「Ahrefsってどこから見るべき?」
「どうやって施策に落とし込んだらいいかわからない…」
Ahrefsは単に数値を調べるツールではなく、競合に勝つための「勝ち筋を見つける」ツールです。とはいえ、実務に慣れていないと、どのデータを見てどうアクションすればいいかわかりませんよね。
本記事では、200社以上のSEO支援に携わってきたEXTAGE株式会社が、初心者がまず押さえるべき機能から競合分析レポートの作成手順(テンプレートあり)までまとめました。
- エイチレフスの5つの主要機能と全体像
- 実務で使える競合分析レポートの作成手順
- 各機能の詳細な操作方法と分析のコツ
- データ分析で成果をだした3つの成功事例
Ahrefsの使い方がわかるだけでなく、施策やレポート作成への落とし込み方までマスターできるので、参考にしてください。

福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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エイチレフスの機能|勝ち筋を見つけるための5つの使い方
Ahrefsを効果的に活用するため、まずは5つの主要機能の全体像を把握しましょう。
- 【最優先】サイトエクスプローラー|競合の流入を丸裸にする
- 【高頻度】キーワードエクスプローラー|KW選定からSERP分析まで
- 【中頻度】コンテンツエクスプローラー|バズコンテンツを発見する
- 【中頻度】ランクトラッカー|順位変動を定点観測する
- 【必要時】サイト監査|技術的な問題を自動検出する
それぞれの機能の概要から使い方、実務での活用方法までわかりやすく解説しますので、参考にしてください。
【最優先】サイトエクスプローラー|競合の流入を丸裸にする

サイトエクスプローラーは、競合サイトのSEO戦略を分析するための最重要機能です。
指定したWebサイトの検索流入キーワード、ドメインの強さ(権威性)などを分析するツールのこと。
調査したい競合サイトのURLを入力するだけで、被リンクや流入貢献ページを瞬時に把握できます。具体的には次のような数値を見るケースが多いです。
| レポート名 | わかること | 主な用途 |
|---|---|---|
| オーガニックキーワード | 競合がどのKWで流入を得ているか | KW選定・コンテンツギャップ発見 |
| 被リンク | どのサイトからリンクされているか | 被リンク獲得先のリストアップ |
| トップページ | 最も流入を稼いでいるページはどれか | リライト対象・新規記事テーマの特定 |
まずは競合サイトの状況を確認することで、自社サイトとのギャップがわかり、どのような戦略を取るべきか明らかになります。
福田卓馬市場で勝ち筋を探るときの競合分析として、サイトエクスプローラーは重用しています。
とはいえ、具体的にどの数値をどう見て、競合との差分を埋めていけばいいのかわからないと思いますので、具体的なやり方を紹介します。
オーガニックキーワードレポートの見方・使い方

競合サイトのURLを入力したら、まずは左メニューの「オーガニック検索>オーガニックキーワード」を開きましょう。
このレポートでは、競合サイトが検索流入を獲得しているキーワードの一覧を確認できます。
有料広告枠を除いた自然な検索結果で、サイトの流入獲得につながっている検索ワードのこと。
デフォルトでは検索ボリューム順になっていますが、トラフィック順で並び替えるのがおすすめです。たとえ検索ボリュームが大きくても、順位が低ければ流入はありませんし、逆もありえます。
福田卓馬競合サイトが実際にどのようなページからアクセスを稼いでいるかわかり、自社で狙うときの参考になります。
競合サイトを通じ、アクセスを稼げるキーワードを自社でも狙っていけば、効率的にアクセスを増やせるのです。
被リンクレポートの見方・使い方

被リンクレポートでは、競合サイトにリンクを張っている外部サイトの一覧を確認できます。
外部のサイトから自社サイトへ飛ばされるリンクのこと。サイトの評価を上げる要素のひとつとして、質の高い被リンクを集めることが大切。
被リンクレポートでは、まずページ上の「Dofollow」に絞りましょう。被リンクがあっても、Nofollowだと評価が伝わっていない無意味なリンクだからです。

