで、インデックス登録も促進されます。
表示速度対策をおこなう
サイトが表示されるスピードを対策しておきましょう。
検索結果で気になるタイトルをクリックしたとき、肝心の記事が表示されるまでに5秒も10秒も待たされたら嫌ですよね。せっかちな読者なら、表示が遅いだけでそのページを閉じてしまいます。
どんなに充実したコンテンツを揃えていても、表示速度が遅かったら読んでもらえる可能性が格段に下がるんですね。非常にもったいないので、最初から出来る限りの対策をしておきましょう。
1ページのサイズ目安は?
ちなみにGoogleが開発したWebサイトのパフォーマンスを分析できるアプリ「web.dev」では、1ページのサイズを1.6MB以内に抑えることを推奨しています↓
合計バイト サイズを 1,600 KiB 未満に抑えることを目指してください。この目標は、理論的には 3G 接続でダウンロードできるデータ量に基づいていますが、10 秒以下の対話時間も達成できます。
web.dev(日本語訳)
テキストは軽いので、記事の文字数は気にしなくて大丈夫です。問題は画像ですね。1記事に10枚画像を入れるとしたら、1枚につき100KB程度に抑える必要があります。



画像はユーザビリティを上げるのに役立つので、数を減らすよりは1枚ごとの容量を小さくしたほうが良いでしょう。
対策の肝は画像処理!
画像はサイトの表示速度に影響するため、次のような方法でサイズを抑えておくことが大切です。
- オンラインで画像を圧縮できるサービスを利用する(TinyPNGなど)
- 画像圧縮ツールを利用する(Caesium、Voralent Antelopeなど)
- ワードプレスのプラグインを利用する
利用しているサイトがWordPressの場合、プラグイン「EWWW Image Optimizer」を入れておけば自動で画像を最適化してくれます。


過去にアップロードした画像も一括で圧縮できるので、ページのスリム化に役立ちます。
定期的に「PagespeedInsghts」などを利用して、速度のチェックを行ってください。使い方はとても簡単で、チェックしたいページのURLを入力して「分析」ボタンをクリックするだけです。


