「専門家による監修は効果がある?」
「監修者情報の正しい書き方は?」
「専門家ってどうやって探せばいい?費用はどれくらいかかる?」
このような疑問を抱えていませんか?
GoogleがE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重視する今、監修者情報の設置はサイトの信頼性を高める重要な施策です。
しかし、ただ専門家の名前を載せるだけでは、かけたコストに見合う効果は得られません。監修者情報によるSEO効果を最大化するためには、意義を正しく理解して導入することが必要不可欠です。
本記事では、監修者情報の導入で失敗しないために、以下の内容を網羅的に解説します。
- 監修者情報がSEOとE-E-A-Tに与える効果
- 効果を最大化する監修者プロフィールの書き方とデザイン
- Googleに正しく評価させるための構造化マークアップ実装法
- 専門家ごとの依頼相場と最適な監修者の探し方
この記事を読めば、監修者情報の設置に関する疑問や不安がすべて解消され、サイトの権威性と信頼性を飛躍的に高めるための具体的なアクションプランが明確になります。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO対策を支援。BtoB・スクール・EC等、幅広い業界の検索順位改善・オウンドメディア構築を手掛ける。KADOKAWA出版『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』著者。
監修者対策はSEO対策のほんの一部。さらに包括的なSEO戦略を学びたい方は『SEO大全』もぜひご活用ください。
監修者情報とは?
監修者情報とは、記事の内容に対し、専門的な知見を持つ人物が関与していることをユーザーやGoogleに示すプロフィール情報です。

単なる執筆者紹介とは異なり、第三者の専門家が内容の正確性を保証しているのが特徴です。
監修者情報が求められる背景として、Googleでは「E-E-A-T」という指標を重視しています。

E-E-A-Tにおいて、監修者の存在は権威性・信頼性を担保する要素になります。
福田卓馬ジャンルにもよりますが、昨今のSEO対策において監修者情報はほぼ必須だといえるでしょう。
SEOで監修者情報を入れる意義
監修者情報の設置は、コストがかかる一方、SEOやビジネスにおいて大きなメリットをもたらします。
具体的には、検索順位の安定化やユーザーからの信頼獲得に繋がり、最終的な成果を向上させる重要な要素です。
- 記事の検索順位が安定する
- AI検索(SGE)時代に備えた信頼性の強化
- ユーザーからの信頼獲得によるCVR改善
- 正確性担保による炎上リスクの防止
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
記事の検索順位が安定する
監修者情報を設けることで、記事の検索順位が安定しやすくなります。
Googleはコンテンツの信頼性を評価する上で「誰が情報を発信しているか」を重視しているためです。
権威のある専門家が内容を保証している記事は、Googleからの評価が安定し、コアアップデートのような大きな順位変動の影響を受けにくくなる傾向があります。
専門家のお墨付きは、長期的に安定した検索順位を維持するための重要な施策です。
監修者情報の追加以外にも、検索順位を高める方法を知りたい方は「Google検索で上位表示を狙うためのSEO対策」をご覧ください。


AI検索(SGE)時代に備えた信頼性の強化
監修者の存在は、これからのAI検索時代における信頼性の強化に不可欠です。
ユーザーは「誰が言っているか」を基に情報の信頼性を判断するため、専門家によるお墨付きは、商品やサービスの購入・申し込みを後押しします。
また、SGEのようなAI検索においては、信頼できる情報源として引用されることが重要になります。
SGEは、Google検索に生成AIを統合した機能のこと。AI Overviewsとも呼ばれている。



専門家による監修はAIに自社サイトを引用させるための対策となり、優位に立つための鍵となります。
AI時代の新しいSEO対策について知りたい方は「LLMOとは?AI時代で生き残る対策方法」の記事を参考にしてください。


ユーザーからの信頼獲得によるCVR改善
専門家の監修はユーザーに安心感を与え、CVRの改善に直結します。
サイトの最終成果に至った割合を示す指標のこと。
特に高額な商品やB2Bサービスを扱うサイトでは、ユーザーは慎重に情報を吟味します。
顔写真付きの専門家のプロフィールがあることで、信頼できる運営元であるという印象を与え、サイトからの離脱を防ぎ、最終的な成約へと繋げやすくなります。



