「学習塾のSEO対策は何をやったらいい?」
「検索結果は大手ばかりでほとんど埋もれている…」
「HPを作ったけど問い合わせはほとんどない…」
このような悩みを抱えていませんか?
中小・個人の学習塾・予備校にとって、SEO対策は集客の悩みを解決するのに有効です。少子化で高校卒業者数は減少を続けてます。

さらに、大手塾の広告に挟まれ従来の集客モデルは限界に近づいています。チラシ配布やポータル登録だけでは、もう保護者の比較検討リストに入れません。
しかし、世の学習塾SEO対策は「記事の量産」「被リンク獲得」といった大手向けの定石ばかり。中小塾には、地域名×〇〇学校といった大手が手をだせない別の戦い方があります。
- 学習塾のSEO対策における課題
- SEO対策のステップ
- 中小塾が狙うべきキーワード
- スクール業界のSEO対策成功事例
最後まで読めば、Webマーケに詳しい担当者が塾内にいなくても、自塾のSEO対策の進め方がわかります。
本記事の執筆者

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
>>詳しいプロフィールはこちら
学習塾のSEO対策を始める時の課題
中小塾がSEO対策を始めるとき、最初に立ち塞がる課題は次の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
ポータル・広告依存でコストが上がり続ける
中小塾の集客でいちばん重い負担になるのが、ポータルサイトと広告の掲載コストです。
ポータルの掲載料は毎年上昇し、大手の上位枠を獲るのにも追加投資が必要です。広告も止めた途端に流入がゼロに戻ってしまい、毎月の集客コストは増えていくばかり。
- 掲載料・広告費の上昇に毎年振り回される
- 同じ枠に大手が並び、価格と知名度の勝負になる
- 出稿を止めた瞬間に問い合わせがゼロに戻る
ポータル・広告に流入を依存している限り、コストアップと大手攻勢の板挟みから抜けだせません。
福田卓馬中長期で集客を安定させるには、SEO対策という自社ならではの集客チャネルを育てるという別軸の発想転換が不可欠なんです。
大手と同じKWでは勝てない
月間検索ボリュームが大きいキーワードを正面から狙っても、中小塾には勝ち目がほぼありません。
SERPの上位は、ドメイン評価が高い大手SEO企業や情報メディアが独占しています。中小塾のサイトの強さでは、同じ土俵で勝負してもまず上位表示は望めません。
| 順位 | サイト種別 | ドメイン評価(DR) |
|---|---|---|
| 1位 | SEO会社のコラム | 45 |
| 2位 | SEO会社のコラム | 67 |
| 5位 | SEO情報メディア | 70 |
中小塾が勝つには、大手が手をだせない地域名やニッチな悩みワードをこまめに狙っていくという戦い方が不可欠です。
福田卓馬具体的なキーワード設計は、後述の『学習塾のSEO対策で狙うべきキーワード』章で解説しています。
自塾の一次情報を活かせていない
中小塾には大手が書けない一次情報がありますが、ほとんどがWeb上に発信されていません。
合格実績・地域校のテスト傾向・塾長の指導エピソードといった「一次情報」は、地域に根ざした中小塾だけが持つ独自資産です。Googleはこうした情報を「E-E-A-T」と呼ばれる観点で評価します。

もちろん、そもそも発信をしていなければ評価されません。
- 合格実績の年度別推移と学校名・指導期間の明記
- 地域中学・高校の定期テスト傾向と内申点分布
- 塾長・講師の指導歴と専門教科のエピソード
- 体験授業から入塾に至った保護者・生徒の声
自塾の一次情報を整理して発信できれば、地域に根ざしたSEOで上位を獲れる可能性が一気に高まります。
業種を問わず中小規模で勝つSEOの基本は『中小企業のSEO対策|大手に勝つための戦略』もあわせてご覧ください。