「分析」ボタンをクリックすると、画面の真ん中くらいに「パフォーマンス」が表示されます。理想は緑色の”90-100”ですが、80以上が出ていればまずOKです。



ライバルサイトの数値をチェックして、差別化に活かすのも良いでしょう。
モバイル対応させる
ページをスマホでも見やすいように対策しておくことも必要不可欠です。
Googleは、2018年3月にモバイルファーストインデックスを導入し、モバイルでの見えやすさを重視するようになりました。
PCサイトではなくスマートフォンサイトを基準に順位決定やWebサイトの評価を行う取り組みのこと。
具体的には、スマホで見たときでもイラストや表などが崩れていないか、ボタンやリンクがタップしやすいかなどをチェックしておくことが大切です。
また、大きな表などを入れる場合、スマホで横スクロールできるようにしておきましょう。
パンくずリストを設置する
検索エンジンとユーザー両方にサイト構造を伝えるため、パンくずリストも忘れずに設置しておきましょう。
パンくずリストとは「TOP > カテゴリ > 現在のページ」のように表示される階層ナビゲーションのこと。
パンくずリストがあると、Googleのクローラーがサイトの構造を理解しやすくなり、適切な評価がおこなわれます。
使っているのがWordPressなら、基本的にパンくずリストは自動で設置されます。
自社で独自のサイトを構築している場合は、構造化マークアップと呼ばれる対策が必要です。
重複コンテンツをなくす
同じような内容のページが複数あると、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
重複コンテンツとは、同一サイト内や他サイトとの間で類似度の高いコンテンツのことです。見るべきポイントはサイトによって異なりますが、次のような点をチェックしてみましょう。
- 同じ商品を複数ページで紹介していないか?
- 他社サイトの文章をコピーしていないか?
- URLの正規化ができているか?
オリジナルなコンテンツを作成することでGoogleからの評価が高まりやすくなります。
もし重複しているコンテンツがある場合、不要なページにnoindexやcanonicalといった「タグ」を設置することで、重複を防げます。
初心者でも今すぐできるSEO対策【コンテンツ編】
SEO対策の中で最も重要なのは、無論コンテンツの質です。
どんなに技術的な対策を完璧にしても、コンテンツがユーザーのニーズに応えられなければ意味がありません。ここでは、Googleから評価されるコンテンツ作りのポイントを解説します。
- 読者ファーストを意識する
- タイトルや見出しでキーワードを意識する
- 一次情報や独自のデータを入れる
- 図表やイラストを挿入して見やすくする
- E-E-A-Tを意識する
読者ファーストなコンテンツを作るのは大前提として、そのうえで冒頭で紹介した「内部要素」の技術的要因を満たすのが重要です。
読者ファーストを意識する
SEOの基本は、検索エンジン対策ではなく読者満足度向上を最優先に考えることです。
繰り返しにはなりますが、Googleは読者にとって良いコンテンツを上位に表示します。したがって、コンテンツには読者が求めている情報だけを記載すべきです。
例えば、記事やWebサイトの最終目的が「商品の販売」だとしても、単におすすめ商品を羅列するだけでは誰も買ってくれません。押し売り的な要素を感じると、大抵の読者はその記事から即離脱します。
また、読者に刺さる記事を書くためには、読者の検索意図を読み取ることも重要です。
読者が検索する目的のこと。その目的の見極めを「検索意図の読み取り」という。
検索意図と検索窓に打ち込む言葉の関係を以下にまとめました。
検索意図 | 検索窓に打ち込む言葉 |
---|---|
ランチにパスタが食べたい | 「近くのイタリアン」「パスタランチ 美味しい」など |
パンクした自転車を修理したい | 「近所の自転車屋」「パンク 修理方法 自転車」など |
隙間時間で身体を鍛える方法を知りたい | 「筋トレ 短時間」「通勤中にできる筋トレ」など |
当然ではありますが、読者の目的を正しく理解しないと問題解決はできません。
タイトルや見出しでキーワードを意識する
SEO効果を高める最も基本的な施策は、タイトルと見出しにキーワードを入れることです。
検索エンジンは、タイトルタグや見出しタグを重要視してページ内容を判断します。自然な文章の中にメインキーワードや関連キーワードを適切に配置することがポイントです。
効果的なタイトル・見出し作成のコツは以下の通りです。
- タイトルには必ずメインキーワードを含める
- 見出しには関連キーワードや共起語を自然に配置
- 文字数は32文字以内で検索結果に完全表示されるように調整
- 読者が思わずクリックしたくなる魅力的な表現を使う
例えば「SEO対策の方法」というキーワードなら、タイトルは「初心者でもできるSEO対策の方法|効果的な5つのステップ」のような形で、自然にキーワードを含めながら具体性も持たせることが重要です。
ただし、キーワードの詰め込みすぎは逆効果になるので要注意。無理やりキーワードを入れるのではなく、読者にとって分かりやすい表現を心がけましょう。
一次情報や独自のデータを入れる
一次情報や独自の視点がないコンテンツは上位表示が難しいです。
自社で実施したアンケート結果、実験データ、インタビュー内容、実際の事例など
他サイトにはない独自性の高い情報があることで、検索エンジンからの評価も大幅に向上します。この情報はここでしか読めないと思ってもらえるコンテンツ作りを目指しましょう。
独自性の高いコンテンツを作るための具体的な方法は、以下のとおりです。
- 顧客へのアンケート調査結果の公開
- 実際に商品・サービスを使った体験レビュー
- 業界の専門家へのインタビュー記事
- 自社で実施した実験や検証の結果報告
- 競合他社との詳細比較データ
たとえば、当サイトではEXTAGE株式会社が支援させていただいたクライアント様の成果や施策などを盛り込んでいますが、これも独自情報だといえます。
時間と手間はかかりますが、その分だけ競合との明確な差別化ポイントになり、長期的に高いSEO効果を発揮してくれます。
図表やイラストを挿入して見やすくする
ユーザビリティを向上させるために、図や表といったビジュアル要素を挿入しましょう。
どんなに良いことが書いてある記事でも、パッと見ただけで読者が「読みにくそう」と思ったらそこで終わりです。
Web上には無限とも言える数のコンテンツがあるので、開いた記事がイマイチだったら読者は即離脱して他に良い記事を探し始めてしまいます。
見た目や操作性は重要なので、文章で説明するより、図で見せた方が早いという部分は積極的にビジュアル化しましょう。
効果的なビジュアルコンテンツを作成するポイントは、次のとおりです。
- 複雑な情報は表やグラフで整理して見やすく
- 手順説明には番号付きの図解を活用
- 統計データは視覚的に分かりやすいチャートで表現
- オリジナルの図解やイラストで他サイトとの差別化
また、画像のalt属性にも適切なキーワードを含めることで、画像検索からの流入も期待できます。
E-E-A-Tを意識する
E-E-A-Tは、昨今のSEOで重要視されている品質指標です。


