ホームページで集客できない原因は2つだけ|自分で診断する方法と対策

「ホームページを作ったのに問い合わせが全然来ない…」
「ブログを書いても検索に引っかからない…」
「アクセスはあるんだけど問い合わせがない…」

ホームページで集客できない原因は、突き詰めると「流入がない」か「CVしない」の2つだけです。

まずあなたがやるべきことは、定量的な数値を見て、自社のホームページがどのようなボトルネックを抱えているのか明確にすること。やみくもに施策を打っても、費用や時間ばかりかかって成果はでません。

本記事では、300社以上のSEO支援を手がけてきたEXTAGE株式会社が、ホームページで集客できない2つの原因とそれぞれの対策を解説します。ホームページの集客を改善したい経営者の方は参考にしてください。

この記事でわかること
  • ホームページで集客できない2つの原因
  • 素人でもできる原因の見分け方
  • 流入を増やす対策
  • CVを増やす対策
この記事の監修者 福田 卓馬

福田 卓馬EXTAGE株式会社 代表取締役社長

SEO歴13年。上場企業を含む300社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。>>詳細プロフィール

目次

ホームページで集客できない原因は2つ

ホームページで集客できない原因は無数にあるように見えて、構造で分けると2種類に分類できます。「そもそも人が来ていない」か「人は来ているのに行動してくれない」かのどちらかです。

原因と、それぞれに効く対策の対応関係を整理しました。自社がどちらに当てはまりそうかを意識しながら読み進めてください。

原因よくある症状
流入がないアクセスが月100以下/社名検索しか来ない
CVしないアクセスはあるが問い合わせ0

ただし、見た目の印象だけで判断するのは危険です。次に、自分がどちらの型かを無料ツールの数値で見分ける方法を解説します。

流入がない型かを見分ける方法

流入がない型かどうかは、無料のGoogleサーチコンソールの「表示回数」で判断できます。

表示回数とは、検索結果に自社サイトが出た回数のこと。これがほぼ0なら、順位以前にそもそも検索の土俵に乗れていません。

自社サイトにアクセスがどのくらいあるかは、次の手順で大まかにわかります。

STEP
検索パフォーマンスを開く

サーチコンソールにログインし、左メニューの「検索パフォーマンス」をクリックします。

サーチコンソールの導入がまだの方は「Googleサーチコンソールの設定方法と使い方」で計測の始め方を解説していますので、参考にしてみてください。

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STEP
合計表示回数を確認する

過去3か月の「合計表示回数」を見ます。「EXTAGE株式会社」などの社名キーワード以外での表示がほぼゼロなら要注意です。

GSCの過去3ヶ月の表示回数
STEP
流入がない型か判定する

表示回数自体が少なければ「流入がない型」です。検索に出ること自体が最初の課題なので、タイトルタグの調整やブログ記事の追加・リライトなどを実施しましょう。

CVしない型かを見分ける方法

CVしない型かどうかは、無料のGoogleアナリティクス(GA4)でアクセス数と問い合わせ数を照らせば判断できます。

月間数千以上のアクセスがあるのに、問い合わせがほぼゼロなら、ユーザーを取りこぼしています。

次の手順で、流入と成果のバランスを確認しましょう。

STEP
ページごとの数値を開く

GA4のレポートの「エンゲージメント」から「ページとスクリーン」を開きます。

STEP
訪問数とCVを照らす

イベントから対象のコンバージョンを選択します。月のアクセスがある程度あるのに、問い合わせ件数が0〜1件なら要注意です。

GA4のイベント数をチェックする
STEP
CVしない型か判定する

流入はあるのに成果が出ないなら「CVしない型」。導線と訴求の見直しが必要です。

ホームページで絶対にやっておくべきことについて、弊社社長が宇宙一わかりやすく解説していますので、併せて参考にしてください。

とはいえ「原因は分かったが、細かい施策を足すだけでは直らない気がする」「サイトの作りから見直すべきなのか判断できない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

福田卓馬

EXTAGEでは、検索に強いサイトの組み立て方をまとめた『サイト設計マニュアル』を無料配布しています。

集客できる形にサイトを組み直したいなら、ダウンロードしてご活用ください。

ホームページ集客を改善する9つの対策

自分のタイプが分かったら、いよいよ対策です。ここでは、流入とCVの両面から効く9つの対策を紹介します。自分のボトルネックに近いものから取り組んでください。

集客を改善する9つの対策
  • ページタイトルに対策キーワードを含める
  • ブログで見込み客を集客する
  • 競合が弱いキーワードを狙う
  • サービスページ・エリア別ページを追加する
  • 記事・サイトに信頼性を持たせる
  • NAP情報を統一する
  • 問い合わせの動線を明快にする
  • 費用や他社比較を入れる
  • 実績や口コミを入れる