課題を解決する学習塾SEOの5ステップ
中小の学習塾・予備校が地域の保護者から選ばれるためのSEO対策は、次のような手順で進めていきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
STEP1:自塾の立ち位置を診断する
最初の1〜2週目は、自塾の検索順位と流入対策KWの現状診断に集中しましょう。
診断なしで施策に着手すると、優先順位を間違えて工数が破綻します。順位30位以下と10位以内では、最初に打つべき手が大きく違うためです。
- Googleサーチコンソールに自塾サイトを登録する
- 地域名+学習塾で自塾の検索順位を確認する
- 流入している既存対策KWをサーチコンソールで把握する
ページごとに、現在の検索順位と、優先すべき対策をスプレッドシート等に洗い出しましょう。
| 現在の順位 | 優先すべき施策 |
|---|---|
| 30位以下 | サイト構造とタグの土台整備 |
| 11〜30位 | 独自情報の追記で順位を底上げ |
| 10位以内 | 新規記事で流入面を広げる |
自塾の立ち位置がわかれば、続くSTEPの優先順位が一気に明確になります。
福田卓馬具体的な診断手順は次章『学習塾のSEO対策のはじめ方|自塾の立ち位置を把握』で詳しく解説しています。
STEP2:対策KWを4タイプにわけて洗い出す
診断ができたら、次は中小塾でも勝てる対策 KWを4タイプに分けて洗い出しましょう。
SEO対策では、やみくもにブログを書くのではなく、必ずユーザーが調べる検索KWに沿ってHPやブログを整えてあげるのが大切です。それぞれ狙うページや改善案が変わるので、最初に分類してからコンテンツ調整に着手しましょう。
| タイプ | 対策KWの例 |
|---|---|
| ① 地域名×学習塾 | 渋谷 学習塾 渋谷 個別指導 |
| ② 保護者の悩み系 | 中学受験 いつから |
| ③ 地域校×テスト系 | 〇〇中学校 定期テスト 傾向 |
| ④ 比較検討系 | 塾 費用 相場 |
大手チェーン塾が手をだしにくいニッチな対策KWを地域に根ざした個人塾が独占できれば、最大の勝ち筋になります。
福田卓馬4タイプ別の具体的な狙い方は『学習塾のSEO対策で狙うべきキーワード』章で詳しく解説しています。
STEP3:枝葉のSEO対策を実施する
SEO対策でもっとも優先すべきはコンテンツ制作ですが、それだけでは成果がでない可能性があります。
Webサイトの内部を整える「内部対策」や、外部からの評判を高めていく「外部対策」も並行して進めていきましょう。限られたスタッフで進めていくことになるはずなので、優先順位を間違えるとリソース不足に陥ります。
SEO対策に取り組むべきタイミングをかんたんにまとめました。
| 時期 | 取り組むカテゴリ |
|---|---|
| 1ヵ月目 | コンテンツ制作 MEO対策 |
| 2ヵ月目 | 内部対策 |
| 3ヵ月目 | 外部対策 |
カテゴリの優先順位を間違えなければ、塾長1人の体制でも3ヵ月ほどで土台が整います。
福田卓馬具体的な10個の施策と優先度は『学習塾で実施すべきSEO対策10選|素人でも今すぐできる』章で解説しています。
STEP4:一次情報を継続発信する
コンテンツ制作では、ほかの大手塾には書けないような細かい一次情報こんてんつの発信に集中しましょう。
合格実績や地域校のテスト傾向といった情報は、地域に根ざした中小塾しか持たない独自資産。月1〜2本のペースで発信できれば、6ヵ月以降には検索順位が安定してきます。
- 合格実績の年度別推移と学校名
- 地域中学・高校の定期テスト傾向と内申点分布
- 塾長・講師の指導歴と専門教科のエピソード
- 体験授業から入塾に至った保護者・生徒の声
地域名×悩みのロングテールキーワードで上位を獲りはじめるのは、この一次情報の蓄積から先です。
福田卓馬一次情報の具体ネタ出しは『合格実績・地域校情報など独自一次情報を発信する』章で解説しています。
STEP5:順位とCVを毎月測定する
SEO対策では、コンテンツを公開して終わりにするのではなく、最低でも検索順位と記事からのお問い合わせの数は計測しておきましょう。
Googleはユーザー行動によって、Webサイトやページの評価を変えます。数値データの確認なしでは、評価が悪化していても気づくことができず、ずるずるサイト評価を落としてしまうでしょう。
| ツール | 毎月確認したい指標 |
|---|---|
| サーチコンソール | ・主要KWの順位 ・表示回数(前月比) |
| Googleアナリティクス | ・もっともアクセスが多いページ ・表示回数/セッション/ユーザー数 ・ |
| ヒートマップ | ・ユーザーの離脱箇所 ・クリックされているポイント |
たとえば、Googleサーチコンソールを見て狙っているのに検索順位が上がらない対策KWがあれば、見出しを追加したりタイトルを変えたりして改善しましょう。
SEOの基本から復習したい方は『SEOとは?学習塾が押さえるべき基礎知識と生徒集客の全体像』をご覧ください。