特に中小企業の場合、実際の事例や体験談を積極的に盛り込むことで、E-E-A-Tを高められますね。
E-E-A-Tを高めるための具体的な施策を以下にまとめました。
- 実際に商品を使った詳細なレビューを掲載
- サービス導入の具体的な事例を紹介
- 失敗談も含めたリアルな体験談を共有
- 資格や実績を明記した著者情報を掲載
- 業界メディアでの掲載実績を紹介
- 専門家からの推薦コメントを獲得
- 運営会社情報を詳細に掲載
Googleが公表した検索品質評価ガイドラインでは、特にYMYLジャンルについて厳しい審査基準が設けられています。
Your Money Your Lifeの略。医療、お金など人生に影響を与えるテーマを指す。
初心者でも今すぐできるSEO対策【外部対策編】
外部対策とは、他サイトからの評価を通じて、自社サイトの権威性を高めるための施策です。
前述したE-E-A-T施策にも関わってきますが、SEOにおいて外部から評価されることも重要になります。
具体的な施策は次のとおりです。
- 被リンク対策を実施する
- サイテーションを獲得する
内部対策やコンテンツ制作より優先度は低めですが、状況に応じて検討していきましょう。
被リンク対策を実施する
サイト自体の強さを上げていくために、被リンク対策を念頭に置いておきましょう。
被リンクとは他のサイトからリンクを張ってもらうことを指します。
SEO的に有利なのは次のようなリンクです。
- Googleの評価が高いWebサイトからのリンク
- 自社サイトと関連性が高いサイトからのリンク
- 他のWebサイトから「役立つ記事」として張られた被リンク
重要なのはリンクの量より質です。
被リンクを獲得する方法とは?
被リンクは待ってるだけでもらえるものではありません。次のような被リンク対策を実施して、積極的に増やしていきましょう。
- リンクフリーを明示する
- 他社にコンテンツを提供する(記事の寄稿など)
- ポータルサイトへ掲載依頼をする
- プレスリリースを配信してもらう
Webサイトの運営全般に言えることですが、とにかく「地道にコツコツ」が大切です。以下では、実は教えたくない被リンク獲得方法について紹介しています。
被リンク元の調査方法
定期的に被リンク元の調査も行いましょう。
一番手軽なのはGoogle Search Console(Webサイトのパフォーマンスを分析するツール)を使う方法です。



Google Search Consoleは、Googleのアカウントがあれば無料で利用できるツールです!
Googleサーチコンソールを開いたら、画面左側にあるメニューバー「リンク」から、あなたのサイトの被リンク情報が見られます。


また、右上の「外部リンクのエクスポート」をクリックすると、結果をスプレッドシートなどにダウンロードできるので分析に便利です。
ちなみにTwitterなどのSNSで紹介された場合は、被リンクとして評価されません。ただ、認知度やアクセス数アップなどの効果が見込めるので、SNSの運用も積極的にやってみてくださいね、
サイテーションを獲得する
直接的なリンクがなくても「サイト名や会社名の言及」だけでSEO効果があることが分かっています。
他サイトやSNSで自社の名前やサービス名が言及されること。
例えば「○○会社のサービスが素晴らしい」といった口コミや、業界メディアでの紹介記事などが挙げられます。
サイテーション獲得のための具体的な施策は、以下のとおりです。
- SNSでの積極的な情報発信と業界関係者との交流
- 業界誌やWebメディアへの寄稿や取材協力
- セミナーや勉強会での講師活動
- 顧客満足度向上による自然な口コミ発生
- インフルエンサーや専門家との関係構築
サイテーションの効果は被リンクほど直接的ではありませんが、ブランド認知度向上やドメイン権威性の向上に寄与します。
特にローカルビジネスの場合は、地域メディアや口コミサイトでのサイテーション獲得が非常に重要になります。
積極的にプレスリリースを配信したり、業界イベントに参加することで、自然なサイテーション獲得を目指しましょう。
SEO対策で成果を出すための分析方法
どんなコンテンツでも一度作成したら終わりではなく、分析と改善がマストです。
あなたがどんなに読者のことを考えて作ったコンテンツでも、それが良いのかイマイチなのかを判断するのはユーザーです。
第三者の評価は必ず数字に表れるので、ツールを使って数値を分析し、足りない要素を追加したり改善したりしましょう。
ツールを導入する
SEOで分析改善を実施するための主なツールは、次の3つです。
- Google Search Console(サーチコンソール)
- Googleアナリティクス
- Ahrefs(エイチレフス)
それぞれのツールの特徴、使い方を画像付きでわかりやすく紹介します。
Google Search Console(サーチコンソール)