次に、競合サイトの獲得している被リンクのなかで、ドメインランクが高くて、なおかつ自社と関連性の高いところを選びましょう。
福田卓馬「新規」フィルタを使えば、競合が最近獲得したリンクだけに絞り込めるため、競合の最新のリンク獲得施策を把握できます。
良さそうな被リンク先があれば、連絡することで被リンクを獲得できる可能性があります。
上位ページレポートの見方・使い方
Ahrefsの「上位ページ」レポートでは、競合サイトのなかでももっともトラフィックを稼いでいるページを調べられます。

競合サイトの主力ページを見て、自社に同じテーマの記事を作れないか、リライトで勝てるかを判断しましょう。
福田卓馬リソースが限られるなかで施策の優先順位をつける際にとくに有効です。
【高頻度】キーワードエクスプローラー|狙うべきKWを選定する
キーワードエクスプローラーは、対策すべきキーワードを選定する際に使用する機能です。
キーワードデータベースから、検索ボリューム、クリック率、関連キーワードを詳細に分析できるツールのこと。
サイトエクスプローラーは文字通り「サイト」を調べるのに対し、キーワードエクスプローラーは「キーワード」を起点に細かい情報を調べられます。
任意のキーワードを入力すると、検索ボリュームや上位表示の難易度、トラフィック予測、関連キーワードまで細かく分析できます。

サイトエクスプローラーで見つけた競合の流入キーワードを、この機能でさらに深掘りするのが基本的な使い方です。
ほかにも、リライトのとき、勝ち筋はあるのか、サジェストキーワードなどで切り口を広げられないかを調べたいときにも役立ちます。
KD(キーワード難易度)でKWを絞り込む
キーワードエクスプローラーで表示される「KD」は、上位表示のしやすさを測る指標です。
| KD | 難易度 | 推奨DR |
|---|---|---|
| 0-10 | 低難易度 | DR問わず |
| 11-30 | 中難易度 | DR30以上 |
| 31-70 | 高難易度 | DR50以上 |
| 71-100 | 超高難易度 | DR70以上 |
自社サイトの強さとキーワード難易度を照らし合わせて、上位表示が現実的かどうかを判断するのに役立てましょう。
上位表示が難しそうなら、左メニューの「検索候補」からサジェストキーワードを見て、狙えそうなものがないかチェックしましょう。

KDを昇順に並べ直して、狙えそうなキーワードがないかを探しましょう。
ただし、キーワード難易度の数値だけで判断せず、実際に検索結果を確認するようにしてください。KD10でも大手が独占しているケースはあります。
SERP分析とCV起点で優先順位をつける
検索ボリュームの大きさだけで優先順位を決めるのは避けるべきです。実際の検索結果にある競合サイトの種類、およびコンバージョンへの近さで総合的に判断しましょう。
キーワードエクスプローラーのSERP概要を見れば、上位10サイトのDRや被リンク数がわかります。

自社サイトと競合サイトのドメインランクを比較して、著しく自社が低いようであれば、別のキーワードを狙うべきです。
たとえ検索ボリュームが小さくても、比較・おすすめ・費用といったコンバージョンに近いキーワードを対策すれば、ビジネスの成果に直結します。
福田卓馬EXTAGEの体感では、CV近接キーワードは検索ボリュームが少なくても、問い合わせ率が情報収集系KWの3〜5倍になることが多い印象です。
【中頻度】コンテンツエクスプローラー|バズコンテンツを発見する
コンテンツエクスプローラーは、人気コンテンツを発見するための機能です。自社で被リンク獲得を目的としたコンテンツを企画する際に、成功事例の傾向を分析するために活用します。
たとえば「SEO対策」というテーマで検索すれば、どのような切り口の記事が多くのサイトから参照されているかがわかります。

