「離脱率が高いけど、何から改善すればいい?」
「GA4で離脱率ってどうやって確認するの?」
「離脱率と直帰率って何が違うの?」
コンテンツやページの離脱率が高いのは、バケツに穴が空いているのと同じ状態です。せっかく集めたアクセスも、コンバージョンや売上につながる前にこぼれ落ちてしまいます。
この記事では、200社以上のSEO支援に携わってきたEXTAGE株式会社が、離脱率の正しい読みとき方とコンバージョンにつながる改善方法を解説します。
- 離脱率の定義と直帰率との違い
- GA4でのページ別離脱率の確認・分析手順
- 離脱パターンを特定する3つの分析フレームワーク
- 効果実証済みの5つの改善施策と成功事例
最後まで読めば、アクセスを正しくコンバージョンに導く方法がわかり、売上や問い合わせを伸ばせるので、参考にしてください。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
>>詳しいプロフィールはこちら
離脱率とは
コンテンツにおける離脱率とは、文字通りユーザーがページから離脱、すなわちブラウザアウトしてしまうことを指します。
離脱率の改善に取り組む前に、まずは定義と計算方法を正確に理解しておきましょう。
離脱率の定義と計算方法
離脱率とは、特定のページを最後にユーザーがサイトから離れてしまったセッションの割合をあらわす指標です。
基本的には、離脱率が高ければ高いほど問題があると考えられます。
そのページの離脱数 ÷ そのページの総ページビュー数 × 100
たとえば、あるページビュー数が500回で、そのうち200回がサイトを離れる最後の閲覧だった場合、離脱率は「200 ÷ 500 × 100 = 40%」になります。
とはいえ、離脱率が高いからといってページが悪いとは限りません。
問い合わせ完了ページや購入完了フォームのように、目的を達成したユーザーが離脱するのは自然なので、ページの役割も考えたうえで適正値を評価しましょう。
離脱率と直帰率の違い
離脱率と直帰率は、サイト改善において見るべきポイントが異なります。
離脱率は、サイト内を回遊したあとの離脱も含むため、サイト全体の導線の課題を把握するのに役立ちます。
一方、直帰率はサイトに訪問して最初の1ページだけを見て離脱したセッションの割合を指し、ページの第一印象や流入元の期待とのズレを示す指標です。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 離脱率 | そのページを最後に見てサイトから離れた割合 |
| 直帰率 | 1ページだけ見てサイトから離れた割合 |
サイト全体の課題を浮き彫りにしやすい離脱率の分析を優先的に進めるのがおすすめです。
直帰率については「直帰率改善の方法5選」の記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

離脱率の目安とGA4での確認方法
離脱率の適正値は、ページの種類によって大きく異なります。ページタイプ別の目安を把握したうえで、GA4で自社サイトの数値を確認しましょう。
- ページタイプ別の離脱率目安
- GA4で離脱率をページ別に確認する手順
- 探索レポートで流入経路×離脱率を分析する手順
ページタイプ別の離脱率目安
離脱率の目安は、ページの目的によって大きく変動します。
たとえば、情報を得ることが目的のブログ記事は65〜90%と高めですが、サイト内の他ページへ誘導する役割を持つトップページは30〜50%が目安です。
| ページタイプ | 離脱率の目安 |
|---|---|
| ブログ記事 | 65%〜90% |
| ECサイトのカテゴリページ | 30%〜55% |
| LP(ランディングページ) | 60%〜90% |
| サンクスページ(購入完了ページなど) | 90%〜 |
| トップページ | 30%〜50% |
これらの数値はあくまで一般的な参考値です。
自社サイトの数値を時系列で追い、その変化から傾向を読み取ることが、より本質的な分析につながります。
GA4で離脱率をページ別に確認する手順
GA4でページごとの離脱率を確認するには、レポートのカスタマイズが必要です。標準レポートには初期状態で離脱率が表示されていないため、以下の手順で指標を追加します。
GA4を開き、左メニューから「レポート>エンゲージメント>ページとスクリーン」を選択します。