学習塾のSEO対策のはじめ方|自塾の立ち位置を把握
学習塾・予備校が検索からユーザーを集めていくには、まず自塾のWebサイトが検索エンジンからどう評価されているかを理解しましょう。
福田卓馬弊社支援先では、約7割が計測環境を設定できていませんでした。データを取るだけでも精度が変わります。
本章では、以下の3つのステップで自塾の状況をセルフ診断していきます。
順番に確認していきましょう。
1.Googleサーチコンソールで自塾の検索順位を確認する
自塾のWebサイトがどんな対策KWで検索され、何位に表示されているか把握しましょう。Googleが無料で提供する「Googleサーチコンソール」を使います。
導入済みであれば、以下の3ステップでかんたんに順位をチェックできます。
左メニューから検索結果(検索パフォーマンス)をクリックする

パネルをクリックして有効(色付き)にする

画面下部の「クエリ」タブを選択し、各対策KWの数値を確認する

検索パフォーマンスのページで、想定した対策KWで表示されているか、表示されたあとにクリックされているかを毎月ごとに確認しましょう。
2.「地域名+学習塾」で自塾が何位か調べる
自塾の正確な検索順位を把握するために「地域名+学習塾」で実際に検索してみましょう。
通常のブラウザでは閲覧履歴や位置情報が影響し、自分にだけ上位表示されてしまいます。必ずシークレットモードで検索を実施してください。
何ページ探しても自塾のホームページが表示されない場合は、そもそもGoogleにサイトが登録(インデックス)されていない可能性が高いです。
サーチコンソールからURL検査を行い、登録されていない場合は登録をリクエストしてください。

インデックス登録されている場合も、検索順位が「1〜10位」「11〜30位」「31位以下」のどの階層にいるかによって打ち手は変わってきます。
3.診断結果から優先すべき施策を判定する
現状の検索順位によって、効果のでやすい施策が異なるので注意です。以下のフローチャートに沿って、自塾が次に進むべき対策を見つけてください。
| 検索順位 | 優先施策 |
|---|---|
| 30位以下 | サイト構造やタグの見直しで土台を整える |
| 11〜30位 | 上位の競合塾にない独自の強みや情報を追記する |
| 10位以内 | 保護者の悩み系の対策KWなどで新規記事を作成して流入の面を広げる |
とはいえ、実際の現場では診断結果を見ても「次に何から手をつければいいかわからない」という声が多く聞こえます。
- サーチコンソールの数値は確認したが改善の優先順位がつけられない
- 内部対策とコンテンツ施策のどちらを先にやるべきか判断できない
- SEOの全体像を体系的に理解したうえで施策を進めたい
たとえば、内部対策をやれと言われても、具体的に何から取り組んだらいいのか判断するのは困難です。
福田卓馬SEO施策の優先順位を体系的に把握したい方は「SEO大全」をご活用ください。
学習塾のSEO対策で狙うべきキーワード
学習塾のSEOで成果をだすには、中小塾が狙うべき対策KWを4タイプにわけて、それぞれの勝ち筋を直接押さえるのが最短ルートです。
本章では、狙うべき対策KWや上位表示させるページ、対策できるポイントをまとめました。
エリア名 × 学習塾・個別指導|入塾に直結する
学習塾が最優先で対策するべきは「渋谷 学習塾」「渋谷 個別指導」など、実際にユーザーが検索しているローカルな対策KWです。
地域名を掛け合わせた検索KWは、実際にそのエリアで通える塾を探しているという保護者や学生の強い意欲の表れ。もし検索上位を取れれば、入塾に直結しやすくなります。
検索窓にでている「サジェストキーワード」や、検索結果の下に表示される「関連キーワード」をチェックしてください。