競合が見落としているコンテンツの穴を見つけ、効果的な企画を立案するためのヒントを得られる機能です。特定のテーマで人気のあるコンテンツの「型」を分析し、自社コンテンツの新規執筆、およびリライトに活かしましょう。
【中頻度】ランクトラッカー|順位変動を定点観測する
ランクトラッカーは、登録したキーワードの検索順位を毎日自動で記録して変動を可視化する機能です。施策の効果測定や、アルゴリズム変動の察知に役立ちます。
福田卓馬週に1〜2回はダッシュボードを確認し、大きな順位変動がないかチェックするのがおすすめです。
キーワードを登録する手順
ランクトラッカーを使い始めるには、まず対策キーワードを登録します。
上部メニューの「All tools」からランクトラッカーを開きます。ダッシュボードから「キーワードを追加」ボタンをクリックしましょう。

ロケーションを日本に設定して、追いかけたいキーワードを箇条書きで入力します。完了したら「キーワードを追加」をクリックしましょう。

登録したキーワードとパフォーマンスがレポートで表示されます。登録したばかりのときはラグがあるので、1週間くらい待ってからチェックしてみましょう。

プランごとに登録上限があるため、優先度の低いキーワードは除外します。
ランクトラッカーで確認すべきポイント
ランクトラッカーで主に確認したいポイントは、以下の通りです。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 対処の目安 |
|---|---|---|
| 急激な順位下落 | 前日比で10位以上下がったKWがないか | アルゴリズム変動か、ペナルティか切り分ける |
| 施策後の効果 | リライトや新規公開後、2〜4週間で順位が上昇しているか | 上昇しない場合は検索意図のズレを再確認 |
| 競合との比較 | 同じKWで競合の順位も下がっているか | 自社だけ下落なら自社要因、全体なら市場変動 |
急激な順位低下が見られたときは、アルゴリズム変動かペナルティの可能性があります。
まずはGoogleサーチコンソールで「セキュリティと手動による対策」を見て、問題がなさそうならアップデートが起きていないか調べましょう。

競合サイトも下がっているのかを確認し、自社だけが落ちているなら、実際のページを見ながら何が違うのか分析していきます。
ほかにも、自社でリライトや内部改善といった施策を打ったときも、順位変動がないか確認しましょう。
【必要時】サイト監査|技術的な問題を自動検出する