Google Search Consoleは無料ツールで、ページのインデックス状況や獲得できているキーワードを調べられます。
調べられる主な機能を以下にまとめました。
- サイト訪問者がGoogleの検索窓に打ち込んだ言葉(クエリ)
- ページの平均検索順位・表示回数・クリック数・クリック率
- サイトがモバイルフレンドリー(モバイル端末で見やすいデザイン)かどうか
特に、読者がGoogleの検索窓に打ち込んだキーワードを調べられるのが特長です。
すでに獲得できているキーワードがわかれば、キーワードに合わせてタイトルや見出しを調整することでさらなる流入を見込めるでしょう。
Googleアナリティクス


Googleアナリティクス(GA4)も無料で利用でき、サイトに訪れたあとのユーザー行動を調べられます。
具体的には、次のような指標がわかります。
- リアルタイムのサイト訪問者数
- サイト訪問者の基本属性(居住地・年齢・性別など)
- サイト訪問者の流入元(検索エンジン・SNSなど)
サイト訪問者数を前月、前年で比較すれば、自社サイトの流入が悪化しているのかどうかがわかります。
訪問者の属性を見れば、どのようなユーザーがサイトに多く流入してきているのかがわかり、結果として読者に最適なアプローチがしやすくなるでしょう。
ほかにも、検索エンジンやSNS、広告、直接流入などどこからの流入が多いのかがわかれば、対策は立てやすくなります。
ただ、Googleアナリティクスは機能が多い分、どこを見ればいいか迷ってしまいがちです。そこで、設定方法や使い方、見るべきポイントなどを動画で徹底解説してるので、こちらを参照してください。



アナリティクスを使えば、行動の精度がグンとアップすること間違いなし!むしろやらない理由がないので、すぐに導入しましょう。
Ahrefs(エイチレフス)


Ahrefsは有料ですが、自社サイトや競合サイトの分析に役立つ機能が盛りだくさんのツールです。
Ahrefsで表示されるデータは独自の調査システムに基づいたものですが、その情報量は世界最大規模。他のツールと比べて精度が高く、細かい分析ができます。
さらに、Ahrefsを使えば自分のサイトだけではなく、競合サイトの情報まで見られるのもポイント。例えば「ライバルサイトはどんなキーワードで検索上位を獲得しているのか」などが分かります。



Ahrefsを導入すれば作業の効率も精度がかなり上がるので、ぜひ使ってみてください。
数値を定期的にチェックする
ツールを導入したら、次のような数値を定期的にチェックしていきましょう。
- 流入経路
- 流入キーワード
- サイト滞在時間
- 離脱率
流入経路
流入経路とは、読者がどんなルートであなたのサイトに辿り着いたのかを表すものです。
SNS・検索エンジン・ブックマークからの直接流入などの種類があり、これを調べるとあなたのWebサイトのどこを強化すべきなのかが分かります。



例えば検索エンジンからの流入が全然伸びないのであれば「SEOに力を入れるべき」などですね。
逆に、流入経路がほぼSNSなら、SNSを使った集客が成功している、あなたのサイトをSNSで紹介してくれている人が一定数いると考えられるので、SNS運用には問題がないと判断できます。
流入キーワード
次に、流入キーワードとはあなたのサイトを訪れた読者が検索エンジンに入力したキーワードのこと。
流入キーワードを調べる理由は、記事を作った際に狙ったキーワードで上位表示されるとは限らないからです。
例えば「ブログ 成功事例」を狙って書いた記事が「アフィリエイト 失敗例」で上位表示されるといったことは多々あります。
狙い通りの結果が出なくても焦ることはありません。逆にせっかく上位を取れているキーワードがあるなら、記事の内容をキーワードに寄せていけば良いのです。



