- どうしたらGoogleアドセンスの審査に通過できる?
- Googleアドセンスの申し込み方法やコードの設置方法が分からない…
- Googleアドセンスの審査に通らない時の対処法を教えて欲しい
こんな悩みを解決します。
記事の内容
- Googleアドセンスの審査に通りやすいブログの特徴
- Googleアドセンスの審査に通過するポイント
- Googleアドセンスの審査に申し込む方法
- Googleアドセンス審査に通らない時の確認事項
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Googleアドセンスの審査は、ブログ初心者がまず始めに超えるべき壁だと言えます。
広告をクリックされるだけで報酬が入る上、読者に合わせた広告を配信してくれる画期的なサービスなので、できるだけ早い段階で導入すべきでしょう。
今回は、Googleアドセンスの審査に通過するコツから落ちてしまった時の対処法まで、徹底的に解説していきます。
Googleアドセンスは審査通過が必須
Googleアドセンスは、自分のブログに広告を設置して、その広告がクリックされれば報酬が発生するという手軽な「クリック報酬型広告」サービスです。
ブログ初心者はまず、Googleアドセンスの導入を考えると思いますが、Googleアドセンスを利用するためには一定の審査に通過しなければなりません。
審査に申し込んだ上で、GoogleからOKが出れば広告を設置できますよということですね。
その理由は言うまでもなく、あなたのブログが広告を配信するのにふさわしいサイト・安心できるサイトかどうかを判断するため。
Googleアドセンスの審査は年々厳しくなっていますので、適切な準備をしてから申し込むようにしましょう。
Googleアドセンスの審査に通りやすいブログの特徴
まずは、Googleアドセンスの審査に通りやすいブログの特徴をサクっと見ていきましょう。
- 読者の悩みを解決している
- ブログの内容・ターゲットが明確
- オリジナリティが高い
特徴①読者の悩みを解決している
読者の悩みや問題解決は、Googleアドセンスの審査だけではなく、ブログを運営するなら必ず意識すべきポイントです。
つまり、ブログに訪れたユーザーの役に立つ有益な記事を書け!ってことですね。
例えば、ツイッターが伸び悩んでいる人に向け、フォロワーを増やす具体的な方法や反応のいいツイート例を解説する記事を書く、プログラミング初心者に向け、おすすめ勉強法やスクールを紹介するなど。
困っている読者の手助けになるような、質の良いコンテンツ作りが重要です。SEOで高い評価を得るポイントでもあるので、絶対に覚えておきましょう。
特徴②ブログの内容・ターゲットが明確
誰に対してどんな内容が書かれているかが明確なブログは、Googleアドセンスの審査に通りやすいと言えます。
例えば、以下のようなブログです。
- 釣りが好きな人へ向け、おすすめの釣りスポットや道具を紹介するブログ
- ディズニーランドへ行きたい人へ向け、パークの攻略法や最新情報を紹介するブログ
- ブログ初心者へ向け、ブログのノウハウを解説するブログ
特化ブログか雑記ブログかは問われませんが、一般的にターゲットや内容が分かりやすい特化ブログの方が審査通過しやすい傾向にありますね。
少しでも審査に通過しやすくしたいなら、Googleアドセンスの審査時だけでもジャンルを絞った記事を公開しておくと良いでしょう。
特徴③オリジナリティが高い
記事のオリジナリティ(独自性)も、非常に重要なポイントです。
Googleが求めているのは、他の記事を真似しただけの記事ではなく、その筆者にしか書けない新たなコンテンツなんですね。
他のブログと同じような内容の記事であっても、そこへ自分なりの意見や体験談を入れてみたり、切り口を変えてみたりして個性を出してみましょう。
Googleアドセンスの審査に通過するポイント
続いて、Googleアドセンスの審査に通過するための必須項目を紹介していきます。
- 有料ブログが必要
- プライバシーポリシーページを作成する
- 禁止コンテンツについて理解しておく
- コンテンツを充実させておく
その①Googleアドセンスの審査は有料ブログが必要
Googleアドセンスへ審査申請できるのは、有料ブログのみです。イチオシのブログサービスは、自由度の高いWordPressですね。
WordPressでブログを開設する手順は下記の通り。