監修者情報は、ユーザーの心理的なハードルを下げる重要な要素です。
監修者導入と併せてサイト全体の信頼性を高めたい方は『SEO大全』をダウンロードして、SEO施策の全体像を確認しておきましょう。
正確性担保による炎上リスクの防止
専門家による監修は、情報の正確性を担保し、炎上リスクを未然に防ぐ役割を果たします。
誤った情報を発信してしまうと、企業のブランドイメージが大きく損なわれる可能性があります。
特に、YMYLでは、誤情報がユーザーに深刻な影響を与えるため、監修は必須です。
「Your Money or Your Life」の略で、健康や金銭など人々の生活に重大な影響を及ぼす分野のこと。
専門家のチェックを経ることで、事実誤認や不適切な表現を防げます。



きちんと監修していないのに監修者情報を設置しているケースも多いですが、記事内容をきちんと監修してもらうことは信頼性を保つうえでも重要です。
ご自身のサイトがYMYL領域にあたるのか気になる方は「YMYL領域とは?対象ジャンルと検索順位を上げるポイント」の記事を参考にしてください。


記事監修費用は1記事あたり5,000円〜5万円ほど
記事監修の費用は、依頼する専門家の資格や実績によって大きく変動します。
一般的には1記事あたり5,000円から5万円程度が相場ですが、依頼内容によっても変わるため注意が必要です。
| 職業 | 費用 |
|---|---|
| 医師・弁護士 | 3万〜5万円 |
| FP・管理栄養士の場合 | 1万〜3万円 |
| 無資格の有識者の場合 | 5,000円〜1万円 |
以下で、それぞれの専門家ごとの費用相場を詳しく解説します。
医師・弁護士|3万〜5万円
医師や弁護士など、業務独占資格を持つ専門家への監修依頼は、3万円から5万円程度が相場です。
これらの資格は専門性が高く、社会的信用も大きいため、監修費用は高くなる傾向があります。
また、実名や顔写真の掲載を依頼する場合は、専門家個人のブランドに関わるため、追加で費用が発生することも少なくありません。



高い専門性と信頼性を求める場合は、相応の予算を確保しておく必要があります。
FP・管理栄養士の場合|1万〜3万円
ファイナンシャルプランナー(FP)や管理栄養士といった名称独占資格を持つ専門家の場合、1万〜3万円程度が費用相場です。
医師や弁護士と比較すると依頼のハードルは低くなります。
専門家によっては、自身の認知度向上や集客を目的として、相場よりも安価な価格で監修を引き受けてくれるケースもあります。



予算を抑えつつ専門性を確保したい場合に、有力な選択肢となるでしょう。
無資格の有識者の場合|5,000円〜1万円
特定の資格を持たないものの、豊富な実務経験を持つ有識者への依頼は、5,000〜1万円程度が相場です。
例えば、元銀行員や美容部員など、特定の業界で長年の経験を積んだ人物が該当します。
費用を抑えやすいメリットがある一方で、公的な資格がない分、GoogleからのE-E-A-T評価においては有資格者よりも効果が限定的になる可能性があります。



コストとSEO効果のバランスを考慮して、依頼を検討することが重要です。
監修者を探す3つの方法
自社のコンテンツに合った専門家を見つけるには、いくつかの方法があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて最適な手段を選ぶことが大切です。
- クラウドソーシングや監修特化型サービスを利用する
- SNSや公式サイトから専門家へ直接スカウトを送る
- 社内人脈や取引先からの紹介・リファラルを活用する
ここでは、代表的な3つの探し方を紹介します。
クラウドソーシングや監修特化型サービスを利用する
クラウドソーシングサイトや監修に特化したマッチングサービスは、手軽に専門家を探せる有効な手段です。多くの専門家が登録しているため、条件に合う人材を効率的に探せます。
ただし、プラットフォームを利用するための手数料が発生する点がデメリットです。
スピードを重視する場合や、専門家を探す手間を省きたい場合に適した方法です。
SNSや公式サイトから専門家へ直接スカウトを送る
SNSや専門家の公式サイトから直接連絡を取り、監修を依頼する方法もあります。
XやLinkedInなどを通じて、自社のテーマに最適な専門家を見つけ出し、直接アプローチします。
仲介手数料がかからないためコストを抑えられますが、候補者探しから条件交渉まで、すべての工程を自社で行う手間がかかります。特定の専門家に依頼したい場合に有効な手段です。
社内人脈や取引先からの紹介・リファラルを活用する
最も信頼性が高い方法は、社内の人脈や取引先からの紹介です。
既に関係性のある人物からの紹介であるため、専門家の信頼性を事前に確認でき、交渉もスムーズに進みやすいという大きなメリットがあります。トラブルのリスクも低く、安心して依頼できます。