レポートの右上にある鉛筆マークの「レポートをカスタマイズ」をクリックします。
指標をタップして、指標を追加から「離脱率」を探して適用しましょう。

この設定で、各ページの離脱率を一覧で確認できます。

レポートでは、離脱率とセットで平均エンゲージメント時間も同時に表示させるのがおすすめです。
福田卓馬体感として、離脱率が高くてもエンゲージメント時間が長いページは、改善の優先度が低いケースが多い印象です。
GA4で離脱率を確認できたら、まずは自社サイトの現状を整理するところから始めましょう。GA4の月次チェックリストを使えば、離脱率をはじめとする主要指標を毎月漏れなく確認でき、改善優先度をつける作業がスムーズに進みます。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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探索レポートで流入経路×離脱率を分析する手順
どの経路から来たユーザーが離脱しやすいかを分析するには、GA4の探索機能が有効です。自由形式のレポートを作成して次のように設定すれば、流入経路別の離脱率を可視化できます。
左メニューの「探索」から、自由形式のレポートを作成する。

ディメンションに「ページパス+スクリーンクラス」と「セッションのデフォルトチャネルグループ」を追加します。次に、指標に「直帰率」を選択します。
完了したら、選択したディメンションや指標を次のようにドラッグ&ドロップで移動させましょう。
- 行→ページパス+スクリーン
- 列→セッションのデフォルトチャネルグループ
- 値→直帰率
たとえば、自然検索からの流入に比べてSNSからの流入の離脱率が極端に高い場合、SNSの投稿内容と記事のテーマにミスマッチがある可能性が考えられます。
セグメント機能を使えば「新規ユーザー」や「モバイル端末からのアクセス」に絞り込むなど、より詳細な分析が可能です。
離脱率を読み解く|数値の裏にあるユーザー行動を特定する
離脱率の数値だけを見ていても、具体的な改善策は見えてきません。ユーザーがなぜ離脱したのかを特定するために、他の指標と掛け合わせて分析しましょう。
- 読了後離脱・即離脱を切り分ける
- 離脱率とCV率で改善不要なページを見極める
- 離脱率が高いページの行動パターンを見る
読了後離脱・即離脱を切り分ける
離脱率とスクロール率を組み合わせて分析すると、ユーザーがどの段階で興味を失ったかが見えてきます。
同じ離脱率80%でも、ガッツリ読まれてから離脱されているのと、全然読まれないまま即離脱されているのでは意味合いがまったく異なるからです。
読了後離脱の場合、次の行動を促す内部リンクやCTAの改善が有効です。
Call To Actionの略で、ユーザーに次の行動を促すためのボタンやリンクのこと。「資料請求はこちら」「無料相談に申し込む」などが代表例です。
反対に、読まれずに即離脱されてしまっている場合、タイトルとコンテンツの不一致や、冒頭部分の訴求力不足が原因と考えられます。
福田卓馬ヒートマップツールを活用して確認するのがおすすめです。
Microsoft Clarityを使えば、ページごとにどのくらいスクロールされているのかわかります。