詳しくは「【脱・失敗】WordPressブログの始め方を72枚の画像を使って解説【たった60分で完成する】」で紹介しているので、是非参考にしてみてください。
その②プライバシーポリシーページを作成する
アドセンス審査に通過して実際に広告を貼り付けるためには「プライバシーポリシーページ」が必要なので、事前に準備しておきましょう。
プライバシーポリシーへ記載すべき内容
- 広告を配信していること
- Cookieを使用していること
- ユーザーによる広告設定やCookieの無効が可能なこと
どう書けば良いのか分からないという方のために、以下に例文を載せておきます。
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、●●等)を利用しています。
このような広告配信業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報「Cookie」(氏名、住所、メールアドレス、電話番号は含まれません)を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちら(https://policies.google.com/technologies/ads)をご覧ください。
その③禁止コンテンツについて理解しておく
Googleアドセンスでは「禁止コンテンツ」が定められています。つまり、アドセンス広告を導入しているサイトに書いてはいけない内容ですね。
禁止コンテンツの例
- アダルトコンテンツ
- 違法行為の助長
- 著作権を侵害しているコンテンツ
- 絶滅危惧種から作られた製品の販売促進
- 誹謗中傷・脅迫
- 国際結婚の促進
- 不正なソフトウェアを含むコンテンツ
これらの禁止コンテンツに該当するサイトは、当然ながら審査に通りません。もちろん審査に通過した後も気をつけるべきです。
Googleアドセンスの規約をしっかりと読み、違反しないコンテンツを作成しましょう。
その④ブログのコンテンツ(記事数)を充実させておく
Googleアドセンスの審査ではコンテンツ内容=つまり記事の内容もチェックされます。
このサイトはどういったブログなのか、アドセンスの広告を配信するのにふさわしいメディアか、といったことを確認するためですね。
記事数が少なすぎるとGoogle側が判断できないので、内容が充実した記事を一定数用意しておきましょう。
ただ、具体的な記事数については色々な話が出回っているものの「最低必要記事数」に決まりはなく、3記事で合格した人もいれば、20記事で不合格だった人もいるんですよね。
- 1記事3,000文字前後
- 記事のカテゴリを絞る
- 記事数は最低でも10記事以上
今まで紹介してきたポイントをしっかりとおさえつつ、これらの条件をクリアしていれば審査に挑戦してOKでしょう。
関連:ブログ 【最新版】Googleアドセンスのサイト追加方法!審査がある!?
Googleアドセンスの審査申し込み方法
では、Googleアドセンス審査の申し込み手順を紹介していきます。
ステップ①Googleアカウントを作成する
Googleアドセンスの申し込みには、Googleアカウントが必要です。
すでにGoogleアカウントをお持ちの場合はそれでOKですが、まだ持ってないよという方は作成しておきましょう。
ステップ②Googleアドセンスのアカウントを作成する
次に、Googleアドセンスの公式HPへアクセスし、Googleアドセンスのアカウントを作成します。※Googleアカウントとはまた別物なので注意してください
「ご利用開始」をクリックし、以下を入力します。
- サイトのURL(必須)
- メールアドレス(必須)
- 情報配信の有無(どちらでも可)
入力できたら「保存して次へ」をクリックし、「国または地域」の欄で、「日本」を選択すれば利用規約が表示されるので、同意したら「アカウントの作成」へ。
ステップ③個人情報の登録と電話認証を行う
続いて、個人情報の入力画面へ移るので、アカウントの種類や名前、住所などを上から順番に入力していきましょう。
※審査通過後はGoogleアドセンスから上記の住所へ手紙が届きますが、その手続きが完了しないと報酬受け取ることができないので、正確に記入してください。
次に、電話番号による本人確認の画面が表示されることがあるので、その場合は電話番号を入力してSMSで「確認コード」を受け取りましょう。
受け取ったコードを入力画面へ記入して、認証されれば完了です。