サイト監査は、クローラーがサイトを巡回し、リンク切れや表示速度の低下といった技術的なSEOの問題点を自動で検出する機能です。
実施すべき頻度
エイチレフスのサイト監査を使うべきタイミングは、以下のとおりです。
| タイミング | 目的 |
|---|---|
| サイト公開・リニューアル直後 | 初期設定のミスやリンク切れを早期に発見する |
| 月1回の定期チェック | 日常的に発生する問題(リンク切れ・低速ページ等)を蓄積させない |
| 大規模な記事追加・削除後 | リダイレクト漏れや内部リンク切れを確認する |
あまり細かく使う必要はないですが、こまめにチェックしておきましょう。
優先的に修正すべき項目と対処法
サイト監査で検出される問題は数十種類ありますが、SEOへの影響度が高い項目から優先的に対処するのが鉄則です。
| 問題の種類 | 影響度 | 修正方法 |
|---|---|---|
| 404エラー(リンク切れ) | 高 | 正しいURLへ301リダイレクトを設定する |
| タイトルタグの重複・欠落 | 高 | ページごとに固有のタイトルを設定する |
| メタディスクリプションの欠落 | 中 | 各ページに120〜160文字の説明文を追加する |
| ページ速度が遅い | 中 | 画像圧縮・不要なスクリプト削除で改善する |
| h1タグの重複・欠落 | 中 | 1ページにh1を1つだけ設定する |
| 内部リンク切れ | 中 | リンク先URLを修正するか、リンクを削除する |
| 画像のalt属性の欠落 | 低 | 画像の内容を端的に説明するalt属性を追加する |
サイト監査の結果画面では「Errors」「Warnings」「Notices」の3段階で分類されます。
まず「Errors」をゼロにすることを目標にし、次に「Warnings」を減らしていきましょう。
5つの機能を把握したら、次は自社サイトの現状に合った施策の優先順位を決めることが重要です。
EXTAGEでは、200社以上の支援実績をもとに「SEO施策の優先度チェックリスト」を作成しました。Ahrefsの各機能で確認すべき項目と、対策の優先順位が一目でわかるシートです。
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エイチレフスを使った競合分析レポートの作成手順
ここまで紹介した機能を使い、実務でそのまま使える競合分析レポートを作成する手順を4つのステップで解説します。
この手順に沿って進めることで、説得力のあるレポートを作成可能です。
- 競合のDRと流入規模を比較する
- 自社の未対策KWを洗いだす
- 競合の被リンク獲得先を分析する
- 分析データをレポートに落とし込む
Step1 競合のDRと流入規模を比較する
競合分析の第一歩は、自社の市場における立ち位置を客観的に把握することです。
サイトエクスプローラーを使い、自社と主要な競合3〜5社のドメインレーティングや推定月間流入数、被リンクドメイン数などを調査して表にまとめます。
| サイト名 | DR | 推定月間流入 | 被リンクドメイン数 | 上位KW数 |
|---|---|---|---|---|
| 自社サイト | 35 | 15,000 | 200 | 800 |
| 競合A | 55 | 50,000 | 800 | 2,500 |
| 競合B | 32 | 12,000 | 180 | 750 |
この比較を通じて、「まずは超えるべき相手」と「長期的な目標とする相手」を明確にし、戦略の方向性を定めましょう。
福田卓馬比較する競合は3〜5社がベストです。多すぎるとデータが散漫になり、少なすぎると偏りがでる印象です。
Step2 自社の未対策KWを洗いだす
次に、競合サイトは集客できているにもかかわらず、自社が対策できていないお宝キーワードを効率的に見つけだします。エイチレフスのコンテンツギャップ機能が有効です。
コンテンツギャップを使えば、複数の競合サイトが上位表示されている一方で、自社サイトがランクインしていないキーワードを自動で抽出できます。
エイチレフスのメニューにある「Competitive Analysis」をタップします。

一番上に自社サイトのURLを、その下に競合サイトのURLを3〜5社入力します。

完了したら、キーワード機会を表示をクリックします。
フィルタを「トップ10入り」「3競合以上(またはすべての競合)」にします。すると、3社以上の競合サイトが上位を取れていて、自社が取れていないキーワードがわかります。