それぞれ詳しく解説します。

ページタイトルに対策キーワードを含める

各ページのタイトルに狙うキーワードを入れるのは、SEO対策の基本中の基本です。

タイトルは、Googleとユーザーが「何のページか」を判断する最重要なタグ。タイトルが社名だけでは、業種・サービスのテーマだと認識されません。

タイトルは、Chrome拡張機能のSEO META in 1 CLICKを利用すればかんたんに調べられます。

SEO META in 1 CLICK

たとえば、次のように書き換えるだけで、狙いたい検索結果に出る可能性が上がります。

タイトルの変更例

株式会社〇〇|トップページ
↓
〇〇市の外壁塗装|地域実績500件の△△塗装

アクセスの多いページのタイトルから書き直すだけで、順位とクリック率が底上げされます。まず試してみてください。

ブログで見込み客を集客する

ブログは単なる日記ではなく、見込み客の検索に答える検索キーワードに合わせて書きましょう。

社内イベントや日常の報告といったブログは、見込み客が検索しないため、ほぼ集客につながりません。お客さんの悩み・疑問に答える記事だけが、検索からの流入を生み出します。

集客できるブログタイトルの例
  • 〇〇市 注文住宅の費用相場まとめ
  • 外壁塗装の塗り替え時期の目安
  • 相続手続きの流れと必要書類一覧

見込み客が検索する言葉をタイトルと見出しに入れ、その疑問に丁寧に答えるだけで、検索からの流入が見込めます。

ホームページが検索に引っかからない時の対処法は「ホームページが検索に出てこない3つの原因と対策」の記事を参考にしてください。

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競合が弱いキーワードを狙う

中小企業は、大手が手をつけていない「競合が弱いキーワード」を狙うのが鉄則です。

「外壁塗装」のようなビッグキーワードで上位を取るのはほぼ不可能です。一方、地域や悩みを絞ったキーワードなら、中小企業でも十分に勝てます。

キーワードの種類例競合の強さ
ビッグKW外壁塗装非常に強い
ミドルKW外壁塗装 費用強い
ロングテールKW〇〇市 外壁塗装 費用弱い(狙い目)

検索ボリュームと上位サイトの強さを見て、勝てそうなキーワードから記事にしていきましょう。

キーワード選定の具体的な手順は、「SEOキーワード選定の方法と手順」で解説していますので、参考にしてみてください。

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サービスページ・エリア別ページを追加する

サービスごと・エリアごとにページを分けると、検索でヒットする入口が増えます。

1ページにサービス・対応エリアを詰め込んでしまうと、ページのテーマがわかりづらくなり、結果としてどのキーワードにも引っ掛からなくなるためです。

福田卓馬

1ページ1テーマに分けることで、Googleがページの内容を理解しやすくなります。

たとえば「リフォーム」ページの配下に「キッチンのリフォーム」「リビングのリフォーム」と分けたページを用意することで、ニーズ・地域・サービス別の検索を取りこぼしません。