スクロール率を見て、ページの10〜30%の段階でほとんどのユーザーが離脱してしまっている場合、改善したほうがよいとわかります。
離脱率とCV率で改善不要なページを見極める
離脱率とコンバージョン率を同時に分析することで、改善すべきページの優先順位を判断できます。
ページに訪れたユーザーのうち、商品購入や資料請求など最終成果に至った人の割合のこと。
たとえ離脱率が高くても、コンバージョン率が高いページは、ユーザーが目的を達成して満足した上で離脱している健全な状態かもしれません。無理に離脱率を下げようとすると、コンバージョン率が低下する恐れがあります。
福田卓馬改善対象として優先すべきは、離脱率が高くてなおかつCV率が低いページです。
効率的なサイト改善には、改善不要なページを見極めてリソースを集中させることがポイントです。
離脱率が高いページの行動パターンを見る
EXTAGEが200社以上を支援するなかで、離脱率が高いページにはユーザー行動に共通する3つのパターンが見られました。
| パターン名 | 改善の方向性 |
|---|---|
| ファーストビューですぐ離脱する | タイトルの修正 リード文の修正 |
| コンテンツ途中で離脱する | 離脱箇所のコンテンツを見直し・削除 |
| コンバージョンの前で離脱する | CTAの内容を見直す |
ヒートマップツールのクリック箇所、およびスクロール率を確認すれば、対象ページでどのような問題が起こっているのかわかります。
たとえば、コンバージョンに全然つながっていないページであれば、ボタンの配置や色、デザイン、周りの訴求文を見直すといった対処法が考えられます。
福田卓馬ヒートマップツールなどを活用してスクロール状況を分析し、どのパターンに該当するかを特定しましょう。
離脱率を売上につなげる5つの改善施策
離脱パターンを特定できたら、次は原因に合わせた改善策を実行する段階です。3つの離脱パターンに対応する施策と、全ページ共通の施策を合わせて5つ紹介します。
- ファーストビュー離脱をふせぐ構成に変える
- 検索意図のズレをコンテンツ再設計で解消する
- CTA周辺の離脱をCVに変える
- 内部リンクの導線を設計する
- 表示速度とモバイルUXを改善する
ファーストビュー離脱をふせぐ|3秒で読む理由を伝える構成に変える
ファーストビューでの離脱は、ユーザーに自分向けのコンテンツではないと判断されてしまうことが原因です。
ページを開いたときにスクロールせずに最初に見える範囲のこと。ユーザーが「読むかどうか」を判断する最初の接点です。
即離脱をふせぐには、冒頭でユーザーの疑問に即座に答える必要があります。EXTAGE株式会社が使用している以下のチェックリストに基づいて、ファーストビューを改善しましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| タイトルとh1の一致 | 検索結果のタイトルとページ内h1が同じ内容か |
| リード文で検索意図に回答 | 冒頭で読者の疑問に対する結論を提示しているか |
| わかることリスト | 記事の全体像を箇条書きで示しているか |
| アイキャッチの関連性 | アイキャッチ画像が記事内容と合っているか |
とくに、この記事でわかることリストはユーザーが記事の全体像を瞬時に把握できるため、続きを読む動機付けとして効果的です。
記事中盤の離脱をふせぐ|検索意図のズレをコンテンツ再設計で解消する
記事の中盤で離脱が集中している場合、検索意図とコンテンツ内容にズレがある可能性が高いです。ユーザーが求めている情報と、記事が提供している情報が途中からかみ合わなくなり、離脱につながっています。
Microsoft Clarityのヒートマップは、基本的に赤→緑→青とグラデーションがつきます。しかし、離脱がひどい箇所があるページでは、一気に青色に変わるポイントがあります。
もし明らかな離脱ポイントがあれば、次のようなポイントを改善できないか確認してみましょう。
- 検索意図と無関係なセクションを削除または後方に移動する
- 見出し構成を検索意図に沿った順序に並べ替える
- ヒートマップで離脱が集中するポイントを特定し、その前後のコンテンツを見直す
ヒートマップツールを活用して離脱ポイントを特定し、そのセクションの内容が検索意図に合っているかを確認することから始めましょう。
CTA周辺の離脱をCVに変える|配置・コピー・デザインを最適化する
記事を最後まで読んだにもかかわらず離脱するのは、コンテンツに満足はしたものの、次の行動に移るきっかけをつかめていない状態です。この離脱をCVへ転換させるには、CTAの配置・コピー・デザインの最適化がかかせません。
- CTAを記事の上部・中部・下部の3箇所に分散配置する
- ユーザーが得られるメリットを具体的に示すコピーにする
- モバイル端末でのボタンサイズや視認性を確保する
EXTAGEの支援先である株式会社SPBでは、CTA配置を末尾のみから3箇所に変更し、コピーをベネフィット訴求型に修正した結果、LINE登録が月5件から40件(8倍)に増加しました。
CTA改善だけでなくCV率全体を高める施策を体系的に知りたい場合は「CVR改善の方法とは?コンバージョン率を上げる施策を徹底解説」で詳しく解説しています。