専門家を探す際は、まず社内や取引先に適切な人材がいないかを確認することをおすすめします。
監修者情報の正しい入れ方【実例付】
監修者情報のSEO効果を最大化するためには、単に名前を載せるだけでなく、掲載方法にも工夫が必要です。
ユーザーと検索エンジンの両方に、専門性と信頼性を正しく伝えるためのポイントを解説します。
- 氏名・保有資格・経歴などを記載する
- イラストではなく顔写真を入れる
- 監修者専用の詳細ページまで作成する
- スマホで見やすい配置やデザインを意識する
- 構造化マークアップを実装する
これらの要素を押さえることで、監修の効果をより高めることができます。
氏名・保有資格・経歴などを記載する
監修者プロフィールには、氏名だけでなく、保有資格や関連する経歴、実績を具体的に記載することが重要です。
これらの情報は、その人物がなぜ記事を監修するのにふさわしい専門家なのかを、読者と検索エンジンに証明する根拠となります。
「〇〇資格保有」や「△△にて×年の勤務経験」のように、客観的な事実を明記することで、情報の信頼性が格段に向上します。



監修者の権威性を明確に示すため、具体的なプロフィール情報を必ず記載しましょう。
イラストではなく顔写真を入れる
監修者プロフィールには、イラストではなく本人の顔写真を掲載しましょう。
顔写真は、監修者が実在する人物であることをユーザーとGoogleに示すために重要です。フリー素材の画像やイラストでは、信頼性が低いと判断される可能性があります。
さらに、クリアで清潔感のある顔写真を掲載することで読者に安心感を与え、記事全体の信頼性を高められるでしょう。
クローラーが画像の内容を識別できるのか?と思われるかもしれませんが、GoogleのAIは、画像を見たときにある程度内容を理解できるとされています。
Googleは画像理解に多大な投資を行っています。同社のビジュアル検索ファンアウト技術は、包括的な画像分析に基づいて、バックグラウンドで複数のクエリを実行します。



信頼性を確保するため、可能な限り実写の顔写真を使用しましょう。
監修者専用の詳細ページまで作成する
記事内のプロフィールからリンクする形で、監修者専用の詳細ページを作成すると、SEO効果をさらに高められます。
詳細ページには、より詳しい経歴、実績、論文、所属学会、SNSアカウントへのリンクなどを掲載します。
監修者の詳細を設けることで、監修者の専門性や権威性をより深く示すことができ、サイト全体のE-E-A-T向上に繋がります。



監修者の情報を集約した専用ページを用意し、記事内のプロフィールと相互にリンクさせることが効果的です。
スマホで見やすい配置やデザインを意識する
監修者情報は、スマートフォンで閲覧した際の表示にも配慮する必要があります。
現在、ウェブサイトの閲覧はスマートフォンが主流です。パソコンではきれいに表示されていても、スマートフォンではレイアウトが崩れて読みにくくなっている場合があります。
プロフィールボックスのデザインや文字サイズ、写真の配置などが、小さな画面でも見やすいように最適化されているかを確認することが重要です。