ステップ④Googleアドセンスの審査コードを取得・設置する
次に、AdSenseとブログをリンクさせるためのページが表示されます。
審査コードを取得してブログへ設置する必要があるので、WordPressのブログも開いておきましょう。まずは、「コードをコピー」をクリックし、表示されたコードをコピーしてください。
WordPressにて、ダッシュボードの「外観」→「テーマエディター」→「テーマヘッダー(header.php)」をクリックしましょう。
※子テーマを使用している場合、子テーマにはテーマヘッダー(header.php)がないことがあるので、「編集するテーマを選択」から親テーマに切り替えてください。
<herd>タグを探し、その直後または</head>までの間に先ほどコピーした審査用コードを貼り付けて、「ファイルを更新」をクリックします。
アドセンスの画面に戻り、「サイトにコードを貼り付けました」→「完了」をクリックすれば、アドセンスの審査申し込みは終了です。
Googleアドセンスの審査期間はバラバラ
Googleアドセンスの審査申し込みが完了したら、後日合否結果がメールで届きます。※アドセンスの管理画面でも確認可能
気になる審査期間としては、早ければ数時間〜2、3日ですが、遅くて数ヶ月かかる場合もあるようで、一概には言えません。
早いから合格、遅いから不合格といった傾向もないので、時間がかかっても気長に待ちましょう。
※特に現在は新型コロナウイルスの影響により、一部Googleの処理が遅れていると発表されています。
Googleアドセンス審査に通らない時の確認事項
最後に、Googleアドセンスの審査に通らない場合のチェックポイントを紹介していきます。
- Googleアドセンスの規約を再チェックする
- その②他の広告を削除してみる
- 運営者プロフィール・お問い合わせフォームを設置する
その①Googleアドセンスの規約を再チェックする
Googleアドセンスの規約に違反していれば確実に審査に通らないので、再度確認してみましょう。思わぬところに違反箇所が見当るかもしれません。
割と見落としがちなのは、ブログに掲載している画像ですね。著作権フリー以外の画像を使用していると、禁止コンテンツに該当してしまいます。
また、逆にフリー画像が多すぎると「オリジナリティがない」と判断されて審査に通らない可能性があるので注意しておきましょう。
今一度、全ての記事・ページ・画像を隅々までチェックしておいてください。
その②他の広告を削除してみる
Googleアドセンスの審査において、他の広告(アフィリエイト)の掲載は禁止されていませんが、多すぎると通らない可能性があります。
なぜなら、「このブログはアフィリエイトサイトだ」と判断されてしまい、審査のマイナスポイントになるからですね。
また、他の広告内容もGoogleアドセンスの審査対象となるので、その内容が万が一アドセンスのポリシーに引っかかった場合は当然審査に通らないでしょう。
Googleアドセンスの審査に通過するまでは、他社広告は削除しておくのが無難です。
その③運営者プロフィール・お問い合わせフォームを設置する
サイトの信頼性を高めるために、下記のページを追加しておきましょう。
- 運営者プロフィール
- お問い合わせフォーム
「既に作ってるよ」という方は、設置場所が問題なのかもしれません。トップページからワンクリックで移行できるような、分かりやすい場所に設置するのがおすすめですね。
まとめ:Googleアドセンスの審査を攻略しよう!
本記事を要約した、Googleアドセンスの審査攻略法は下記です。
- 「Wordpressブログ」の始め方を全体像でイメージしよう
- Googleアドセンスの規約を守っている
- 読者の悩みを解決している
- ブログの内容やターゲットが明確である
- オリジナリティ(独自性)が高い
- 有料ブログを利用している
- プライバシーポリシーページを作成している
- 禁止コンテンツに該当していない
- 記事のカテゴリを絞っている
- 1記事3,000文字前後
- 記事数が10記事以上ある
- 他社の広告を削除している
- 運営者プロフィール・お問い合わせフォームを設置している
Googleアドセンスの審査は厳しくなったと言われていますが、コツさえ掴めば合格は可能です。
上記が全て「OK」になったら、審査にチャレンジしてみましょう!
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