次ページへ遷移させる|内部リンクの導線を設計する
適切な内部リンクは、ユーザーをサイト内の別ページへスムーズに誘導し、離脱をふせぐ効果があります。ユーザーが次に知りたいであろう情報への道筋を示すことで、サイト全体の回遊性を高め、エンゲージメント向上に貢献します。
リンクを設計する際は、単に関連記事を並べるのではなく、以下の点を意識することが重要です。
- 読者の次の疑問に答えるページへ誘導する
- リンクのテキストで遷移先の内容を具体的に示す
- 1つの見出し内にリンクを設置しすぎない
この施策は、離脱する直前のユーザーをサイト内に留めることで、実質的な離脱率の改善につながります。
なお、離脱率とあわせて確認すべき指標として読了率があります。他の指標も組み合わせて分析したい方は「読了率とは?滞在時間64.4%UPした事例やCVR向上につながる改善施策」で詳しく解説しています。

表示速度とモバイルUXの改善で事前離脱を潰す
ページの表示速度が遅いと、ユーザーはコンテンツの質を判断する前に離脱してしまいます。どんなによいコンテンツを用意しても、読まれなければ意味がありません。
ページの表示速度は、Googleが提供する「PageSpeed Insights」などのツールで計測できます。主な改善策としては、以下の項目が挙げられます。
- 画像のファイルサイズを圧縮する
- 不要なプログラム(JavaScriptなど)を削減する
- サーバーの応答速度を改善する
コンテンツ改善と並行して、ユーザーが快適に閲覧できる技術的な基盤を整えることが、離脱率改善の前提条件です。