具体的には、次のような対策KWを狙っていくと有効です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上位表示させるページ | トップページ |
| 検索ボリューム目安 | 50〜500 |
| 対策ポイント | タイトルの先頭に地域名を記載 教室の住所・最寄り駅・対応学年を明記 構造化データで所在地を示す |
さらに網羅的に対策KWを調べたい場合は、無料の「ラッコキーワード」というツールを活用してみてください。

検索窓に軸となる対策KWを打ち込むだけで、一緒に検索されやすい関連語をワンクリックで大量に取得できます。
「中学受験 いつから」などのお悩み系|見込み客が調べる
「中学受験 いつから準備」「塾 費用 相場」のような、保護者の悩みから逆算したロングテールキーワードを狙います。地域名検索だけでは接点を持てない潜在層を獲得できます。
具体的にどんな悩みをかかえているか調べるには「Yahoo!知恵袋」「発言小町」などのQ&Aサイトをのぞくのが有効です。検索結果だけでは見えない、保護者の生々しい不安が拾えます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 狙うページ | ブログ記事 |
| 検索ボリューム目安 | 500〜5,000 |
| 対策ポイント | 保護者の不安を1問1答で解消する 塾長の指導経験を1〜2エピソード入れる 回答後に体験授業へ誘導 |
悩み系の対策KWで集めた読者には、記事末尾で「まずは無料の体験授業で相談してみませんか?」と低ハードルなCVへ橋渡しします。
ロングテールキーワードの選び方は『ロングテールキーワードのSEO戦略』もご覧ください。

地域校名×テスト系|中小塾で攻めやすい
地域の中学・高校名と「定期テスト 傾向」「内申点 取り方」などを掛け合わせた対策KWがおすすめです。大手チェーン塾には書けない、地域の個人塾だけが独占できる領域といえます。
検索ボリュームこそ少ないものの、検索する保護者は「うちの子が通っている学校に対応した塾を探している」という極めて具体的な意図を持っています。
問い合わせ確度はもっとも高いといえるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 狙うページ | ブログ記事 教室別ページ |
| 検索ボリューム目安 | 10〜100 |
| 対策ポイント | 在籍生から得たテスト傾向・出題範囲を一次情報として書く 学年・年度を明記 合格実績と紐づける |
「塾 費用 相場」など比較検討系
「塾 費用 相場」「中学受験 塾 選び方」のような比較検討段階の対策KWは、保護者が複数塾を見比べているタイミングで接点を持てます。
すぐに入塾してもらえるわけではありませんが、自塾を選択肢に加えてもらうために有効です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 狙うページ | ブログ記事 |
| 検索ボリューム目安 | 1,000〜5,000 |
| 対策ポイント | 自塾の月謝表をBefore/After付きで開示 比較表で透明性をだす 「料金で選ぶな」と否定せず判断軸を提示する |
自塾が勝てる見込みがあり、かつ売上につながりやすい対策KWから順に着手していくのがポイントです。
キーワード選定の網羅手順を知りたい方は『SEOキーワード選定の方法と手順』もあわせてご覧ください。