自社の提供サービスと対応エリアを棚卸しして、需要のある組み合わせからページを追加していきましょう。

記事・サイトに信頼性を持たせる

Googleは、誰が書いた情報かという信頼性(E-E-A-T)を評価します。

EEAT

同じ内容でも、実績や資格、運営者情報が明示されたサイトのほうが上位に出やすくなります。匿名の薄い情報は評価されにくいからです。

信頼性を高める要素
  • 著者・監修者のプロフィールと資格
  • 施工事例・実績数などの一次情報
  • 運営会社情報・問い合わせ先の明記

自社にしか書けない実績や事例を盛り込むことが、信頼性とオリジナリティの両方を高める近道です。

NAP情報を統一する

地域ビジネスなら、NAP情報の統一でローカル検索に強くなれます。

NAP情報とは

会社名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の3つの基本情報。

ホームページ・Googleビジネスプロフィール・各種ポータルサイトでNAP情報がバラバラだと、Googleが同一店舗だと認識できず評価が分散します。

表記(番地の書き方や法人格の位置など)まで完全に一致させ、地域での検索評価をまとめましょう。

問い合わせの動線を明快にする

問い合わせのゴールを1つに絞り、どのページからも3クリック以内でたどり着けるようにしましょう。

「問い合わせ」「電話」「資料請求」とゴールが複数あると、訪問者は迷ってどれも押しません。まずゴールを1つに決めるのが先決です。

ゴールを決めたら、ヘッダー・フッターに常に動線を置き、スマホでも電話番号がタップできる状態にします。以下を確認してください。

動線チェックリスト
  • 全ページから3クリック以内で問い合わせに到達できる
  • 電話番号がスマホでタップできる
  • フォームの入力項目が5つ以内

導線を整えるだけで、同じアクセス数でも問い合わせ数は大きく変わります。

費用や他社比較を入れる

費用の目安や他社との違いを載せると、訪問者の不安が消えてCVに近づきます。

料金が分からないサイトは、問い合わせのハードルが高くなります。「いくらかかるか分からない」状態では、人は行動しないからです。

料金表や料金の考え方、他社との比較表を載せると、訪問者は自分で判断でき、納得したうえで問い合わせます。具体的な数字を示すほど信頼されます。

福田卓馬

「料金は問い合わせください」だけのページは、それだけで多くの見込み客を逃しています。

実績や口コミを入れる

実績や口コミは、訪問者の「ここに頼んで大丈夫か」という不安を解消します。

人は、他人の評価を見て安心して行動します。第三者の声や具体的な実績がないと、どれだけ自社をアピールしても響きません。

施工事例・お客様の声・導入実績・受賞歴などを、具体的な数字や写真とともに掲載しましょう。抽象的な「弊社は高品質です」よりも「実績500件・満足度98%」のほうが圧倒的にユーザーの心を動かします。

さらに、Googleからも信頼性の高い会社だと評価され、検索順位やサイト評価の向上、ひいてはアクセス向上にもつながるでしょう。

とはいえ「直したところで本当に問い合わせが増えるのか」「どこまで変わるのか見当がつかない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

福田卓馬

EXTAGEでは、300社の支援から勝ちパターンを抜き出した『SEO成功事例集』を無料配布しています。

同じ課題を抱えていた会社がどこまで伸びたのか知りたいなら、ダウンロードしてご活用ください。

ホームページ集客で外注を検討すべきタイミング

ここまでの対策を読んで「自社だけでは難しい」と感じた方もいるはずです。集客がうまくいかないとき、どういう状況なら外注すべきかを整理します。

すべてを外注する必要はありません。次のような状況に当てはまるなら、外注を検討するタイミングです。

外注を検討すべき状況
  • 自己診断で原因は分かったが、対策する人手・時間がない
  • 半年以上ブログを書いても表示回数が増えない
  • 制作会社に任せているが、データに基づく改善提案がない

ここで注意したいのが、ホームページ制作と集客は、まったく別の専門領域だということです。

制作会社の本業はデザインとコーディングで、SEOや導線設計は専門外のことが多いです。制作費150万円の内訳に、集客の仕組みは含まれていないケースがほとんどです。

領域制作会社集客の専門会社
デザイン・コーディング◎△
SEO・コンテンツ戦略×◎
導線設計・データ分析△◎

デザインに不満がなければ、制作会社を変えるより集客の専門会社に相談するほうが効果的です。外注先には、次の3つを必ず確認してください。

外注先に確認すべき3つの質問
  • SEO対策は具体的に何をしてくれるか
  • 過去の成果を数字で見せてもらえるか
  • 記事は誰が書くのか(社内か外注か)

「書くだけ」を安く請け負う業者ではなく、設計から成果にコミットできる相手を選ぶことが重要です。

実際にEXTAGEが支援した事例では、次のような成果が出ています。

支援先施策成果
英語学習メディア(LEC様)サイト設計→KW選定→CV導線→被リンク月間14万PV/LINE登録月200件
企業ブログ(HERO’ZZ様)SEO軸のオウンドメディアをゼロから構築5ヵ月で月7,000PV/問い合わせ月15件

よりさまざまなSEO対策会社を比較しながら、依頼先を検討したいという方は「SEO対策会社の選び方と失敗しないためのポイント」の記事も併せてお読みください。御社に最適な血の通ったパートナーが見つかるはずです。

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よくある質問

ホームページ集客は効果が出るまで何ヵ月かかる?

SEOの場合は3〜6ヵ月が目安です。広告なら翌日からアクセスを集められますが、止めた瞬間に流入がゼロになります。SEOの土台を整えながら少額の広告を併用する組み合わせが効率的です。

ホームページのアクセス数を確認する方法は?

Googleアナリティクス(無料)を導入してください。Googleアカウントがあれば数十分で設定でき、月間ユーザー数やよく見られているページを確認できます。

ブログを更新しても集客できないのはなぜ?

検索キーワードを意識せずに書いた記事は、検索結果に表示されないからです。記事を書く前に見込み客が検索するキーワードを決め、その疑問に答える内容にしてください。

ホームページ集客の外注費用の相場は?

SEOコンサルは月額20〜50万円、記事制作は1記事1〜5万円が一般的な相場です。安さだけで選ぶと経験の浅いライターに丸投げされるリスクがあるため、体制と実績も確認してください。

広告とSEOはどちらを先にやるべき?

予算が限られるならSEOの土台整備を優先し、少額の広告で短期の集客を補うのがおすすめです。SEOは資産型(止めても残る)、広告はフロー型(止めたら終わり)と考えてください。

とはいえ「直す場所が多すぎて手が回らない」「どこを最初に直せば数字が動くのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

福田卓馬

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