「この記事はこのキーワードで上位表示させなければいけない」などの決まりはないので、柔軟に対応していきましょう。
サイト滞在時間
サイト滞在時間は、文字通り読者があなたのサイトに滞在していた時間を表します。
サイト滞在時間が数秒だったら、その記事がきちんと読まれていないのが分かります。
ここで「なぜ読んでもらえないのか?」「導入文に問題があるのか?」「知りたいことが書かれていないと思われたのか?」など原因を分析し、対策を考えていきましょう。
離脱率
離脱率とは、あなたのサイト内で読者が最後に見たページとなった割合を指します。
例えば、2人の読者が次の行動を取ったとしましょう。
- 読者A:Google検索→記事A→記事B→Google検索画面に戻る
- 読者B:SNS→記事A→記事B→ブラウザを閉じる
この場合、2人とも記事Bを見た後にサイトを離れているので、記事Bの離脱率は100%ということ。
どんなWebサイトでも必ず最後には離脱されるのですが、上記のように特定の記事だけ離脱率が高いのは良くないです。離脱率の高いページは、コンテンツを強化していく必要があります。
仮説を立てて改善する
SEOの難しいところですが、集めたデータを元に仮説を立てて改善していく必要があります。
大前提として、Webサイトの改善には主に2つのパターンがあります。
- 明らかに悪いところを改善する
- 一定の成果が出ているところをさらに強化する
マイナスポイントの改善はマストで実施しなければなりません。
いずれにせよ、できる限り多くのデータを集めたうえで「どこが悪いのか」「どこを改善すればいいのか」について仮説を立てることで、より精度の高い施策を打つことができます。
たとえば、流入はあるが商品があまり購入されていない場合、滞在時間・離脱率・回遊率などに問題があると考えられます。こうした仮説を立てた際、各指標の数値がわかっていれば改善箇所は明確になるでしょう。



上記のケースで離脱率が明らかに高すぎるとわかったら、リード文やファーストビューの改善が必要だとわかります。
データを分析して仮説を立て、改善して結果を確認するというサイクルを何度も繰り返しながら、流入や購入率を強化していきましょう。
SEO対策によって売上が向上した事例
最後に、弊社が支援させていただいたクライアント様で実際にSEO対策によって売上が向上した事例をお伝えします。
- 4ヶ月で22万PV獲得した事例
- 6ヶ月で上位獲得率が83%に向上した事例
1社目のクライアント様は、支援開始からリライトをはじめたところPV数が大幅に増え始めて、6ヶ月ほどで8万から22万PVまで伸びました。