なお、EXTAGE株式会社の「スクール業界向けSEO成功事例集」では、再現性の高い成功パターンを数値付きでまとめています。
福田卓馬対策KW選定後の成果イメージを掴みたい方は、成功事例集をご参照ください。
学習塾で実施すべきSEO対策10選|素人でも今すぐできる
学習塾・予備校が取り組むSEO対策は多岐にわたります。
本章では、塾長1人でも今すぐ着手できる優先施策10個を、優先度順にまとめました。
| 施策 | 優先度 |
|---|---|
| タイトルに地域名×KWを含める | 高い |
| メタディスクリプションでCTRを底上げ | 高い |
| 一次情報を発信する | 高い |
| GBPで地域検索に対応する | 高い |
| 表示速度を改善する | それなり |
| スマホ対応を整える | それなり |
| 内部リンクで回遊を作る | それなり |
| 地域メディアからの被リンクを獲得する | それなり |
| パンくずリストを設置する | 低め |
| AIライティングを活用する | 低め |
1.タイトルに地域名×KWを含める
HPや記事のタイトルには地域名と狙っている対策KWをセットで含めましょう。
学習塾・予備校のビジネスは商圏が限られています。検索する保護者・生徒の大半は自宅や学校から通える範囲を前提に検索するためです。
【渋谷の学習塾】中学生の定期テスト対策|個別指導○○塾
タイトルは狙っている対策KWをなるべく左に寄せて、40字程度でまとめます。重要な対策KWや地域名はタイトルの前半に配置するのが、検索エンジンに内容を正しく伝えるためのセオリーです。
福田卓馬弊社の支援先では、タイトル最適化だけでCTRが1.5〜2倍に改善したケースが複数あります。
タイトルの書き方は『SEOに強いタイトルの付け方』もあわせてご覧ください。

2.メタディスクリプションでCTRを底上げする
メタディスクリプションにはこの記事を読むことでどんな悩みを解決できるかを100字程度で記載しましょう。
検索結果で上位表示されても、クリックされなければGoogleからの評価は次第に下がるためです。CTR改善はそのまま検索順位の維持にもつながります。
検索結果で表示されたタイトルの下の文章のこと。タイトルの内容を補足し、タップまたはクリックを促すための記事の紹介文のことを指す。

読者が「この記事を読んでみよう」と思える紹介文を書くのが、クリック率を引き上げる近道です。
「中学生の定期テストで思うように点が取れない」とお悩みの保護者様へ。渋谷の個別指導塾○○塾では、○○中学校の出題傾向に沿ったカリキュラムで内申点アップを実現します。無料体験授業の予約方法も解説。
書き方の詳細は『メタディスクリプションの書き方』もあわせてご覧ください。

3.合格実績・地域校情報など独自一次情報を発信する
中小塾が大手チェーン塾に勝てる最大の差別化要素は自塾しか持っていない一次情報です。テンプレート化された大手のページでは絶対に書けない、生の情報をコンテンツに織り込みましょう。
具体的には、以下のような一次情報がブログ記事や教室ページで強い武器になります。
- 合格実績の年度別推移(学校名・学年・指導期間まで明記)
- 地域校(○○中学校・○○高校)の定期テスト傾向と内申点分布
- 塾長・講師の指導歴と専門教科のエピソード
- 体験授業から入塾に至った保護者・生徒のリアルな声
こうした一次情報は、生成AIが作った汎用記事との差別化にもつながります。
福田卓馬「自塾でしか書けない情報は何か」を1つ言語化するだけで、記事の差別化が一段強まります。
4.Googleビジネスプロフィール(MEO)で地域検索に対応する
Googleビジネスプロフィール(GBP)とは、Googleが提供する地域ビジネス向けの無料ツールです。GoogleマップやGoogle検索の地図枠に、塾の所在地・電話・写真・口コミなどを表示できます。
中小塾は商圏ビジネスのため、GBPの運用効果が極めて高いといえます。
保護者は地域名で検索した際にマップ枠を上から確認するためです。マップ枠に入った塾が、最初に比較検討の対象となります。
- 住所・電話・写真・営業時間を正確に最新に保つ
- 口コミへ高評価にも低評価にも誠実に返信する
- 投稿機能で授業風景や合格実績を週1回ペースで発信する
口コミ返信と投稿機能で動きを見せ続ければ、Googleと保護者の双方に活発な塾だと伝わります。更新の止まっているGBPは表示順位がのびにくいため、月次の運用を継続してください。
福田卓馬GBPの運用は、Webサイトの改修よりも低コストで始められます。中小塾が最初の1ヵ月で着手すべき施策の筆頭です。
5.ページ表示速度を改善する
Webサイトの表示速度が遅いと、読者はすぐ離脱しGoogleからの評価も下がります。
無料ツール「PageSpeed Insights」を使えば、改善すべきポイントがわかります。
- 画像のファイルサイズが大きすぎる
- 不要なプラグインがインストールされている
- 余計なCSSが読み込まれている
画像をアップロードする際には、200kbを目安に圧縮してみてください。不要なプラグインを削除するだけでも改善が見込めます。
具体的な改善手順は『SEOと表示速度の関係|改善方法を解説』で詳しく解説しています。