抽出されたキーワードリストを検索ボリュームやKD(キーワード難易度)で絞り込み、新規で作成すべきコンテンツの優先順位を決定しましょう。
Step3 競合の被リンク獲得先を分析する
続いて、競合サイトがどのようなサイトから被リンクを獲得しているかを分析し、アプローチすべきターゲットを明確化にします。
サイトエクスプローラーの「被リンク」レポートで、競合の被リンク元サイトとそのDRを一覧で確認できます。
| アプローチ手法 | 概要 |
|---|---|
| メディア寄稿 | 関連性の高いメディアに記事を寄稿し、自社サイトへのリンクを設置してもらう |
| プレスリリース | 新サービスや調査結果などをプレスリリースとして配信し、ニュースサイトからの引用を狙う |
| 業界団体登録 | 所属する業界団体やポータルサイトに登録し、公式サイトからのリンクを得る |
| 相互リンク提案 | お互いのWebサイトのリンクを貼り合うことを提案する |
競合が獲得できている被リンクは、自社も獲得できる可能性が高いと考えられます。
ドメインレーティングが高いサイトを優先的にリストアップし、具体的なアプローチ方法を検討しましょう。
Step4 分析データをレポートに落とし込む
これまでの分析結果を、誰が見ても理解できるように整理し、具体的な施策提案を含むレポートにまとめます。分析データを客観的な根拠として提示することで、施策の説得力が高まります。
| セクション名 | 含める内容 | Ahrefsの参照画面 |
|---|---|---|
| 市場概要・競合比較 | 競合各社のDRや流入規模の比較 | サイトエクスプローラー(概要) |
| キーワードギャップ分析 | 自社の未対策キーワードの一覧と優先順位 | サイトエクスプローラー(コンテンツギャップ) |
| 被リンク分析 | 競合の主要な被リンク元と獲得戦略 | サイトエクスプローラー(被リンク) |
| 施策提案 | 分析結果に基づく具体的なアクションプラン | – |
施策提案には優先度や期待効果を明記し、Ahrefsのデータが推定値である注意書きを添えることで、信頼性の高いレポートを完成させましょう。
- 市場概要シート:競合各社のDR・流入規模・被リンク数を一覧比較
- KWギャップ分析シート:未対策キーワードの抽出と優先順位づけ
- 被リンク獲得先リスト:競合の被リンク元からアプローチ候補を整理
- 施策提案書テンプレート:分析結果をクライアントや社内に報告するフォーマット
さらにEXTAGE株式会社では、記事で解説したStep1〜4の分析結果をそのまま埋めるだけで競合分析レポートが完成するフォーマットを用意しました。200社以上の支援で実際に使用しているレポートフォーマットをそのまま提供しています。
エイチレフスのデータを読み間違えないための注意点
Ahrefsのデータを正しく活用するには、ツールの「限界」も理解しておく必要があります。とくに読み違えやすい3つのポイントを押さえておきましょう。
- エイチレフスの数値は推定値である
- 検索ボリュームと実際の流入のズレ
- DRが高い=SEOが強いとは限らない
エイチレフスの数値は推定値である
Ahrefsで表示される流入数やキーワード難易度、検索順位といった数値は、推定値なので絶対に正しいとは限りません。Googleが公式に提供しているデータではないため、実測値とは乖離が生じます。
数値が本当かどうかよく確認せずに盲信すると、施策の方向性を誤ってしまうかもしれません。
福田卓馬ランクトラッカーのキーワードは、弊社の体感だと50%くらいしか合っていません。
Ahrefsのデータは、自社と競合サイトの強さを比べる「相対比較」に用いるのが正しい使い方です。クライアントなどに報告する際は、必ず推定値であることを明記しましょう。
トラフィックと実際の流入のズレ
表示されるトラフィックは、そのまま実際のアクセス数にはなりません。なぜなら、実際にはクリック率や検索ボリュームの変動、ゼロクリック検索などの要因が影響するためです。
それぞれどのような要因で変動するのかをまとめました。
| ズレの原因 | 概要 |
|---|---|
| クリック率 | 順位が低いほどクリックされにくい |
| 検索の季節変動 | トレンドによってキーワードボリュームが変動する |
| ゼロクリック検索 | AI Overviewなどで検索意図が満たされるとクリックされない |
| 関連KWからの流入 | メインKW以外の関連語からも流入がある |
トラフィックは、ページごとではなくキーワードごとの流入なので、ページごとの流入はGoogleアナリティクスの「ページパスとスクリーン」をチェックしましょう。
Googleアナリティクスの詳しい使い方は「Googleアナリティクスの使い方入門」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

DRが高い=SEOが強いとは限らない
ドメインレーティングの高さは、特定のキーワードで上位表示できることを保証するわけではありません。あくまで被リンクの質と量に基づく指標で、サイトのテーマとの関連性やコンテンツの品質は考慮されないためです。
ニッチなジャンルであれば、DRが80のニュースサイトがDRが25の専門サイトに勝てないということはありえます。
キーワードで上位表示できるかどうかは、ドメインレーティングだけでなく、サイトのテーマや被リンク数、コンテンツの品質といった要素を総合的に見て判断しましょう。
被リンクの増やし方については「被リンクを増やす方法10選」をご覧ください。