2社目のクライアント様は、ブログ立ち上げから支援させていただいたところ、上位獲得率が61%を超えてリストインにもつながっています。


上記の事例のように、SEO対策を適切に実施すれば長期的に成果を出すことは難しくありません。
EXTAGE株式会社では、無料見積もりを承っております。
SEO対策に取り組んでいきたいものの、何から始めればいいかわからないという企業様や担当者の方は、以下からお問合せください。
\ お気軽にご相談ください! /
SEO対策でやってはいけないこと
間違ったSEO対策を行うと、逆効果どころかGoogleからペナルティを受けてしまう可能性があります。
一度ペナルティを受けると回復に数ヶ月以上かかることも珍しくありません。
正しいSEO対策を継続するためにも、絶対にやってはいけない行為を事前に把握しておくことが重要です。
- 低品質なコンテンツを量産する
- 被リンクを購入する
- 実績のないSEO会社に対策を依頼する
低品質なコンテンツを量産する
結論からいうと、質より量の考え方は現在のSEOでは完全にNGです。
とにかく記事数を増やせばアクセスが増えると考えて、薄っぺらいコンテンツを大量作成するのは危険です。
月に100記事投稿するよりも、月に1記事でもユーザーの悩みを完璧に解決する記事を作る方がはるかに効果的です。
次のような低品質コンテンツを量産しないよう注意しましょう。
- 他サイトの情報をまとめただけの記事
- 文字数稼ぎのための無意味な文章
- キーワードを不自然に詰め込んだ記事
- ユーザーのニーズを無視した自社PRばかりの内容
- AIツールで自動生成しただけの薄い内容
Googleのアルゴリズムは、ユーザーの満足度を重視するため、低品質なコンテンツは確実に見抜かれてしまいます。
短期的な数値向上を狙うより、長期的に価値を提供し続けるコンテンツ作りを心がけましょう。
被リンクを購入する
被リンク販売業者から人工的なリンクを購入する行為は、Googleガイドラインの規約違反です。
一時的に順位が上がることもありますが、発覚した場合のペナルティは深刻です。自社サイトが検索結果から完全に除外されるリスクもあります。
正しい被リンク獲得方法についておさらいしておくと、次のとおりです。
- 業界で話題になる独自調査の実施と公開
- 専門知識を活かした価値の高いコンテンツ作成
- メディア取材や寄稿による露出機会の増大
- 業界イベントでの講演や交流による関係構築
被リンクは「自然に獲得するもの」という原則を忘れず、地道にコンテンツの質を高めていきましょう。
重要なのは「リンクを買う」のではなく「リンクされたくなるコンテンツを作る」という発想です。
実績のないSEO会社に対策を依頼する
SEO対策を実施するなら、自社に知見がない限りはSEO会社に依頼するのが一般的ですが、悪徳業者には注意しましょう。
SEO会社選びの失敗は時間とお金の大きな損失につながります。
安いからといって実績のない会社を選ぶと、後で大きな後悔をすることになりかねませんよ。確実に上位表示します、1ヶ月で効果が出ますといった甘い営業トークに騙されてはいけません。
信頼できるSEO会社の見分け方は、以下のとおりです。
- 具体的な実績データを公開している
- 施策内容を明確に説明できる
- 長期的な視点でアドバイスしてくれる
良いSEO会社を選ぶためには、複数社から提案を受けて比較検討することが重要です。
社内でもSEOの基礎知識を身につけて、業者の提案内容を適切に評価できるようになることをおすすめします。
XTAGE株式会社でもSEO対策のご依頼を受け付けています。SEO対策に取り組んでいきたい企業様や担当者の方は、以下からお問合せください。
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SEOの基礎知識に関するよくある質問
SEO対策は意味ないというのは本当ですか?
SEOは意味がないというのは完全に間違いです。
このような誤解が生まれる理由は、間違ったSEO対策を行って成果が出なかったケースがあるためです。
確かにSEO対策は時間がかかりますし、やり方を間違えると効果は出ませんが、適切な方法で継続すれば確実に成果が出る施策です。
実際に、検索流入からの売上が全体の70%以上を占める企業も珍しくありません。短期間で成果を求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことで、必ず結果はついてきます。
SEO対策は何ヶ月くらいで成果が出ますか?
SEO対策の成果が実感できるまでの期間は、サイトの状況や競合レベルによって大きく変わります。
・新規サイト:6ヶ月〜1年程度
・既存サイト:3ヶ月〜6ヶ月程度
・競合が強い分野:1年以上〜
最初の1〜3ヶ月は大きな変化が見えなくても、4ヶ月目以降に急激に順位が上昇することもよくあります。
短期間で劇的な変化を期待せず、着実に改善を積み重ねていくことが成功の秘訣ですね。
SEOで必要な記事数はどのくらい?
何記事あればSEOで成功するという明確な基準はありません。
記事数よりも、一つひとつのコンテンツの質が圧倒的に重要です。
ただし、一般的な目安というものはあるので、参考にしてください。
・個人ブログ:30〜50記事程度から効果実感
・企業サイト:100記事程度で本格的な集客効果
・大規模サイト:数百〜数千記事でドメイン全体の権威性向上
月に1記事でも、読者の悩みを完璧に解決する記事の方が、薄い内容の10記事よりもはるかに価値があるということを忘れないようにしましょう。
SEOとリスティング広告の違いはなんですか?
SEOとリスティング広告は「検索結果に表示される」という点では同じですが、根本的な性質が全く違います。
リスティング広告は課金すればすぐ流入を見込めますが、検索上位に表示されている限りは常に課金が必要です。
反対に、SEOは流入を獲得できるようになるまで時間がかかりますが、一度上位表示させてしまえば簡単なメンテナンスだけで流入を獲得し続けられます。
最も効果的なのは、SEOとリスティング広告を組み合わせて活用することです。
SEOとMEOの違いはなんですか?
SEO対策とMEO対策の違いは、通常の検索結果、地図検索での上位表示のどちらを目指すかです。
MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップで表示されやすくするための施策で、実店舗を持つビジネスには欠かせません。
特に、飲食店・美容院。クリニック。小売店などの業種ではMEO対策の効果が高く、実施から1〜2ヶ月で目に見える効果が期待できます。
こちらもリスティング広告と同じく、SEOと併用していくのがベストだといえるでしょう。