6.スマホでの閲覧体験を整える
読者の大半はスマホから記事を閲覧するため、スマホで快適に読めるかがページの評価にに直結します。
Googleは「モバイルファーストインデックス」を掲げていまるためです。具体的には、文字が小さい・ボタンが押しにくい・表示が崩れるといった問題があれば評価が下がる可能性があります。
Web制作の専門知識がなくても、今すぐ取り組める改善策を5つに絞ってまとめました。
- レスポンシブ対応のWordPressテーマに変える(SWELL等)
- 本文のフォントサイズは16px以上、行間は1.7〜1.8を確保する
- 電話番号は「tel:」リンクを設定し、タップで発信できるようにする
- 問い合わせ・体験予約ボタンは指で押しやすい44px以上のサイズにする
- 画像は max-width:100% で画面からはみ出さないようにする
スマホ改善の詳細は『モバイルSEO対策の完全ガイド』で詳しく解説しています。

7.内部リンクで関連ページをつなげる
内部リンクを整えると、読者の回遊がのびてサイト全体の評価が上がります。
記事の文中や末尾で関連性の高いページへ貼ると、読者がサイト内を回遊し滞在時間と満足度がのびるためです。Googleもリンクをたどってページを評価するため、上位表示させたいページに自然と評価が集まります。

内部リンクは、具体的には次のように入れてあげます。

詳しい設計方法は『内部リンクのSEO効果と最適な貼り方』で詳しく解説しています。

8.地域メディア・自治体サイトからの被リンクを獲得する
中小塾のWebサイトが外部サイトからの評価を高める方法は、地域メディアや自治体サイトから自然な被リンクを獲得する方法に絞られます。
被リンクは他サイトから紹介されている塾という、Googleの信頼シグナルのこと。
中小塾は、大手メディアからの被リンクを狙えないため、地域に根ざした自然なルートを地道に作る方が現実的です。
- 地域メディアの教育系コーナーや地元新聞社の特集
- 学校やPTA、自治体サイトでの無料学習会や地域連携イベントの紹介
- 地域コミュニティや商工会のサイトでの加盟塾紹介や寄稿
被リンクを獲得する近道は、地元中学校の出題傾向まとめや無料学習会のレポートなど、地域に貢献するコンテンツを継続発信することです。自然に紹介されるルートが少しずつ広がっていきます。
ただし、被リンク獲得保証を謳う代行サービスや相互リンクの大量取得は、Googleペナルティの対象になります。
福田卓馬中小塾は地域貢献コンテンツで自然な被リンクを積み上げる一択です。
9.パンくずリストでサイト構造を伝える
パンくずリストを設置すると、読者とGoogleの双方にサイト構造をわかりやすく伝えられます。
閲覧しているページの現在地を上部に表示するナビゲーション機能のこと。
「ホーム > 学年別コース > 中学生コース > 定期テスト対策」のように階層を表示させると、読者が現在地を把握しやすくなります。

