

ブログタイトルが決まらない…。決め方がわからないから教えてほしい。
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログタイトルを適当に決めてはいけない理由2つ
- ブログタイトルの決め方3ステップ
- SEOに効果的なブログタイトルを決めるコツ5選
- 今すぐ使えるブログタイトルのテンプレート3つ【マネしてOK】
この記事を書く僕は、ブログ歴4年。月収は100万円を超えています。
本記事の執筆者


ブログ初心者の頃はブログ記事のタイトルをなんとなく決めてしまいがちですが、大前提としてブログタイトルを適当につけるのは今すぐやめるべきです。
実際僕も過去に戻れるなら、ブログタイトルをもっとちゃんと考えてつけるよう自分に言いたいですね。なので、もっと早く意識しておけば良かった「ブログタイトル5つの決め方」についてツイートしました。
そこで今回は、ブログタイトルの決め方やコツなどについて解説していきます。
ブログタイトルは少し工夫するだけで生まれ変わります。今すぐ使える3つのテンプレートも紹介しているので、最後まで読んでぜひ使ってみてくださいね。
ブログタイトルを適当に決めてはいけない理由2つ


ブログタイトルは非常に重要で、適当に決めてはいけません。理由は以下の2つ。
- 検索順位に影響を与えるため
- クリック率に影響を与えるため
ブログタイトルを適当につけると上記2つの影響があります。
どちらもブログへのアクセス数に関わる重要な要素なので、ブログタイトルはしっかり考えて決めましょう。



2つの理由について、それぞれ深堀りして解説していきます。
①ブログタイトルは検索順位(SEO)に影響を与えるため


ブログタイトルは、検索結果に表示される検索順位に影響を与えます。必要な情報がしっかり書かれているタイトルは検索上位になりやすいので、適当に決めないようにしましょう。
そもそも、検索エンジンに表示される検索結果は、ランダムに表示されるわけではありません。記事タイトルから「何について書かれている記事なのか」を判断し、総合的に判断して検索順位をつけています。
そのため、記事内容とタイトルに矛盾があったり内容が全然違っていたりすると、狙ったキーワードの検索結果に記事が表示されないということも…。
また、検索結果にはブログタイトル以外に「メタディスクリプション」も表示されます。
メタディスクリプションとは
メタディスクリプションは、記事内容を50~120文字程度の文章で要約したもの。スマホは約50文字、PCだと約120文字程度が表示されます。
メタディスクリプションは検索順位に影響を与えないと言われていますが、読みたいと思わせる文章を書けばクリックしてもらいやすくなります。
メタディスクリプションは初期設定のままだと読みづらくなってしまい、クリック率低下の原因になる可能性があります。手間はかかりますが、設定しておきましょう。
メタディスクリプションの書き方についてはこちらを参照


②ブログタイトルはクリック率に影響を与えるため
適当なブログタイトルは、クリック率の低下につながります。逆にブログの記事タイトルを魅力的にすれば、読者の目を引きやすくなってクリック率の向上が可能に。
検索結果の中から読者がどの記事をクリックするかは、どれだけ読者の興味を引けるか次第。本で例えると表紙にあたるので、興味を引くタイトルを考える必要があります。
興味をそそるようなタイトルをつけられれば、仮に自分の記事が検索1位ではなくてもクリックされやすくなる効果が期待できるでしょう。



クリックされなければ、せっかく書いた記事も読んでもらえません。タイトルは慎重に決めて、クリックされやすくなるよう工夫してみてください!
ブログタイトルの決め方3ステップ