なお、テクニカルSEOにも取り組みたい方は「SEOで表示速度はどれくらい重要?目安・影響・改善方法を徹底解説」で詳しく解説しています。

離脱率改善で成果をだした支援事例
実際に離脱率の分析と改善によって成果を上げた2つのEXTAGE支援事例を紹介します。
離脱前のCTA設定でCVが2ヵ月で8倍になった事例
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | 恋愛コミュニケーションスクール(株式会社SPB) |
| 課題 | 8ヵ月間毎日更新で月1万PVだがCVほぼゼロ。LINE登録月5件 |
| 特定した離脱パターン | CTA前離脱型(パターン3) |
| 施策 | CTA配置を末尾のみ→上中下3箇所に変更+コピーをベネフィット訴求型に変更 |
| 離脱率の変化 | 主要記事の平均離脱率 85%→62% |
| 成果 | LINE登録 月5件→40件(8倍)/期間2ヵ月 |
EXTAGEの支援先である株式会社SPB様では、アクセスがそこそこあるのに、コンバージョンにつながらないという問題をかかえていました。
弊社では、GA4で離脱率の高いページを特定したあと、ヒートマップのスクロール率を分析しました。主要記事の平均離脱率は85%と高い状態でしたが、スクロール率が高いのに、CTA到達前に離脱している「CTA前離脱型」のページを特定し、配置を調整。
具体的には、CTAの配置を記事の末尾のみから上部・中部・下部の3箇所に変更し、コピーもユーザーのメリットを訴求するものに修正しました。その結果、主要記事の平均離脱率が85%から62%に改善し、LINE登録数が月5件から40件へ8倍に増加しています。
福田卓馬分析フレームで離脱パターンを正確に特定したことで、ピンポイントの施策でも大きな成果につながった事例です。
離脱箇所の詳細な分析でLINE登録数が15件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | SNSスクール事業(株式会社HERO’ZZ) |
| 課題 | オウンドメディア立ち上げ後、記事流入はあるが離脱率が高くCV未発生 |
| 特定した離脱パターン | ファーストビュー離脱型(パターン1)+コンテンツ途中離脱型(パターン2) |
| 施策 | パターン1:リード文で検索意図に即答+「わかること」リスト追加 パターン2:検索意図と無関係なセクションを削除・後方移動 |
| 離脱率の変化 | 主要記事の平均離脱率 92%→68% |
| エンゲージメント | 平均エンゲージメント時間 42秒→1分53秒 スクロール率 20%未満→60%以上 |
| 成果 | LINE登録 0件→月15件安定/期間6ヵ月 |
株式会社HERO’ZZでは、ゼロからのメディア立ち上げでしたが、記事を増やすだけでなく、離脱率を考えたコンテンツ設計を実施しました。GA4で記事ページの離脱率を確認したあと、ヒートマップ分析を実施しています。
主要記事の平均離脱率は92%、スクロール率20%未満の記事が多数あり「ファーストビュー離脱型」のページが多い状態でした。さらに、中盤で離脱が集中するページも発見し「コンテンツ途中離脱型」も併存していました。
前者にはリード文で検索意図に即答する改善を、後者には検索意図と無関係なセクションの削除を実施しました。
結果、主要記事の平均離脱率が92%から68%に改善し、スクロール率も20%未満から60%以上へ向上。ゼロだったLINE登録が月15件安定するようになりました。
福田卓馬離脱パターンを2類型にわけて各々に対処したことが成功の鍵です。
EXTAGE株式会社では、200社以上の支援実績をもとに、離脱率の分析から改善施策の実行まで一貫してサポートしています。事例を見て「自社でも同じ分析・改善をしたい」と感じた方は、まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。
✓ SEO対策、何から始めればいいか分からない
✓ 今の施策が正しいのか判断できない
✓ 外注したいが、どこに頼めばいいか分からない
\200社以上の支援実績/
※ 無理な営業は一切しません|オンライン対応可
よくある質問
離脱率と直帰率はどちらを優先的に改善すべき?
結論からいうと、離脱率の改善を優先すべきです。
直帰率はサイト訪問時の最初の1ページのみの問題を反映しますが、離脱率はサイト内を回遊したあとの離脱も含むため、サイト全体の構造や導線の課題を示唆しているからです。
また、GA4では直帰率の定義が「エンゲージメントのなかったセッションの割合」へと変更されており、従来の指標とは異なる点にも注意が必要です。
まずは離脱率が高いページを特定し、その原因を分析することから始めるのが、サイト全体の改善に向けた効果的なアプローチです。
離脱率の改善効果はどのくらいの期間で現れる?
改善効果が現れるまでの期間は、施策の内容によって異なります。
CTAの配置変更やコピーの修正といった比較的軽微な改善は、1〜2週間程度で効果が見え始めることがあります。
一方で、コンテンツの再設計や内部リンク構造の見直しといった大規模な改善は、効果測定に1〜3ヵ月程度かかるのが一般的です。
施策の規模に応じて適切な計測期間を設定し、焦らずに効果を検証することが大切です。
離脱率が高いページはSEO順位に悪影響がある?
離脱率の高さが、SEOの検索順位に直接的な悪影響を与えることはありません。
Googleは、離脱率をランキング要因として使用しているとは公表していません。
ただし、離脱率が高い状態はユーザーのエンゲージメントが低いことを意味するため、間接的にページの評価を下げる可能性は考えられます。
SEOのためだけに離脱率を下げるのではなく、あくまでユーザー体験を向上させた結果として離脱率が下がる、という順番で考えるのが正しいアプローチです。
ECサイトと記事サイトで離脱率の目安は違う?
ECサイトと記事サイトでは、離脱率の目安が大きく異なります。
ECサイトの商品ページは「カートに入れる」という明確な次の行動があるため20〜45%程度が目安ですが、記事サイトは情報を得て満足すれば離脱するのが自然なため65〜90%と高くなる傾向があります。
このように、サイトの目的によってユーザーに期待する行動が違うため、適正な離脱率も変わります。
自身のサイトの種類に合わせた目安を参考に、数値を評価することが重要です。
離脱率を下げたのにCVが増えない場合はどうする?
離脱率を下げてもCVが増えない場合、最終的な導線に問題がある可能性が高いです。
サイト内を回遊するユーザーが増えても、最終的なゴールへの道筋が設計されていなければ、成果には結びつきません。
具体的には、以下の点を確認しましょう。
- CTAの配置は適切か
- CTAのコピーはユーザーのメリットを伝えているか
- 申し込みフォームの入力項目が多すぎないか
このような場合は、離脱率の改善からCVR(コンバージョン率)を直接高める施策へと、分析の焦点を切り替えるべきです。