WordPressテーマによっては標準実装されています。まず設定を確認してみてください。
詳しい設置方法は『パンくずリストのSEO効果と正しい設置方法』で詳しく解説しています。

10.AIライティングは一次情報と組み合わせて使う
限られたリソースでコンテンツ制作に臨むなら、AIライティングを一次情報と組み合わせて使うのが有効です。
ChatGPTやClaudeといった生成AIを使って、コンテンツを制作すること。
たとえプロのWebライターでも、人力でコンテンツを制作するのには5時間から10時間以上かかります。
一方、生成AIに構成案や本文の執筆、校閲といった作業を任せれば、1記事あたりの作成時間を最大3分の1まで短縮できます。
福田卓馬EXTAGE株式会社でも、AIツールの導入によって次のような時短に成功しました。
| 工程 | 従来(手動) | AI+塾長加筆フロー |
|---|---|---|
| 構成案作成 | 90分 | 15分 |
| 本文ドラフト | 3時間 | 30分(AI生成+確認) |
| 塾長による一次情報加筆・推敲 | 90分 | 75分 |
| 合計 | 6時間 | 2時間 |
「AI記事は検索上位に来ないのでは?」と思うかもしれません。しかし、塾での指導経験や地域校情報といった一次情報をAIに渡してから執筆させることで、オリジナルの記事を効率的に作れます。
「AIで質の高い記事を書くのは難しい」「ツール選びや運用に時間をかけられない」とお感じの方は、EXTAGEの『AI文豪』にお任せください。プロ編集者がAIをフル活用して記事制作を代行するため、本業に集中しながら月10本以上の記事を継続発信できます。
中小規模のスクールがSEOで成果をだした事例
「中小塾でも本当にSEOで成果がでるのか」というのは、塾長が必ず気にする点です。このセクションでは、「中小規模・特定領域・教育系」の文脈で参考になるスクール業界2社の事例を紹介します。
どちらも「ゼロからの立ち上げ」「数値で改善する仕組み化」が共通点です。中小学習塾でもそのまま参考にできる構造なので、参考にしてください。
事例①|株式会社LEC様
YouTubeチャンネル登録者数45万人超を誇る英語学習メディア「イングリッシュおさる」を運営する株式会社LEC様。
YouTubeというすでに強いチャネルを持ちながら、SEOの新規メディア立ち上げに踏みだした事例です。
| 指標 | Before(支援前) | After(支援後) |
|---|---|---|
| 月間PV | ゼロ (ブログなし) | 最高14万PV超(2年目) |
| 月間LINE登録 | YouTube経由のみ | 平均200名/月 (安定) |
| 検索10位以内記事 | 0本 | リライト記事の多くが10位以内 |
| 主な施策 | YouTube動画を元にしたSEO構成/精鋭ライターによる執筆/LINE登録までの導線設計 | |
- 動画は情報量が多い反面、視聴に時間がかかり「サッと読みたい」層に届かない
- 検索からの新規流入を狙いたいが、ブログを書くリソースが完全にゼロ
- 外注にだすと品質が担保できず、ブランドを毀損するリスクがあった
EXTAGEは、YouTube動画を元にしたSEO構成案を設計しました。さらに本人の語り口を再現する精鋭ライターをアサインし、LINE登録までの導線設計まで一気通貫で実行しました。
- 1年で月間10万PV突破、2年目に最高14万PV超
- 月平均LINE登録者数200名を安定獲得
- 直近3ヵ月のリライト記事の多くが検索10位以内にランクイン
「塾長の指導経験」という強いコンテンツを持っていても、書くリソースがなければ眠ったままになってしまいます。
本人の語り口・知見をライターが代行で言語化する協業体制を作れば、リソース不足のままでも検索流入を立ちあげられます。
事例②|株式会社HERO’ZZ様
SNSを軸に成長してきた実践マーケスクールHERO’ZZ UNIVERSITY。SNS単一チャネル依存からの脱却を狙い、ゼロから検索流入チャネルを立ちあげた事例です。
| 指標 | Before(支援前) | After(支援後) |
|---|---|---|
| 月間PV | 0(ブログなし) | 4,000PV(4ヵ月)/7,000PV(6ヵ月) |
| SEO経由LINE登録コンバージョン | 0件 | 月15件(4ヵ月時点) |
| 分析基盤 | 未整備 | Googleアナリティクス・ヒートマップで離脱・コンバージョン導線を可視化 |
| 主な施策 | 検索ニーズに基づくキーワード設計/Googleアナリティクス・ヒートマップ分析基盤の構築/週次MTGの高速PDCA | |
- SNS集客はできているが広告費がかさみ、リーチできない層も多い
- 検索流入ゼロ、SEO経由のコンバージョンもゼロの状態
- 中長期的に検索チャネルを確保したいが何から始めるか不明
EXTAGEは、検索ニーズに基づくキーワード設計に着手しました。あわせてGoogleアナリティクス・ヒートマップによる分析基盤を構築し、週次MTGでの高速PDCAをパッケージで提供しています。
- ゼロから4ヵ月で月4,000PV・LINE登録コンバージョン15件を獲得
- 6ヵ月で月7,000PVに到達し、検索チャネルを新規集客の柱として確立
- 「数値を根拠に設計する視点」が組織に定着
福田卓馬「ゼロから4ヵ月」のスピード感は、中小塾の体験授業誘導でも十分再現可能です。
無料相談・体験授業・LINE登録といったハードルの低いコンバージョン設計は、中小規模の塾だからこそ真似しやすい設計です。
体験授業申し込みを最終ゴールに置けば、検索流入から短期間で問い合わせ増を狙えます。
「誰が書くか」「成果にコミットしてくれるか」「導線設計まで提案できるか」をパートナー選びの軸として持っておきましょう。
福田卓馬EXTAGEでは中小スクール業界の支援実績をもとに、塾向けのSEO戦略をご提案しています。
よくある質問
学習塾のSEOはどのくらいで効果がでる?
一般的に3〜6ヵ月程度です。
ただし「地域名+学習塾」のようなローカルキーワードはライバルが少なく、内部対策を整えれば比較的早く成果がでるケースもあります。