エイチレフス活用で成果をだした事例
EXTAGEの支援事例から、「Ahrefsのデータからどう戦略を立て、何を実行したか」というプロセスを具体的に紹介します。
- コンテンツギャップ分析からECサイトを4ヵ月で22万PVにした事例
- 競合KW分析から検索上位率を14%→83%に改善した事例
- 多言語SEOでトラフィックを96%増加させた事例
コンテンツギャップ分析からECサイトを4ヵ月で22万PVにした事例
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | 景品EC(二次会・パーティー向け) |
| 課題 | 月間8万PVで伸び悩み |
| 施策 | コンテンツギャップ分析→カテゴリページ最適化 |
| 成果 | PV:2.7倍(22万PV) 売上:前年比197% |
| 期間 | 約4ヵ月 |
EXTAGEの支援先である景品ショップマイルーム様では、Ahrefsを使って競合分析と自社サイトの強化に成功しました。
もともと月間80,000アクセスほどで伸び悩んでいましたが、サイトエクスプローラーで競合3社と比較して、不足しているキーワードを洗いだしました。
福田卓馬競合サイトのキーワードを洗いだしたことで、サイトで狙うべきテーマも明確になりました。
そのなかから難易度とボリュームの観点で4つのキーワードに絞り込み、カテゴリページの最適化を行いました。結果、わずか3ヵ月でサイト全体のPVは2.7倍になり、売上も大きく向上しました。
競合KW分析から検索上位率を14%→83%に改善した事例
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | アパレル転売スクール |
| 課題 | 50記事が検索圏外 |
| 施策 | 競合KW分析→KD20以下の15KWからリライト・新規作成 |
| 成果 | 検索上位率14%→83% リスト獲得月10件以上 |
| 期間 | 約4ヵ月 |
EXTAGEの支援先である株式会社aparise様は、競合の流入キーワード分析から勝てるキーワードを選定し、検索上位表示率を6倍に改善しました。
もともとは50記事が検索圏外でしたが、サイトエクスプローラーを使い、競合が上位表示している記事テーマを30個も発見したのです。
福田卓馬サイト設計段階で勝てる見込みのある競合サイトを選んだことで、無謀な勝負にならず、確実に順位を上げられています。
キーワードエクスプローラーで難易度を精査して、競合サイトの弱いキーワードから取り組んだところ、コンテンツ順位が改善されました。
検索上位記事の割合が劇的に改善し、リスト獲得も安定して発生するようになりました。
多言語SEOでトラフィックを96%増加させた事例
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | SaaS企業 |
| 課題 | 国際市場でのアクセス停滞 |
| 施策 | キーワードエクスプローラーで国際市場を調査→高品質コンテンツの作成 |
| 成果 | PV:3.5倍 トラフィック:96%増 ユーザー数:31%増 |
| 期間 | 未記載 |
海外の事例ですが、Ahrefsを活用した国際SEO施策によって、成果をだした事例もあります。
あるSaaS企業では、国際市場に乗りだしていくとき、どうしてもトラフィックが伸びないという課題を抱えていました。そこで、多言語対応のエイチレフスを活用しています。
具体的には、hreflangの最適化によってWebサイトをローカルに対応させたことで、ユーザー体験を向上させました。
多言語や複数地域向けにサイトを展開する際、検索エンジンに「どの言語や地域のユーザーに、どのURLを表示すべきか」を正しく伝えるために設定するHTML属性のこと。
さらに、エイチレフスのキーワードエクスプローラーでターゲット地域を選択して、キーワード選定に役立てています。
福田卓馬Ahrefsのツール活用が国際市場の技術的障壁を効率的に解消し、短期間でグローバル成長を実現した好事例だと感じました。