なお、「ブログタイトルが決まらない」と悩んでいるなら、以下3ステップの決め方を実践してみるのがおすすめです!
- STEP①タイトルの構成要素を理解する
- STEP②「What」「Why」「How」を軸にタイトルを作る
- STEP③読者に刺さる最適な言葉を補足する
ひとつずつ解説していくので、順番に確認していきましょう。
STEP①タイトルの構成要素を理解する
ブログタイトルを決めるうえで、まず行うことはタイトルの構成要素を「6W2H」で分解して考えることです。
具体的に、どのような構成要素があるのか見ていきましょう。
- WHO(誰が):月収100万円超えの現役ブロガーが
- WHOM(誰に):これからブログを始めたいブログ初心者に
- WHAT(何を):稼げるブログの運営ノウハウを
- WHY(なぜ、何のために):自分のように苦労してほしくないから教えたい
- WHERE(どこで):自分のブログで役立つ
- WHEN(いつ):今すぐに使える
- HOW(どのように):順序立ててわかりやすく
- HOW MUCH(どのくらい):無料で教える
このように、タイトルを構造で分解すると、それぞれの要素が鮮明に浮き出てきてそれぞれの役割がはっきりします。
いきなり完成形を作ろうとしてもうまくいかないので、まずはタイトルを構成する要素を整理することから始めましょう。
STEP②「What」「Why」「How」を軸にタイトルを作る
「6W2H」をタイトルに全部入れるのは現実的ではないので、上記構造の中からタイトルに入れる要素を取捨選択していきましょう。
どれを重視すべきか悩みますが、Webマーケティングメディアの「バズ部」によると、上記構造の中でも特に重要なのは「What」「Why」「How」の3要素ということが判明したそう。


つまり、メインで使う要素として「What」「Why」「How」の3つを軸に考え、記事によって最適な組み合わせにする方法がベストです。
例えば、以下のような組み合わせでブログタイトルを決めると、伝わりやすいうえに内容が明確になります。
- 「タイトルの決め方3ステップ【月収100万円ブロガー直伝!】」(What How Who)
- 「 【たった3ステップ】初心者向けブログタイトルの決め方」(How Whom What)
- 「今すぐできる!ブログタイトルの決め方3ステップ」(When What How)



「What」「Why」「How」という3つの要素が重要ですが、上記表からも分かるとおり最重要なのは「What」。なので、まず「What」の要素を基準にして他の要素を足していくやり方がおすすめです。
STEP③読者に刺さる最適な言葉を補足する
「神は細部に宿る」という言葉のとおり、細部の言葉選びにまでこだわることがより良いブログタイトルにするための秘訣です。
具体的には、以下3つのようなポイントに注目しながら言葉選びを行い、STEP②で組み合わせた仮タイトルに言葉を付け加えましょう。
- 「機能」より「ベネフィット」を盛り込む
- 機能:高解像度のカメラを搭載した最新モデルのスマホ
- ベネフィット:誰でも映画のような動画を撮れる最新スマホ
- 「自分でもできそう」と思わせる言葉を入れる
- 例:「1日たった30分の筋トレで腹筋を割る方法」
- 使える言葉:「たった〇〇」「初心者でも」「〇〇するだけで」など
- 使い慣れていて伝わりやすい言葉を選ぶ
- NG例:「10代に人気の感情を揺さぶられるような青春ソング10選」
- OK例:「10代に人気のエモい青春ソング10選」
上記3つをまとめると、共感やイメージがしやすい言葉を積極的に選ぶと読者の興味を引ける可能性が高くなるということ。
このような3ステップの決め方でブログタイトルを決めれば、読者の目を引いて思わずクリックしたくなるような素晴らしいタイトルを作れます。
SEOに効果的なブログタイトルの決め方は?


ブログタイトルの決め方3ステップに加えて、さらにSEO効果を高めるためのコツは次の5つです。
- 狙っているキーワードは必ず入れる
- 本文を書く前にまずタイトルを決める
- 長くならないよう30字前後に抑える
- サイト名を右側に表示させる
- クリック率を高める言葉を入れる
それぞれ詳しく解説していきます。



こちらに関しては、動画でもわかりやすく解説しています。動画→テキストの順番で見るとより理解が深まるので、動画もあわせてチェックしてみてください!
コツ①狙っているキーワードは必ず入れる


大前提ですが、ブログタイトルには狙っているキーワードを必ず入れましょう。
例えば、「筋トレ ベンチプレス」というキーワードで書いた記事をGoogleの検索上位に表示させたいなら、タイトルには「筋トレ」「ベンチプレス」という言葉を入れるのは必須。
万が一「キーワードを考えずに記事を書いていた」という方がいれば、今すぐキーワード選定を行うのをおすすめします。「狙うキーワード」を決めてから記事を書くようにしましょう。