ユーザー体験を損なわないよう、必ずスマートフォンでの表示をチェックしましょう。
構造化マークアップを実装する
監修者情報はただ設置するだけでなく、Googleのクローラーに内容を理解してもらうため、構造化マークアップを実装しましょう。
検索エンジンにサイトの内容を「意味」として正確に伝える専用コード。HTMLに記述することで、サイトの視認性、およびクリック率を高められる。
構造化マークアップを実装することで、監修者情報のSEO効果を高められます。以下で、具体的な実装方法のポイントを解説します。
- 「Schema.org」で記述する
- 「reviewedBy」プロパティを挿入する
- 「sameAs」で権威性を証明する
「Schema.org」で記述する
監修者情報を検索エンジンに伝えるためには、Schema.orgという規格に沿って構造化データを記述する必要があります。
GoogleやBing等が共同で策定した、構造化マークアップの語彙を集めた世界共通規格のこと。HTMLに専用のタグを書き込み、内容の「意味」を定義する際に利用する。
Schema.orgの規格に基づき、JSON-LDという形式でコードを記述することで、「この人物がこの記事の監修者です」という情報を機械的に伝えられます。
{
“@context”: “https://schema.org”,
“@type”: “Article”,
“headline”: “BtoB記事制作の成功事例と具体的な手順”,
“author”: {
“@type”: “Person”,
“name”: “山田 太郎”
},
“publisher”: {
“@type”: “Organization”,
“name”: “株式会社EXTAGE”
},
“reviewedBy”: {
“@type”: “Person”,
“name”: “佐藤 健一”,
“jobTitle”: “シニアマーケティングコンサルタント”,
“sameAs”: [
“https://www.linkedin.com/in/kenichi-sato”,
“https://twitter.com/kenichi_sato_profile”
]
}
}
「reviewedBy」プロパティを挿入する
記事の監修者を示す際には、「reviewedBy」というプロパティを使用します。
reviewedByプロパティは「この記事は、この人物によってレビュー(監修)されました」という意味を持ちます。
基本的には、HTMLの<head>タグ内に次のように記述します。
“reviewedBy”: {
“@type”: “Person”,
“name”: “監修者 氏名”,
“jobTitle”: “役職(例:税理士、弁護士、シニアコンサルタント)”,
“affiliation”: {
“@type”: “Organization”,
“name”: “所属企業・団体名”
},
「reviewedBy」の中に、監修者の名前や役職などを指定することで、記事と監修者の関係性を検索エンジンに明確に伝えられます。
「sameAs」で権威性を証明する
監修者の権威性をさらに高めるには「sameAs」プロパティの活用が重要です。sameAsは、「同一の存在」であることを示すプロパティです。
監修者の公式サイトやSNSアカウントなどのURLを紐付けることで、「このプロフィールに記載されている人物は、この権威あるサイトで紹介されている人物と同一です」と証明できます。
たとえば、田中太郎という人物についてLinkedInやFacebookと結びつけたい場合、次のように記述します。
“reviewedBy”: {
“@type”: “Person”,
“name”: “田中太郎”,
“jobTitle”: “シニアマーケティングコンサルタント”,
/* ここで外部の権威あるページと紐付ける */
“sameAs”: [
“https://www.linkedin.com/in/〇〇”, // ビジネス実名の証明
“https://www.facebook.com/〇〇”, // 補助的な本人確認
]
}
どんなURLでも良いわけではなく、監修者の専門性が担保されるようなドメインを選びましょう。
構造化データ以外にも、SEO対策の成果を最大化するための内部対策についてこちらのホワイトペーパーでまとめていますので、併せて参考にしてください。
監修者を組み込んだ記事制作の手順【実例】
監修者を制作フローに組み込むことで、より品質の高い記事を効率的に作成できます。依頼から公開までのスムーズな進行には、明確な手順と役割分担が不可欠です。
- ディレクターが原稿と依頼要件を送付する
- 監修者が事実確認・リライト・コメント作成を行う
- ライターが記事に修正を反映させる
ここでは、一般的な記事制作の流れを3つのステップで解説します。
ディレクターが原稿と依頼要件を送付する
最初のステップは、ディレクターが完成した原稿と依頼要件を監修者に送付することです。
監修者に丸投げするのではなく、依頼内容を明確に伝えることが重要です。
具体的には、事実確認のみをお願いするのか、専門的なコメントの追記も依頼するのかといった依頼範囲や、回答期日を明確に指定します。



円滑な連携のために、依頼の目的と範囲、スケジュールを具体的に伝えましょう。
監修者が事実確認・リライト・コメント作成を行う
次に、監修者が依頼内容に基づいて原稿のチェックを行います。
専門的な観点から、記事内に事実誤認や不適切な表現がないかを確認し、必要に応じて修正や追記を行います。
具体的な作業方法としては、Wordの変更履歴機能やGoogleドキュメントの提案モードなどがよく利用されます。どこがどのように修正されたのかが明確になり、後の工程がスムーズに進みます。



専門家による品質チェックを経て、記事の正確性と信頼性が高まります。
ライターが記事に修正を反映させる
最後のステップとして、ライターが監修者からの修正指示を記事に反映させます。
監修者からの指摘は専門的な内容が多いため、そのまま反映すると読者にとって分かりにくくなる場合があります。
そのため、ライターは専門的な正確性を保ちつつ、読者の視点に立って文章の読みやすさや流れを整える最終調整を行います。



専門家の知見とライターの編集スキルを組み合わせることで、高品質な記事が完成します。
監修者情報を入れるだけで順位は上がらないケース
監修者情報はSEOにおいて非常に有効ですが、それだけで必ずしも検索順位が上がるわけではありません。
監修はあくまでコンテンツの品質を高める一要素であり、他の重要な要因が欠けていると効果は限定的です。
- コンテンツ自体の品質や網羅性が低い
- サイト全体の専門性が不足している
- 監修者の権威性と記事のテーマがズレている
ここでは、監修者情報を入れても評価されにくいケースについて解説します。
コンテンツ自体の品質や網羅性が低い
記事自体の品質が低い場合、いくら権威のある専門家が監修しても検索順位は上がりません。