「Ahrefsの使い方はわかったけれど、データをどう戦略に落とし込めばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
EXTAGEでは、事例で紹介したようなAhrefsを活用した競合分析から、勝てるキーワード選定・コンテンツ戦略の立案まで一貫して支援しています。
✓ SEO対策、何から始めればいいか分からない
✓ 今の施策が正しいのか判断できない
✓ 外注したいが、どこに頼めばいいか分からない
\200社以上の支援実績/
※ 無理な営業は一切しません|オンライン対応可
よくある質問
エイチレフスとは?
Ahrefs(エイチレフス)は、シンガポールに本社を置く企業が開発した、世界的に利用されているSEO分析ツールです。
その名称は、HTMLのリンクタグであるaタグの「href属性」に由来しています。
元々は被リンク分析ツールとして高い評価を得ていましたが、現在ではキーワード分析、競合サイト分析、自サイトの技術的な問題を診断するサイト監査など、SEOに必要な機能を網羅しています。
そのデータの精度と機能の豊富さから、多くのSEO専門家にとって業界標準ツールの一つと位置づけられています。
エイチレフスは日本語に対応している?
Ahrefsは、管理画面や公式ヘルプが日本語に対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
日本のキーワードにおける検索ボリュームや検索結果のデータも、高い精度で取得可能です。
また、日本語の公式ブログでも最新のSEO情報やツールの活用方法が提供されており、学習環境も整っています。
データ量自体は英語圏に及ばない部分もありますが、日本のWebサイトを分析する上で実用上の問題はなく、十分に活用できます。
DRとは何?目安はどのくらい?
DR(ドメインレーティング)とは、Ahrefsが独自に算出している被リンクの強さを示す0〜100の指標です。
質の高いサイトから多くの被リンクを受けているサイトほど数値が高くなります。
| DR | サイトの規模 |
|---|---|
| DR 10以下 | 新規サイト |
| DR 10-30 | 中小企業のサイト |
| DR 30-50 | 中堅メディアサイト |
| DR 50-70 | 大手メディアサイト |
| DR 70以上 | 超大手サイト・公的機関 |
ただし、DRはあくまで被リンクの評価であり、SEO全体の強さを示すものではありません。
自サイトのDRの絶対値に一喜一憂せず、競合サイトと比較して相対的な立ち位置を把握するために活用しましょう。
無料版でどこまでできる?
Ahrefsは、一部機能を無料で利用できる「Ahrefs Webmaster Tools」を提供しています。
Googleサーチコンソールと連携させることで、自社サイトに限り基本的な分析が可能です。
ただし、Ahrefsの強みである競合サイトの分析や、キーワードエクスプローラーの全機能を利用するには有料プランの契約が必要です。
まずは無料版で自社サイトの状況を把握し、競合調査や本格的なキーワード選定が必要になった段階で、小規模サイト向けのLiteプラン(月額99ドル〜)を検討するのがおすすめです。
エイチレフスを使ってもSEO順位が上がらないのはなぜ?
Ahrefsを導入してもSEO順位が上がらない最大の原因は、分析だけで行動に移していないことです。
Ahrefsは、あくまで「何をすべきか」という戦略のヒントを与えてくれる分析ツールに過ぎません。
データから課題を特定し、戦略を立て、実際にコンテンツを作成したりリライトしたりする「実行」の部分は、人間の役割です。
たとえば、Ahrefsで有望なキーワードを見つけても、そのキーワードでユーザーを満足させられる質の高い記事を作成しなければ、順位は決して上がりません。
データ分析から施策の実行までをワンセットで捉え、まずは無料ツールで自サイトを分析することから始めてみましょう。
Ahrefsでのキーワード分析を深めたい方は、「SEOキーワード選定のやり方とコツ」も参考にしてください。