SEOとリスティング広告はどちらが効果的?
短期なら「リスティング広告」、中長期なら「SEO」です。広告は即効性がある反面、止めると集客もゼロになります。SEOは成果まで数ヵ月かかりますが、一度上位を獲得すれば広告費なしで集客し続けられます。

両者の使い分けを詳しく知りたい方は『SEOとリスティング広告の違いと使い分け』の記事をご覧ください。

記事を何本書けば成果がでる?
本数よりも1本あたりの品質が重要です。Googleはコンテンツの質を重視しているため、まずは高品質な記事を10本作ることを目標にしましょう。
記事数の目安について詳しく知りたい方は『SEOに必要な記事数の目安と考え方』の記事をご覧ください。

個人塾でもSEOで大手に勝てる?
戦略次第で十分に勝てます。大手塾のサイトはDRが高い反面、各教室ページはテンプレート化され一次情報が薄くなりがちです。
「〇〇中学校の定期テストの傾向」といった地域特有の情報は個人塾にしか書けません。
MEO(Googleマップ対策)はSEOとどう違う?
MEOはGoogleマップ上の順位対策で、Webサイトの順位を上げるSEOとは対策場所が異なります。両方を併用すればマップ経由と記事経由の両方の層を取り込めます。
MEOとSEOの使い分けを知りたい方は『MEO対策とSEO対策の違いと併用のポイント』の記事をご覧ください。

本記事で解説した5ステップや7選の実装に取り組みたいが、社内リソースが足りない方は、EXTAGE株式会社の無料SEOコンサルにお問い合わせください。200社の支援実績をもとに、自塾だけの集客戦略をご提案します。