キーワード選定の詳しいやり方はYouTubeでもわかりやすく解説しているので、以下の動画をご覧ください。
コツ②本文を書く前にまずタイトルを決める


ブログのタイトルを決めるより先に記事本文を書きはじめてしまう人がいますが、これは間違いです。本文を書く前に、まずタイトルを決めるようにしましょう。
というのも、ブログタイトルを決める前に本文を書きはじめてしまうと、書いているうちに話が脱線してしまいがちだからです。
記事の軸がブレないように以下の順番で進めていき、記事内容の筋が通っているか、脱線していないかを本文を書く前に確認しましょう。
- ブログタイトルを考える
- 見出しを作る
- タイトルと見出しだけで内容が理解できるか確認する
ここまで確認して問題なければ、ようやく記事本文を書きはじめられます。手間に感じるかもしれませんが、記事本文をすべて書いたあとで話が脱線していることに気づくよりははるかにマシです。
ブログタイトルと内容も一致するので、読者の満足度UP→滞在時間UP→SEO対策効果が期待できますね。



本文を書く前に記事構成を確認して、話のブレない読みやすい記事を作りましょう。
コツ③長くならないよう30字前後に抑える


スマホやPCなど操作する端末によって変わりますが、検索結果には最大32文字までしか表示されません。それ以上長く書くと、途中から文字列が省略されて見れなくなってしまいます。
ここで起きる弊害は、キーワードが隠れてしまって何の記事かわからなくなってしまうこと。そうならないよう、狙っているキーワードは「左に寄せて書く」ことを意識しましょう。
いろいろなキーワードを入れたい気持ちはとてもよく分かりますが、キーワードを詰め込みすぎると読者に内容が伝わりづらい記事になってしまうのでおすすめできません。



ブログタイトルは伝えたい事を絞って一点突破しましょう。また、タイトルと記事内容が違いすぎるとすぐに別のサイトに移動されてしまいますので、必ず一致するようにしてください。
コツ④サイト名を右側に表示させる


サイト名を右側に表示させるのがなぜコツなのかというと、サイト名を表示させることで「指名検索」が期待できるから。指名検索とは「サイト名で検索されること」です。
ちなみに「筋トレ」で検索すると上位には占いサイトがきます。これはGoogleが指名検索を重要視している証拠でもあります。


指名検索が増えると何が良いかというと、アップデートなどでアルゴリズム(ルール)が変わってもダメージを受けにくいブログを作れるから。
アルゴリズムが変わると、これまで検索上位にあった記事が急に評価されなくなってしまうことがあります。しかし、氏名検索ならアルゴリズムなどの影響を受けずに集客することが可能。



こういった理由があるため、ブログ名の右側には必ずサイト名を表示させましょう。
コツ⑤クリック率を高める言葉を入れる


最後のコツは、ブログタイトルに目を引くワードを入れること。
インパクトのある数字も積極的に使いつつ、組み込めるときは以下のようなパワーワードも使っていきましょう。
使い過ぎは良くないですが、ひとつ入れてあげるだけでクリック率アップが狙えます。
こういったワードはあくまで補足内容のため、ブログタイトル内の他の要素とのバランスを見て文字数や表現などを変えていきましょう。
今すぐ使えるブログタイトルのテンプレート3つ【決まらないときにおすすめ】


ブログタイトルのクリック率アップにおいて、実際に効果があった3つの型を紹介します。
- 「○○な人でも○ヵ月でxxになる○つの方法」
- 「商品名+レビュー+○○の特徴or問題解決」
- 「やっちゃダメ(してはいけない)+○つの理由」
テンプレートがあると悩まずにブログタイトルを決められるので、悩む時間を執筆の時間にあてることが可能。時間を効率的に使えます。
上記テンプレートを自分のブログのジャンルに当てはめて、不自然な文章にならないよう注意しつつ使ってくださいね。