監修者は、あくまで書かれている内容の事実確認を行う役割です。
読者の検索意図を満たしていない、情報が不足しているなど、コンテンツの根本的な品質が低ければ、Googleから高く評価されることはありません。
監修を依頼する前提として、まずは読者のニーズに応える高品質で網羅的なコンテンツを作成することが不可欠です。
直近でコンテンツの検索順位が下がってしまった方は「検索順位が下がった3つの原因」の記事を参考にしてください。


サイト全体の専門性が不足している
サイト全体の専門性が低いと、一部の記事に監修を入れても大きな効果は期待できません。
Googleは記事単体だけでなく、サイト全体として特定のテーマに特化しているかを評価します。
例えば、様々なジャンルを扱う雑記ブログの中の1記事だけに専門家の監修を入れても、サイト全体の専門性が低いと判断され、評価向上の効果は限定的になります。



監修の効果を最大化するには、サイト全体で一貫したテーマを扱うことを意識しましょう。
監修者情報の追加以外に、サイト全体の評価を高め検索順位を上げていきたい方は「Googleの検索順位を上げる効果的な方法9選」の記事もご覧ください。
監修者の権威性と記事のテーマがズレている
監修者の専門分野と記事のテーマが一致していない場合、SEO効果は期待できません。



E-E-A-Tにおける専門性や権威性は、特定の分野に対するものです。
たとえば、著名な内科医が不動産投資に関する記事を監修しても専門分野が異なるため、Googleはその権威性を評価しません。
監修を依頼する際は、必ず記事のテーマと監修者の専門分野が合致しているかを確認する必要があります。
よくある質問
監修者情報は記事内のどこに入れるべき?
監修者情報の配置場所は、記事の導入部分であるリード文の下か、記事の末尾が一般的です。
リード文の下に配置すると、読者が記事を読み始める前に信頼性を伝え、安心して読み進めてもらう効果があります。
一方、記事の末尾に配置すると、読み終えた内容の信頼性を再確認させ、説得力を高めることができます。
読者に与えたい印象に応じて、最適な場所を選ぶと良いでしょう。
監修者との間で業務委託契約は締結すべき?
監修者とは、業務委託契約書または発注書を取り交わすことを強く推奨します。
口頭での約束だけでは、後から報酬や依頼範囲などをめぐるトラブルに発展するリスクがあります。
たとえ単発の依頼であっても、業務内容や納期、報酬、権利関係などを明記した書面を交わしておくことで、お互いが安心して業務を進められます。
将来的なトラブルを未然に防ぐため、必ず書面で契約内容を合意しましょう。
監修者と秘密保持契約書(NDA)の締結は必須?
秘密保持契約書(NDA)の締結は、状況に応じて判断が必要です。
監修を依頼する記事に、公開前の新サービス情報や社外秘のデータなどが含まれる場合は、情報漏洩を防ぐためにNDAの締結が必須です。
一方で、すでに公開されている情報を基にした一般的な内容の記事を確認してもらうだけであれば、必ずしも締結が必要ないケースもあります。
監修者に開示する情報の内容に応じて、NDA締結の要否を検討しましょう。
内容には責任を持てないと言われた場合、掲載しても大丈夫?
監修者から「内容の完全な保証はできない」と言われた場合でも、双方の合意があれば掲載は可能です。
多くの専門家は、万が一の事態に備えて法的な責任を限定するため、免責事項を設けることを求めます。
監修はあくまで専門的知見からの助言であり、記事を公開する最終的な責任はサイト運営者にあることを双方が理解し、合意していれば問題ありません。
記事公開の最終責任の所在を明確にした上で、監修者のプロフィールを掲載しましょう。
公開済みの記事に監修者をつけても効果はある?
すでに公開済みの記事に後から監修者を追加しても有効です。
公開から時間が経ち、情報が古くなったり、順位が伸び悩んだりしている記事は少なくありません。
専門家の監修を入れることで、内容の正確性や信頼性が向上し、記事の品質が再評価されるきっかけになります。
既存記事の評価を高めるため、リライト施策の一環として積極的に監修者の追加を検討することをおすすめします。
コンテンツへの監修者導入は重要ですが、あくまでSEO対策のごく一部です。検索順位を上げるためのノウハウを網羅的に知りたい方は『SEO大全』をダウンロードしてご一読ください。