それでは、各種テンプレートについて、それぞれ解説していきます。
①「○○な人でも○ヵ月でxxになる○つの方法」
勉強系やダイエット系の記事をはじめ、幅広いジャンルで活用できるテンプレートがこちら。
「○○な人でも○ヵ月でxxになる○つの方法」
- NG例:「筋トレ初心者がマッチョになる方法」
- OK例:「筋トレ初心者でもたった3ヵ月でマッチョになる3つの方法」
このテンプレートの特徴は、「成果が出るまでの期間」や「やり方の個数」が書かれていること。数字やターゲットの人物像を具体的に記載しているので、興味を持ってもらいやすいタイトルです。
その反面、NG例で紹介した書き方だと「成功までの期間・手順」がイメージできません。そのため読者の興味を引きにくく、クリック率が低下してしまう可能性があります。



大事なのは、読者にイメージさせること。タイトルから「成果が出るまでの期間」や「やり方の個数」をイメージさせ、クリックしたくなるような工夫をすることです。
②「商品名+レビュー+○○の特徴or問題解決」
ブログでよく書かれる記事のひとつに、「商品レビュー」があります。商品レビューのタイトル構成でよく使われるキーワードは「商品名+レビュー」という組み合わせ。
そんなレビュー記事のテンプレートは以下のとおりです。
「商品名+レビュー+○○の特徴or問題解決」
- NG例:「しかまるダンベルを使えばマッチョになれる」
- OK例:「【しかまるダンベル レビュー】多忙でも自宅でたった5分でマッチョに!」
商品を買おうかどうか迷っているとき、実際に使っている人の意見を聞いてみたくなりますよね。
そういった状態の人が検索するキーワードが「商品名+レビュー」や「商品名+口コミ」といったものなので、まずこのようなキーワードをタイトルに含めましょう。
次に意識するのは、その商品の特徴を「数字」や「未来を想像させる」言葉で具体的にイメージさせること。「自分でもできそう」と思ってもらえるようなものがベストです。



レビュー記事の内容についてもテンプレートを用意しているので、ぜひ活用してみてくださいね。
③「やっちゃダメ(してはいけない)+○つの理由」
ブログタイトルの中に心理学的要素を組み込むのもおすすめです。
「やっちゃダメ(してはいけない)+○つの理由」
- NG例:「筋トレでベンチプレスをおすすめできない理由」
- OK例:「筋トレで『絶対にベンチプレスをしてはいけない』3つの理由」
上記のテンプレートには、「カリギュラ効果」という心理効果が使われています。
カリギュラ効果とは、簡単に言うと「○○しちゃダメ」と禁止されると余計にしたくなるという現象。「絶対に押さないでください」と言われると押したくなるあの現象のことです。
これをブログタイトルに応用することで、クリック率を上げる効果が期待できます。



心理学を勉強すると行動をうまく誘導できるようなお宝ワードを見つけられるかもしれないので、興味があれば探してみてください。
まとめ:ブログタイトルの決め方を工夫すれば収益アップ間違いなし!


というわけで今回は、ブログタイトルの決め方やコツについて解説しました。
本記事の要約
- ブログタイトルを適当に決めてはいけない理由2つ
- ①ブログタイトルは検索順位に影響を与えるため
- ②ブログタイトルはクリック率に影響を与えるため
- ブログタイトルの決め方3ステップ
- STEP①タイトルの構成要素を理解する
- STEP②「What」「Why」「How」を軸にタイトルを作る
- STEP③読者に刺さる最適な言葉を補足する
- SEOに効果的なブログタイトルを決めるコツ5選
- コツ①狙っているキーワードは必ず入れる
- コツ②本文を書く前にまずタイトルを決める
- コツ③長くならないよう30字前後に抑える
- コツ④サイト名を右側に表示させる
- コツ⑤クリック率を高める言葉を入れる
- 今すぐ使えるブログタイトルのテンプレート3つ【マネしてOK】
- ①「○○な人でも○ヵ月でxxになる○つの方法」
- ②「商品名+レビュー+○○の特徴or問題解決」
- ③「やっちゃダメ(してはいけない)+○つの理由」
ブログタイトルの決め方を見直すと、検索順位やクリック率が改善されます。その結果アクセス数が増え、収益アップも期待できます。
今回ご紹介したブログタイトルの決め方やコツは、今すぐできるものばかり。まずはすぐにタイトルを見直してみましょう。タイトルを少し変えるだけでも、SEO効果が期待できます。



魅力的なブログタイトルをつけられるよう、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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